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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
55
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2017/06/04 (Sun)
JazzとRockの融合は、
ジャズファンクと呼ばれるムーブメントから始まり、
セッションミュージシャンたちの切磋琢磨を経て、
フュージョンブームに至り、
“売れる音楽”として世間に認知されることになりました。

1976年頃のことです。

ところが、
この周辺の人脈とは違うところから、
JazzとRockの融合を、
あっさり違う次元までもっていってしまう、
天才がもう一人現れます。

それがジェフ・ベック…
1975年、
『ブロウ・バイ・ブロウ』の発表です。

ジェフ・ベックは、
1971年頃…いわゆる、
第2期ジェフ・ベック・グループの始動あたりから、
モータウンやスタックスといった、
ソウルミュージックへ接近するようになります。

メンバーを探すにあたって、
ディスコへ入り浸っていたと言われており、
同時期に流行し始めていた、
ニューソウルやジャズファンクで踊っていた可能性が大です。

1972年に、
このメンツの最高傑作である、
通称オレンジ・アルバム(『ジェフ・ベック・グループ』)を発表、
その後、
古い約束を履行する形で始まったBB&Aでは、
ハードロックを指向するものの、
「迷信」や「アイム・ソー・プラウド」をレパートリーに加え、
つねにソウルミュージックを意識していた彼が、
満を持して発表したのが、
『ブロウ・バイ・ブロウ』でした。

作品のコンセプトとしては、
メルヴィン・スパークスやオドネル・レヴィ、
ジョージ・ベンソンや
フィル・アップチャーチなどと、
それほど違うものではありませんが、
その影響力の差はあらためて言うまでもなく、
ジェフ・ベックに絶大なものがあります。

さて、
『ブロウ・バイ・ブロウ』とその他の作品では、
いったい何が違うというのでしょう?

その1
ギターの音が歪んでいる…

そう、
まずはギターのトーンがぜんぜん違うのです。
チョーキングを多用する、
ブルース直系のスタイル…
とくにジェフ・ベックの場合は、
グリッサントやスライドが派手なだけでなく、
トレモロアームの使い方も派手で、
ギュイ〜ンとかグワ〜ンとやるワケです。

同じように、
ポップで覚えやすいフレーズを弾いたとしても、
こちらの方がインパクトが大きいのです。

その2
バンドの編成がシンプル…

ジャズファンクやフュージョンでは、
ホーン・セクションを加えなかったとしても、
ギターを二人にしたり、
鍵盤を二人にしたり、
メロディ楽器をそこそこ厚くするのが当たり前ですが、
ジェフ・ベックの場合は、
ギター一人に鍵盤一人、
あとはリズム・セクションという、
シンプル極まりない4人編成で、
このサウンドに向かったのでした。

この編成はRockバンドでは標準ですが、
シンプルな分、
それぞれのパートの個性が出やすく、
より単純明快な音に仕上がるのです。

その3
RockからJazzを見る…

ジャズファンクやフュージョンを盛り上げた、
多くのギタリストはJazz出身で、
いわゆるJazzギターのマナーが身についていますが、
ジェフ・ベックは徹頭徹尾、
Rockギタリスト!
知名度も抜群であり、
彼がJazzへ向かったことは、
大きな話題をさらったのでした。

ジミー・ペイジは、
『ブロウ・バイ・ブロウ』を、
ギタリストのための教則本のような作品である、
とまで言っています。

それほど、
ジェフ・ベックの一人勝ち、
という感じだったのでしょうね。

そして、
ジェフ・ベックの凄いところは、
いつまでも同じスタイルに拘らないところで、
次の『ワイアード』では、
ヤン・ハマーを起用し、
もう少し前衛的な領域へ踏み込みます。

こちらも、
同じヤン・ハマーを擁した、
ビリー・コブハムの『スペクトラム』(1973年)という、
先駆的な作品があり…

驚くべきことに、
トミー・ボーリンという、
当時無名だったRockギタリストを起用しているのですが…

トミーとジェフでは、
破壊力が違い過ぎる感があるものの、
コブハムの着眼点の鋭さには驚かされます。

こうして考えると、
Rockギターというのは、
ポップミュージックを語る上で、
最強の存在なのではないでしょうか。

ここ数年にわたり、

Jazzギターを身につけて、
いまさらながら、
スタイルを変えようなどと、
無駄な労力をかけていた自分が、
少々気恥ずかしく思えて、
仕方ありません。

やはり、
師匠には教えられるものがあります。


↓かつては『ギター殺人者の凱旋』などという邦題がついていた

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★2017/05/28 (Sun)
さて、

雑誌の特集をきっかけに、
ギターという切り口から、
再びジャズファンクへ取り組んでいますが…

結局、
行き着いた先は、
以前にお話ししたように、
『ダニー・ハザウェイ・ライヴ』(1972年)
と『スタッフ』(1976年)でした。

今回は、
まずメルヴィン・スパークスとオドネル・レヴィという、
かなりマニアックなギタリストから入りましたが、
両者ともいわゆるジャズファンクの王道路線、
ホーンセクションを率い、
にぎやかにグルーヴするのでありました。

これはかつてよく聴いていた、
ギタリスト以外のリーダーアルバムと、
ほぼ同じ雰囲気です。

そんな中、
オドネル・レヴィの『シンバ』(1973年)というアルバムと出会い、
この分野にしては珍しい、
クリアなトーンのギターに感動し、
ビシビシとタイトなドラムにシビれ、
それがスティーヴ・ガッドであることを知りました。

で…
クリアなギターとタイトなドラム、
というキーワードで、
ジョージ・ベンソンの『バッド・ベンソン』(1974年)に行き、
(ここでもスティーヴ・ガッドが叩いています)

『ブリージン』(1976年)以前の彼の素晴らしさを知り、
(『ブリージン』以降のプレイは嫌味な感じが…)
その美しいトーンと端正なプレイに感銘してしまったのですが、

ここで大活躍しているのが、
サイドギターを担当している、
フィル・アップチャーチであることに気がつき、
彼のソロ・アルバム、
『アップチャーチ』(1969年)と『ダークネス・ダークネス』(1971年)という、
たいへんマニアックな2品を聴くに至りました。

『アップチャーチ』はサイケ色が濃く、
地味変のカヴァー2曲が秀逸ですが、
(「クロスタウン・トラフィック」と「ヴードゥー・チャイル」)
トレモロアームをビヨビヨといぢるプレイが多く、
テレヴィジョンのトム・ヴァーレインを彷彿とさせます。

『ダークネス・ダークネス』はサイケ色は薄くなっていますが、
ペケペケのトーンで、
地味変ばりにプッツンいってしまうプレイがあり、
この方の不思議なオーラを感じないワケにはまいりません。

このフィル・アップチャーチが、
『ダニー・ハザウェイ・ライヴ』の前半で、
リードギターを担当しているのでした。

一方、
『バッド・ベンソン』と対をなす、
ジョージ・ベンソンのアルバムに『ボディ・トーク』(1973年)がありますが、
こちらはジャック・ディジョネットが叩いており、
ベースはロン・カーターです。

やっぱりジャックのプレイもカッコええなぁ…
(私はマイルスのバンドにいたときのプレイが好きです)
と感動していたら、
このアルバムにはJB流のファンクマナーの曲があり、
まさかロンがあのベースラインは弾かないだろう、
と思っていたら、
サイドギターを担当しているアール・クルーが、
それを見事にフォローしておりました。

このようなサウンドには、
意外とギター2本の効果があることに気がついたら、
やはり『スタッフ』ですなということになり、
ここに至るのでありました。

スタッフは、
エリック・ゲイルとコーネル・デュプリーのツインギター、
ドラムスもスティーヴ・ガッドともう一人いて、
これにベースとキーボードが加わるものの、
ホーン・セクションはおりません。

そういえば、
『ダニー・ハザウェイ・ライヴ』にも
ホーン・セクションは入っていませんね。
そして、
後半でリードギターを担当しているのは、
コーネル・デュプリーでし

スタッフは、
その編成から想像すると、
ジャズばりにインタープレイを展開するのかと思いきや、
そうではなく、
あくまでもシンプルにグルーヴを出すことに専念しており、
ポップで覚えやすいメロディと相まって、
抜群のダンス・チューンに仕上がっています。

ジャズファンクはここで、
“売れる音楽”として世間に認知されることになり、
フュージョンブームが起こるのですが、
同年に前述の『ブリージン』もヒットし、
一役買うワケです。

それにしても、
そこに関わってきたミュージシャンが、
ほぼ同じメンツであり、
彼らが職人として、
感覚と技術を昇華したことが、
この流れを生み出したと考えると、
感慨ひとしおであります。

とはいえ…

まったく、
このへんの人脈とは違うところから、
あっさり違う次元までもっていってしまう、
天才がもう一人いるワケですが、
この話はまた次回に譲ることとしましょう。

★2017/05/21 (Sun)
いったいどうなっちまっているんだ?

今年に入ってから、
毎号『Guitar magazine』から
目が離せなくなっています。

ブルース、ジャズファンクに続き、
6月号の特集は「チャック・ベリー」です。

とにかく今年は、
黒い表紙の『Guitar magazine』を見かけたら、
要注意でっせー

さて、
今年の3月18日に、
90歳で亡くなったチャック・ベリーですが、
86歳頃までライヴをやっていたというのは、
驚きです。

エンケンではありませんが、
まさに史上最長寿のロックンローラー…

さらに驚きは、
6月9日に38年ぶりのニューアルバムが発表されること。
そして、
これに合わせて、
全盛期のオリジナルアルバムが紙ジャケで再発されるとか…
本人の没後であることが悔やまれます。

デヴィッド・ボウイのニューアルバムから
感銘を受けたこともあり、
私はこのニューアルバムを聴いてみようと思っています。
ついでに、
紙ジャケもいくつかピックアップして見ようかな…

それにしても、
今回の『Guitar magazine』
この種の雑誌で、
ここまでチャック・ベリーを取り上げた例はなく、
貴重なこと国宝級であります。
(楽譜は「ジョニーBグッド」のカヴァー3例でした)

私がロー・ティーンの頃、
チャック・ベリーに代表される、
シンプルなロックン・ロールは、
キャロルから派生したクールス等の、
いわゆるリーゼントで決めた方々
(海外ではロカビリアンといい、
ロックンローラーなどとは呼びません…)
が独占しており、
今から考えると、
これがチャック・ベリーを正しく理解する、
妨げとなったことは否めません。

チャック・ベリーが目指したものは、
シンプルでポップな音楽であり、
それを演奏するために、
プロのエンターテイナーになるという、
実にわかりやすい図式だったのです。

だから、
若き日のミックやキース、
ジョン・レノンなどが、
理屈抜きで熱狂したわけで、
我々も余計なことは考えず、
ただ「気持ちよい気持ちよい」と、
その音に身を任せれば良いのではないでしょうか。

それにしても、
今年に入ってからというもの、
ジャズファンクにどっぷり浸かり、
少し食傷気味になってきたところで、
チャック・ベリーがやって来るなんて、
神に導かれているような気がするのですが、
いったいどこへ行けというのだろうか?(笑)

↓色とデザインが統一されていると思われる

★2017/05/14 (Sun)



悪魔の塔(東京スカイツリーのことです…)


が開業して早5年になるそうで、


今月はいろいろな行事が企画されています。



その中のひとつとして、


某大手食品メーカー主催、


「ナポリタンスタジアム2017」


というイベントが、


昨日と本日の2日間にわたり開催されています。



これは、


全国の予選を勝ち抜いた、


10店舗の(スパゲティー)ナポリタンが、


日本一を目指して競い合うと言うイベントで、


2日間を通じて、


もっとも売上の高かった店舗が、


グランプリを獲得することになります。



私は職業柄、


そのメーカーさんと懇意なこともあり、


一般来場に先立ち金曜日(5/12)に開催された、


プレスおよび関係会社の招待DAYに参加してきました。



とはいえ…


ここで、


出店されていたナポリタンについて、


詳細を語るつもりはありませんが…



さて、



とりあえず、


9種類(何故か1店舗だけ来ていなかった)のナポリタンを試食し、


そろそろ帰ろうかと思っていたら、


メーカーの営業の方から、


「16:00から、


正面のステージでアトラクションが始まるので、


ぜひご覧ください」


とのこと…



そういえば、


このイベントのために、


「ナポリたん」というキャラクターを作り…


 


↓「ナポリたん」(たんは敬称なので、名前はナポリっす(笑)



会場で、


テーマソングを流し続けていたことに気がつき、


同行していた会社の連中が、


「演奏して歌でも歌うんですかね?」


と問いかけてきたので、



そこは、


みなさんよりは少々クロウトの私ですから、


即座にステージをチェックし、



「いや、


アンプがないし、


音響はステージ脇のミキシングボードだけだから、


演奏はないだろう…」



それどころか、


ステージにはマイクが一本立っているだけです。



これで歌うのはキツイだろうなぁ…



「ダンスでもやるんじゃないかな?」


と答えました。



すると、


「ナポリたん」は着ぐるみだろうか、


それともコスプレだろうか?


という議論になり…



男性諸氏はコスプレを期待したいところですが、


白昼堂々、


野外ステージでコスプレダンスというのもどうかと思いながら…(笑)


ステージに注目していました。



数分後、


期待通り、


コスプレの「ナポリたん」が一人、


ステージに上がりました。



そして、


エレクトリックベースを手にしたのです。



ああ…これならラインで音をとればいいね。


ベース弾きながら歌うのは、


けっこう斬新かも…



ところが、



「ナポリたん」はCDに合わせて、


笑顔いっぱいで華麗に舞いながら、



なんと!

歌わず、


ベースだけを弾いたのです。



それも…


風貌に似合わず、


パンキッシュなチョッパーを主体としたハードなプレイで…


ビシビシっと。



リズム正確、


派手なグリッサントが心地よい。



いやー驚きました!



ベースの腕前も、


企画自体にも驚いた。



会場が大いに盛り上がっていたのが、


もっと驚きでした。



私も無意識に手拍子を叩いていたようで、


同行していた女子社員から、


「あんなに楽しそうにしている姿は珍しいですよ」


と指摘されてしまいました。



いやいやマジで面白かったですよ。



「ナポリたん」は、


2曲ほどベースを披露して、


ステージを降りましたが、


正体は、


アキバで活動している地下アイドルユニット、


仮面女子の月野もあさんという方だそうで、


今月号のBass Magazineに記事が掲載されていました。



専門誌に、


単純にベーシストとして取り上げられているので、


演奏がしっかりしていたワケだ…



やっぱ、


万民に受ける、


こういうミーハーなノリっていいよなぁ…


じつは、


最近またKISSなんか聴いていて、


自分もコスプレをしたくなっているのです。



女子社員に指摘された瞬間の私は、


日常から解放され、


一瞬だけ非日常の世界に入ってしまった、


いつもと違う無防備な私だったのです。



アトラクション終了後、


この企画をしたメーカーに敬意を表し、


「ナポリたん」のCDと、


(おそらくコンピューターでプログラムした演奏)


シールを記念にいただいたのですが…


さて、


このシール、


ギターに貼ったらヒンシュクかな?(笑)




↓演奏する「ナポリたん」


 ベース弦が蛍光ピンクである(笑)


★2017/05/07 (Sun)
ゴールデンウィークも今日で終わりですが、
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

今年の私は、
没後150年「坂本龍馬」を見るため、
江戸東京博物館へ行ったことと、

GINZA SIXへ行こうと思ったものの、
あまりの混雑にメゲて、
銀座にある各県のアンテナショップを回って、
ちょっとした日本一周気分を味わったことがメインで、

あとは自宅の庭を整備したりして、
とりあえずノンビリ過ごしていました。

なにしろ、
日本全国のほとんどがお休みなので、
どこへ行っても人出がハンパなく…

GINZA SIXの前に、
江戸東京博物館に行った際、
ひさしぶりで両国に来たから、
ちゃんこでも食べようと思ったものの、
どこのお店も長蛇の列で、
即座にあきらめてイタリア料理にしたという…

この時点で、
こんなときは無理しないにかぎると、
悟りを開いてしまったのでした(笑)

会社では積極的に、
有給休暇を取得するよう指導されておりますが、
職務柄、
大勢が通常稼働しているときは、
いつ緊急連絡が入るかわからず、
落ち着いて観光などできる状況ではなく、

では、
日本全国が休みのタイミングといえば、
今回のようなハンパない混雑を覚悟せねばならず、

どうも世の中うまくいきませんなぁ…

江戸東京博物館の常設コーナーで見た、
江戸時代の庶民の暮らしの方が、
よっぽどゆったりしていて。
生活を楽しんでいる感じがしました。

物理的に豊かになることだけが、
人類の幸福ではないかもしれませんね。

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★ ILLUSTRATION BY nyao