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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2024/04/19 (Fri)
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★2016/07/24 (Sun)
最近になって、
バンドの古いレパートリーを演奏する機会が増えたので、
当時の音を再現してみることにしました。

まず、
当時は今より歪んだ音が基本だったのですが、
これはアンプをチューブ系に変えれば済むことで、
何の造作も必要ありません。

チューブ系のアンプがなくても、
オーバードライブをコントロールすれば何とかなります。
どうしてもという場合は、
伝家の宝刀…
数年前に手に入れた、
FUZZフェイスのリニューアル版を使えば、
まず問題ないでしょう。
(ジミヘンの足元に転がっている、赤くて丸い物体です)



ワウペダルはさすがに、
ウン10年にわたって使用していなかったので、
接続しても稼働せず、
これは新しいモノを手に入れることにしました。

そして、
活躍する場面は少ないものの、
エスニック料理のスパイスのように…
ここでコイツを使わないとピリッとしないんだよね〜
という劇的な効果を生むのが、
フランジャー…

私はジョワ〜ンという、
裸のラリーズの水谷氏のような、
ジェットフランジングと呼ばれる音しか出しませんが…

これもウン10年にわたって使用していないので、
ついでにリニューアルすることにしました。

エレキギターを弾いている人ならわかることですが、
この2つのエフェクターは、
比較的高価なモノが多く、
一気に手当をするとなると、
それなりの出費を覚悟しなければなりません。

今年は、
SGを何とかしようと企んでいるのに…
これで計画は一時中断だなぁ。

私のギター基金(世間一般ではヘソクリという)は、
昨年のフライングV以来、
まだ十分に回復していないのです。

そんな中、
父の法事も一段落し、
なぜか仕事も一息ついていた先週、
まずはフランジャーから手配しようと、
思い立ったのでした。

そして、
夕方に渋谷へ行く用事があった日の帰り、
楽器店に寄ることを企んだのですが、
この日は出先で手土産をもらってしまい、
(これがまた、重いモノで…)
雨降りであったこともあり、
あっさり断念…

翌日は、
行きつけの楽器店へ立ち寄ってみると、
これがいつの間にか、
中古専門店に変わっているではありませんか。

おいおい、いつから?
聞いてないよ〜。

2日続きでこんな目に合い、
ふと心に浮かんだのが、
紫色の物体でした…

もしかして、
アイツはまだ使えるのでは?

帰宅して、
使用していないエフェクターを押し込んであるケースを開けると、
奥の方に…
あったよ、ありました。
紫色の物体が…

30数年前に入手した、
BOSSのハイバンド・フランジャーが、
少々サビ、
カビみたいなものが生え、
汚しくなってはいるものの、
他のエフェクターの間で独特の存在感を放っていたのです。

そういえばコイツは、
音を出してみなかったっけ…
でも、
ダメだろう?
30年近く使っていないんだぜ…

ペダルワウだけでなく、
当時使っていた、
ピッチシフターも、
ウンともスンとも言わなかったので、
そう考えたとしても無理のないことです。

ところが…

アンプにつなぎ、
ギターのヴォリュームを上げると…

おおっ、
ちゃんと音が出るっ!

赤いパイロットランプが煌々と灯る中、
ガリもなければノイズも出ず、
私のフランジャーは、
当時と変わらないジェットフランジングを奏でたのです。

だーから、
俺を使えってばーっ。

紫色の物体は私にそう話しかけてきたような気がしました。

ネットで調べてみると、
この機種は、
比較的上品な音が特徴だったとか、
それゆえに、
現代のシーンで使っても違和感がなさそうです。

おかげで、
ひとつ出費が減ったなぁ…

お礼とばかり、
よーく磨き上げて、
セッティングのポイントを示すシールを
新しく貼り替えたところ…

このような誇らしげな顔になりました。



この青い星のシールのところにツマミを合わせると、
裸のラリーズみたいな音が出るんですよ。

可愛いヤツです。
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★ ILLUSTRATION BY nyao