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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
56
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2017/02/12 (Sun)
DVDが発売される前に、
映画館で観たかった作品ですが、
ようやく本日、
観ることができました。

映画の場合、
あまりストーリーに触れると、
ネタバレになってしまうので、
詳細は語りませんが…

ひさしぶりに、
映画を観ながら、
アレコレと思考をめぐらせたことは確かです。

音楽監督に、
ロビー・ロバートソン(元ザ・バンド)の名前が
クレジットされているにもかかわらず、
オープニングとエンディングは、
酷暑を想起させるセミの鳴き声だけ…
劇中にも音楽はまったく流れません。

テーマが重いだけでなく、
演出も相当に重くなっているのです。
全編にわたり、
笑えるシーンはなく、
明るい表情を見つけることもできません。

物語は、
日本におけるキリスト教受難の歴史に題材をとり、
人間の心の弱さ、
信教の持つ意味、
為政者の宗教観、
そして、
人それぞれが貫き通す信念など、
様々なテーマが交錯しながら進みます。

正直な感想は、
『地獄の黙示録』に似ているなぁ…
でした。

後半で、
信仰を捨てた、
フェレイラ神父と主人公が対峙するあたり、
まさに、
カーツ大佐がウィラードに語りかけるシーンのようでした。

人間の価値観なんて、
状況が変われば変わるもの…
そこには正解も真理もないということですが、
あちこちの映画評を見ても、
こういう指摘はなかったので、
これは私独自の感じ方なのでしょうか?

一方、
当時の教会が日本で布教活動をした裏側には、
ヨーロッパ各国が日本を侵略するための先駆けとする思惑があり、
江戸幕府がそれを禁じ、
鎖国したおかげで、
その後の太平があったとする説があるので、
その点も考えさせられるものがあったというか…
セリフを聞きながら頷くことがしばしばありました。

この映画が、
トランプ氏の話題で持ちきりのタイミングで
ロードショーされたというのは、
何か計ったような気がするのは、
気のせいでしょうか?

我が国の文化は形こそ違え、
ヨーロッパに劣るものではないのです。
Japan is great…(笑)

それから、
アメリカの作品でありながら、
劇中に登場する日本の習俗は、
しっかりと描かれており、
この点も評価したいところです。

日本人俳優が多数出演しておりますが、
その中でも、
何回も何回も裏切る窪塚洋介や、
キリスト教を取り締まる奉行役のイッセー尾形の名演が光っています。

とくに、
一人芝居で鍛え上げた、
イッセー尾形の表情の変化は素晴らしく、
これを見るだけでも価値のある作品と言えるでしょう。
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