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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2020/05/24 (Sun)
そろそろ、
緊急事態宣言が、
解除されそうな雰囲気になってきました。

まだ油断はできないし、
すぐに以前の生活に戻れるとは思えませんが、
Stay homeの度合いは、
少し下がりそうです。

この2ケ月というもの、
みなさんと同じように、
ひたすら家にコモっていたわけですが、
私にとって最大の収穫は、

リッチー・ブラックモアの長尺ナンバー、 
「Lazy」と「Child in time」をコピーしたことです。
(どちらも、スタジオ・テイク)

なにしろ、
時間が十分あったので、
じっくりと粘り強くフレーズを採ることができ、
かなりの完成度になったと自負しております。
(かつては、ここまでシツコクやらなかった…)

かなりイケているので、
機会があれば、
どこかで披露したいですね。
目をつぶって聴くと、
リッチーそのもの…かな?(笑)

モノは考えようで、
Stay homeの期間は、
こういうことに取り組むには、
最適の時間であったかもしれません。

そしてもう一つ、
これも世間では盛んであったようですが、
家の中を整理して、
不要なものを思い切り、
“断捨離”しました。
(おかげで、ゴミがたくさん出た…)

こちらも、
そろそろ、
人生のセカンド・ステージに立つ私には、
絶好のタイミングで、
これからやるべきこと、
これから大切にしたいことを考える、
いい機会になりました。

整理をしていると、
リッチーというか…
中学から高校あたりに影響を受けたことが、
自分の中でどれほど大きな存在であるか、
よくわかるものです。

まぁ…その頃から、
ほとんど進化していないのかもしれませんが…(笑)

残すべきものは残し、
これから更に深化させよう、
などと思ったりしました。

このように、
新型コロナ対応が次の段階に入った今、
自分も新たなステージに立つ準備が整った感じです。

さて、
明日…緊急事態宣言は解除されるのでしょうか。
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★2020/05/10 (Sun)
最近、
stay homeの影響で
ストレスが溜まるのか…
ハードロックをよく聴いています。

それもRAINBOWとBLACK SABBATH(笑)

最近では、
ヘビメタといえば、
中学生でも「こんなのでしょ?」
とその音を語ることができますが…

そもそも、
BLUE OYSTER CULTやBLUE CHEERなどの、
マニアックというか、
マイノリティなサウンドを指していた、
Heavy Metalというカテゴリーが、
市民権を得るに至ったのは、
1980年代のネオ・ヘヴィー・メタル・シーンでした。

とくに、
シーンの後半にアメリカから出てきた、
ポップなメロディのハードロックバンドたちが、
存在感を示したと記憶していますが、

その中心にいた若手ミュージシャンから、
神の如く敬意を払われているのが、
RAINBOWとBLACK SABBATHです。

そして、
両者には奇妙な因縁があります…


ロニー・ジェイムズ・ディオという、
稀代のヴォーカリストを擁し、
セカンド・アルバム『Rising』で、
早くも完成形を示した感のあった、
リッチー御大のRAINBOWですが、

御大が目指していたのは、
マニア向けのサウンドではなく、
あくまでもポップなサウンドであり、
アメリカ市場の制覇でした。

悲願を果たすために行ったのが、
ヴォーカリストの交代という、
荒治療であったことは、
よく知られたことです。

当時の私は、
『Raising』と『On Stage』で、
頂点を極めた感のあった彼らが、
この後どうなるのかと注目していたのですが、
3枚目のスタジオアルバム
『Long Live Rock’n Roll』(1978年)には、
軽い失望感がありました。

なんか、中途半端だったのです。

そして、
ヴォーカリストが交代し発表された、
『Down To Earth』(1979年)は当時ファンの間では、
賛否両論でしたが、
私にはOKな内容でした。

そう、ここまで振り切ってほしかったのです。

RAINBOWは、
その後もう一度、
ヴォーカリストが交代し、
コージー・パウエルが脱退、
リッチーとロジャー以外が、
すべて若いミュージシャンに交代する中で、
シーンの中心的な存在になるわけです。

そのターニング・ポイントとなった、
『Down To Earth』は、
非常に重要な作品といえるでしょう。

惜まれながらRAINBOWを去った、
ロニー・ジェイムズ・ディオはその後、
オジー・オズボーンの抜けたBLACK SABBATHに加入し、
『Heaven And Hell』(1980年)を発表。
新生RAINBOWに失望した連中を含め、
新たなファンを獲得し、
こちらもこれ以降、
シーンの中心的な存在となりました。

BLACK SABBATHは、
ファーストアルバムの時点で、
すでに完成形を示していたため、
3枚目あたりで早くも手詰まり感があり、
4枚目からは新たな展開を模索し始めています。

その試みがまとまった成果として表れたのが、
6枚目の『Sabotage』(1975年)ですが、
オジー・オズボーンはこのあたりから、
バンドに対してのモチベーションが下がり、
脱退したり再加入したりを繰り返すようになります。

オジーはその後、
BLACK SABBATHを脱退しますが、
『Blizzard Of Ozz』(1980年)で再び注目を集めます。

私はこの『Blizzard Of Ozz』こそ、
ネオ・ヘヴィー・メタル・シーンのバイブルといえる、
究極の完成形を示した1枚、
と高く評価していますが、

オジーが選んだ相棒は、
アメリカ人のランディ・ローズ、
エドワード・ヴァン・ヘイレン直系といえる、
若手ギタリストでした。

この『Blizzard Of Ozz』と
『Down To Earth』は、
コンセプトが近いというのが、
私の持論で、

リッチーもオジーも、
アメリカを意識しながら、
自らの音楽性を昇華させた感があります。

一方の、
ロニー加入後のBLACK SABBATHは、
その逆で、
アメリカを意識せずに、
そのまま進んだ感じです。

BLACK SABBATHの『Heaven And Hell』は、
『Sabotage』の流れをくんでいますが、
初期のRAINBOWにも近く、
当時のリッチーはインタビューで、
そのことを語っております。

ヤツ(ロニーのこと)は、
またBLACK SABBATHで、
自分の好きなようにやっているけれど、
あのバンドはオジーがいたから、
おもしろかったんだぜ…

やはりリッチーは、
オジーの考え方に共感していたのではないでしょうか。

まぁ…そんなことを考えながら聴いているのですが、
『Down To Earth』
『Sabotage』
『Blizzard Of Ozz』
という作品は、
今聴いても十分に楽しめるというか…
これだけの歳月を経過したからこそ、
理解できることもあって、
興味が尽きないのでありました。

一つだけ言わせてもらうと、
『Sabotage』のジャケットの、
ビル・ウォードの衣装(右から2番目)は、
非常にダサくて(笑)



これを見て、
アルバムの購入を躊躇する人がいたら、
国家的損失であると思うのですが、
いかがでしょう?
★2020/05/06 (Wed)
今年は Golden Weekではなく、
Stay Home Weekでしたが、
とりあえず今日が最終日です。

終わったところで、
緊急事態宣言の期間が延長され、
また在宅勤務が入ってくるので、
Stay Homeは続くというわけですが…
とりあえず連休は今日までです。

この1ヶ月余り、
我が家は、
出産後の長女の里帰りで、
小さい家族が増えたこともあり、
賑やかに過ごしておりました。

端午の節句も、
初節句の鎧武者だけでなく、
私が初節句の折に、
母方の祖父から贈られた、
60年モノの五段飾りと競演になり、
賑やかなことこの上もありませんでした。

↓60年モノと孫



↓自分より大きな鎧武者



ちなみに、
鯉のぼりも、
孫に送ったものに、
我が家の3尾を加え、
6尾を盛大に泳がせたのです。

こんな年だから、
せめてウチの祝い事は盛大にと思ったわけですが、
その一方で、
自分はギターの練習ばかりしていました(笑)

今回のテーマは、
過去何度目かになりますが、
リッチー・ブラックモアの完全コピーでっす。

高校生当時から、
このままいくと、
おそらく生涯のテーマになりそうな、
リッチーですが…

聴けば聴くほど、
新たな発見があって、
そのたびに、
フレーズを修正し今日に至っています。

今回は、
難曲中の難曲に挑んでいるので、
まだまだ時間が必要です。

コロナ騒ぎが終息するのと、
どちらが先にゴールするでしょう(笑)

そんな感じで、
楽な気分で Stay Homeに対峙していますが、
もう少しの間、
辛抱が必要ですね。
★2020/04/26 (Sun)
隠居していると思っていた
ストーンズですが、
一昨日(4/24)
新曲「Living in A Ghost Town」を発表、
相変わらずの存在感を示してくれました。

「ハーレム・シャッフル」に似た感じの、
いかにもストーンズというサウンドですが、
少しレゲエのテイストが入っているあたりに、
新しい試みを感じます。

肝心の歌詞は、
拳を振り上げて昂揚するわけでもなく、
自殺したくなるような絶望感もなく、
あきれた感じで現状を見ている…
そんな立ち位置なので、
なんとなくホッとするものでした。

かつて私は、
「Fool to cry」を題材に、
エッセイを書いたことがありましたが、
まったくその通り、
隣に寄り添ってくれるストーンズは、
あの時のままです。
(興味のある方はここをクリック)

さて、
私は自分をGhostとは思いませんが、
日常生活は大きく変わってしまいました。

まず、
東京への通勤ですが、
職業柄、
完全なテレワークは不可能なので、
一日おきに出社しています。

通勤電車の空いていること…
自宅のある駅からオフィスまで、
ずっと座って行くことができます。

もっとも私はあえて座らず、
ドア横に立つようにしていて、
周辺に人が来たら、
顔の向きを変えるようにしていますが、

それでも楽勝で、
「密」を避けることができます。

オフィスでは、
向かいあって座ることを避け、
会議や打ち合わせは原則、
チャットで行うようにしています。 

呼吸器感染症というと、
咳やクシャミが話題になりますが、
飛沫が散るということに関して言えば、
会話も同じこと…
だから飲食店が危険というわけです。

それは、
滞在時間が長い、
アルコール提供だけでなく、
食事だけでもリスクは同じで、
少し確率が低くなるだけのこと…
マスクをしても、
ひっきりなしに会話をしたり、
必要以上に大声を出したら、
何の意味もありません。

そこで、
昼食はコンビニなどで購入し、
自分のデスクで、
黙って食べるようにしています。

会議や打ち合わせは、
社内だけでなく、
社外も同じで、
これからは、
訪問しないで業務を遂行する方法を、
考えなくてはならないとしています。

プライベートでも、
食料品の買い出しは、
週末にまとめていたものを、
平日に少量ずつ分散させ、

家にいることが多くなったので、
店舗の空いている時間帯を狙い、
さらに、
セルフレジを利用します。

食料品以外の購入は、
ネット通販で対応する…

このような生活パターンになって、
そろそろ3週間が過ぎようとしています。

さて、
このようなことが長期化し、
我々がすっかりそれに慣れてしまったら、
新型コロナウイルス感染が終息した後、
世界はどうなってしまうのでしょうか?

おそらく、
いままでの常識や価値観で語ることのできない、
見たことのない世界が、
目の前に広がっていると予想しています。

我々の生活パターンが、
必要最小限のところで、
最大に効率化されたものになると、
一方では、
現代社会の抱える課題を、
克服するようになるかもしれないのですが、
なんとも複雑な思いでいっぱいです。

とりあえず、
生き残って、
それを見たいので、
まずは、
生きててラッキーと、
思うようにしています。

そうそう…

我が家は、
プリンス(孫)が来ているので、
そちらが優先で生活パターンが変わった、
という事情もありますが(笑)

それにしても、
絶妙のタイミングで、
ストーンズ!でしたね。

歌詞の通りです…
★2020/04/19 (Sun)
外出自粛、出勤調整が続き、
自宅にコモル時間が長くなったおかげで、
いろいろと、
マニアックな研究をするようになりました…(笑)

ジェフ・ベック師匠の、
未発表ライブ7作品一気買い、
レインボーやデヴィッド・ボウイの、
海賊盤まがいのライブなどを聴くにつけ、

やっぱりライブ・アルバムは、
ミュージシャンが正式な作品と認めたものに限る、
などと思ったりしましたが、
中には例外もあるようです。

デヴィッド・ボウイは、
1970年代のキャリアの重要なタイミングで、
2枚のライブ・アルバムを発表しています。

ジギーという、
強烈なキャラクターを捨て、
問題作『Diamond Dogs』を発表し、
その後、
ソウル・ミュージックへ傾倒し始めた、
1974年の大規模なアメリカ・ツアーを収録した、
『David Live』

そして、
ドイツを軸にヨーロッパへ回帰し、
ベルリン3部作の最中、
1978年のワールド・ツアーを収録した、
『Stage』

どちらも、
2000年以降に、
実際の演奏順を再現し、
すべての曲を収録した、
リメイク盤が発表されました。

そして、
どちらのライブにも、
同じツアーの中で、
構成がほぼ同じというアルバムが、
対になって、
その後に発表されています。

『David Live』に対して、
『Cracked Actor』…

『David Live』はツアー前半の、
1974年7月のフィラデルフィア公演を
編集しているのに対して、
『Cracked Actor』は、
その2ヶ月後のロサンゼルス公演で、
メンバーが数名入れ替わっています。

そして、
『Stage』に対して、
『Welcome to The Blackout』…

こちらも『Stage』がツアー前半の、
アメリカ公演を編集しているのに対し、
『Welcome to The Blackout』は、
その1ヶ月ちょっと後のロンドン公演です。
(こちらは、同じメンバーによるものです)

『Cracked Actor』
『Welcome to The Blackout』
どちらも、
初めて聴いた際に、

公式盤の『David Live』
『Stage』よりもイイじゃん…
と思ったものです。

理由はおそらく、
どちらもツアーが進み、
演奏がコナレてきたからだと思われますが、
これだけバランスのいい音源を、
なぜ当時は採用しなかったの?
という疑問が、
当然のごとく湧いてきます。

そんなことを考えながら、
当時…
芸術家として全盛であった、
ボウイのパフォーマンスに酔うわけですが、

この人は、
基本的に歌が上手い。
安定しているというか…
いつも丁寧なのです。

ライブを聴けば聴くほど、
その非凡さに思い当たります。

もっと未発見作品が出てこないかなぁ…
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★ ILLUSTRATION BY nyao