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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2014/02/09 (Sun)
都心で記録的な大雪を観測、
20㎝以上の積雪を記録したのは、
20年ぶりのこと…。

昨日はスゴかったですね。
とくに、
午後から夜にかけては、
このまま雪の中へ埋もれてしまうのではないか、
と思えるほどの降り方でした。

私が澄んでいる千葉市では、
都心よりもさらに多い、
25㎝と発表されていましたが…
実測では楽に30㎝を越えており、
雪が吹き溜まる場所では40~50㎝はあろうか、
という感じです。

そんな中私は、
先週木曜日の午後、
勤務先近くのクリニックで、
A型インフルエンザと診断され、
それ以降は出勤停止。

熱こそあまり出なかったものの、
自宅で隔離状態にあったため、
どこへも行かず、
雪かきにかり出されることもなく、
何かイベントのような、
他人事の感覚で、
この大騒動を見ていました。

都心の積雪に関して報道機関は、
冒頭で述べたように、
20年前…1994年の例を引き合いに出しておりましたが、
私の記憶では、
小学校1年のとき…
ですから45年前…1969年、
都心で30㎝の積雪を記録したときに匹敵するのではないか、
と感じています。

それほど、
めったにない大雪だったのですが、
私は幸いなことに…
(ホントに世の中、何が幸いするかわかりません)
平熱に下がってまだ2日しか経っていないので、
明日(月)もお休み、
明後日は祝日なのでお休み、
ということで、
かなり世間から雪が消えた頃になって、
やっと外へ出る予定なので、
少しほくそ笑んでいるところです。

さて…
そんな大雪を見て、
少年時代を思い出したのか、
療養中でヒマを持て余していたせいもあって、
YouTubeで、
古いテレビ番組の主題歌ばかりを検索していたのですが、
これはちょっと面白かったですね。
本当に、
YouTubeには見たい画像が何でもあるもので、
便利なようなコワいような…

ここで、
音楽好きの大人の目から見て、
たいへん興味をそそられる、
なつかしのテレビ番組の主題歌をいくつか…

まず…
後年になってもずっと、
そのメロディの素晴らしさが記憶に残っていたのが、
「キャプテンウルトラ」と「マイティジャック」です。
じつは、
両方とも冨田勲氏の作品で、
一般的にも評価の高い作品です。

冨田氏は、
この当時(1960年代後半)のテレビ番組に、
驚くべきほどたくさんの作品を残しており、
(あの「どろろ」の主題歌もそうでした…)
その多作ぶりに驚かされますが、
どの作品も、
エキゾティックなメロディと、
独特の陰影のある荘厳な和音に特徴があり、
一度耳にすると忘れられなくなります。

この志向が後に、
プログレ好きにつながるのかもしれませんが、
どちらもギターの伴奏はまだペケペケで…
ヴェンチャーズあたりの音と大差ありません。

「キャプテンウルトラ」は、
ウルトラマンとウルトラセブンの間に放映されていた、
変身ヒーローの出て来ない、
特撮宇宙もので、
時代劇では悪役が多かった中田博之氏が主演を演じていました。
シュピーゲル号という、
のちのウルトラホーク1号に発展する、
3分割される宇宙船が印象的でした。

「マイティジャック」も、
変身ヒーローの出て来ない、
同名の潜水艦に乗る特殊部隊の話で、
こちらはたしか…
夜の8時からの1時間枠で、
少し大人の視聴者を意識した内容だった、
と記憶しております。
のちに30分枠になって、
もう少し子供向けに再編されたのですが、
主題歌がカッコよくって、
そこだけ見せてと親に頼んだ記憶があります。(笑)



さてつづいて、
1960年代後半のアニメには、
時代背景でしょうか…
エレキサウンド重視の、
ヴェンチャーズや
グループサウンズ
といった要素を反映した曲が多く見られますが…
サイコーなのは、
アメリカのアニメ「スーパースリー」

これは、
3人の諜報部員のお話なんですが、
ふだんは3人でグループサウンズをやっているという…
衣装もそれ風で、
今見るとかなり笑えます。

アメリカのアニメなのに、
日本語吹き替え版は、
たいへん和風な歌詞になっていて、
この和洋折衷なところも、
時代を感じさせるところです。

私は幼稚園の当時、
友達と、
この3人の真似をして、
ホウキを持って踊っていたというのですから、
うーん、
おそるべしですなぁ…そんな頃からエレキが好きだったとは。



それから、
「ファイトだ!!ピュー太」という、
かなりお気楽でおバカなアニメがありまして…
この主題歌が当時のグループサウンズそのものだった、
というのを記憶しております。
今聴くと、
このノー天気な歌詞も、
なんとも言えませんなぁ(笑)



最後に、
カワイコちゃん系でひとつ…
石ノ森章太郎先生は、
サイボーグ009のプロトタイプみたいな作品を、
テレビ番組にひとつ残しておりまして、
それが「レインボー戦隊ロビン」という、
科学者の両親が残したロボットたちに育てられた少年が、
地球を宇宙人の侵略から守るというストーリーの作品です。

このロボットたちが、
009のサブキャラたちにそっくりで、
戦闘能力の高いウルフ(=004?)、
怪力のベンケイ(=005?)、
看護婦ロボットのリリィ(=003?)
頭脳明晰な教授(=001?)
ロビンが乗るロケットのペガサス(=002?)
といったラインアップです。

このリリィが歌う、
たいへん短いエンディングテーマが、
番組後半の1時期に使われ、
それがとってもキュートで…
今聴くと、
1960年代というよりは、
50年代のガールズポップっぽくて、
たいへんよろしいのです。

たしか私は、
幼稚園ぐらいの頃だったと思うのですが、
ものすごーく印象に残っておりまして…
リリィはロボットなんですが、
とってもお茶目で…
この感じは、
後のサイボーグ003にはなかった要素で…
そこがとっても気に入っていたんですね。



さて、
このへんの話を始めると、
ネタが尽きなくなってしまいそうですが…
当時(1960年代後半)の子供向けのテレビ番組って、
夢があって、
明るくて前向きでしたね。
今は…
どうなんだろうか?
子供には、
暗いものや汚いものは、
見せなくていいと思うのですが、
いかがでしょう?

そんな意味では、
今回の大雪、
大人はたいへんですが、
子供にはうれしいプレゼントだったのでしょうね。
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★ ILLUSTRATION BY nyao