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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2021/02/07 (Sun)


70年代、ブルーノートLAのギタリストたち。

昨年末から、
よく聴いている1枚です。

これは、
「Guitar magazine」誌が、
2020年10月号の特集に合わせて
編集した企画盤です。

同誌は、
Apple Musicに、
毎号の誌面の特集に合わせた
プレイリストをupしていますが、

今回はそれと重複しない曲を、
こちらに編集したのでした。
(ちなみに、2枚組です)

音楽雑誌のもどかしいところは、
誌面から音が出てこないこと…
つまり、
誌面で紹介されている楽曲に興味があれば、
自分で探して、
何らかの形で購入しなければならないことですが、
「Guitar magazine」誌はこの問題を、
見事に解決しているといえるでしょう。

そして今回の企画は、
じつにマニアックで、
(いや、今回に限らずマニアックなものが多いか…)
オリジナルは入手困難である作品が多く、
それを一気に聴くことができる点が、
高く評価できると思います。

ギターが主人公でない作品から、
バッキングの妙技にスポットを当て、
その職人芸を称賛するなど、
およそ考えられない企画といえます。

とくに、
この年代のこのあたりの作品群…
フュージョン、クロスオーバーなどと称される以前に、
ジャズとファンク、ソウルを融合させたもの…
は、

それぞれの分野のファンから酷評され、
輸入LPがひと山いくら、
で叩き売りされていたものでした。

そこにスポットが当てられたのは、
1980年代後半以降のクラブシーンの台頭からで、
先日紹介した、
ブルーイが在籍していたインコグニートなどは、
このシーンを代表するバンドといえるでしょう。

『THE GUITAR OF BN-LA』は、
まさにそんなサウンドが満載で、
disc2全編にわたる、
David T.Walkerのプレイなどは、
この分野におけるギターの教則本のようです。

シブいよなぁ…

年齢のなせる技なのか、
最近では、
派手なソロプレイよりも、
こういったバッキングの職人芸にシビれることが多く、
本作も長いこと、
聴き続けているというわけです。

ここに、
トミー・ボーリンの名前が並んでいるのは、
けっこう驚きですが、

ビリー・コブハムや、
アルフォンス・ムザーン(ウェザーリポート初代ドラマー)
のソロ作品に参加していたわけで…

誌面のインタビューで、
リー・リトナーが証言しているように、
ドラッグでヘロヘロでなく、
そして…
ディープ・パープルに参加していなかったら、

もう少し違った評価になっていただろうなぁ…
などと、
感慨ひとしおであります。

トミーも、忘却の彼方になりつつありますね。
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