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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
56
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2017/12/17 (Sun)
今年はいつになく、
サクサクと年末の準備を進めていて、
恒例の「2017年マイベストアルバム」を先週に発表したばかりか、
この時期に年賀状まで作り終えてしまいました(笑)

で、
調子に乗って、
ピンク・フロイドの紙ジャケ・シリーズも
まだチェックし切れていないというのに、
フォーカスの紙ジャケBOXセット(13枚組!)などという、
大それたモノを購入するという暴挙に出てしまいました。
(今年の夏にリリースされていたようです)

おかげで年末年始はプログレ漬けの日々になりそうです…

そんな今夜は、

大河ドラマ『おんな城主 直虎』が最終回を迎えます。

最初は、
ちょっと前まで柴咲コウさんが好きだったことから、
興味を持ったのですが…

前作『真田丸』の最後の方で、
大阪夏の陣の際に、
真田信繁の向かい側に布陣したのが、
井伊直政(直虎の養子)であることを知り、

そういえば、
武田の赤備えは真田が受け継ぎ、
さらに井伊が受け継いだことに気がつき、
そのあたりの因縁めいたつながりにも関心を持つようになり、
結局、
毎週見ることになったのです。

要するに…

桶狭間の合戦で、
当主を始めとする、
多くの重臣を失い、
近隣の大国に翻弄され、
一度は家名の存続をあきらめながら、
結局は、
江戸幕府の最後まで、
家名を存続させることになる…

そんな井伊家が、
本当に首の皮一枚になった時期に、
直政が家督を継ぐまでの間、
ピンチヒッターとして立った人がいて、
それが一部では、
女性であったのでは?と言い伝えられている、

ということですが、

『明治維新の正体』同様、
正史を裏側から見た際に、
こぼれ落ちた話なので、
そこが興味深かったことは確かです。

この時代に、
井伊家と同様の憂き目に会い、
滅んでしまった家は、
数え切れないほどあると思いますが、
不思議な力が働き、
残ることができた…
これは奇跡と言えるでしょう。

桶狭間の戦いを反対側から見ることは、
いまだかつて初めての経験でしたが、
立場が変われば、
こういうことだな…と妙に納得したりしました。

さて、
今夜どのような結末で終わらせるのか、
演出家のメッセージに注目です。

肝心の柴咲コウさんのことは何もないのか?
と言われると、
若い時代の設定だった稚児装束より、
還俗して中年っぽい装いになった方が、
「キレイだな」と思ったことは確かで…

女優さんも年齢相応の役柄で、
魅力を発揮するものだなと、
もう一つ、
ミョーな納得をしたりしました(笑)


ところで、
来年の大河は…

見る気がしないのでありました。

来年は日曜の夜に予定を入れられますよ(笑)
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★2017/12/10 (Sun)
さて、
今年も残りわずかとなったところで、
例年より早いのですが、
恒例の「2017年マイベストアルバム」の発表です。


【新譜部門】
☆チャック・ベリー『チャック』

今年3月18日に90歳で他界した、
史上最長寿のロケンローラーの新作。
(そういえばエンケンも逝ってしまいましたなぁ…)
新作とはいえ、
かなり以前の録音(1980年代?)もあり、
前作からの38年間にわたって録り貯めていたものを、
このタイミングで発表した、
という印象でした。

相変わらず、
ワンパターンとも言える、
名人芸的なフレーズのオンパレードですが、
リズム隊が新鮮で、
86歳までライヴをやっていたという、
御大の現場感覚にはアタマが下がりました。

余計な思い入れ抜きで、
単純に新譜として聴いても、
冒頭の2曲は素晴らしく、
今年を象徴する一枚と言えるでしょう。


☆デヴィッド・ボウイ『ライヴ・ナッソー・コロシアム’76』
『クラックド・アクター~ライヴ・ロサンゼルス’74』

こちらは、
昨年他界したボウイの未発表作。
『ライヴ・ナッソー・コロシアム’76』は既に、
別の企画に含まれていたものですが、
単体としては今回が初出になります。

いずれも、
ジギー以降、
ボウイのキャリアでもっとも評価が高い、
ベルリン3部作の後『レッツ・ダンス』に至る、
ちょうど中間に当たる、
いわゆるソウルに傾倒していた時期の作品ですが、
後述のように、
ジャズ・ファンクに再びハマった、
今年の私には、
たいへん響いた作品群でありました。

どちらも、
ソウルやファンクに根ざした音ではあるものの、
ヨーロッパ的な音の解釈により、
独自の世界を展開している点が、
「さすが!」というところです。

この時期(1970年代中盤)のボウイは、
一般には、
わりと評価が低いのですが、
クラブやジャズ・ファンクがブームになった後の、
21世紀の今になると、
非常に新鮮なサウンドに聴こえます。

『★』は、
このへんの延長にある音でしたからね。

もっと発掘音源を出してくれないかなぁ。



【再発部門】
☆ピンク・フロイドの紙ジャケ・シリーズ

これは、
買わずにはいられない、
悪い企画(笑)でしたが、
あらためて、
ピンク・フロイドの偉大さを痛感させてくれました。

とくに、
『狂気』の完璧さ、
『ウマグマ』の意外な存在感、
そして、
今になって聴くと、
素晴らしさが際立つ『炎』…
最近はこの3枚にヤラレています。

『狂気』はもはや、
クラシックの域ですね。
小学校の授業で聴くようになるのも、
時間の問題かと…


その他、
マイ・ブームとして、

『Guitar Magazine』の企画がよくて、
12ヶ月のうち7冊を購入するという、
この20年間では珍しい事件がありました。

とくに、
『進撃のジャズファンク』と
『モータウンの歩き方』は傑出しており、
私に再び、
ジャズ・ファンク三昧の日々を送らせることになったのです。

昨年のこのコーナーでは、
2016年を総括し、
「ルーツを再確認し開き直った年」である、
としていましたが、
今年はまさに、
その流れの延長にあったと思います。

その結果、
ジャズ・ファンクがやって来て、
『ダニー・ハザウェイ・ライブ』を聴き直し、
これからはコレで行こう、
と決意を新たにしたところです。

そんな年末になって、
BSで放送された、
昨年ハイド・パークで開催されたという、
キャロル・キングの『つづれおり』再現コンサートを見て、
そのあまりの素晴らしさに感動し、
こちらも座右の銘としようと決心したところです。

『ダニー・ハザウェイ・ライブ』と『つづれおり』

ここに行き着いたら、
フリーと2期ジェフ・ベック・グループが愛おしく…

まぁ、そんな年末であります。


「ルーツを再確認し開き直った」昨年に対し、
「明確な指針を得た」
これが今年だったと思います。

あと3週間で今年も終わりですね。
★2017/12/03 (Sun)
毎年恒例の、
吉祥寺MANDARA2の忘年会ライブが、
昨夜(12/2)開催されました。

昨年は、
年頭に星になってしまった、
デヴィッド・ボウイを追悼しようと、
全曲、
彼のナンバーを演奏しましたが、
今年は趣向を変えています。

曲目は以下の通りです。

1, What's Goin' On
2, Boogie On Reggae Woman
3, No Woman, No Cry
4, Gimmie Shelter
5, Watch That Man
6, White Light / White Heat

後半の5、6は、
デヴィッド・ボウイのナンバーで、
6は昨年も演奏していますが、
早くもバンドの音に馴染んでおり、
今後の重要なレパートリーになりそうです。

1はマーヴィン・ゲイの名曲ですが、
私の座右の銘、
『ダニー・ハザウェイ・ライヴ』のヴァージョンを参考に、
エレピの雰囲気を再現しようと、
ユニヴァイブを試してみました。

2はスティービー・ワンダーの、
これまたピアノがメインの曲ですが、
U2のような、
デジタル・ディレイをかけた、
コード・プレイでアレンジしてみました。

3はボブ・マーリイ、
4はストーンズ…
ここまでの並びは、
なぜか、
“反戦”的なテーマになってしまいました。

今の周辺状況を考えると、
自然な流れであったかもしれませんね。

使用ギターは、
バッカスのストラト。

秋頃には、
マスタービルダーのVを使うと言いましたが、
11月以降の、
U2〜ピンク・フロイドの紙ジャケ攻めに耐えられず、
あえなく陥落となりました。

でも、
イイ音で鳴りましたよ。

前半は、
個人的には趣味シュミの音でしたが、
今年前半に悩まされた、
五十肩のせいではなく、
これからは、
単音よりコードカッティングで行こう、
などと決心していたりします。

1、2をアップしたので、
聴いてみてください。





昨年も同じことを言ったけど、
あー疲れた。

年齢を重ねるにつれ、
疲れが増すような気が…

コレが終わると…

今年も終わりですね。
★2017/11/26 (Sun)
今年の紙ジャケ再発の目玉、
ピンク・フロイドを大人買いしたおかげで、
毎日ピンク・フロイド漬けの日々を送っております。

一般社会人として、
こういう音に浸ることが、
精神衛生上よろしいことなのかどうかは別にして、
幼い私の感性を刺激しまくったあの音は、
今でも十分に刺激的です。

私のピンク・フロイドは、
『狂気(The Dark Side Of The Moon)』で終わっており、
その残像を描き、
ギターサウンドがナイスな
『炎(Wish You Were Here)』はよしとして、
それ以降の活動は「別のバンド」と捉えております。

そう考えると、
このバンドは『狂気』という作品を作るために存在し、
このアルバムこそがピンク・フロイド、
と言えるのでありますが、
そこへ至る過程を紐解いてみるのも、
なかなかおもしろいものではあります。

一般的に『狂気』の原点は、
『おせっかい(Meddle)』のB面、
「エコーズ」であると言われており、
これにはまったく異論はありませんが、
『ライヴ・アット・ポンペイ』を見ればお分かりのように、
「エコーズ」のコンセプトの下敷きとして、
初期のサイケデリックなレパートリーの数々が存在しております。

それを感じ取ることができるのが、
ピンク・フロイド4枚目のアルバム『ウマグマ(Ummagumma)』です。
多分にヨーロッパ的な響き(おフランスチックですな)のする、
この作品のディスク1…
つまりライヴの方がとても重要な音源と、
私は10代の頃から主張しているのです。

『ウマグマ』に収録されているのは、
シド・バレット在籍時のファースト・アルバムから1曲、
そして、
シドからデイヴ・ギルモアへ交代する移行期に作られた、
セカンド・アルバムから2曲、
同時期のシングルから1曲という構成ですが、
どの曲もオリジナルをはるかに凌ぐ、
圧倒的なパワーを放っています。

とくに、
シングル曲であった、
「ユージン、斧に気をつけろ(Careful That Axe, Eugene)」は出色で、
部屋の照明を落として聴くと、
目の前に極彩色の映像が広がって来ます。

この「映像が広がる」は、
ピンク・フロイド・サウンドの最大の特徴で、
他のバンドには類を見ないものですが、
私は『ウマグマ』から顕著になると思います。

音でトリップできるんですよ…

また、
『狂気』のイメージからすると、
ピンク・フロイドは、
スタジオ作業を得意としているバンドと思われがちですが、
実はライヴで鍛え上げた、
ライヴ・バンドであり、
それを数々の名演が証明しています。

デイヴ・ギルモアという、
キチンと演奏できるミュージシャンが加入し、
たくさんのライヴを経たおかげで、
初期の録音…
コンセプトはおもしろいが演奏が稚拙だった…
が見事に昇華したのが、
『ウマグマ』のライヴ面と言えるでしょう。

『ウマグマ』のディスク2…
つまりスタジオ録音の方は、
あまり語られることはないのですが、
デイヴ・ギルモアのパートでは、
「エコーズ」の中間部分(カモメの鳴き声みたいな音…)のような、
エフェクトを駆使した効果音が満載だし、
ニック・メイスンのパートでも、
パーカッションてんこ盛りの部分などは、
『狂気』に収録されている「タイム」のイントロを想起させます。
(この方はドラマーというより、パーカッショニストですな)

私は、
このように『ウマグマ』は聴くべき部分の多い、
たいへん重要な作品と評価しており、
大好きなアルバムの1枚に入れているのですが、
ロジャー・ウォーターズもデイヴ・ギルモアも、
「これは失敗作だ、恥ずかしくて聴けない」と言っており、

んー…
まったくもって、
ミュージシャン自身の作品に対する評価というのは、
よくわからないなぁ…と思う次第です。

「あなたの性格って、こうですよ」と、
他人に指摘されてハッとするようなものかしらん。

ピンク・フロイド三昧の日々は、
まだ続くのでありました…


↓ジャケもトンでるよね

★2017/11/19 (Sun)
今週はいろいろ忙しくて、
年末を前に一回お休み…
というところですが、

ホームセンターで売っている食器用の保管棚を使って、
エフェクター・ボードを作ってしまいました…
かかった費用は250円なり〜(笑)

あとは、
自宅にある結束バンドを使っただけです↓



なにしろ、
サイズがピッタリで、
試してみようと思ったのですが、
配線を下に落とせる点がヒットでした。

さて、
先週、
ヤン,アッカーマンについて書き、
「コレクターにならずに、ユーロ・ロックを聴く方法」に、
フォーカスがなかったことに気がつきました(笑)

そこで、
次回はフォーカスについて、
キチンと語りたいと思います。

今回は一回お休みです。
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★ ILLUSTRATION BY nyao