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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2013/06/16 (Sun)
うっとおしい梅雨空が続いていますが、
みなさんはいかがお過ごしでしょう。

そのおかげとは言いませんが、
先週は更新をサボってしまいました…(笑)

さて、
八重山ボケから復活した私の、
最近のお気に入りは、
以前ここで紹介した KURT VILEの新作、
『Wakin On A Pretty Daze』です。
そのときの記事はコチラ

KURT VILEのプロフィールや、
その素晴らしさについては、
以前の記事を参照していただくとして…

前作『Smoke Ring For My Halo』では、
楽曲というより、
素材をまるごと放り出したような…
コード一発ーっ!
という感じの作品が並んでいたのですが、
本作は各曲の完成度が上がり、
たいへん聴きやすくまとめられています。

ミュージシャンズミュージシャン的な、
マニアックな印象はずいぶんと薄れ、
バンドとしてのまとまりも感じられるようになり、
ここでブレイクしそう?
という雰囲気が感じられます。

かなり成長したんですね。

そうは言っても、
1曲目に9分に及ぶ大作をもってきたりして、
簡単には世間に迎合しないあたりは、
まだまだヒネくれていますが…(笑)

音の感触や、
声のイメージは、
ダイアー・ストレイツやボブ・ディランに似ていますが、
独特の透明感…
けっして澄み切っているクリアな感じではない…
を持っていて、
ここがこの人のおもしろいところです。

ちなみに、
タイトルは『Wakin On A Pretty Daze』ですが、
1曲目は「Wakin On A Pretty Day」で、
DazeとDayを引っ掛けるあたり、
文学的なセンスも感じますね。

最近の梅雨空によく合っている音だなぁ…
などと一人でハマっているのですが、
徹頭徹尾アメリカンな音なのに、
100%乾いた明るさではないという、
現代のアメリカの空気をそのまま切り取ったような感じが、
今の季節にピッタリなんですね。


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★ ILLUSTRATION BY nyao