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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2021/10/17 (Sun)
「Can★Do」ではありません。
「Can■REC」、キャンレク、カンレク…還暦(笑)
そう、これは、
還暦をアレンジした、
これからの私の意匠です。

この『ROCKのある風景』
というブログを開設したのは、
2008年4月のこと…
もう13年も前のことです。

当時は、
信長ではありませんが、
50歳を目前にして、
下天のうちをくらぶれば…
とばかりに、
日記的なものを残そうと考えたわけですが、

もはや、
50ははるか彼方へ過ぎ去り、
来年は60歳を迎えようとしております。

ここからの10年間は、
とりあえず、
「Can■REC」活動をしようと思い、
昨年から、
宅録を復活させたのですが、
ボカロの貢献が大きく、
どうやら、
以前のように、
数年で打ち止めになる気配はなく、
ここまで順調に、
16曲程度の作品が仕上がりつつあります。
(やはり私の場合、
インストよりも、
歌があった方がイマジネーションがわくようで…)

これをCDにまとめ、
2022年初頭に
アルバム『Can■REC』として
発表する計画でいたのですが、
どうやらこの分だと、
『Can■REC 2』まで完成しそうです。

オリジナル中心の1枚目に対して、
カバー中心の2枚目という感じですが、
それなりに満足できる仕上がりになっていて、
試しに周囲の人に聴かせてみたところ、
評判は上々でした。

こうなったら、
YouTubeにチャンネルを開設して、
ここのブログを閉鎖しようか、
などと考えることもありますが、
とりあえず、
20曲近く在庫があれば、
これを小出しにして、
それなりの期間はラクに更新できると思います。

さすがに、
動画は作成するつもりがないので、
(誰か、私の作品をバックに踊ってくれれば、
話しは別ですが…(笑)
歌詞を流す程度でどうかな?などと…
ひそかに、
しかも着々と、
「Can■REC」計画が進行しているのでありました。

70になったら、
今度は古稀というワードで、
何か考えてみようかなどと、
野望は果てしなく…(笑)
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★2021/10/10 (Sun)
日を追って、
新型コロナウイルスの新規感染者が激減していますが、
微生物の専門家に聞いても、
その要因はわからないようです。

ただ、ワクチン接種が急速に進んだこと、
そして、その一方でマスク着用を守っていること、
が大きく影響しているのでは?
ということでした。

いずれにしても、
少し気持ちが楽になってきましたね…

先週は、
そんなこともあり、
今年に入って初めて、
銀座で夜の会食をしましたが…
(それも、2回も(笑)

マスコミで報道されているほど、
人出はなく、
そして、みなさんはしっかり、
新しいルールを守っておりました。

まぁ…
それなりにリバウンドはあるでしょうが、
少しずつ、
いい方向へ進むのではないでしょうか?

ここまで長かったですね。

そして、
いろいろ考えさせられました。
私自身も、
コロナ前とは別の人になったかもしれません。
(一部ではありますが…)

さて、
いろいろ楽しみましょう。
★2021/10/03 (Sun)
ジジぐったりと疲れる…(笑)

この土日は、
娘が孫を連れて、
いわゆる里帰りしたのですが、

日増しに動きが激しくなる
孫を追いかけ回すのは、
けっこうシンドイものがありますね。

昔の将軍や大名などは、
この年齢になっても、
普通に子を成したりしたわけですが…

考えてみれば、
お側の者が世話をしてくれるので、
父親はたまに、
「どれ、ワシが馬になって進ぜよう」などと
言う程度でよろしく(笑)
育児の重労働は経験しなかったはずです。

ミック・ジャガーやポール・マッカートニーなども、
ベビー・シッターがいるだろうし、
そう考えると、
一般庶民は、
若い女性と再婚したら、
寿命を縮めてしまうのではないか?
などと思ってしまいます。

まぁ…
孫などというものは、
たまに来るからよいのでしょうね。

ギターを弾くと、
不思議そうに見ているので、
小さいうちから、
英才教育してやろうかと企んでいます(笑)

幼稚園行って、
「ぼく、リッチー・ブラックモアが好き」
などと言ったら、
先生どう思うだろうか(笑)
★2021/09/26 (Sun)
四人囃子は、
1979年に『NEO-N』を発表した後、
長い活動休止期間に入ります。

というより…
これ以降を再結成と捉えるなら、
『NEO-N』は、
それ以前のラストアルバムとなるわけです。

発売当時は、
近未来の到来を予感させる、
1980年代の幕開け前夜でもあり、

メンバーの一人、
佐久間さんが
プラスティックスに関係していたこともあって、
ハイパーポップス的な印象がありましたが、

今になって聴くと、
いわゆる“プログレッシブロック”!
同時代のユーロプログレみたいな音なのであります。

ドイツやイタリアにいますね…こういう感じ。

プログレッシブロックの先陣を切った四人囃子は、
そのイメージを払拭しようとしながら、
1970年代の終わりにそれを総括した…
そんなところでしょうか?

いろいろなところで話していますが、
1980年代(とくに前半)のポップスは、
前述の近未来というコンセプトと、
発展途上のシンセサイザーを多用したおかげで、
後から聞くと違和感満載…

はっきり言ってしまうと、
笑ってしまうというか、
恥ずかしくなってしまう(笑)音なので、
あまり語られることがありません。

この点、
同時期に流行り出した、
ジャズファンクとは、
少し事情が異なるのでありました。

まぁ…そんな背景なので、
『NEO-N』も歌詞を見ると、
少々違和感を覚える部分はあるものの、
サウンドはなかなかよろしくて、

ことロックに関しては、
イギリス以外のヨーロッパ各国と
同じような環境であった我が国ならではの、
“ユーロロック”(ヘンな表現ですが…)
に仕上がっている点が興味深いのでありました。

誰かがカバーなどして、
話題になると、
また評価が変わる可能性がありますが、
歌詞がネックになって、
それは難しいのかな?などと思ってしまいます。

私は個人的に、
「ファランドールみたいに」(『包』収録)を
カバーしようと企んでいますが、
『NEO-N』は難しいかなぁ…
★2021/09/19 (Sun)
今年になって発売された、
『Ride on SEE-SAW』は、
佐藤ミツルさん在籍時の四人囃子が発表した、
3枚のアルバム…
『PRINTED JELLY』『包』『NEO-N』
をカップリングしたBOXセットでした。

懐かしさもあって、
思わず手を出してしまった私ですが、
意外と、
どの作品も好きだったりするのです。

四人囃子といえば森園勝敏さん、
という声が圧倒的に高く…

同時に、
あのなんとも言えない、
モヤがかかったようなサウンドに、
クリアなストラトサウンドを思い浮かべますが、

私が彼らに興味を持ち始めた、
1976年(中学3年でした…)
『ゴールデンピクニックス』発表後に、
森園さんは四人囃子を脱退してしまいました。

おかげで、
初めて観た四人囃子のライブでは、
ハルヲフォンの小林克己さんが
(リッチーの教則レコードで有名な…)
ピンチヒッターを務めていましたが、
誰もそれを知らず、
「森園さん、太ったね」
などと言っていたものです。

小林さんはそれほど、
克明にコピーしていたんですよ。

その後、
脱退の事実を知り、
どうなることかと思っていたら、
後任が決まり、
『銀座NOW』(覚えているかな?)
に出演することになりました。

たしか「ハレソラ」を演奏したと思いますが、
なにしろ、初めて見た佐藤さんがカッコよくて、
一発でシビれてしまったことを覚えています。

その後発表された、
『PRINTED JELLY』と『包』(バオ)…
は完成度が高く、
とくに2作目の『包』は、
高校時代の愛聴盤となり、
それこそ、
擦り切れるほど、
よく聴いたものです。

四人囃子は、
その初期から、
基本的にはポップな曲を志向しており、
それは、森園さん在籍時の
『ゴールデンピクニックス』にも顕著です。

それが佐藤さんが加入してから、
さらに加速して、
最後に『NEO-N』を作るに至るわけですが、
佐藤さんのギターは、
リッチー・ブラックモア、
ブライアン・メイあたりを彷彿とさせるだけでなく、
よりフュージョンっぽい、

というか…

後期ソフトマシーンみたいな、
ジョン・エスリッジ、
アラン・ホールズワースっぽいギターで…

こちらの方向へ進んでいたら、
また違った展開があったのでは?
と思われるものです。

ポップな曲にスリリングなギター
の組み合わせは絶妙で、
今回のBOXセットを、
しっかり聴き込んでいるところです。

坂下さんの曲のセンス…
「ファランドールみたいに」
「昼下がりの熱い日」はサイコーだな。

佐久間さんのベースは強力で…
なんでベースやめちゃったんだ?
「機械じかけのラム」のドライブ感は、
今でも十分通用するなぁ。

岡井さんのドラムはとにかくカッコよくて、
ハードな曲も静かな曲もイケる、
ロックドラマーの鏡であります。

などとブツブツ言いながら、

あらためて…

四人囃子はすべての活動期間がすばらしい、
歴史に残るバンドだと思いました。

関わったメンバーの半分近くが、
すでに逝去されているのが、
残念でなりませんね。
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★ ILLUSTRATION BY nyao