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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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HN:
matsuZACK
年齢:
56
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2014/11/30 (Sun)
10月初旬のある土曜日のこと…

バンドの練習に行こうと準備をしていた私は、
右目の視界に大きな黒い飛蚊を覚え、
その直後にまぶたのあたりに光るものを感じました。
外へ出て空を見上げると果たして、
一面に砂をまかれたように薄く黒い点が散在しています。

ああ…右目にもやってきたか…

思い起こせば、
ちょうど2年前、
加齢にともなう硝子体の変形による、
飛蚊症を経験していた私は、
当時のことを思い出しました。

またしばらく、
汚れた水槽から見える世界に
ガマンしなければならないのか…

休み明けの月曜日になったら、
かかりつけの医師に受診しよう…
そう思っていた翌日のこと。
今回は汚れた水槽どころではなく、
まるで右目の視界に泥水が充満したような状態になり、
その向こう側の景色がほとんど見えなくなってしまいました。

これは?…前回より出血がヒドいのかな?

不安に高鳴る胸を抑え、
翌日かかりつけの医師を受診するとはたして…

前回と同じく、
加齢により変形した硝子体が網膜を引っぱったことで、
硝子体内部に網膜からの出血が充満しているとのこと。
出血がヒドく眼底が確認できないが、
自分の見立てでは網膜剥離はなさそうだ。
しかし、
ここでは確実な診察ができないので、
自分の出身の大学病院の教授へ紹介状を書くから、
すぐに受診した方がよいと言われ…

そのまま、
眼科で有名な某大学付属病院へ向かいました。

診察の結果はかかりつけの医師と同じで…
ただこの病院には、
超音波で眼底を確認する機器があり、
これにより、
やはり網膜剥離はなさそうだが、
出血がヒドく眼底が確認できないため、
断言はできないとのこと。
いずれにしても私の場合、
糖尿病や高血圧の持病もなく、
単純に近視が強いだけなので、
自然にこれほどの出血が生じるとは考えにくく、
剥離はないまでも、
穴が開いている(網膜穿孔)ことは間違いないので、
出血が自然に引くのを待つのではなく、
先手を打って手術をした方がよいでしょうと言われました。

そうは言っても…
いきなりというわけにも行かず、
仕事の段取りなどをつけ、
同じ週の金曜日に再び受診…
出血が引く気配がないので、
翌週の火曜日(10/14)に入院し、
木曜日(10/16)に手術をすることに決まりました。

この場合の手術とは…
「硝子体切除」と呼ばれるもので、
白目に3カ所穴を開け、
照明と眼球の形状を維持するための液体を注入しながら、
硝子体内部の出血を取り除き、
眼底が確認できる状態で網膜に治療を施し、
硝子体内部に本来とは違う液体やガスを注入する…
というものでした。

手術はすべて局部麻酔で行われるので、
散瞳され、
ぼやけた視界の中で展開される、
極彩色のサイケデリックな景色が、
すべて私の脳裏に焼き付けられたのです。
…黒い飛蚊や淀んだ黒い塊が
管のようなものに吸い取られる光景、
棒のようなものからレーザーが照射される光景、
清らかな液体が充填される光景、
そして、
レーザーが当たるたびにただよう、
ジュッと焦げ臭い匂い…

さいわい網膜剥離はなく、
網膜の上部真ん中のあたりに、
馬蹄形の大きな穴が1カ所、
その左右には、
そいつに引っ張られたと思われる、
裂け目(網膜裂孔)が数カ所確認され、
これらはすべてレーザーで焼き付けたということ。

術後の経過は良好で、
翌週の10/24に退院しました。

ところが…

退院して数日後から、
右目の視野の下方に黒い影が見え、
退院一週間後の定期検診に行ったところ、
処置をした個所の上方にかすかに水が溜まっており、
このままにしておくと網膜剥離に進行するとのこと。
原因は、
「硝子体切除」とはいえ、
一回の手術で100%中身を入れ替えることはできず、
残存していた元の成分に、
意外と弾力性があったため、
もう一度患部近くの網膜を引っ張ったということ。
前回と同じ手術をし、
再発を抑えるために、
確実に硝子体を切除したいと言われました。

もう一度アレをやるんですか?
これには正直…相当ヘコみました。

どう表現したらよいかわからないほど…
なにしろ…ヘコみました。

とはいえ、
もう一度手術を受けなければならないことは間違いなく、
意を決して、
ふたたび11/4に手術を受け、
そのまま再入院となりました。

前回と違い、
今回は網膜剥離があったため、
治療と再発防止のために、
眼球内にガスを注入され、
それが抜けるまで、
術後はうつ伏せ、
または下向きの姿勢を維持することを指示されました。

ガスは軽く上方に溜まってしまうため、
眼底の網膜に当てるためには、
こうするしか方法がなく、
仰向けになって長時間放置すると、
目の表面…
角膜側の水晶体を圧迫することで、
急性白内障になってしまうそうです。

これはツラかった…

胸とオデコに枕を当て、
完全なうつ伏せの姿勢では熟睡することができません。
1〜2時間うつらうつらすると、
腰や肩が痛くなり、
同じ姿勢を保つことができないのです。

腰をよじったり浮かせたりしながら、
長い夜が明ける…そんな毎日が続きました。

こちらの思惑に反し、
ガスはなかなか抜けず、
結局、
このうつ伏せ状態は2週間続いたのでした。

うつ伏せが解除になっても、
2〜3日、
痛くてクビが伸ばせなかった…
長い間、
上向きで作業をし続け、
クビが元に戻らなくなったという、
ミケランジェロの逸話を思い出しました。

うつ伏せが解除となり、
ガスが抜けて網膜が定着していることを確認し、
11/19に退院となりました。

今回は、
退院一週間後の定期検診でも問題なく、
先週の水曜日(11/26)から仕事に復帰したのです。

こして、
かれこれ2ヶ月近くにわたり、
浮き世から遠ざかっていたことになるのですが、
うつ伏せ生活のダメージは予想以上に深く、
驚くべきほど体力が落ちており、
毎日の生活がリハビリのようになっています。

視力もまだ完全に回復はしておらず…
これは個人差があって、
1年近くかかる場合があるとのこと。
とはいえ、
メガネやコンタクトレンズを使えば、
まったく支障なく過ごせるレベルにはなっているので、
あせらずノンビリかまえております。

この2ヶ月間、
いろいろなことに考えが及びましたが、
それらは折を見てお話しするとして…
まずは休業に関する詳細報告まで。

心配されていた方もいらっしゃると思いますが、
とりあえず、
元の生活に戻りつつあります。
ご安心ください。
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★ ILLUSTRATION BY nyao