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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2024/04/28 (Sun)
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★2021/09/26 (Sun)
四人囃子は、
1979年に『NEO-N』を発表した後、
長い活動休止期間に入ります。

というより…
これ以降を再結成と捉えるなら、
『NEO-N』は、
それ以前のラストアルバムとなるわけです。

発売当時は、
近未来の到来を予感させる、
1980年代の幕開け前夜でもあり、

メンバーの一人、
佐久間さんが
プラスティックスに関係していたこともあって、
ハイパーポップス的な印象がありましたが、

今になって聴くと、
いわゆる“プログレッシブロック”!
同時代のユーロプログレみたいな音なのであります。

ドイツやイタリアにいますね…こういう感じ。

プログレッシブロックの先陣を切った四人囃子は、
そのイメージを払拭しようとしながら、
1970年代の終わりにそれを総括した…
そんなところでしょうか?

いろいろなところで話していますが、
1980年代(とくに前半)のポップスは、
前述の近未来というコンセプトと、
発展途上のシンセサイザーを多用したおかげで、
後から聞くと違和感満載…

はっきり言ってしまうと、
笑ってしまうというか、
恥ずかしくなってしまう(笑)音なので、
あまり語られることがありません。

この点、
同時期に流行り出した、
ジャズファンクとは、
少し事情が異なるのでありました。

まぁ…そんな背景なので、
『NEO-N』も歌詞を見ると、
少々違和感を覚える部分はあるものの、
サウンドはなかなかよろしくて、

ことロックに関しては、
イギリス以外のヨーロッパ各国と
同じような環境であった我が国ならではの、
“ユーロロック”(ヘンな表現ですが…)
に仕上がっている点が興味深いのでありました。

誰かがカバーなどして、
話題になると、
また評価が変わる可能性がありますが、
歌詞がネックになって、
それは難しいのかな?などと思ってしまいます。

私は個人的に、
「ファランドールみたいに」(『包』収録)を
カバーしようと企んでいますが、
『NEO-N』は難しいかなぁ…
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