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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2020/12/20 (Sun)
さて、
今年も残すところ10日ほどになりましたが、
例年同様、
恒例の「2020年マイベストアルバム」の発表です。

今年は、
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、
外出を規制していたおかげで、
家にコモることが多く、

これまで入手し損なっていた、
紙ジャケのコレクションを補完したりして、
無聊を慰めていました。

その中で、
ロニー・ジェイムズ・ディオ脱退後のレインボー、
つまり、
ポップ化の一途を辿った時期のレインボーを聴きまくり、

昨年のクイーン同様、
リアルタイムでは、
正しく評価できなかった音に向き合い、
真価を見出すに至りました。

これは収穫でしたね。

というか、
この再評価活動が、
最近のマイブームだったりしています。
(この頃は、テッド・ターナー脱退後の
ウイッシュボーン・アッシュですね…)


【新譜部門】
そのような活動が主体なので、
昨年同様、
本来の意味での新譜には、
ほとんど触れなかった年ですが…

☆ブルーイ『ティンテッド・スカイ』

振り返ると、
ブリティッシュ系のハードな音が好きな私ですが、

その一方で、
ユーロ系プログレッシヴロックと、
ジャズ、ファンク、ソウル(が融合する領域)も捨て難く、
折に触れてはお気に入りを見つけていますが、

1980年代後半から1990年代にかけて、
クラブシーンを引っ張ってきた、
インコグニートのギタリストの新作には、
かなりヤラレました。

1曲目の「You are the one」は名曲ですね。

https://youtu.be/QBS68ibgos8

ギタリストのソロ作なのに、
エレピが中心の音作りになっていて、
聴き手のツボを抑えているというか、
ひたすら気持ちよくグルーヴするのです。

こういう音も追求したいのですが、
これこそ宅録が合っているかもしれません。

ちなみに、
THE WHOの新譜からも感銘を受けたのですが、
あれは昨年の発表でした…(笑)
(私の中では、“新譜”でしたが)


【再発部門】
玉石混交の感があった、
ジェフ・ベック 師匠のAlive The Live シリーズ
でしたが、

☆『 Tokyo 1999』

は別格の輝きを放っていました。

この時期の師匠は、
間違いなく、
何度目かの“絶頂期”にあったことを、
この音源から確認することができます。

そして、
この時の来日公演を体験した私は、
かつて山川健一氏主催のwebマガジンに、
熱い文書を寄稿しています。

今、振り返ると、
それほど凄かったんですね…
2000年前後のジェフ・ベックは。


さて…

昨年末には、
スティングを規範として、
このまま突き進むことを決意し、
『忘年会ライブ』では、
手応えのある演奏ができ、
今年のライブを楽しみにしていたのですが、
結局それは叶わず…

さぞや落胆しているだろうと思いきや、
ボカロを使った宅録という、
新たな領域を開拓することができ、
順調に作品を増やしているところです。

こちらの活動については、
来年以降、
何らかの形にしたいと考えているので、
乞うご期待、
といったところですね。
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★2020/12/13 (Sun)
新型コロナウイルス感染拡大の中、
外出を控えているおかげで、
週末になると部屋の片付けばかりやっています。

今日は、
CDを大量に収納できるラックを組み立て、
あちこちに分散していたものを、
2ヶ所にまとめることに成功しました。

数年前から、
所有しているCDとLPをリストアップして、
年末に更新することにしていましたが、
今日も「こんなの持ってたっけ?」
というディスクにお目にかかり、
自分でもあきれてしまいました。

実際、
すでに持っていることを忘れて、
HMVに予約を入れたことがあります(笑)

そんな状態なので、
年金生活に入ったら、
リストに従って一枚ずつ聴けば、
数年は退屈しないのでは?などと思ってしまいます。

さらに今日の午前は、
町会の自治会館の大掃除に参加したので、
この時間になったら、
ヘロヘロになってしまいました(笑)

何かの話題を展開しようと思いましたが、
今日はやめることにします。

オツムが動かない…(笑)

ビール飲もうっと。



★2020/12/06 (Sun)
例年であれば、
昨夜は恒例のライブ忘年会で、
今頃は精魂尽き果てて、
ライブのレポートを書いている…

などという、
お決まりのパターンであったはずが、
今年は新型コロナウイルスのせいで開催中止となり、
部屋の片付けなどをしているのでありました(笑)

もっとも、
新型コロナウイルスの影響は、
想定以上に深刻で、
生計が成り立たなくなっている方も多く、
こんなことを言っていられるのは、
かなりマシな方であると、
感謝しなければならないかもしれません。

そんな先週末、
巣ごもりに最適のアイテムが届き、
毎日そんな社会情勢を忘れて、
少年時代にタイムスリップしております。

そのアイテムとは…

「生誕55周年記念 ウルトラマン BLU-RAY BOX」

数年前に全話収録のBOXが発売された際に、
不覚にも購入のタイミングを逃し、
以来数年にわたり、
中古市場を睨み続けていたものの…

どうやら、
プレミアがついたらしく、
楽勝で定価の倍以上の相場になっていて、
悩ましい想いをしていました。

それが今回、
新装された新品で入手できるとは…
これを至福と呼ばずにはいられません。

さて、
じっくりと一話一話を、
味わうように見ているので、
まだDisc1すら見終えていませんが、

ウルトラシリーズ…
というより、
ゴジラなどの映画も含め、
円谷プロ作品最高峰の、
怪獣たちの造形には、
つくづく感心させられてしまいます。

Disc1だけでも、
バルタン星人、アントラー、
グリーンモンスなど、
私の好きなヤツらが、
続々登場しますが、
いずれも素晴らしいデザインに感動です。

ウルトラセブンは、
どちらかといえば宇宙人が中心で、
怪獣はウルトラマン、
ということになりますが、

かつて、
相当の数の、
ソフトビニール人形を持っていた私には、
愛着のある怪獣がかなりいるのです。
(その貴重なる財産は、
私が中学生になったある日、母によって、
保育園に寄付されてしまったのでした…)

いくつか、
コレクションしたいなぁ…(←悪い癖)

科学特捜隊のメンバーも個性的で、
戦闘シーン以外でも、
ほのぼのと楽しむことができます。

つくづく、
昭和ってよかったなーっと、
おじーちゃんみたいな述懐をしてしまいますが、
社会全体が夢と希望にあふれていた、
そんな空気を感じ取ることができます。

このDVDを全話見終わる頃には、
少しは新型コロナウイルスが下火になっていると
よいのですが…
そうはいかないでしょうね。

ウルトラマンが宇宙から、
特効薬を持ってきてくれないかなぁ。
★2020/11/29 (Sun)
真藤順丈さんによる、
2019年直木賞受賞作品です。

私はかなり以前に購入していましたが、
500ページを超えるヴォリュームに圧倒され、
なかなか手が出ず放置されていました。

それを“読書の秋”とばかりに、
9月頃から読み始め、
本日めでたく全編を読み終えたのです。

当初圧倒されていたヴォリュームですが、
いざ読み始めてみると、
文章がリズミカルでテンポよく、
またたいへん興味深い内容でもあったため、
それほど苦にはなりませんでした。

さて話は、
第二次世界大戦後の沖縄を舞台にしており、
我々がこれまで知らずにいた、
生々しい真実が次々と突きつけられます。

ここはノンフィクションとして見ても、
かなり興味深いものがあります。

同じ日本のことなのに、
我々は沖縄のことを知らなさ過ぎる。
これでは本土の人間が嫌われるわけだ…
GoToトラベルで沖縄に行くなんて、
よく考えた方がよいなぁ…
などと反省することしばしです。

そして、
ストーリーは謎を解き明かす、
いわゆるミステリーなので、
グイグイと引き込まれるように、
ページをめくってしまいます。

秀逸なのは、
救いようのない悲惨さ…
とくに結末は、
見方によっては、
終末観で満ち溢れているといえるのですが、
そこに、
美しい沖縄の景観や伝統的な文化を織り込むことで、
叙事詩のような余韻を残している部分です。

したがって、
読後に何とも言えない、
希望の光を感じるというか、
爽やかな余韻が残るのです。

テンポのよい文体といい、
このあたりの美的感覚に、
作者の非凡さが窺えます。

読みながら、
私の記憶に蘇ってきたのは、
この物語の最後にあたる、
本土復帰(1972年)の数年後に、
続々とやってきた、
沖縄のロッカーたちの姿です。

紫、コンディショングリーン、
喜納昌吉とチャンプルー…
喜納さんがインタビューで、
本土に対して、
かなり過激な発言をしていたことを覚えていますが、
この『宝島』を読み終えた後では、
その真意を理解することができました。

本当に我々は沖縄の戦後を知らなかったのです。

そして、
リアルタイムで見た、
コンディショングリーンの“キナ臭さ”は、
今でも忘れることができません。

ファーストアルバムに体現されていた、
アメリカの匂いが充満する中、
割り込むように漂う沖縄の情緒、
そこには“日本”の匂いはまったく感じられず、
立ち込める悪意とイライラした空気の正体が、
当時は理解できず、
ただただ、
圧倒的な存在感とパワーに熱狂していただけですが、
今ではその背景が、
なんとなく理解できるようになりました。

あのヤバイ雰囲気は、
当時の沖縄ならではのものであったわけです。

このように、
あれから半世紀近くが過ぎた今になって、
私はようやく、
沖縄を正しく知るきっかけを得たようです。

そして、
こんなに読み応えのある本に出会ったのは、
何年ぶりのことでしょう。
これから何度も読んで、
生涯の愛読書になりそうな感じです。
★2020/11/23 (Mon)
ということで…

今日は、勤労はお休みです(笑)

新型コロナウイルスは予想通り、
冬に向かって感染拡大の一途ですね。

今年は、
恒例の忘年会ライブも中止になり、
なんとなく、
気が抜けたような感じで、
12月を前にしています。

来年は、どうなることか…
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★ ILLUSTRATION BY nyao