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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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HN:
matsuZACK
年齢:
55
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2016/07/18 (Mon)
街角に
満面の笑みをたたえたネーチャンが立っていたんだ。
で…俺は「アンタ何してんの?」って聞いたわけ。
たぶんカノジョはKISSしたがっているんだよ。
「ネーチャン、名前はなんつーの?」
俺らは同じことを考えていたはずさ。
もうガマンできない、
恥ずかしがっている場合じゃない、
駐車料金が上がる前にどっか行こうぜ。

これでいいのだ。

…って、
平均年齢20歳弱のバンドの作品ですから、
大目に見てやってください。

最近、
このFREEの「All Right Now」を演奏する機会があり、
さすがに50過ぎるとこの歌詞はテレるなぁ…
などと思った一方で、
楽曲は実によくできていると、
あらためて感心した次第です。

ポール・コゾフという人は、
レスポール愛用者ですが、
たいへん繊細なタッチでギターを弾くことで有名です。

ニュアンスに富んだコードを多用し、
細かいカッティングやアルペジオを駆使したバッキングを聴くと、
ストラトの方が合っているんじゃないかい?
と思うことがあります。
(そのせいか、
ソロになってからはストラトを使うようになりました)

図太いサウンドで有名なレスポールも、
弾き手によってはこうなるという、
格好のサンプルでしょうね。

そして…

ロックの名曲数あれど、
「All Right Now」のイントロほど、
アマチュアギタリストの間で議論になったリフはありません。

単純にAとDをかき鳴らしても、
あの感じは出ないのです。

Dに聴こえるコードは、
じつは…
Aにsus4と6thを乗っけたもので、
キース(リチャーズ)が5弦ギターでよくやる…
ほら「Brown Sugar」のリフと同じパターンを、
コゾフはレギュラーチューニングでやっているのです。

しかも…雰囲気を出すために、
最初のA(オープンコード)に6弦5フレットの音を加えています。
(今回スタジオテイクを研究したのですが、
1弦5フレットを押さえた方が雰囲気が出るような…)

サビのコードなども、
シンプルに2つの音で構成しているのですが、
片方の音だけ変えて、
ガラッとコードが変わる効果を出していたり、
なかなか一筋縄ではいかないボイシングを使っています。

加えて、
リードギターになると、
あのヴィブラートですから…
後にキッスのエース・フレイリーが、
「ギュイ〜ン」という大きなヴィブラートで話題になりますが、
コゾフのはもっと細かく震える感じなので、
人呼んで「チリメンヴィブラート」。

一音一音に、
丁寧にこのヴィブラートがかかるのです。
まるで細川たかしさんの歌声のように…

コゾフは「All Right Now」発売時にちょうど20歳…
恐るべき早熟の才能ではあります。

加えて、
このコゾフよりさらに2歳年下…
若干18歳の、
アンディ・フレイザーのベースがまた凄い。

サビのバッキング、
ギターソロの後半…
いずれも一度聴いたら忘れられないほど、
ユニークなベースラインでバンドをあおります。

ライヴでは、
なぜかコゾフがバッキングで演奏をしない(やめる?)部分があり、
リズム隊だけで歌を支えることがあるのですが、
それでも音の薄さを感じさせない、
ケタ違いの存在感…
恐るべき未成年であります。

リズムの大黒柱、
サイモン・カークは、
コンマ8秒ぐらいリズムが後ろにズレる、
脅威のアフタービートを淡々と刻み続け、
かくして、
コゾフとフレイザーはじつに…
じつに自由にプレイを展開するのでした。

ここへ、
稀代の歌唱力を誇る、
ポール・ロジャースが、
冒頭の、
“青い青〜い“歌詞を、
圧倒的な迫力でぶつけてくると…
はい、
一丁上がり、
FREEサウンドの出来上がり、
となるわけです。

これをブルースと言わずして、
何がブルースなのでしょう。

これでいいのだ。

そう…本当に、

これでいいのだ…と、
妙な納得をしながら、
私はギターを弾くのでした。

かつての名曲を、
この年齢になって、
もう一度紐解いてみると、
また違った光景が見えるようです。

私のロックの旅は当分終わりそうにありません。

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★ALL RIGHT NOW★
凄くうまく語っていますねオールライトナウ!なかなかコソフのギターをギター弾かない人に説明してもわかってもらえない。自分でコピーしてみてあぁすげ~コードやヴォイシングだと思うしね。チョーキング+ヴィブラートもライブではすさまじかったよ。クラプトンがどうやってるんだって飛んで見に来たそうだ。コソフのラインはポール・ロジャースのブルージーな歌唱にぴったり合うね。TIME感が。Jペイジやブラッモアでは早くてせわしないからロジャースには向かない。
サキツミベイビー 2016/07/20(Wed)10:38:58 ★編集
★アンディ★
ほんと18歳でGREATなBASSプレイヤーだったね。ALL RIGHT NOWもいいけど、MRBIGのソロはエクスタシーの権化だね。タメとグルーブがある。アンディから見るとコソフはちとリズムが弱いところがあって少し走るところがあったとか。マ若さの激情がそうさせると思うけど。アンディはライブでもCOOLだけど音の太さとかめちゃ存在感がある。FACESは最初アンディを望んだけど、山内テツにお鉢がまわった。
サキツミベイビー 2016/07/20(Wed)10:48:33 ★編集
★日本公演★
FREEの初来日公演は伝説のライブと言われているけど、すさまじいライブでぶっとんだよ。初めての本格的なブリティッシュ・ハードなバンドだったし、あんな英国の小さなガキが音や演奏がとんでもないのでROCKってのはLIVEが命と思った。解散まじかで愛憎が入り交り爆発的なステージとなった。本人たちも2度とあの豪絶な音レベルに達してしないと思うな。
サキツミベイビー 2016/07/20(Wed)10:57:56 ★編集
★山内テツ★
山内テツさんと2度あったことがあるけど、話はポール・コソフのことばっかし。ジャムっても今まで聞いたことがないアドリブがビシビシ飛んできて何度も飛ばされたといっていた。5歳下なんだって。録音に入っているギターだけが彼じゃなくまだまだ奥行きがあったので若死は残念だったね。
サキツミベイビー 2016/07/20(Wed)11:03:49 ★編集
★Mr.Big★
ギターソロの後半、
アルペジオに行ったと思ったら、
ベースがソロをとるんですから…
いやーっ
何でもありですなぁと思いました。

アンディは後期に、
コソフのバッキングに注文をつけ、
リズムをキープするよう要求したとか…
コソフはこれにたいへん傷ついたそうです。

バンド名そのまま、
最後までFREEにやればよかったのに…ね。

それにしても、
サキツミベイビーさん、
語りますなぁ…

オフ会やりたいので、
参加者いませんか?
matsuZACK 2016/07/21(Thu)21:07:16 ★編集
★オフ会★
以前繋がりがあった10人くらいがフェイスブックやらで雲散霧消してしまったので。TOYAさんは連絡つくけど出てきそうもないし。そちらのヒープ仲間はどうなの!?
サキツミベイビー 2016/07/21(Thu)22:39:18 ★編集
★ヒープ仲間★
仙台在住ですからね…
最近は音信不通ぎみだし。

なにしろ参加者を探してみます。
matsuZACK 2016/07/23(Sat)14:28:07 ★編集
★あっご無沙汰してます★
もしかして わたしのことσ(・。・。)
うわさしてました?ふふ

サキツミさんのお話再びこちらで見ることができて読ませていただいてます。ほんと相変わらずディープでおもしろい。
matsuZACKさんのも相変わらずディープな内容でまとめあげてるし。

いつもブログ更新したらわかるようにしてるのでチェックしてるのですよっ。スマホだから読むばっかりで失礼してます。

ほかにネットで顔出してるのはtwitterとコメント受付け無しのメモブログと化してるのだけ。facebbookかぁ。結局なにかとfacebook上げてる記事読むためにアカウント作っただけで放置。

最近パソコン閲覧の時間もなかなか取れなくて読むばかりチェックばかりなのですう。
kisato 2016/08/03(Wed)00:27:22 ★編集
★ウワサ★
していましたよ…

おひさしぶりです。
ふみーさんはどうしているのだろう?

仙台にはたまに仕事で行きますよ。
仙台水族館はうちの会社で一部運営しているし…
matsuZACK 2016/08/03(Wed)13:06:37 ★編集
★KISATOさん★
お久しぶりです!BASS GUITAR弾いているかな!?たまにはコメントしてくださいな!
できたらオフ会もね!(笑)
サキツミベイビー 2016/08/03(Wed)19:05:55 ★編集
★じんわり嬉しく★
サキツミさーんっ!お元気そうでなによりですーっ いやー思い出して貰えてたって思うとじんわり嬉しいです。ベース弾いてないから指動かなくなってるだろうなぁ。やっぱり定期的にセッションとか目的無いとさらに遠のいてしまうのねぇ。 左親指痛めて余計に。
オフ会いいねー(笑) サッと手軽に行ければいいのだけどね。

matsuZACKさん、ふみーさんとはそれこそ音信不通になってるから私もわからないのよ。
水族館近所なのにまだ一度も行ってない(笑)

なーんかものすごく久しぶりの書き込み(わーこの言葉って死語かな)。
ネットの世界の中では気づいたらどなたともコミュニケートしない引きこもりだ(o´罒`o)
kisato 2016/08/04(Thu)21:15:52 ★編集
★ジョン・ロートン★
7~8年前の夏にジョン・ロートン来日がらみでヒープ仲間のオフ会があったでしょう!残念ながら電車動かずで行けなかったけど悔やまれる。あれ皆でジョン+カバー大会か何かで演奏したんでしょ!?その顛末を聞きたいな。ヒープとジョンは去年来日したみたいだし。
サキツミベイビー 2016/08/08(Mon)09:43:11 ★編集
★台風とともに★
あの台風、大型台風で。ロンドンからの飛行機も新幹線も無事到着したのに、東京近郊の人たちが足止めになっちゃったという結果に。
それで時間に間に合わなかった人の分も演らせてもらっちゃったり(内心練習しといてよかったと思ったけど)。 もう12年も前のことなのね。まるでつい昨日のことみたいに思えるう。

あとからわかったことも結構いろいろありました。 
ほんっとにあのとき台風来なければね―(T_T)

ロートンにぐいぐい引っ張られる独特のパワー忘れられない。あんな体験できてほんとにもう思い残すこと無いなぁって思ったものでした。

あのとき、ロートンはもう高いキーが出なくなってきたからって引退するって言ってたのですよ。それでもう一度呼ぼうという動きになったという記憶が。でもすぐあとまだやるという話に。しかも「ルシファーズ・フレンド」として。そうね話しだしたらウラ話とかもいっぱいあるある。

Uriah Heep and Lucifer's Friend
for Japan tour そうそう今年1月に来日してたんですよね。
あと、『LOVE.NET』という映画にJohn LawtonとMick Boxが出演してたらしい。ミックボックスもだけどロートンすごく元気だ!
kisato 2016/08/09(Tue)00:09:26 ★編集
★台風の夜★
そうです…私は千葉県から脱出できず…

鉄道も道路もダメって、
あれはケタ違いの台風でした。

よりによってあの日とは…

今になって考えてみると、
kisatoさんやふみーさんと、
唯一の接点だったのに…

とはいえ、
またこうして音信が復活するとは、
縁は異なもの味なもの、
どこかでお目にかかる機会があるかもですね。

matsuZACK 2016/08/09(Tue)22:55:21 ★編集
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★ ILLUSTRATION BY nyao