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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2021/06/20 (Sun)
神様が逝く、
というのはミョーな表現ですが、
「エレキの神様」
寺内タケシさんが亡くなりました。
享年82歳。

今年の1月31日に、
ここで「今年の初荷」と題して、
『ミスター “エレキ” ザ・テリー・ワールド』を紹介し、
遅ればせながら、
寺内さんの凄さに気がついたことが、
なにやら因縁めいて感じられます。

考えてみれば、
私もあと25年も経たないうちに、
寺内さんの年齢になってしまうわけで、
先日リフォームしたストラトが、
同じくらいの使用期間であったことを考えると、
驚きよりは、
恐怖を感じてしまいます。

寿命ばかりは、
どうにもなりませんが、
昨年から、
積極的に持病の治療にあたっているのは、
ささやかな抵抗かもしれません。

さて…
コロナ禍の中で、
これまた、
ささやかな抵抗といえる、
ボカロを使った宅録再開も、
昨年、
オリジナルを中心に8曲が完成しましたが、

今年は、
カバー中心にやろうと思い立ち、
5月後半あたりから録音を始めたところです。

目標は、
YouTubeでチャンネル開設することで、
イメージイラストと歌詞を流すスタイルで、
動画の制作を始めた矢先に…

本日、パソコンが逝きました。(笑)

パソコンはいつも、
とつぜんイッてしまうので、
困りものですが、
9年6ヶ月も使ったので、
寿命をはるかに超えていたのは間違いなく、

最近はiPhoneや
ICloudでバックアップが万全なため、
慌てることも、
怒り狂うこともなく(笑)
静かに後継機種の選定をしているところです。

毎日いろいろありますなぁ…

そんな中、
寺内さんは、
本当に神様になってしまいました。

ご冥福をお祈りいたします。
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★2021/05/16 (Sun)
第3期ディープ・パープルか、
レインボーの初期と思われますが、

リッチー・ブラックモアが楽屋で、
たくさんのストラトキャスターに囲まれている写真は、
長いこと私のお気に入りでありました。


(画像が粗くてすんません。
たぶん、Player誌からの切り抜き)

ステージに同じ仕様のストラトを数本並べ、
曲ごとに交換することは、
少年時代の私が「大人になったらやってみたいこと」
の一つだったのです。

まぁ…ステージではないけれど、
とりあえず、
やれるようになったので、
やってみたのが以下の画像です。



現在の主力3本です。
左からフェンダー、バッカス、そして、
フェンダーのリプレイスメントパーツで組んだオリジナル…

ご覧の通り、
長年にわたって四苦八苦した結果、
どうやら、
仕様は固まったようです。

スモールヘッドで薄いネック、
軽量ボディ、
両サイドのメイプル指板の2本は、
シリーズ配線で擬似ハムバッカーになり、
ここ一発!のパワー不足を解消しています。

これに対して、
初めて手にした、
1979年のフェンダーは異質で、
ラージヘッドで極厚ネック、
レスポール並みの超重量級ボディで…
経年劣化が激しく、
最近では弦を張っておりませんが、
改造するのもはばかられるため、
このまま保存しています。



最初は、
これがフェンダーだと思っていたのですが、
どうやら違っていたようです。
今となっては、
長年それに気づかなかった自分が笑えます。

そして、
黒いストラトをリフォームした現在、
中央のバーガンディのストラトに、
どのように手を加え、
役割分担しようかと目下思案中です。

さらに、
バリエーションとして、
12弦仕様が一本…



いちおう、
少年時代の夢はかなった、
ということになりますかね?(笑)

もう数本揃えたい気もしますが、
そんなに並べてどうするのだ?
と言われそう…



★2021/05/09 (Sun)
東京都に緊急事態宣言が発出される中、
県をまたぐ移動をしないことに協力すべく、
4/30を休暇にしたおかげで、
今年のGWは、
一週間の長期休暇になりました。

ダラダラと過ごさないように、
事前にいろいろ計画していたため、
それなりに充実した時間を過ごすことができましたが、
音楽面でもいくつかの収穫がありました。

まずは、
待望のエレクトリックベースを入手したこと…

昨年から復活した、
宅録を続けるために、
フレットレスのアコベなどという、
ヤクザなベースではなく、

フレットの付いたエレクトリックベースの、
手頃なヤツを探しておりましたが、
さすがにロングスケールでは弾きづらく、
ショートスケールで探していたのです。

ショートスケールとなると、
バイオリンベースやSGベース、
そしてムスタングベースなどが代表選手ですが、

数年前から、
メキシコ製フェンダーで、
PJ仕様のムスタングベースが発売されています。

PJ仕様とは、
フェンダーベースの2大巨頭、
プレジションベースとジャズベース、
両方のピックアップを装着していることを意味し、
豊富なサウンドバリエーションが特徴です。

ただ、
メキシコ製は少々作りが大雑把なので、
なかなかキメられずにいたら、
なんと…

日本製のもの…
Japan Hybridというシリーズが発売されることを知り、
仕様をチェックすると…

USA製のピックアップで
ネックはツルツルしない、
サテン仕上げということがわかり、

これはよい!と、
即座に購入を決めたのです。

全長がギターとほぼ同じなので、
私のようなギター弾きでも、
楽に運指をすることができます。



次に、
1994年の7月に購入して以来、
長らくメインにしていた、
黒いフェンダー・ストラトキャスターを、
リフォームに出していたのですが…
コイツがようやく出来上がったことです。



発注先は、
ここ数年間で2本のギターをオーダーした、
福岡のショップ「Spoon」さんで、
リフォームした個所は、

まず、フレット交換、
ネックおよび指板の再塗装、
(先のムスタングベース同様、サテン仕上げです)
そして、
ピックアップをシリーズ配線にし、
擬似ハムバッカーにできるようにしたことです。

で…ピックガードを黒に変更し、
装いを変えてみました。

これで、
ほぼ同じ仕様のストラトが2本…
今回リフォームしたヤツが
ここまで四半世紀を
ノーメンテで耐えたことを考えると、
おそらくこれから、
私の生涯にわたり、
メインギターとして活躍することになるでしょう。(笑)



まぁ…このように、
意外と充実していたわけですが、
私の自宅近辺では、
空に鯉のぼり、
川に本物の鯉…





そして、
我が家では、
来年60歳になる五月人形が飾られ、
例年と同じ光景が展開されていたのです。



コロナ禍という、
異常事態であることを除けば…
Happyな日々なのですが。





★2021/04/18 (Sun)
さて、
前々回に紹介した、
ピンクフロイドの秘蔵ライブ3枚ですが…

個人的に、
一番おもしろかったのは、
『Momtreux 1970』でした。

時期としては、
『Atom heart mother』を発表した直後で、
バンドの一体感が強くなっていて、
演奏から放たれるエナジーが高くなっています。

オープニングは、
前年に発表された、
『Ummagumma』のライブと同じく、
「Astronomy Domine」で、

続いて、
ギルモアさんが歌う「Fat Old Sun」「Cymbaline」
そして、
組曲「Atom Heart Mother」が演奏されます。

この「Atom Heart Mother」は、
バンド+コーラスという、
オーケストラが参加しないシンプルなアレンジで、
かえって、
それが楽曲のよさを際立たせています。

この曲は、
オーケストラ抜きの方がよいかも…

そして、
この後、
前半のハイライトと思われる、
「Embryo」が登場します。

ギルモアさんのブルースギターが光る、
少々オカルティックなこの曲は、
アルバム未収録ではあるものの、
この時期のライブでは定番で、
ファンの間で人気の高いナンバーです。

ギルモアさん絶好調かも…
こういうギターを弾かせたら、
右に出る者はおりませんね。

ここまでがDisc1ですが、
この5曲のボルテージが、
異常に高いのです。

Disc2は、
「ユージン、斧に気をつけろ」「太陽讃歌」「神秘」
の常連3曲を中心に構成されています。
(いちいちメンドーだから、邦題でいきます…)

この3曲は、
今回発売された3作すべてに収録されているので、
聴き比べてみるとおもしろいかもしれません。
(もっとも、「太陽讃歌」は違いがわかりませんが…)

バンドは、
シド・バレットの幻影から解き放たれ、
ようやくコンセプトが明確になってきたところで、
全体を支配する充実感は、
そこから来ているのでしょう。

それにしても…

この時代は、
ブルースがイケていたんですね。

↓ジャケもサイケでよろしい

★2021/04/04 (Sun)
昨年、
ジェフ・ベック師匠の発掘音源(ライブ)が、
7枚一挙にリリースされた、
Alive The Liveシリーズから、

今年は3月後半に、
ピンク・フロイドが3枚リリースされました。

◾️Montreux 1970
◾️Montreux 1971
◾️Live in London 1972

アルバムリリースに合わせて、
組曲「Atom Heart Mother」が
セットリストに入った1970、

アルバムリリース前の
「Echoes」が披露された1971、

そして、
同じくアルバムリリース前の
『The Dark Side Of The Moon』(狂気ですな)
が披露された1972、

いずれも聴きどころ満載です。

とくに私が注目していたのは1972ですが、
これはスゴかった…

CDは当日のセットリストが、
そのまま収められているそうで、
たしかに…
オープニングから
アンコールまでしっかり入っていました。

演奏はいきなり、
「Breath」から始まり、
『The Dark Side Of The Moon』全曲が、
60分弱かけて披露されます。

この時期すでに、
LP時代のB面…
「Money」から「Eclipse」は完成していたようで、
長年にわたり慣れ親しんだ、
スタジオテイクとほぼ同じ演奏が聴けます。

まだ模索していたのは、
A面の方で、
2曲目の「On The Run」と
4曲目の「The Great Gig In The Sky」
(虚空のスキャットですな…)の2曲は、
違うタイトルの、
まったく別のインストになっていました。

2曲目はギルモアさんのギター中心、
4曲目はSEを使った現代音楽的な展開です。

一方、
「Breath」と「Time」はほぼ、
“あの形”になっていて、
「Time」のイントロ部分に、
時計の音こそないものの、
ニック・メイスンによるメロディックタムのプレイも
それらしく聴こえ、
かなりの完成度になっています。

なんといっても、
ギルモアさんのギターが素晴らしい!

ライブなだけに、
ギタープレイが前面に出て、
よく聴こえることもあり、
クリアなアルペジオ、
粘っこいチョーキングが、
いっそう際立つのでありました。

やっぱ、ええなぁ…

演奏は、
このような大作の後、
「One Of These Days」
(吹けよ風、呼べよ嵐、ブッチャーですな)
「Careful With That Axe, Eugene」
と続きますが、

この「Careful With That Axe, Eugene」はスゴイ!

『Ummagumma』のライブテイクで聴ける、
一発強烈な「キャー」(悲鳴)があり、
それを合図に演奏が激しくなるパターンで、

スタジオテイクや、
その他のライブで聴ける
ダラダラいつまでも「キャー」ではありません。

そいつにモニターで音響効果を加えているから、
トリップ感がハンパないのです。

ここで、
小休止が入り(CDは2枚目へ)
スタジオそのままの「Echoes」でエンディング。

アンコールが
「A Sauceful Of Secrets」(神秘ですな)
「Blues」(ギター中心のセッション風インスト)
「Set The Controls For The Heart Of The Sun」
(太陽讃歌ですな)

こんな濃厚な演奏を2時間も聴かせられたら、
お腹いっぱいでゲロゲロ状態になってしまいそうです。

「A Sauceful Of Secrets」と
「Set The Controls For The Heart Of The Sun」も
先の「Careful With That Axe, Eugene」同様、
『Ummagumma』のライブテイクに近く、
迫力満点なのです。

「Blues」はギルモアさんのルーツがわかる、
コテコテのブルースで、
私のようなファンが狂喜すること間違いなし…

もう大興奮の連続で、
血圧上昇必至ですが、

みなさん忘れていましたよね?

ピンクフロイドはライブバンド、
数え切れないほどのライブで鍛え上げたバンドだった、
ということを…

私もうっかり忘れていましたが、
今回、
強烈に思い出させていただきました。

あ…他の2枚を書くスペースがなくなってしまった…

まぁ、いいか。
それはまたの機会として、
何しろ物凄いライブであります。

昨年の仇を、
一気に返された感じ?

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★ ILLUSTRATION BY nyao