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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2012/03/25 (Sun)
前回紹介したウォッカ・コリンズですが、
中心人物であるアランと大口は、
元スパイダーズ、
かまやつひろしのバックバンドにいました。

かまやつさんは、
このバンドをたいへん気に入っていたようで、
よくステージに乱入していたばかりか、
再結成後は正式なメンバーになっていました。

かまやつさんは、
音楽を軽やかに、
そしてオシャレにキメることにかけては、
天下一品ですが、
ウォッカ・コリンズは、
そんな彼の琴線に触れるバンドだったんでしょうね。

じつは最近、
私が目標にしているのは、
このかまやつひろしさんです。
いくつになっても、
軽やかに、
そしてオシャレに…、
飄々とした雰囲気は、
まさしく私の目指す、
これからの10年以降のあるべき姿です。

かまやつさんの信念は、
名曲「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」
の歌詞に表現し尽くされているので、
以下、
歌詞全文を掲載してみます。
とくに、
3番と4番が要注意です。

---------------------------------------------------------------------

ゴロワーズというタバコを吸ったことがあるかい
ほらジャン・ギャバンがシネマの中で吸ってるやつさ
よれよれのレインコートの襟を立てて
短くなるまでヤツは吸うのさ
そうさ短くなるまで吸わなけりゃダメだ
短くなるまで吸えば吸うほど
君はサンジェルマン通りの近くを
歩いているだろう

ゴロワーズというタバコを吸ったことがあるかい
一口吸えば君はパリにひとっ飛び
シャンゼリーゼでマドモアゼルに飛び乗って
そうだよエッフェル塔と背比べ
ちょっとエトワールの方を向いてごらん
ナポレオンが手を振っているぜ
マリー・アントワネットも
シトロエンの馬車の上に立ち上がって
「ワインはいかが?」と招いている

君はたとえそれがどんなに小さなことでも
何かに凝ったり狂ったりした事があるかい
たとえばそれがミック・ジャガーでも
アンティックの時計でも
どこかの安いバーボンのウィスキーでも
そうさ何かに凝らなくてはダメだ
狂ったように凝れば凝るほど
君は一人の人間として
幸せな道を歩いているだろう

君はある時何を観ても何をやっても
何事にも感激しなくなった自分に
気がつくだろう
そうさ君はムダに歳をとり過ぎたのさ
できる事なら一生
赤ん坊でいたかったと思うだろう
そうさすべてのものが珍しく
何を見ても何をやってもうれしいのさ
そんな風な赤ん坊を
君はうらやましく思うだろう

---------------------------------------------------------------------

かまやつさんは1990年代以降、
ヒップホップに興味を持ったようで、
この曲をそれ風にアレンジして、
その系統の海外のミュージシャンを招き、
『Gauloise』というアルバムを発表しました。

これが素晴らしい。(↓当時の映像です…バックバンドは日本人ですが)



かまやつさんは1939年生まれですから、
1990年代には、
もう50歳を超えていたわけですが、
当時流行の音楽に刺激され、
それを取り入れるとは…、
何という柔軟なアタマなんでしょう。

これこそ見習うべき…。

最近もCHARの番組に出演して、
このような、
高校生のような会話をしており、
ますます音楽に対する好奇心盛ん、
といったところです…、
って…、
もう70歳を超えているわけですか?
(↓Charが、そのコード何?と聞いています)



スゴいですね〜。
カツラを使おうが何しようが(笑)
外見を維持して、
気持ちも維持する…、
「こういう人に私はなりたい」
と思う今日この頃です。
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★ ILLUSTRATION BY nyao