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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2021/09/19 (Sun)
今年になって発売された、
『Ride on SEE-SAW』は、
佐藤ミツルさん在籍時の四人囃子が発表した、
3枚のアルバム…
『PRINTED JELLY』『包』『NEO-N』
をカップリングしたBOXセットでした。

懐かしさもあって、
思わず手を出してしまった私ですが、
意外と、
どの作品も好きだったりするのです。

四人囃子といえば森園勝敏さん、
という声が圧倒的に高く…

同時に、
あのなんとも言えない、
モヤがかかったようなサウンドに、
クリアなストラトサウンドを思い浮かべますが、

私が彼らに興味を持ち始めた、
1976年(中学3年でした…)
『ゴールデンピクニックス』発表後に、
森園さんは四人囃子を脱退してしまいました。

おかげで、
初めて観た四人囃子のライブでは、
ハルヲフォンの小林克己さんが
(リッチーの教則レコードで有名な…)
ピンチヒッターを務めていましたが、
誰もそれを知らず、
「森園さん、太ったね」
などと言っていたものです。

小林さんはそれほど、
克明にコピーしていたんですよ。

その後、
脱退の事実を知り、
どうなることかと思っていたら、
後任が決まり、
『銀座NOW』(覚えているかな?)
に出演することになりました。

たしか「ハレソラ」を演奏したと思いますが、
なにしろ、初めて見た佐藤さんがカッコよくて、
一発でシビれてしまったことを覚えています。

その後発表された、
『PRINTED JELLY』と『包』(バオ)…
は完成度が高く、
とくに2作目の『包』は、
高校時代の愛聴盤となり、
それこそ、
擦り切れるほど、
よく聴いたものです。

四人囃子は、
その初期から、
基本的にはポップな曲を志向しており、
それは、森園さん在籍時の
『ゴールデンピクニックス』にも顕著です。

それが佐藤さんが加入してから、
さらに加速して、
最後に『NEO-N』を作るに至るわけですが、
佐藤さんのギターは、
リッチー・ブラックモア、
ブライアン・メイあたりを彷彿とさせるだけでなく、
よりフュージョンっぽい、

というか…

後期ソフトマシーンみたいな、
ジョン・エスリッジ、
アラン・ホールズワースっぽいギターで…

こちらの方向へ進んでいたら、
また違った展開があったのでは?
と思われるものです。

ポップな曲にスリリングなギター
の組み合わせは絶妙で、
今回のBOXセットを、
しっかり聴き込んでいるところです。

坂下さんの曲のセンス…
「ファランドールみたいに」
「昼下がりの熱い日」はサイコーだな。

佐久間さんのベースは強力で…
なんでベースやめちゃったんだ?
「機械じかけのラム」のドライブ感は、
今でも十分通用するなぁ。

岡井さんのドラムはとにかくカッコよくて、
ハードな曲も静かな曲もイケる、
ロックドラマーの鏡であります。

などとブツブツ言いながら、

あらためて…

四人囃子はすべての活動期間がすばらしい、
歴史に残るバンドだと思いました。

関わったメンバーの半分近くが、
すでに逝去されているのが、
残念でなりませんね。
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