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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2017/02/15 (Wed)
Go Go!
ゴジラ松井の背番号!

ではなくて…

本日55歳になりました。

四捨五入すると60歳です。
アラカン(カン=還暦)

まぁ…
その年齡には見えないと言われ、
すこぶる元気ですが、

最近は、
左の五十肩がヒドくて、
長い時間ギターを弾けない…
重い荷物を持てない…で、

音楽活動を自粛している、
年相応な55歳でっす。

しかーし、

年齡は記号ですよ。
受け入れた瞬間、
人は老いるのだ(笑)
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★2017/02/12 (Sun)
DVDが発売される前に、
映画館で観たかった作品ですが、
ようやく本日、
観ることができました。

映画の場合、
あまりストーリーに触れると、
ネタバレになってしまうので、
詳細は語りませんが…

ひさしぶりに、
映画を観ながら、
アレコレと思考をめぐらせたことは確かです。

音楽監督に、
ロビー・ロバートソン(元ザ・バンド)の名前が
クレジットされているにもかかわらず、
オープニングとエンディングは、
酷暑を想起させるセミの鳴き声だけ…
劇中にも音楽はまったく流れません。

テーマが重いだけでなく、
演出も相当に重くなっているのです。
全編にわたり、
笑えるシーンはなく、
明るい表情を見つけることもできません。

物語は、
日本におけるキリスト教受難の歴史に題材をとり、
人間の心の弱さ、
信教の持つ意味、
為政者の宗教観、
そして、
人それぞれが貫き通す信念など、
様々なテーマが交錯しながら進みます。

正直な感想は、
『地獄の黙示録』に似ているなぁ…
でした。

後半で、
信仰を捨てた、
フェレイラ神父と主人公が対峙するあたり、
まさに、
カーツ大佐がウィラードに語りかけるシーンのようでした。

人間の価値観なんて、
状況が変われば変わるもの…
そこには正解も真理もないということですが、
あちこちの映画評を見ても、
こういう指摘はなかったので、
これは私独自の感じ方なのでしょうか?

一方、
当時の教会が日本で布教活動をした裏側には、
ヨーロッパ各国が日本を侵略するための先駆けとする思惑があり、
江戸幕府がそれを禁じ、
鎖国したおかげで、
その後の太平があったとする説があるので、
その点も考えさせられるものがあったというか…
セリフを聞きながら頷くことがしばしばありました。

この映画が、
トランプ氏の話題で持ちきりのタイミングで
ロードショーされたというのは、
何か計ったような気がするのは、
気のせいでしょうか?

我が国の文化は形こそ違え、
ヨーロッパに劣るものではないのです。
Japan is great…(笑)

それから、
アメリカの作品でありながら、
劇中に登場する日本の習俗は、
しっかりと描かれており、
この点も評価したいところです。

日本人俳優が多数出演しておりますが、
その中でも、
何回も何回も裏切る窪塚洋介や、
キリスト教を取り締まる奉行役のイッセー尾形の名演が光っています。

とくに、
一人芝居で鍛え上げた、
イッセー尾形の表情の変化は素晴らしく、
これを見るだけでも価値のある作品と言えるでしょう。
★2017/01/22 (Sun)
映画『Back to the Future』シリーズ
(第一作は1985年発表)は30年前に、
アメリカの未来を予測していたのでしょうか?

黒人が政治的リーダーになること…
そしてビフ・タワー…
ビフが社会を支配する日がやってくることを(笑)

とはいえ…

私、個人としては、
現アメリカ大統領の発言は嫌いではありません。
いや、むしろ、
共感を覚える部分があります。

世界のリーダーとして、
世界の面倒を見続けてきたら、
肝心な自分の国がどうなっていたのか、
これはすでに語り尽くされておりますが…
世界の人々から、
「アメリカは“病める大国”」
と言われるほどになってしまっていたのです。

これを根本的に修正しようとすると、
人々があえて口にしていない部分にメスを入れなければならず、
それをストレートに表現すると、
あの就任演説になるのでしょう。

これは反対運動が起きて当然のことですが、
想定外の指示を得ていることも事実です。
したがって、
アメリカが待っていたリーダーが現れた感があります。

しかし、
この演説、
アメリカという部分を日本に置き換えて見てください。
我が国にもまったく同じことが言えると思いますがいかがでしょう?
我が国が置かれている状況にも似たようなものなのです。

私が共感を覚えるのはこの部分です。

地球規模で物を考えることは大切なことですが、
自国の文化やアイデンテティが崩壊してしまっては、
元も子もありません。

我が国でこのような発言をすると“右翼的”と言われますが、
英語のpatriotsは“愛国者”と訳されます。
私にはこちらの解釈の方が正しいと思えるのですが…
右が左だの話ではありません。
自分たちの存在意義の話なのです。

いずれにしても、
今後アメリカの政治は、
1960年代以前に回帰するように感じられます。
歴史は繰り返すなどと言われているので…
この後、
排除された側の民族が解放運動を起こし、
大統領の命が狙われ…

ジミヘンのようなミュージシャンが、
再び現れるかもしれません。

もしかすると、
ジミヘンの魂は今、
Re-Boneのタイミングをうかがっているかもしれません。

就任演説を聞いていたら、
1960年代後半の光景が浮かんできて、
そんなことを考えてしまったのですが…
どうにも、
しょうがねーなぁ…(笑)


↓どう思うよ、ジミさん?

★2017/01/01 (Sun)
あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

★2016/12/18 (Sun)
なんだかんだと言いながら1年間、
1回も欠かさず見てしまいました。

この作品は、
真田信繁の生涯というよりは、
真田信繁という人の目で見た、
戦国時代の終焉…
さらに、
きりという女性の目で見た、
そんな真田信繁の生涯…

念入りに、
二人の目を使い、
客観性を強調したため、
視聴者がストーリーに入りやすくなっていたのです。

本能寺の変と関ヶ原の合戦、
そのどちらも戦闘シーンを描かず、
情報だけで伝えたあたりは、
まさにそれを象徴していました。

そのため、
真田昌幸たちの受けた衝撃が伝わってきたのです。
「それはマコトか…?」

真田信繁に関しては、
中学生の頃、
「新八犬伝」の後の人形劇が、
「真田十勇士」であったこともあり、
何度となく、
その生涯を描いた物語を読みました。

日本の歴史には不思議なことに、
動乱期の節目に、
同じようなタイプの人物が現れます。

室町幕府ができた頃の楠木正成、
江戸幕府末期の土方歳三…
いずれも徹底して、
時流に抵抗して生涯を終えています。

真田信繁もその一人。
判官びいきの日本人にはたまらない、
典型的なヒーローです。

私が興味があるのは、
そんな彼らが、
実際のところ、
どんな人だったのだろうか?
そして、
何を考えて生きていたのだろうか?
ということです。

したがって、
小説でも映像作品でも、
リアリズムを重要視します。

「真田丸」では、
真田信繁が九度山を脱出して大坂へ向かうあたりが、
じつにリアルな心理描写でした。

秀吉の小姓として、
歴史の大舞台を体験し、
偉大な戦略家である父と身近に接した前半生を送りながら、
15年近くの幽閉生活は、
さぞかし無念であったことでしょう。

その鬱屈が一気に噴出したのが、
大坂冬の陣と夏の陣だったとすれば、
それは自然な流れといえます。

劇中、
真田信繁は、
自分がこの世に生きた証を残したのか、
と問うシーンがありましたが、
それは何よりも自身が納得した生涯を送ったか、
ということであり、
証などはどうでもよいのかもしれません。

芸術作品というのは、
そんな、
生きた証の最たる例かもしれませんが、
長くその意思を伝えるものなどはきわめて稀であり、
多くは、
時間の経過の中に埋もれてしまいます。

考えてみれば、
100年も経たない過去の人が、
どんな人で、
何を考えていたのかすら、
正確に伝えることが難しいのが、
人の世の常…

真田信繁のように、
後世の多くの人が、
その生涯に思いを馳せるなど、
珍しいことかもしれません。

先月、
大阪城へ行ったので、
感慨ひとしおではあります。

ああ…この世は無情なり。


追記:
物語の最後で活躍していた、
毛利勝永という人は、
実際スゴかったらしく、
徳川方の名だたる武将、
数名の首を上げています。
ちょっと興味ありますね。
真田信繁と同じタイプかもしれません。
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★ ILLUSTRATION BY nyao