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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2021/04/18 (Sun)
さて、
前々回に紹介した、
ピンクフロイドの秘蔵ライブ3枚ですが…

個人的に、
一番おもしろかったのは、
『Momtreux 1970』でした。

時期としては、
『Atom heart mother』を発表した直後で、
バンドの一体感が強くなっていて、
演奏から放たれるエナジーが高くなっています。

オープニングは、
前年に発表された、
『Ummagumma』のライブと同じく、
「Astronomy Domine」で、

続いて、
ギルモアさんが歌う「Fat Old Sun」「Cymbaline」
そして、
組曲「Atom Heart Mother」が演奏されます。

この「Atom Heart Mother」は、
バンド+コーラスという、
オーケストラが参加しないシンプルなアレンジで、
かえって、
それが楽曲のよさを際立たせています。

この曲は、
オーケストラ抜きの方がよいかも…

そして、
この後、
前半のハイライトと思われる、
「Embryo」が登場します。

ギルモアさんのブルースギターが光る、
少々オカルティックなこの曲は、
アルバム未収録ではあるものの、
この時期のライブでは定番で、
ファンの間で人気の高いナンバーです。

ギルモアさん絶好調かも…
こういうギターを弾かせたら、
右に出る者はおりませんね。

ここまでがDisc1ですが、
この5曲のボルテージが、
異常に高いのです。

Disc2は、
「ユージン、斧に気をつけろ」「太陽讃歌」「神秘」
の常連3曲を中心に構成されています。
(いちいちメンドーだから、邦題でいきます…)

この3曲は、
今回発売された3作すべてに収録されているので、
聴き比べてみるとおもしろいかもしれません。
(もっとも、「太陽讃歌」は違いがわかりませんが…)

バンドは、
シド・バレットの幻影から解き放たれ、
ようやくコンセプトが明確になってきたところで、
全体を支配する充実感は、
そこから来ているのでしょう。

それにしても…

この時代は、
ブルースがイケていたんですね。

↓ジャケもサイケでよろしい

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