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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
55
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2015/01/04 (Sun)
新年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

今回の年末年始は、
暮も押し詰まった12月27日に発熱し、
翌日に受診したところ、
なんとA型インフルエンザ陽性で…
リレンザを服用しすぐに熱は下がったものの、
用心して外出を控えたおかげで、
いわゆる“寝正月”になってしまいました。

そんな中、
あんまり怠惰に過ごしてもいけないと思い、
一念発起して、
所有しているCDおよびLPをリストアップして、
5つに分類し、
エクセルシートを使い、
アルファベット順に整理するという、
一大事業を成し遂げてしまいました(笑)

こうして客観的に眺めてみると、
補完が必要な部分がよくわかり…
相変わらず悪いクセで、
ひとつのシリーズを集め始め、
あと一歩というあたりで、
他のものに興味が移り、
未完になっているコレクションの多いこと…
反省することしきりであります。

それにしても、
1980年代前半あたりまでは、
プログレ系の作品が多いことに、
あらためて驚かされました。

そう…好きだったんだよね。
ヨーロッパ(ユーロロック)にまで飛んだぐらいですから…

そして、
1970年代後半の、
ジャズっぽいプログレの名盤を眺めていたら、
ひとりのギタリストの顔が浮かんできました。

アラン・ホールズワース!

みなさん覚えていますか?

あのエディ・ヴァン・ヘイレンが、
インタビューの中で、
いちばん好きなギタリストに挙げたおかげで、
猫も杓子も「アラン、アラン」と大騒ぎした時期があったこと。

みんながそのプレイに挑んだものの、
彼のプレイは、
その尋常でない手の大きさ、
そして指の開き方によるところが多く、
スモールサイズの日本人には無理があると知り、
次々と断念していったこと…

ホールズワースは根っからのジャズ好きで、
ピアノのコード感をギターで再現しようとしたら、
あのような運指にたどり着いたと言っておりました。
また、
その独特のフレーズは、
サックスのプレイからヒントを得たものであるということも、
広く知られていたことです。

うーん、なつかしいなぁ…
それにしても、
これだけの名盤に関与しているとは、
おそるべしである。

テンペスト、
ソフト・マシーン、
トニー・ウィリアムス・ライフタイム
ジャン・リュック・ポンティ、
ゴング、
UK、
ブラッフォード…

いずれも、
相当マニアックですなぁ…(笑)

私が当時よく聴いていたのは、
テンペストのファースト、
ジャン・リュック・ポンティの諸作…
とくに、
1977年の『Enigmatic Ocean』
1983年の『Individual Choice』あたり、
ゴングの『Gazeuse !』
そしてブラッフォードの最初の2枚
『Feels Good to Me』『One of a Kind』


テンペストはホールズワースの出世作で有名ですが、
まだ後年のようなプレイではなく、
もう少し一般的な弾き方をしています。
そうは言っても、
すでにキラメくような才能の片鱗を見せており、
それを存分に発揮しています。
ただ…惜しむらくは、
ヴォーカルの声質がジョー・コッカーっぽく、
もう少し繊細な…
ジェントル・ジャイアントやクィーンのような感じだったら、
もっとよかっただろうになぁ…
と思える部分。
昔から思うのですが…
この声は…ミスマッチだろう。

ジャン・リュック・ポンティ…
つまりヴァイオリンとの相性はバツグンで、
何枚かのアルバムに参加しておりますが、
いずれも素晴らしいプレイを残しています。
この頃になると、
例の独特のプレイ…
サックスのようなギターソロを聴くことができます。
とくに、
1983年の『Individual Choice』で、
シークエンサーを使った無機質な音に、
ポンティのヴァイオリンと共に、
情念たっぷりにからみつくあたり、
鳥肌モノの色っぽさを感じてしまいます。
かくのごとく、
弦楽器はシュミレーションが難しいのです。

ゴングは中心人物である、
デヴィッド・アレンが抜け、
腕達者なミュージシャンによる、
高度なテクニックを売りものにしていた時期で、
もうこれは文句なしにカッコよい。
この感じはブラッフォードと共通しています。
ユーロロックの世界では有名ですが、
ここのピエール・モエルランというドラマーは、
もっと評価されるべきミュージシャンですね。

そして、
ブラッフォード。
作品としてのおもしろさは、
アネット・ピーコックという、
稀代の女性ヴォーカリストが参加している、
『Feels Good to Me』の方が上ですが、
硬派なインストものとしては、
『One of a Kind』も屈指の作品でしょう。
当時はこれと、
ブランドXの『Masques』を並べて聴いたものです。
「Five G」なんかサイコーでしょう。

あと…
エディ・ヴァン・ヘイレンと並び、
ラッシュのアレックス・ライフスンが、
ホールズワースに熱狂しており、
1979年の『Permanent Waves』収録の
「Different Strings」では、
フェイドアウトする直前のギターソロで、
モロにそれっぽいフレーズを聴くことができます。
これは当時の私にとって、
たいへんわかりやすい教材で、
「あー、こーすればホールズワースっぽくなるのか」
と参考にしたものです。
トレモロアームを軽く押す感じなんだよね…

およそ、
30数年の時を経て、
忘却の彼方から蘇ってきた、
アラン・ホールズワース。

ジャズとか、
ギターの響きとか、
そんなことばかり言っている、
最近の私にとって、
じつは、
もっともよく合っている相手だったのかもしれません。

これは、
インフルエンザのなせる出会いでしょうか?
すべての出会いに感謝。
人生は因果応報、
すべての出来事に意味がある…
四国へお遍路さんに行きたい、
今日この頃です(笑)
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★ ILLUSTRATION BY nyao