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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2021/05/02 (Sun)
月が地球に再接近する2021年4月27日は、
スーパームーン…
アメリカでは Pink Moonなどと呼ばれる、
大きな満月を見ることができました。

あいにく、
この日は少し朧月になってしまいましたが、
前日の月は冴え渡り、
肉眼で表面の模様がはっきり確認できるほどでした。

あらためて見るとスゴイ光景で、
夜道を歩きながら、かなり感動してしまいました。

The dark side of the moon
などというタイトルを付けたくなる気持ち…
よくわかりますね。

ところで、
そんな月はウサギどころか、
何もない無の世界であることは、
もはや周知の事実となっておりますが、
最近になって…

アポロに代表される、
月面の有人探査はなぜ中断されたのか?
中断せざるを得ない、
公表できない事情があったのではないだろうか?
などということが言われるようになり、

それと同時に、
固形化した水の存在や、
地下に大きな空洞があり、
そこは宇宙線や隕石のリスクを軽減するのに
最適であることなどが、
報告されるようになりました。

そして、
アメリカが中心になって、
月面の有人探査を再開させることになったそうです。

いろいろ検証した結果、
月にはまだ、
いろいろな可能性が残っていた、
ということなのでしょうね。

一方、
2月18日に火星に降り立った
無人探査機 Perseveranceは、
毎日のように、
たいへん興味深い画像を次々と送信してきます。

赤い大地、
空にかかる雲のようなもの…
どことなく郷愁を感じさせる、
このような光景は、

我々を、
「もしかしたら、ここに住めるのでは?」
と思わせるのに十分なものがあります。

そんな火星の大気から、
酸素を生成させることに成功した、
というニュースは、
さらに、
そのような気分を高めるものになりましたね。

このような、
月と火星へのアプローチの背景に、
ホーキング博士の予言があったことを、
最近になって知りましたが、

それは…

地球はあと 200年程度で滅亡する、

という、
たいへんショッキングな内容でした。

つまり、
我々人類が地球を棄て、
他の天体へ移住することを、
真剣に検討し始めた、
ということなのでした。

太陽系の中では他にも、
金星や土星の衛星タイタンには、
大気が存在していて、
メタンなどの海があるとか…、

木星の衛星エウロパは、
地表を氷に覆われ、
その地下には、
ほぼ地球と同じ成分の海があるとか、

興味深い事実はいくつかありますが、

地球からの距離や、
環境改善にかかる労力を考えると、
月と火星が現実的、
ということになるのでしょうね。

それにしても、
自分の短い生涯の期間で、
人類初の月面到着から、
他の天体への移住計画まで見ることができるなんて…

案外、
知的生命体の文明などは、
あっという間に滅んでしまうというか…

文明の進化の過程で排出される、
副産物のマイナスのパワーがいかに強力であるか、
ということなのだと思いますが、

花の盛りは短いものだと、
痛感する次第であります。

将来は、
スーパームーンで、
人工の建造物を、
確認できるようになるかもしれませんね。

個人的には…

火星に行ってみたい…(笑)

↓ iPhone のカメラが優秀でも、
天体はこのくらいが限界である。

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★2021/04/25 (Sun)
こんなに暖かくなっているのに、
何を言っているんだ?
という声が聞こえてきそうですが…(笑)

新型コロナウイルスの感染が、
なかなか収束しないことを嘆いてみました。

今年のゴールデンウィークも、
昨年と同じように、
緊急事態宣言の下、
自粛を余儀なくされることになってしまいましたね。

国民に我慢を強いる発言ばかりで、
医療体制の整備や、
ワクチンの手配が遅れていることに言及しない、
政治家の顔にはウンザリですが、

それよりも…

今年はどうやって過ごそう、
さすがにそろそろネタ切れなんだけど、
ということが課題になってきました。

自粛、
stay homeによる、
生活習慣の悪化、運動不足、
加えて、
精神的な抑圧は、
身体によいわけはなく、
なんとかしたいところですが、

さて、
どうしましょう?

ノンキな私も、
少々焦りぎみです。

何か新しいことに挑戦してみようか、
などとは思いますが、
うーん、どうしよう、
基本的に運動嫌いだけど、
インドアでの対応はもう限界かな?

などと言いながら…

ゴールデンウィークまで、
あと一週間になってしまいました。
★2021/04/18 (Sun)
さて、
前々回に紹介した、
ピンクフロイドの秘蔵ライブ3枚ですが…

個人的に、
一番おもしろかったのは、
『Momtreux 1970』でした。

時期としては、
『Atom heart mother』を発表した直後で、
バンドの一体感が強くなっていて、
演奏から放たれるエナジーが高くなっています。

オープニングは、
前年に発表された、
『Ummagumma』のライブと同じく、
「Astronomy Domine」で、

続いて、
ギルモアさんが歌う「Fat Old Sun」「Cymbaline」
そして、
組曲「Atom Heart Mother」が演奏されます。

この「Atom Heart Mother」は、
バンド+コーラスという、
オーケストラが参加しないシンプルなアレンジで、
かえって、
それが楽曲のよさを際立たせています。

この曲は、
オーケストラ抜きの方がよいかも…

そして、
この後、
前半のハイライトと思われる、
「Embryo」が登場します。

ギルモアさんのブルースギターが光る、
少々オカルティックなこの曲は、
アルバム未収録ではあるものの、
この時期のライブでは定番で、
ファンの間で人気の高いナンバーです。

ギルモアさん絶好調かも…
こういうギターを弾かせたら、
右に出る者はおりませんね。

ここまでがDisc1ですが、
この5曲のボルテージが、
異常に高いのです。

Disc2は、
「ユージン、斧に気をつけろ」「太陽讃歌」「神秘」
の常連3曲を中心に構成されています。
(いちいちメンドーだから、邦題でいきます…)

この3曲は、
今回発売された3作すべてに収録されているので、
聴き比べてみるとおもしろいかもしれません。
(もっとも、「太陽讃歌」は違いがわかりませんが…)

バンドは、
シド・バレットの幻影から解き放たれ、
ようやくコンセプトが明確になってきたところで、
全体を支配する充実感は、
そこから来ているのでしょう。

それにしても…

この時代は、
ブルースがイケていたんですね。

↓ジャケもサイケでよろしい

★2021/04/11 (Sun)
コロナは一向に収まりませんが、
ようやく気持ちのいい陽気になりましたね。

今日は、
孫と戯れてきたので、
音楽ネタはお休みです。

自分に孫ができるなど、
想像できなかったことですが、
最近では、
夜な夜なピンクフロイドを聴いていたりして、
そのあたりは高校時代とそれほど大差なく…

なにやら不思議な気分になります。

ずっとこうなんだろうなぁ…

じいじ、またヘンなの聴いてるよー
とか、
またエレキギター弾いていて、うるさいよー
とか、
言われるようになるのかな?(笑)
★2021/04/04 (Sun)
昨年、
ジェフ・ベック師匠の発掘音源(ライブ)が、
7枚一挙にリリースされた、
Alive The Liveシリーズから、

今年は3月後半に、
ピンク・フロイドが3枚リリースされました。

◾️Montreux 1970
◾️Montreux 1971
◾️Live in London 1972

アルバムリリースに合わせて、
組曲「Atom Heart Mother」が
セットリストに入った1970、

アルバムリリース前の
「Echoes」が披露された1971、

そして、
同じくアルバムリリース前の
『The Dark Side Of The Moon』(狂気ですな)
が披露された1972、

いずれも聴きどころ満載です。

とくに私が注目していたのは1972ですが、
これはスゴかった…

CDは当日のセットリストが、
そのまま収められているそうで、
たしかに…
オープニングから
アンコールまでしっかり入っていました。

演奏はいきなり、
「Breath」から始まり、
『The Dark Side Of The Moon』全曲が、
60分弱かけて披露されます。

この時期すでに、
LP時代のB面…
「Money」から「Eclipse」は完成していたようで、
長年にわたり慣れ親しんだ、
スタジオテイクとほぼ同じ演奏が聴けます。

まだ模索していたのは、
A面の方で、
2曲目の「On The Run」と
4曲目の「The Great Gig In The Sky」
(虚空のスキャットですな…)の2曲は、
違うタイトルの、
まったく別のインストになっていました。

2曲目はギルモアさんのギター中心、
4曲目はSEを使った現代音楽的な展開です。

一方、
「Breath」と「Time」はほぼ、
“あの形”になっていて、
「Time」のイントロ部分に、
時計の音こそないものの、
ニック・メイスンによるメロディックタムのプレイも
それらしく聴こえ、
かなりの完成度になっています。

なんといっても、
ギルモアさんのギターが素晴らしい!

ライブなだけに、
ギタープレイが前面に出て、
よく聴こえることもあり、
クリアなアルペジオ、
粘っこいチョーキングが、
いっそう際立つのでありました。

やっぱ、ええなぁ…

演奏は、
このような大作の後、
「One Of These Days」
(吹けよ風、呼べよ嵐、ブッチャーですな)
「Careful With That Axe, Eugene」
と続きますが、

この「Careful With That Axe, Eugene」はスゴイ!

『Ummagumma』のライブテイクで聴ける、
一発強烈な「キャー」(悲鳴)があり、
それを合図に演奏が激しくなるパターンで、

スタジオテイクや、
その他のライブで聴ける
ダラダラいつまでも「キャー」ではありません。

そいつにモニターで音響効果を加えているから、
トリップ感がハンパないのです。

ここで、
小休止が入り(CDは2枚目へ)
スタジオそのままの「Echoes」でエンディング。

アンコールが
「A Sauceful Of Secrets」(神秘ですな)
「Blues」(ギター中心のセッション風インスト)
「Set The Controls For The Heart Of The Sun」
(太陽讃歌ですな)

こんな濃厚な演奏を2時間も聴かせられたら、
お腹いっぱいでゲロゲロ状態になってしまいそうです。

「A Sauceful Of Secrets」と
「Set The Controls For The Heart Of The Sun」も
先の「Careful With That Axe, Eugene」同様、
『Ummagumma』のライブテイクに近く、
迫力満点なのです。

「Blues」はギルモアさんのルーツがわかる、
コテコテのブルースで、
私のようなファンが狂喜すること間違いなし…

もう大興奮の連続で、
血圧上昇必至ですが、

みなさん忘れていましたよね?

ピンクフロイドはライブバンド、
数え切れないほどのライブで鍛え上げたバンドだった、
ということを…

私もうっかり忘れていましたが、
今回、
強烈に思い出させていただきました。

あ…他の2枚を書くスペースがなくなってしまった…

まぁ、いいか。
それはまたの機会として、
何しろ物凄いライブであります。

昨年の仇を、
一気に返された感じ?

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★ ILLUSTRATION BY nyao