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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2015/01/25 (Sun)
TBSの金曜夜10時枠は、
SPEC、クロコーチと、
私のお気に入りのドラマを発表してきましたが、
今回の「ウロボロス」も、
まだ始まったばかりではありますが、
これからの展開が期待できる作品だと思います。

警察官とヤクザが文字通り、
表裏一体となって、
ひとつの目的に向かって行く…
向かって行く先に、
警察の裏組織が関与しているというあたりは、
クロコーチとよく似ていますが…
こんな設定になっております。

私が注目しているのは、
警察官役の生田斗真くん。
普段は嗅覚が効くというだけで、
頼りない少年のような感じなのに、
ほんの一瞬、
本性を覗かせる場面での、
狂気をはらんだ凄みのある目が、
なかなかのものです。

あれは警察官の目ではなく、
犯罪者の目だ…(第1話より)

目力があるというには、
いい役者の条件ですね。

昔々…
1980年代の初頭、
19かハタチの頃に、
人間の内に秘めた狂気とか、
善悪の価値観の逆転とか、
神への冒瀆とか、
そんなテーマに興味を持ち、
やたらと本を読んだり、
映画を見た時期がありました。

フランシス・コッポラ監督の
「地獄の黙示録」
「ゴッド・ファーザー」
そして、
松田優作主演の「野獣死すべし」などは、
強く感銘を受けた作品ですが、
「ウロボロス」には、
それに通じるテーマを感じます。

(「野獣死すべし」の松田優作の目も、
スゴかったというか…
映画史に残る狂気を演じたと思います)

さらに、
この「ウロボロス」には、
犯罪被害者の心理…
私の大事な人を殺した犯人を殺して…
が前面に出ていて、
憎しみが憎しみを生む、
今の世界情勢の中、
このテーマをどう扱っていくのか、
これも注目されるポイントです。

出演者については、
生田斗真くんのことしか触れませんでしたが、
これもクセモノ揃いで、
ドラマに奥行きを与えています。
(小栗旬くんは悪役の方が似合いますなぁ…
それと私はなぜか、
上野樹里さんに色気を感じてしまうのです(笑)

さて…新年早々、
少し血の匂いのする、
ひさびさにヴァイオレンス全開だが、
人間の本性に迫る、
ちょっとした作品に出会い、
毎週ワクワクしております。

こういう作品にピピっとくるのだから、
まだ私にも、
青いところが残っているんですね(笑)
よかったよかった(?)
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★ ILLUSTRATION BY nyao