忍者ブログ
「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
  ★ カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
  ★ フリーエリア
  ★ 最新コメント
[01/25 matsuZACK]
[01/23 shiba]
[01/02 matsuZACK ]
[01/02 ういん]
[12/27 shiba]
  ★ 最新記事
(02/16)
(02/15)
(02/13)
(02/06)
(01/30)
  ★ 最新トラックバック
  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
  ★ バーコード
  ★ ブログ内検索
  ★ P R
  ★ カウンター
  ★ お天気情報
[304] [303] [302] [301] [300] [299] [298] [297] [296] [295] [294]
★2024/11/23 (Sat)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

★2013/06/02 (Sun)
中学の頃‥

あのジェフ・ベックが敬愛する、
知る人ぞ知る、
名ギタリスト‥
世界でもっとも知られた、
無名のミュージシャン‥
などと言われ、
いわゆるクロウト受けする、
“通”好みのギタリストとして
評価されていた、
ロイ・ブキャナン‥

ラジオから流れてきた彼の演奏は、
まだ初心者であった私の感性も揺さぶりました。
これはスゴいギタリストだ‥
テレキャスってのがシブい!

しかし、
私はついに彼のレコードを手にすることなく、
あれから35年の歳月が過ぎました。

それがなんと‥

ひさびさにチェックした、
紙ジャケのカタログに、
『ロイ・ブキャナン・ライヴ・イン・ジャパン』
があるじゃありませんか‥
こうして私は、
ようやくロイの音と向き合うことができたのです。

1970年代の音はほとんど制覇した
と思っていましたが、
まだあるんですよ‥こんな作品。
出会うタイミングを逃している作品、
とでも言いましょうか‥

さて内容はと言えば‥

レイヴォーンのような、
カントリーの匂いがする、
乾いたブルースですが、
彼よりは、
かなりマイルドで繊細なタッチです。

ときどき、
ピーター・グリーンに似ているかも、
と思うところがあり‥
これはズバリ、
私好みのプレイです。

しかも‥
適度にマニアックで、
適度に枯れている‥
これでは、
クロウトに受けるわけだ‥

豪快なイメージのテレキャスを、
こんなに繊細に扱うなんて‥

しかも、
ほとんどエフェクトを使わないで、
これだけ表情豊かな音を出すとは‥

当時の賞賛の数々がよく理解できました。

ライナーを読むと、
ロイは、
1988年に、
留置場で自殺したとか‥
結局最期まで、
ブレイクすることなく、
“知る人ぞ知る”存在で終わったとか‥

ろっくんろーるですなぁ‥

いまさらですが‥
私はアンタの素晴らしさを受け止めましたよ‥

しかし、
なんで、
『ライヴ・イン・ジャパン』以降は再発しないのだ?
『メシアが再び』はどうした?
ちゃんとフォローしろよーっ

PR
忍者ブログ★ [PR]

★ ILLUSTRATION BY nyao