「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2013/04/29 (Mon)
GW前半終了ですが、
みなさんいかがお過ごしでしょう?
私は、
GW明けに予定があり、
また独立した長男が帰ってきたので、
とくに何もせず…ゴロゴロと…
松田優作のDVDを見て、
ギターを弾いて、
バンドの練習に行き、
だららんと過ごしています(笑)
だららんなどと書きましたが、
今年のLOOSE CONNECTIONは、
近年マレに見るほど気合いが入っていて、
すでに4月の段階で、
10数曲…1時間ちょっとのステージができるような、
リハーサルを熱心に繰り返しています。
というのも…
今年の6月27日にベースのITOが誕生日を迎えると、
4人のメンバーの年齢を足して、
ちょうど200歳になるのです。
ヴォーカルのmarcさんが10月28日にもうひとつ歳をとるまで、
ピッタンコ4ヶ月の間だけ…200歳!
この期間内に記念のライブをやろう、
などと企んでいるのでした。
年末のLIVE忘年会以外で、
何かを企画するなんて、
2005年以来のことになります。
会場はそんなに立派でなくてもいいので、
対バンなし、
自分たちだけで1時間30分くらい、
自由にやれる場所を探しています。
後半には、
ゲストを迎えて、
セッションなどしてもいいかな?
セットリストは、
オリジナル、
原型をとどめていないビートルズのカバー…
やはり曲によっては、
かなりアレンジをきかせているデヴィッド・ボウイ、
そしてストーンズなどのカバーなどなど…
サイケで、
内省的な雰囲気と、
グラマラスなロックンロールが同居した、
まぁ…
他では味わえない雰囲気であることは確かなので、
このブログをご覧の方々にも、
ぜひお越しいただきたいと思っております。
ひさびさのLIVE告知ですなぁ…
それにしても…
1時間も演奏すると、
少々シンドイですね
まずは体力作りから…
毎日走るか?(笑)
↓積極的だった、2005年のLOOSE CONNECTION
みなさんいかがお過ごしでしょう?
私は、
GW明けに予定があり、
また独立した長男が帰ってきたので、
とくに何もせず…ゴロゴロと…
松田優作のDVDを見て、
ギターを弾いて、
バンドの練習に行き、
だららんと過ごしています(笑)
だららんなどと書きましたが、
今年のLOOSE CONNECTIONは、
近年マレに見るほど気合いが入っていて、
すでに4月の段階で、
10数曲…1時間ちょっとのステージができるような、
リハーサルを熱心に繰り返しています。
というのも…
今年の6月27日にベースのITOが誕生日を迎えると、
4人のメンバーの年齢を足して、
ちょうど200歳になるのです。
ヴォーカルのmarcさんが10月28日にもうひとつ歳をとるまで、
ピッタンコ4ヶ月の間だけ…200歳!
この期間内に記念のライブをやろう、
などと企んでいるのでした。
年末のLIVE忘年会以外で、
何かを企画するなんて、
2005年以来のことになります。
会場はそんなに立派でなくてもいいので、
対バンなし、
自分たちだけで1時間30分くらい、
自由にやれる場所を探しています。
後半には、
ゲストを迎えて、
セッションなどしてもいいかな?
セットリストは、
オリジナル、
原型をとどめていないビートルズのカバー…
やはり曲によっては、
かなりアレンジをきかせているデヴィッド・ボウイ、
そしてストーンズなどのカバーなどなど…
サイケで、
内省的な雰囲気と、
グラマラスなロックンロールが同居した、
まぁ…
他では味わえない雰囲気であることは確かなので、
このブログをご覧の方々にも、
ぜひお越しいただきたいと思っております。
ひさびさのLIVE告知ですなぁ…
それにしても…
1時間も演奏すると、
少々シンドイですね
まずは体力作りから…
毎日走るか?(笑)
↓積極的だった、2005年のLOOSE CONNECTION
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★2013/04/21 (Sun)
寒いですね…
しかも、雨降りです。
家でゴロゴロしていると、
ビデオを見るか、
音楽を聴くか、
ギターを弾くか…
天気が悪いことが多いので、
ワンパターンな週末が増えています(笑)
あんまりヒマなので、
HMVオンラインショップの、
紙ジャケコーナーの在庫リストを、
すべてチェックしていたら(約1,500)…
こんなの出ていたの?
という作品をたくさん見つけてしまい、
これからしばらくの間、
多額の出費が予想されます(笑)
ここ数年、
JAZZばかり聴いていたので、
ROCKの紙ジャケは、
以前ほどチェックしていなかったんですね。
その反動が来そう…というか、
いままでのパターンとしては、
なんとなくROCKに飽きると、
しばらくの間、
違う音楽にのめりこみ…(それこそ文字通り、没頭します!)
ひと区切りがつくと、
またROCKに戻って、
特定の分野を掘り下げるという…
これを繰り返すたびに、
ROCKのCDが膨大な数になるので、
年末になると不要の盤を売りに行く…
こんなもんですかね?
私の人生は(笑)
常に新しい音楽には目を向けているし、
リアルタイムの作品にお気に入りもあるのですが、
10年ぐらい経過すると、
それらは売りに出されることが多く、
結局、
私のコレクションは、
1970年代の作品で占められているのです。
作品の質の高さもさることながら、
作品の量も多いのが1970年代のROCK…
探すと、
まだ未開拓の領域があることに気がつくわけです。
これはおそるべし、
ですなぁ…
さて今回、
どのような領域に興味を持ったか?については、
この先のネタにする都合、
今のところはナイショにしておきますが
とりあえず、
↓コイツはどうでしょう?(笑)
しかも、雨降りです。
家でゴロゴロしていると、
ビデオを見るか、
音楽を聴くか、
ギターを弾くか…
天気が悪いことが多いので、
ワンパターンな週末が増えています(笑)
あんまりヒマなので、
HMVオンラインショップの、
紙ジャケコーナーの在庫リストを、
すべてチェックしていたら(約1,500)…
こんなの出ていたの?
という作品をたくさん見つけてしまい、
これからしばらくの間、
多額の出費が予想されます(笑)
ここ数年、
JAZZばかり聴いていたので、
ROCKの紙ジャケは、
以前ほどチェックしていなかったんですね。
その反動が来そう…というか、
いままでのパターンとしては、
なんとなくROCKに飽きると、
しばらくの間、
違う音楽にのめりこみ…(それこそ文字通り、没頭します!)
ひと区切りがつくと、
またROCKに戻って、
特定の分野を掘り下げるという…
これを繰り返すたびに、
ROCKのCDが膨大な数になるので、
年末になると不要の盤を売りに行く…
こんなもんですかね?
私の人生は(笑)
常に新しい音楽には目を向けているし、
リアルタイムの作品にお気に入りもあるのですが、
10年ぐらい経過すると、
それらは売りに出されることが多く、
結局、
私のコレクションは、
1970年代の作品で占められているのです。
作品の質の高さもさることながら、
作品の量も多いのが1970年代のROCK…
探すと、
まだ未開拓の領域があることに気がつくわけです。
これはおそるべし、
ですなぁ…
さて今回、
どのような領域に興味を持ったか?については、
この先のネタにする都合、
今のところはナイショにしておきますが
とりあえず、
↓コイツはどうでしょう?(笑)
★2013/04/14 (Sun)
なかなか暖かくなりませんね…
などと言っていると、
いきなり夏になってしまうのが、
ここ数年のパターン。
うーっ、
もうすぐ暑い夏がやって来るのか…
夏といえば、
GODINモントリオールを入手して、
1年近くになりますが、
最近ひとつ分かったことがあります。
それは、
ずっと…
自分はハムバッキングPUと相性が悪いと思っていたことですが、
じつは、
そうではなくて、
ハムバッキングPUを搭載しているギターの形状…
つまりGIBSONギターの大半の形状と、
相性が悪かったということだった、
ということです。
18歳以来、
ずっとFENDERストラトキャスターを使ってきたわけですが、
このストラトキャスターというヤツは、
人体構造に合うように、
よく考えられているギターで…
体にフィットするように、
ボディの裏側がカットされていたり、
ピッキングをする右手で操作しやすいように、
コントロール関係が、
ブリッジ近くにまとめられていたり…
指板のスケールがロングであることを除けば、
本当に弾きやすい構造になっています。
そのせいか、
一度このギターになれてしまうと、
他のギターは、
弾きづらく感じるようになります。
ハムバッキングPUの音は、
FENDERのシングルコイルPUの音とはまったく別物で…
どちらがいいとかいう話ではなく、
その音がほしくなる場面や曲があるものです。
歪ませると、
かなりパンチのある音になることは、
初心者でもわかっていることですが、
クリアーなセッティングにして
ヴォリュームを下げたときの音は、
FENDERとは違うマイルドな響きを持ち、
意外と味わいのある音色だと思います。
このような音を使いたいことがあって、
BACCHUSのレスポールやフライングVを持っているわけですが、
いろいろあって、
両者ともライブで使うことをためらってしまいます。
そのいちばん大きな理由が、
体にフィットするかということと、
操作性の問題だったということが、
GODINを使ってよく分かったというわけです。
GODINは、
全体的にはGIBSONっぽい形状をしていますが、
ボディの裏側の角ばった部分がカットされていたり、
ネックがボルトオンだったり、
コントロール関係が手元にまとめられていたり…
構造的にはFENDERっぽいのです。
その上で、
指板のスケールはミディアムなのです。
これで弾きにくいわけがない。
さて‥
昨年の忘年会ライブで、
サンバーストのレスポールを弾いて以来、
またあのギターに興味を持っていたわけですが、
このへんのことが気になって仕方ありませんでした。
ところが…
あったんですよーっ。
レスポールのイメージなのに、
操作性バツグンのギターが…
それが、
GRECOのMR140。
オリジナルは1975年に、
バッド・カンパニーのミック・ラルフスがオーダーした、
モデルですが、
ジャパン・ヴィンテージと言われる逸品。
何度も再発売されていますが、
昨年の夏に発売された最新モデルは、
いままでのものとひと味違います。
写真でおわかりの通り、
コントロール関係が手元にまとめられている…
というかこれはストラトキャスターと同じ配置…
さらに
写真ではわかりませんが、
ボディの裏側は体にフィットするようにカットされています。
さらにさらに…
サンバースト仕上げ…
私がBACCHUSフライングVで体験した、
たいへん弾きやすい
エボニー指板とコンビネーションブリッジとくれば…
言うことなしじゃーっ、
あーりませんかっ(笑)
これは昔から気になっていた1本だし…
BACCHUSの2本を出家させるときが来たかな?
ハムバッカーPU搭載のギター‥
セミアコとソリッドボディ‥
2本あれば、
たいがいのことに対応できるでしょう。
やっぱり、
アコースティックギターには手がのびませーん。
などと言っていると、
いきなり夏になってしまうのが、
ここ数年のパターン。
うーっ、
もうすぐ暑い夏がやって来るのか…
夏といえば、
GODINモントリオールを入手して、
1年近くになりますが、
最近ひとつ分かったことがあります。
それは、
ずっと…
自分はハムバッキングPUと相性が悪いと思っていたことですが、
じつは、
そうではなくて、
ハムバッキングPUを搭載しているギターの形状…
つまりGIBSONギターの大半の形状と、
相性が悪かったということだった、
ということです。
18歳以来、
ずっとFENDERストラトキャスターを使ってきたわけですが、
このストラトキャスターというヤツは、
人体構造に合うように、
よく考えられているギターで…
体にフィットするように、
ボディの裏側がカットされていたり、
ピッキングをする右手で操作しやすいように、
コントロール関係が、
ブリッジ近くにまとめられていたり…
指板のスケールがロングであることを除けば、
本当に弾きやすい構造になっています。
そのせいか、
一度このギターになれてしまうと、
他のギターは、
弾きづらく感じるようになります。
ハムバッキングPUの音は、
FENDERのシングルコイルPUの音とはまったく別物で…
どちらがいいとかいう話ではなく、
その音がほしくなる場面や曲があるものです。
歪ませると、
かなりパンチのある音になることは、
初心者でもわかっていることですが、
クリアーなセッティングにして
ヴォリュームを下げたときの音は、
FENDERとは違うマイルドな響きを持ち、
意外と味わいのある音色だと思います。
このような音を使いたいことがあって、
BACCHUSのレスポールやフライングVを持っているわけですが、
いろいろあって、
両者ともライブで使うことをためらってしまいます。
そのいちばん大きな理由が、
体にフィットするかということと、
操作性の問題だったということが、
GODINを使ってよく分かったというわけです。
GODINは、
全体的にはGIBSONっぽい形状をしていますが、
ボディの裏側の角ばった部分がカットされていたり、
ネックがボルトオンだったり、
コントロール関係が手元にまとめられていたり…
構造的にはFENDERっぽいのです。
その上で、
指板のスケールはミディアムなのです。
これで弾きにくいわけがない。
さて‥
昨年の忘年会ライブで、
サンバーストのレスポールを弾いて以来、
またあのギターに興味を持っていたわけですが、
このへんのことが気になって仕方ありませんでした。
ところが…
あったんですよーっ。
レスポールのイメージなのに、
操作性バツグンのギターが…
それが、
GRECOのMR140。
オリジナルは1975年に、
バッド・カンパニーのミック・ラルフスがオーダーした、
モデルですが、
ジャパン・ヴィンテージと言われる逸品。
何度も再発売されていますが、
昨年の夏に発売された最新モデルは、
いままでのものとひと味違います。
写真でおわかりの通り、
コントロール関係が手元にまとめられている…
というかこれはストラトキャスターと同じ配置…
さらに
写真ではわかりませんが、
ボディの裏側は体にフィットするようにカットされています。
さらにさらに…
サンバースト仕上げ…
私がBACCHUSフライングVで体験した、
たいへん弾きやすい
エボニー指板とコンビネーションブリッジとくれば…
言うことなしじゃーっ、
あーりませんかっ(笑)
これは昔から気になっていた1本だし…
BACCHUSの2本を出家させるときが来たかな?
ハムバッカーPU搭載のギター‥
セミアコとソリッドボディ‥
2本あれば、
たいがいのことに対応できるでしょう。
やっぱり、
アコースティックギターには手がのびませーん。
★2013/04/07 (Sun)
いまだに、
ローリング・ストーンズに対しては、
ミーハーな私です…
とくに、
1970年代中盤…
1972年から75年頃のストーンズには、
まったく否定的なことを言えない私です。
そんな私の前に、
タイトルもズバリ、
「1972年のローリング★ストーンズ」という写真集が現われたんです。
これは大事件なのだ。
たまたま、
時間つぶしのために立ち寄った、
六本木の書店で、
「そういえば、昔はよくこういう本を読んだなぁ…」
と何げに足を止めた、
音楽書籍のコーナーに、
それは山積みされていたのです。
昨年の年末に発売されたとか。
ペラペラっとページをめくってみたら、
そこには、
あのDVD「レディース&ジェントルメン」で映像化された、
1972年全米ツアーのストーンズの姿でいっぱいでした。
これは、
ジム・マーシャルというカメラマンが撮影した、
ツアーのストーンズ…
ステージ上だけでなく、
オフの姿やバックステージの光景にも、
かなりのページがとられていました。
うわーっ
眠っていた、
私のストーンズ・ミーハー魂は、
すっかり目覚めてしまいました。
ソッコーでこの本を入手したのは言うまでもないこと…
この時期のストーンズはサイコーなんだよねーっ。
1972年というと…
『メインストリートのならず者』を発表した年…。
この前の『スティッキー・フィンガーズ』あたりから、
『山羊の頭のスープ』
『イッツ・オンリー・ロックンロール』
『ブラック・アンド・ブルー』へと至る、
いわゆるミック・テイラー在籍時のストーンズには、
独特のムードがあります。
妖しくてきらびやかな雰囲気…
これは、
おそらくグラムロックの影響によるものだと思います。
時代の流れに敏感なストーンズ…
グラムロックにもすばやく反応していたわけですが、
そこはやはり彼らのこと、
そのまま取り入れるのではなく、
自分達流に上手に消化しています。
そのバランス感覚がサイコーなんです。
ラフな感じのジーンズやTシャツの中に、
さりげなくちりばめられた、
ラメやシルバー、ターコイスのアクセサリー、
そしてお化粧…
このブレンド感覚がたまらないのです。
そして、
この雰囲気が、
当時の彼らを取り巻いていた、
ハッパやクスリいっぱいの環境と、
よく合っていて、
なんとも言い難い、
妖しさを演出しているというわけです。
サウンド的に、
この時期は、
ミック・テイラーという、
流暢なブルースプレイヤーがいたおかげで、
ストーンズの歴史上もっとも、
リズムギターとリードギターの役割が明確に分かれていて、
ゴツゴツした男性的なキースのギターと、
それにからみつく
女性的で華麗なテイラーのギターを楽しむことができます。
お互いが、
同じようなタイプである、
ロン・ウッドに交替してから…
とくに『サム・ガールズ』以降は、
2人ともリズムギターっぽく、
しかもパンクの影響か、
やたらガシャガシャした音になってしまうので、
ちょっと残念です。
キースのゴツゴツしたリズムギターが目立たないと、
ストーンズサウンドはよろしくない。
ということで、
デヴィッド・ボウイの新作と共に、
ここ数年JAZZばかり聴いていた、
私のROCK魂を揺さぶった、
ローリング・ストーンズの写真集。
みなさんも、
機会があったら、
ぜひ手にとってみてください。
私の言っていることがわかると思いますよ。
キース、
やっぱりアンタはサイコーだぜーっ(笑)
ローリング・ストーンズに対しては、
ミーハーな私です…
とくに、
1970年代中盤…
1972年から75年頃のストーンズには、
まったく否定的なことを言えない私です。
そんな私の前に、
タイトルもズバリ、
「1972年のローリング★ストーンズ」という写真集が現われたんです。
これは大事件なのだ。
たまたま、
時間つぶしのために立ち寄った、
六本木の書店で、
「そういえば、昔はよくこういう本を読んだなぁ…」
と何げに足を止めた、
音楽書籍のコーナーに、
それは山積みされていたのです。
昨年の年末に発売されたとか。
ペラペラっとページをめくってみたら、
そこには、
あのDVD「レディース&ジェントルメン」で映像化された、
1972年全米ツアーのストーンズの姿でいっぱいでした。
これは、
ジム・マーシャルというカメラマンが撮影した、
ツアーのストーンズ…
ステージ上だけでなく、
オフの姿やバックステージの光景にも、
かなりのページがとられていました。
うわーっ
眠っていた、
私のストーンズ・ミーハー魂は、
すっかり目覚めてしまいました。
ソッコーでこの本を入手したのは言うまでもないこと…
この時期のストーンズはサイコーなんだよねーっ。
1972年というと…
『メインストリートのならず者』を発表した年…。
この前の『スティッキー・フィンガーズ』あたりから、
『山羊の頭のスープ』
『イッツ・オンリー・ロックンロール』
『ブラック・アンド・ブルー』へと至る、
いわゆるミック・テイラー在籍時のストーンズには、
独特のムードがあります。
妖しくてきらびやかな雰囲気…
これは、
おそらくグラムロックの影響によるものだと思います。
時代の流れに敏感なストーンズ…
グラムロックにもすばやく反応していたわけですが、
そこはやはり彼らのこと、
そのまま取り入れるのではなく、
自分達流に上手に消化しています。
そのバランス感覚がサイコーなんです。
ラフな感じのジーンズやTシャツの中に、
さりげなくちりばめられた、
ラメやシルバー、ターコイスのアクセサリー、
そしてお化粧…
このブレンド感覚がたまらないのです。
そして、
この雰囲気が、
当時の彼らを取り巻いていた、
ハッパやクスリいっぱいの環境と、
よく合っていて、
なんとも言い難い、
妖しさを演出しているというわけです。
サウンド的に、
この時期は、
ミック・テイラーという、
流暢なブルースプレイヤーがいたおかげで、
ストーンズの歴史上もっとも、
リズムギターとリードギターの役割が明確に分かれていて、
ゴツゴツした男性的なキースのギターと、
それにからみつく
女性的で華麗なテイラーのギターを楽しむことができます。
お互いが、
同じようなタイプである、
ロン・ウッドに交替してから…
とくに『サム・ガールズ』以降は、
2人ともリズムギターっぽく、
しかもパンクの影響か、
やたらガシャガシャした音になってしまうので、
ちょっと残念です。
キースのゴツゴツしたリズムギターが目立たないと、
ストーンズサウンドはよろしくない。
ということで、
デヴィッド・ボウイの新作と共に、
ここ数年JAZZばかり聴いていた、
私のROCK魂を揺さぶった、
ローリング・ストーンズの写真集。
みなさんも、
機会があったら、
ぜひ手にとってみてください。
私の言っていることがわかると思いますよ。
キース、
やっぱりアンタはサイコーだぜーっ(笑)
★2013/03/31 (Sun)
デヴィッド・ボウイの新作が発表された。
2004年に心臓発作を起こし、
手術をしてからはほとんど目立った活動をしておらず、
およそ10年ぶりの活動再開である。
アルバムに先行して発表された、
「Where Are We Now?」は
静かなたいへん美しい曲であった。
アルバムジャケットは、
1970年代後半を代表する、
名作『HEROES』のジャケットの中央を隠し、
タイトルを消すという、
ショッキングなものであった。
これらの効果もあって、
新作発表を前に、
ファンの期待は高まった。
そして、
手元に届いた『THE NEXT DAY』を聴いた。
先行して発表された、
「Where Are We Now?」のような、
内省的な曲ばかりが並んでいるのかと思ったが、
そうではなかった。
アルバムジャケットの印象から、
ベルリン3部作のようなサウンドを期待したが、
それも、
思ったほどではなかった。
しいて言えば、
『LODGER』…
そして、
私にはなぜか『DIAMOND DOGS』の影が感じられた、
この作品は、
疑う余地のない、
“最新の音”であった。
やはり、
デヴィッド・ボウイは別格である。
多くの往年のスターのように、
懐古的に全盛期の音をなぞったり、
ヒット曲をセルフカバーしたりはしないのである。
常に前進し、
今の時代を切り取った音で表現をする。
そんな存在は、
ロック創成期からのミュージシャンの中では、
ジェフ・ベックとデヴィッド・ボウイ…
少し前までのローリング・ストーンズ…
だけである。
そして…どの曲も、
ヴォーカルから…
そう、
メロディラインから作られている。
発想の柔軟さに反して、
楽曲に対する考え方は、
あくまでも自分の流儀を貫く。
やはり、
デヴィッド・ボウイは別格である。
「Love Is Lost」や
「If You Can See Me」のような、
ハードな曲を聴いていると、
66歳という年齢をまったく感じさせない、
ロック本来の暴力衝動が伝わってくる。
デヴィッド・ボウイは何を言おうとしているのだろう?
昔を懐かしむ…NG!
年相応に穏やかな音ばかりを出す…NG!
引退…NG!!!
けっして立ち止まらずに、
自分の流儀で、
今を生きること…そういうことか。
こんな時代だからこそ、
デヴィッド・ボウイのメッセージが胸に響く。
流されるな!
錆びるな!
天命が尽きるその瞬間まで、
オマエのやり方で前へ進め!
2004年に心臓発作を起こし、
手術をしてからはほとんど目立った活動をしておらず、
およそ10年ぶりの活動再開である。
アルバムに先行して発表された、
「Where Are We Now?」は
静かなたいへん美しい曲であった。
アルバムジャケットは、
1970年代後半を代表する、
名作『HEROES』のジャケットの中央を隠し、
タイトルを消すという、
ショッキングなものであった。
これらの効果もあって、
新作発表を前に、
ファンの期待は高まった。
そして、
手元に届いた『THE NEXT DAY』を聴いた。
先行して発表された、
「Where Are We Now?」のような、
内省的な曲ばかりが並んでいるのかと思ったが、
そうではなかった。
アルバムジャケットの印象から、
ベルリン3部作のようなサウンドを期待したが、
それも、
思ったほどではなかった。
しいて言えば、
『LODGER』…
そして、
私にはなぜか『DIAMOND DOGS』の影が感じられた、
この作品は、
疑う余地のない、
“最新の音”であった。
やはり、
デヴィッド・ボウイは別格である。
多くの往年のスターのように、
懐古的に全盛期の音をなぞったり、
ヒット曲をセルフカバーしたりはしないのである。
常に前進し、
今の時代を切り取った音で表現をする。
そんな存在は、
ロック創成期からのミュージシャンの中では、
ジェフ・ベックとデヴィッド・ボウイ…
少し前までのローリング・ストーンズ…
だけである。
そして…どの曲も、
ヴォーカルから…
そう、
メロディラインから作られている。
発想の柔軟さに反して、
楽曲に対する考え方は、
あくまでも自分の流儀を貫く。
やはり、
デヴィッド・ボウイは別格である。
「Love Is Lost」や
「If You Can See Me」のような、
ハードな曲を聴いていると、
66歳という年齢をまったく感じさせない、
ロック本来の暴力衝動が伝わってくる。
デヴィッド・ボウイは何を言おうとしているのだろう?
昔を懐かしむ…NG!
年相応に穏やかな音ばかりを出す…NG!
引退…NG!!!
けっして立ち止まらずに、
自分の流儀で、
今を生きること…そういうことか。
こんな時代だからこそ、
デヴィッド・ボウイのメッセージが胸に響く。
流されるな!
錆びるな!
天命が尽きるその瞬間まで、
オマエのやり方で前へ進め!