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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2010/05/16 (Sun)
ここ数年続いた、
怒濤の紙ジャケ・リリースは
ようやく一段落したようで、
おかげで財政困難に陥らなくなった、
今日この頃です。(笑)

落ち着いて聞き直してみて、
さすがにこの年齢になると、
旧譜であらためて感動するものは少なく、
手元に置いておくべき作品を、
限定してもよいのでは?と思ったりします。

そろそろ身の回りのものを整理し始めるって?
いやそうではなくて(笑)、
人生の新しい局面に来ているかな?
と感じるのです。

つまり…、
ガツガツせずに、
のんびりマイペースで楽しむ、
そんな年齢に達したかな?
ということです。(笑)

どーでもいーじゃん、気持ちよければーっ…。

などと言っている矢先に、
げげっこれは…、
と驚くような作品がリリースされ、
私の気持ちはまたもや揺れてしまうのであります。(笑)

プログレ・ファン、
というよりユーロロックに興味がある人は、
この際黙って買ってくれ(笑)、
と言いたくなるような作品が、
なななんとっ、
紙ジャケSHM-CD仕様で再発されます。

それは、以下の3アーティストです。

①SFF(スイス)
70年代のシンフォニックロックにおける、
最高傑作と言われているグループの3作、
すべてがリリースされます。(5/25)
とくにファーストアルバム『Symphonic Pictures』は、
問答無用の傑作。



ついで、
セカンドアルバム『Sunburst』がよろし。



SFFはメンバーの名前の頭文字で、
たしか、
「しっけ・ふろーりんぐ・ふゅあーず」だったかな?
ドラムス、キーボード、
ギターとベースを兼任という、
トリオのバンドで、
全編インストで歌なし。
叙情的なメロディと、
変拍子ビシバシの展開が多く、
ラッシュやジェネシスのファンなら、
悶絶しそうな曲ばかりが並んでいます。
ぜーったい買って損しないので、
黙って言うこと聞いてみてください。(笑)
ん…でも、
サードアルバム『Ticket To Everywhere』はかなりレベルが下がるので、
ちょーしに乗って、
3枚一気に買わない方がいいかも…。(笑)

②IL BALLETTO DI BRONZO(イタリア)



「いる・ばれっと・でぃ・ぶろんぞ」と読みます。
これは70年代中盤のイタリアに、
突如として現われたバンドで、
『Ys』1枚で消えてしまいました。
内容はプログレというより、
バロック・メタル?
クラシカルなメロディで、
ヘヴィな音を出す…、
今でいうゴシック・メタルの元祖的な存在。
そーとードロドロした音ですが、
裏ジャケに写っている4人のメンバーのカッコいいこと。(笑)
イケメン揃いの上に、
すげーケバいファッション。
今だったら、
かなりウケると思われるルックスですが、
当時はまったく泣かず飛ばずだったようです。
これもね…いいですよ。
もう、針を振り切っている感じ。(笑)

③IL LOCANDA DELLE FATE(イタリア)



「いる・ろかんだ・でら・ふぁーて」…。
これも1978年だったかな?
『Forse Le Luccide Non Si Amano Piu』という作品、
1作のみで消えてしまったのですが、
この作品こそが、
70年代イタリアンロックの最高傑作と言われているのであります。
私は、
ここのヴォーカルの声質があまり好きではなく、
そこまではオーバーな、
と思いましたが、
やはり作品の完成度としては、
かなりのもの。
叙情的な音を好む人でしたら、
まず間違いなくストライクの音でしょう。

これらのアルバム、
LP時代には、
みんな中古で○○万円ぐらいした作品なのです。
(『Ys』が25万円で売られていたのを見たことが…)
そのため、
『web-magazine GYAN GYAN』で紹介することを控えていたのです。
それがなんとっ、
フツーに手に入る商品になるなんてっ。
(しかも、高音質ですよ)

いや〜スゴい世の中になりましたね…、
というより、
もう紙ジャケもネタが尽きてきたんだなぁ…。(笑)
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