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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2010/04/18 (Sun)
なかなか暖かくなりませんなぁ…。(笑)

私は昔から、
特定のミュージシャンの作品ばかりを聴くことができず、
そのとき気になる作品を、
それこそ気ままに聴いてきました。

よくいるじゃないですか…、
ビートルズの作品ばかりコレクションしているとか、
ボブ・ディランのブートレグを全部持っているとか…、
ああいう方々の感覚はよく理解できません。

まぁ…、
コレクターというのはそういう人種なのでしょうけれど、
同じミュージシャンの作品ばかり聴いていて、
正直なところ、
飽きないのでしょうか?…ねぇ。(笑)

暖かくなると聴きたくなるのは、
アメリカンロックだと前回言いましたが、
もっと暑くなってくると、
ボサノヴァ、レゲエ、
そしてなぜかヴェンチャーズが登場してきます。

共通項としては、
あまり考えずに、
気楽に聴けること…。
暑くなるにしたがって、
思考力が低下するからでしょうか?(笑)

アメリカンロックのスゴいところは、
普段着でラフに演奏してサマになってしまうことだとは、
かつて『web-magazine GAYN GYAN』でも語ったことですが、
これはなかなか日本人には真似のできないことです。

この件では、
ジョー・ウォルシュがイーグルスに加入する直前(1976年)に発表した、
『ジョー・ウォルシュ・ライブ(You Can't Argue With A Sick Mind)』
がサイコーで、
いまだにこれを超える作品にお目にかかったことがありません。



このアルバムは、
こうやったらカッコいいよなぁ…とか、
こうやったら気持ちいいよなぁ…という、
ロックの楽しい要素を凝縮していながら、
それを、
普段着でラフに表現している点がたいへん優れています。

陽気のいい日曜日の午前に似合う作品。(笑)

これに近い作品は他にないかな?と見渡してみたところ…、
そうそうデイヴ・メイスンのライブがありました。
『情念(←ところで、この邦題はなぜ?Certified Live)』



これはかなりウォルシュの作品に近いのですが、
メイスンがえげれす人のせいか、
適度な陰影があります。
で…それが、
ソウルとかファンクの音を引っ張ってきていたり、
アコースティックは12弦を多用していたりして、
ウォルシュほどスコーンと抜けた感じはしません。
(とはいえ、これはこれでカッコいい作品です)

ドゥービーは少々田舎っぽいというか…、
よくあるでしょう?
地方のニイちゃんたちが、
ちょっと不自然に派手な服を着ている…、
そんな感じがあり、
イーグルスは少々乾き過ぎで、
少し油分がほしくなります。

つまり、
ウォルシュの作品は、
すばらしいバランス感覚の上で成り立っており、
適度に軽く、
適度に重く、
適度にアコギが入り、
適度にコーラスが入り、
適度にブルースあり、
軽くファンキーで、
その、
テキトーな感覚がすばらしいのです。

そうそう、
あとこれに近い作品として、
ジョニー/エドガー・ウィンター兄弟のライブがあるのですが、
タイトルが思い出せない上に、
どうも現在は発売されていないようで、
困っております。
marcさんがLPを持っていたんだよなぁ…、
オープニングが「ボニー・モロニー」で、
ライチャス・ブラザースの「ふられた気持ち」が入っているヤツ…。
誰か知っていたら、教えてくれませんか?(笑)

↓ジェイムズ・ギャング時代のウォルシュ。
 例のライブでもオープニングの「うぉーく・あうぇい」。
 これはドイツのTV局の映像で、
 かつて「ビートクラブ」に収録されていたもの。
 あまりにも貴重な映像なので、掲載してみました。


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