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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2020/04/05 (Sun)
外出自粛が叫ばれる中、
みなさんはどのように過ごしているのでしょう?

私はこのようなタイミングで車を買い替えたので、
どこかへ行きたくて仕方ないのですが、
今のところはガマンしています。

まだ自動車メーカー各社が、
製造ラインを止めていなかった、
2月後半にオーダーを入れ、
昨日納車されたのですが、 
まさにギリギリのタイミングであったといえます。

車種は MAZDA2で、 
ドイツ車にしようかと迷ったあげく、
最終的に慣れ親しんだメーカーを選びましたが、
今のヨーロッパの状況を見ると、
これも正解であったといえるでしょうね。

そして、
2011年の東日本大震災のときと同様に、
家に籠るなら、
ギターを鍛錬をしようと考え、
テーマを決めることにしました。  

あのときは、
JAZZに取り組みましたが、
今回はどうしよう?

悩んだ挙句に選んだテーマは、
リッチー・ブラックモアでした…
そして、
取り組むにあたって、
今回も一冊の教則本を入手しました。

『The complete works of Ritchie Blackmore』
(シンコーミュージック刊)

リッチーについては、
10代半ばにそれこそ、
必死になってコピーした時期がありましたが、
その後修正したことも、
レベルアップを図ったこともなく、
少し気になっていたところがありました。

当時と違い、
今では映像作品がたくさんあり、
運指やポジションを確認することが容易です。
加えて、
その後ウン10年にわたり、
曲を聞き続けてきたおかげで、
細かい発見もあります。

いい機会だから、
これらを盛り込んで、
完璧なコピーを目指そう、
などと考えてしまったのでありました(笑)

この教則本の収録曲は以下の通りです。

Speed king
Child in time
Strange kind of woman
Black night
Smoke on the water
Lazy
Highway star
Burn
Woman from Tokyo
Knocking at your back door
Kill the king
Catch the rainbow
Man on the silver mountain
All night long
Lost in Hollywood
Stranded
Fire dance
I surrender
Spotlight kid
Death alley driver
Greensleeves

選曲がすべての時期に及んでいるだけでなく、
少し試してみたら採譜も正確なので、
これはオススメの教則本といえるでしょう。

収録曲のうち、
再結成前のDEEP PURPLEと、
『On Stage』までのRAINBOW…
つまり、Kill the kingまでは、
少なくとも、
弾いたことがある曲ばかり…
Smoke〜やHighway〜のように、
今だに完コピでイケるものもあり…
ですが、

とりあえず、
この際、

ガッチリ取り組んでみようと思っています。

そして、
『On Stage』以降のRAINBOWは、
しっかりアルバムを聴き込んでいないので、
それもやってみようと…

今回の取り組みは、
かなりの完成度が期待されます(笑)

さて、
それをどこで発表しようか?

カラオケの隠しネタのように温存しておくか、
コピーバンドでもやるか、
ゆっくり考えたいところであります。
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★2020/03/22 (Sun)
3/16(月)15:00を少し過ぎたあたり…
京都駅で新幹線を下りた私のiPhoneが鳴動し、
一通のメッセージがLINEに入りました。

「生まれました!」 

それは、
前日の朝方に、
破水したので入院します、
と連絡してきた娘からでした。

そうです。
私に孫が生まれたのです。

おじーさんになったのだ(笑)

そんな年齢になったのかという感慨と、
自分が?という可笑しさが交錯し、
なにやら複雑な心境でしたが…
思えば遠くへ来たもんだ。

以前、
『web-magazine GYAN GYAN』で、
「たたかふ、ちうねんろっかぁ」(戦う、中年ロッカー)
というコーナーをやっていましたが、
これからは、
「じいじロッカー」に、
タイトルを変更しなければならないですね(笑)

孫がそれなりの年齢になるまで、
音楽活動を続けられるか、
が関心事になってきましたが、
まぁ…それなりに行けるかな?

そして、
今週には里帰りして、
しばらくこちらにいるので、
じいじロッカーは対外活動自粛であります(笑)

新型コロナウイルスの影響でないところが、
今回のミソでございます。
★2020/03/15 (Sun)
前回「海賊盤」を話題にしてから、
予約していたCDをキャンセルしようと思っていたところ、
時すでに遅し…
間に合わずに、
1枚のアルバムが届いてしまいました。

それは、
『RAINBOW Live on the Silver Mountain』
という作品で、
1976年レインボー初来日の大阪公演(12月9日)の演奏を、
ラジオで放送する目的で録音したものです。



このときの日本公演は、
この日と前日の12月8日の大阪公演、
そして12月16日の東京公演の演奏が、
正式なライヴアルバムである
『On Stage』に採用されていることで有名です。

ちなみに、
この12月9日の演奏からは、
「Catch the Rainbow」が採用されているそうです。

したがって、
収録曲は、
『On Stage』とほぼ同じですが、
「Stargazer」が入っているので、
期待値が上がります。

以下、収録曲です。

1. Kill the King
2. Mistreated
3. 16th century Greensleeves
4. Catch the Rainbow
5. Man on the Silver Mountain
  〜Blues
  〜Starstruck(Medley)
6. Stargazer
7. Still I’m Sad

曲順は『On Stage』とは、
少々違っておりますが、
じつはこちらが正しいそうです。
ちなみにこの日は、
アンコールに「Do you close your eyes 」
をやらなかったとか…

ドラムスの音はイマイチですが、
そこそこ各パートの分離もよく、
ベースがよく聴こえるので、
音質はまぁまぁ…という感じでしょうか。

それよりも、
これが、
まったく修正されていない、
“生”の録音とするならば、
演奏全体のボルテージは並大抵ではなく、
当時のバンドの充実ぶりが窺える内容です。

リッチーのアドリブも冴え渡っていて、
地味変の「Purple Haze」まで登場する場面があり、
例の…
少しヴォリュームを落とした、
ストラトのフロントPUの、
艶っぽいトーンを堪能することができます。

しかーし(笑)

1曲終わるごとに毎回、
ブツっと無音の部分が設定されていて…
これは、
後で編集しやすいように、
曲ごとに切り離した処理と思われますが…
せっかくの高揚感が台無しになってしまいます。

あーあやはり、
こんなところにオチがあったのか…

もし、
この処理がなかったら、
これはハンパないレベルの演奏であり、
屈指の名盤に数えられたかもしれません。

そんなことを考えると、
やはり「海賊版」探訪は興味が尽きず、
これに懲りずに、
また探してみるかとなってしまったのです…
あら不思議やロックオヤジの心境(笑)

一つには、
新型コロナウイルスのおかげで、
対外活動を制限し、
家にいることが多くなったことによるかもしれませんが、

ポジティヴにとらえるならば、
次のステップに向けたパワーを溜め込む、
絶好のチャンスかもしれません。

逆境には負けないのだ。
★2020/03/08 (Sun)
LPレコードの時代、
非正規のライブ盤を「海賊盤」と呼び、
(Bootlegのことですね…)
マニアは熱心にチェックしていたものです。

当時はそれを、
専門に取り扱うショップがあったほど…
どうやら日本に商品が多く集まってきたようで、
来日するミュージシャンの中には、
大量に買い込む人がいたとか…
(LZのJP氏?(笑)

一口に「海賊盤」と言いますが、
それは大きく2つに分類されました。

文字通り、
コンサート会場に録音機器を持ち込み、
法律に抵触するため、
コッソリ録音して盤を起こしたもの…
とうぜん小型の機器になるし、
何かで隠しているので、
音は劣悪なものになります。

それはまさに、
「海賊盤」という表現がピッタリです。

そして、
FM局でオンエアする目的や、
本来は正規のライブ盤とするつもりだったのに、
何かの事情で実現せずオクラ入りになったもの…
こちらはそれなりの音質ですが、
ミックス等の作業に、
ミュージシャンが関与していないことが多いので、
小細工なし…
臨場感が半端ないものになります。

購入する側は単純に、
ライブアルバムを発表しないミュージシャンの
ライブ盤がほしいという動機であったり、

マニアックに、
お気に入りのミュージシャンの、
いろいろな演奏パターンに触れて、
そのプレイの真髄に迫ろう、
という動機であったりしたのですが…

数的には、
先に紹介した、
「海賊盤」という表現がピッタリという、
前者の方が圧倒的に多かったため、
ファンを悩ませたものです。

最近になって、
ようやく、
購入するCDが見当たらなくなってきた私は、
いわゆる秘蔵、または未発表、
と銘打ってある、
ライブ盤を購入することが多くなったのですが、
どうやらそこも、
玉石混交であることがわかってきました。

先に紹介した、
ジェフ・ベック師匠の7枚セットだと、
もともと正規盤を検討していたという、
『TOKYO 1999』はバツグンの出来で、

ついで、
師匠自身の芸能史を振り返る企画になっている
『FESTIVAL HALL 2002』
こちらでは、
テリー・ボジオ&トニー・ハイマスの
トリオの演奏が聴けて感激しますが、
音質(分離)がイマイチなところが残念です。

そして、
それこそ「海賊盤」で出回っていたものを
リマスターした
『JEFF BECK GROUP LIVE ON AIR 1972』は、
貴重な第2期の素晴らしい演奏が聴けるので、
評価することができますが、

それ以外は…(笑)

ロッド・スチュワートは
素晴らしいヴォーカリストですが、
今になって聴くと、
やはり師匠との相性はイマイチで、
師匠が参加していない部分の方がよかったりして、
ちょっと複雑な気分になりました。
第1期ジェフ・ベック・グループも、
なんかチグハグな感じでイマイチでしたね。

そして、
もっと理解に苦しむのは、
ジミー・ホールというヴォーカリストで、
失礼ながら、
この方の魅力だけはサッパリわかりません。
ここらのライブ盤は、
わざわざ発売しなくてもよかったのでは?
と思うほどです。

そして、
期待していた、
『LIVE 1975』は音質が悪く、
バーナード・パーディのスゴ腕を堪能することができず、
ストレスが溜まってしまいました。

さらに…
そんなときに購入した、
デビッド・ボウイの『TOKYO 78』は、
当時NHKで放映された映像の音源、
ということだったので、
かなり期待したのですが、

数曲目から音トビが…(笑)

CDプレーヤーの故障かと思ったら、
みんなそうらしくて、
非難ゴーゴーの盤でした。

だから、
来日した演奏であるにもかかわらず、
国内盤仕様にならないまま売られているのか…
気付いたときはもう手遅れでした。

ひさびさに、「海賊盤」に出会った感じです。

さて、
このような未発表ライブの購入ですが…

今は少し懲りたので、
しばらくは止めるでしょうけれど、
ほとぼりが冷めたら、
またヤルんだろうなぁ。

悲しき、
ファンの心理ではあります。
★2020/03/01 (Sun)
モテる男の5つの条件という…
くだらない記事を読んでいたら、
(くだらないと思うなら読むなって?(笑)
その中に、
自分に似合う服を着こなす、
という項目がありました。

ああ…これは言えてるなぁ…と、
不覚にも感心してしまった私ですが、
これをギターに当てはめてみると、
自分に合ったギターを弾く、
ということになるのでしょうね。
(強引過ぎるかも…(笑)

まぁ…私ぐらいの年齢になると、
そろそろ、
自分を客観的に見ることができるようになるので、
こんなことを考えてしまうのかもしれません。

そんな私は長年、
ギブソンよりもフェンダー、
レスポールよりもストラト、
ハムバッカーよりもシングルコイルピックアップ、
を選んできたわけですが、
これがすべてイコールではないことに、
最近気がついたのです。

たしかに、
ギブソンよりはフェンダー、
レスポールよりはストラトですが、
だからと言って、
ハムバッカーがNG、
というわけではなかったのです。

むしろ、
ハムバッカーをもう少し使いたい、
という気持ちが常にあり、
この辺りを分析したところ…
どうも、
ギターのブリッジに好みがあることに、
行き着いたのです。

どうやら私は、
ギブソンの標準装備である、
ブリッジとテールピースが分離したタイプ、
とくに、
チューンOマチックブリッジと
ストップテールピースの組み合わせが苦手なようです。

この両者が生み出す、
独特なテンションに馴染めないのです。

確かに、
出家させたギターのリストを見ると、
最初の国産レスポールのコピーから、
ギブソンSG、ファイヤーバード、
バッカスのDuke…
大多数がこの組み合わせであったことがわかります。

出家せずに残留している、
愛用のゴダンは、
ストラトと同じく、
弦を裏から通すタイプだし、
ギブソンフライングVは、
テールピースが板バネ式バイブローラアームで、
独特の感触です。

つまり、
レスポールであっても、
ジェフ・ベック師匠が愛用していた、
ブリッジとテールピースが一体となったタイプであれば、
使うかもしれない、
ということになります。

ゴダンやフライングVとともに残留している、
ギブソンSGジュニアは、
ジェフ・ベック師匠のレスポールと同様、
ブリッジとテールピースが一体となった、
コンビネーションタイプですが、
このギターのオリジナルパーツは、
あまりよろしくありません。

オクターブ調整用のコマがないので、
チューニングがイマイチな上に、
1弦のハイポジションを弾くと、
軽く音が詰まるときがあります。

なんとかならないかな、
と考えた時に思い浮かんだのは、
これも出家させてしまった、
バッカスのフライングV(Valley)に装着されていた、
バダスタイプのブリッジでした。



じつは、
このギターはかなりお気に入りだったのですが、
ネックの状態が悪くて、
仕方なく手放してしまったのです。
しかし、
ピッキングをした際のバランスはよく、
それはどうやらブリッジに由来していたようです。

手持ちのSGにこれを装着したい、
と思いながら、
このパーツは少し加工が必要で、
ギター全体のバランスも調整しなければならないことから、
なかなか手が出ずにいました。

それが今回、
御茶ノ水の某楽器店ギブソンフロアで、
パーツの販売のみならず、
セッティングまで対応いただけることを知り、
さっそく依頼したのでありました。

↓Before



↓After



なんだか、
フルに武装した感じで、
見た目にもカッコよくなったと思いますが、
(男前になった?(笑)
安定感は抜群で、
昨日はスタジオでフルに使用し、
それを堪能したところです。

ショップの方は、
たいへん丁寧に応対いただき、
調整も見事であったので、
感謝しております。

そして、
このお店にSGを引き取りに行き、
音をチェックしようとして、
アンプのセッティングを始めたところ、
すぐ近くに展示されていた、
↓このギターに気づき、
思わず叫んでしまいました。



わかる人にはわかる…
これは、
あのミック・ロンソンが、
スパイダーズ・フロム・マース時代に使用していた、
レスポールカスタムの再現モデルです。

それも、
ここまで正確にコピーしているものを、
いままで見たことがないほど、
忠実に再現されています。

これをギブソンにオーダーしたのは、
私のブリッジ交換を担当された方で、
おそらく同年輩と思われますが…
これがミック・ロンソンのギター、
とわかる人に売りたいですと語っていました。

当然、
私も「いかがですか?」と勧められたのですが、
先のような理由で、(このブリッジは苦手なんだよね〜)
手が出ませんでした。
(ちなみにお値段は、70万円…そっちが手が出ない理由か(笑)

先のバッカスValleyと同時期に出家させた、
Dukeが、
このギターによく似た外見だったのですが、
ブリッジよりも、
指板表面にポジションマークがなく、
暗いステージで見づらいことが理由で、
手放してしまったのです。



(ちなみにこれが、チューンOマチックブリッジと
ストップテールピースの組み合わせ)

出家させるギターには、
それぞれ理由があるのですが、
ブリッジの件は、
最近まで気がつきませんでした。

これで、
今まで以上にモテるようになるのかしら?(笑)
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★ ILLUSTRATION BY nyao