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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2010/07/18 (Sun)
ついに梅雨があけて、
本格的な夏がやってきました。
暑くて暑くて、
何もする気になりませ〜ん。(笑)

今回は暑さ対策ということで、
ボサノヴァとか、
レゲエとか、
ヴェンチャーズあたりの話をして、
気持ちだけでも涼しくなろうと思ったのですが、
とっつぜん、
そんな気がなくなりました。
(↑身内はよく知っている、お得意のドタキャンか?)

それは、
8月後半に、
例の紙ジャケ再発シリーズで、
エンジェルが出るという記事を目にしたからなのです。

エンジェル?
パンキー・メドウスかぁ…。(←知っている人は(笑)
キッスが在籍していた、
カサブランカ・レコードだったよなぁ。
当時(1976年頃)は、
悪魔(キッス)がいるから、
次は天使(エンジェル)か?
黒一色のキッスに対して、
白一色のエンジェルはあまりに短絡的に見え、
その上、
あのルックス…。
ところが、
アイドル路線だったわりには、
来日公演のチケットがまったく売れず、
おまけにプロモーターが倒産して、
日程途中で帰国してしまったという…。
お笑いネタにしかならないようなグループだったけど、
数年経ってから、
偶然ラジオで聴いたライブが、
意外にカッコよくて、
ビックリした記憶がある、
あのエンジェル?

(↓ちなみに、こんなヤツらです)


その『Live Without A Net』が出るなら、
予約しようかな?
などと…、
暑さでフヤけたオツムで、
なんの脈絡もなく考えていたら、
そうだ…、
そうだった、
スイートって、
まだ紙ジャケはおろか、
デジタル・リマスター盤も出ていなかったはず。
いったいどうなっているんだ?
スイートはどうした?
スイートは!

っと、
とつぜん、
スイートをはじめとする。
1970年代後半の、
グラム系キンキラ・ファッションの、
アイドル系グループたちを思い出してしまったのです。

このクソ暑いときに、
よりによって、
どうしてこんな暑苦しい連中をと思ったのですが、
いやいや、
逆療法という言葉もある通り、
暑い暑いと言って、
涼しげな方面へばかり逃げていたら、
枯れる一方になってしまうかもしれない。
ここは一発、
暑さを吹き飛ばす勢いで、
もっと熱くなってやろうとばかり、
このへんのお気に入りを探したところ、
あるわあるわ、
たくさん収穫があって、
うれしくなってしまいました。

まずは、
スイート、
同年代以上の人は覚えているかしら?
デフ・レパードがカバーしていた、
「アクション」です。(「Action」 by SWEET)



たしかに、
アイドルっぽいんですが、
この独特のヘヴィードライブ感がよくないですか?
ギターの音がカッコいいんですよ。
ちなみに、
この曲のシングルB面に収録されていた、
「メドウサ」(「Medussa」)というのが、
これまたとびっきりカッコいいのですが、
アルバム未収録のため、
いまだににCD化されず、
このままだと永遠に聴けなくなるおそれがあり、
たいへん残念です。

つづいて、
大ヒットした「フォックス・オン・ザ・ラン」。
(「Fox On The Run」)



どう?
よくないですか?
ちょっとシンセの音が昔っぽいけど、
それはご愛嬌ということで。(笑)

スイート再発してよーっ。
スイート。
誰かいっしょに署名でもしましょう。(笑)

当時のイギリスには、
このスイートと並んで、
スレイドという、
編成も音もよく似た、
アイドルっぽいスイートに対して、
お笑いっぽいスレイドと言われた人気グループがおりました。
(ギタリストが変な髪型→ここをクリックして中段あたりを参照)
このグループは、
後に1980年代に入ってから、
ヘヴィメタル系のグループに、
よくカバーされていました。

私がもっとも好きな曲はこれです。
(「Mama Wear All Crazee Now」 by SLADE)
※ちなみに、CrazeeはCrazyの間違いではありません。
 この人たちはわざとこんな表記を使うのです。



この曲は、
1977年のキッス初来日のときに、
オープニングのSEとして流れた曲で、
長いこと誰の何て言う曲か探したものです。

いいなぁ…。
やっぱりグラムロックはいいですよ。
キンキラ賛成!
ロックは派手でなくちゃっ!
暑苦しくてもいーじゃんっ!
枯れてなどいられるかーっ。

そうだ、
こうなるともう一人、
スージー・クアトロを忘れてはいけない。
というわけで、
「Tear Me Apart」 by SUZI QUATRO
※邦題は、「恋はドッキリ」っつーんだよ。(笑)



カワイイよね?
楽曲はシンプルでいいですね。
アイドル侮るなかれです。
覚えやすいメロディは永遠のテーマでしょ?
やっぱこの路線で行くべきかな…、
LOOSE CONNECTIONは?(笑)

スイートとスレイドはイギリス、
スージー・クアトロとエンジェルはアメリカですが、
ほぼ同じ時期に、
同じようなグループが、
同じような音を出していたことは、
おもしろい事実で、
この後はクイーンがブレイクするわけですが、
クイーンもまた見事に、
このへんのイメージを引きずっていると思いませんか?

そして、
1977年を過ぎると、
イギリスはパンク一色になってしまうわけで、
いわゆる、
大きなムーブメントの端境期に、
小さく咲いたニッチなムーブメントだったわけです。

エンジェルは少々手遅れな時期だったんでしょうね?

ところで、
CD予約するのはどうしようかな?
ラメ入りの衣装もどうしようかな?(笑)
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★ ILLUSTRATION BY nyao