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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2024/05/19 (Sun)
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★2012/11/04 (Sun)
先週は失礼しました。

パソコン周辺機器というのもマイナーチェンジが激しくて、
すぐに同じものが手に入らなくなるので、
いざというときに不便なものです。
それにしても…
Macは昔から電源アダプターが弱くて困ります。

さて今回は、
ヨーロッパの悪魔達(ユーロぷろぐれ)の秘蔵映像、
第2弾です。

まずは、
フォーカスと並ぶ、
ユーロロックのメジャーどころ、
ぷれみあーた・ふぉるねーりあ・まるこーに…
PFMです。

「Impressioni Di Settembre(九月の情景)」(1972年)
「Celebration」(1974年)
いずれもデビューアルバムの曲で、
たいへんレアな映像です。





「Celebration」は、
ファーストアルバムの時点では「E'Festa」というタイトルで、
英米でのデビューアルバム『Photos of Ghosts(幻の映像)』が発表された際に、
このタイトルで再録音されているので、
これはその頃の映像ということになります。

昔から彼らについては、
イタリア語の作品(初期の2枚)の方が、
その素朴さのおかげで、
高く評価されていますが、
私はこのあたりは「?」だと思います。

というのも、
やはりゴツゴツしたイタリア語は、
ロックのグルーブとは相性が悪く、
英語で歌った方がスマートにノれる気がするからです。

このへんの事情は、
当時の我が国と同じですね。
日本語はロックに合うのか?などと、
今や誰も言わなくなりましたが…(笑)

つづいては、
オランダのキーボードトリオ、
TRACEのデビューアルバムから「Gaillarde」(1973年)です。



EL&Pよりももっとバロック寄りで、
私はこの手の曲は、
このグループの方が好きだったりします。

リック・ヴァン・ダー・リンデンという人は、
このように、
異常に指が早く動く人で、
セカンドアルバムの『鳥人王国(Birds)』でも、
冒頭に同じタイプの曲を収録していますが、
かなりカッコよいです。

このドラムはその後、
フォーカスに引き抜かれまして、
前回の映像でしっかり叩いています。
当時のヨーロッパでは、
職業音楽としてのロックはまだマイナーだったので、
人材が限られていたようですね。
これも…当時の我が国とよく似ています。

さて、
最近よく聴いているのが、
ドイツのCANです。
反復や音響にこだわった彼らの音は、
ジョニー・ロットンに大きな衝撃を与え、
その産物としてPILが生まれたわけですが、
こちらも当時の貴重な映像がありました。

いや…これは驚き。

名盤『Tago Mago』から、
「Mushroom」と「Halleluwah」(ともに1971年)
「Mushroom」はプロモーションビデオみたいで驚きですが…
とりあえず、
動くダモ鈴木に、
驚き…(笑)





で…このCANの映像つながりで、
もうひとつ、
とんでもないのを見つけてしまったのが、
これ↓
AMON DUUL 2 の「Surrounded By The Stars」(1975年)



ありえないーっ、
アモン・デュールのこんなに綺麗な映像があるなんてーっ。

考えてみれば、
当時のドイツ(西!)は、
英米のロックミュージシャンを招いて、
素晴らしいテレビ番組を製作していたので(BEAT CLUBなど)
国内のミュージシャン向けにも、
同じようなものがあったんでしょうね…。

それにしてもスゴい。
ドイツを探すと、
まだお宝映像があるかもしれません。

ということで…
秋の夜長のユーロロック特集でした。
みなさん、
変態になりましょう(笑)
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★ ILLUSTRATION BY nyao