「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
★ カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
★ フリーエリア
★ 最新コメント
[01/25 matsuZACK]
[01/23 shiba]
[01/02 matsuZACK ]
[01/02 ういん]
[12/27 shiba]
★ 最新トラックバック
★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
★ ブログ内検索
★ 最古記事
★ P R
★ カウンター
★2016/11/20 (Sun)
以前ここで紹介した、
ギブソンSGジュニアですが、
新品特価で予算内に収まる出物を見つけ、
本日ゲットしました!
P90ピックアップは予想以上にクリアな音で、
あまり歪ませないと、
THE WHOでよく聴ける、
あのアルペジオが再現できます。
一方、
少し強めに歪ませると、
とたんにイナタイ感じになり、
キースのカッティングを真似したくなります。
バランスもほどよく、
かつて持っていたSGほどヘッド落ちせず、
またグリップはギブソンにしてはスリムで、
違和感なくプレイに没頭できます。
なんと言っても、
3kgを切る軽量ボディが、
齢50を超えた身にはありがたく、
長い時間ブラ下げていても、
苦痛に感じられなさそうです。
想い起せば、
20歳の頃、
「プレイヤー」誌でその姿を見て以来、
何度となく手に入れようとしながら、
1960年代のモノは法外に高いだの…
グレコのコピーモデルは違うだの…
2015年にギブソンが限定発売したモノは、
V&Tコントロールの位置が違うだの…
と言って、
今日まで手にする機会がなかった、
SGジュニア…
これも何かの縁でしょうか。
こうして手にとると、
これから長い付き合いになりそうな気がしてなりません。
今年の忘年会ライブは、
これでいくかぁーっ!
それにしても美しいフォルムであります。
ギブソンSGジュニアですが、
新品特価で予算内に収まる出物を見つけ、
本日ゲットしました!
P90ピックアップは予想以上にクリアな音で、
あまり歪ませないと、
THE WHOでよく聴ける、
あのアルペジオが再現できます。
一方、
少し強めに歪ませると、
とたんにイナタイ感じになり、
キースのカッティングを真似したくなります。
バランスもほどよく、
かつて持っていたSGほどヘッド落ちせず、
またグリップはギブソンにしてはスリムで、
違和感なくプレイに没頭できます。
なんと言っても、
3kgを切る軽量ボディが、
齢50を超えた身にはありがたく、
長い時間ブラ下げていても、
苦痛に感じられなさそうです。
想い起せば、
20歳の頃、
「プレイヤー」誌でその姿を見て以来、
何度となく手に入れようとしながら、
1960年代のモノは法外に高いだの…
グレコのコピーモデルは違うだの…
2015年にギブソンが限定発売したモノは、
V&Tコントロールの位置が違うだの…
と言って、
今日まで手にする機会がなかった、
SGジュニア…
これも何かの縁でしょうか。
こうして手にとると、
これから長い付き合いになりそうな気がしてなりません。
今年の忘年会ライブは、
これでいくかぁーっ!
それにしても美しいフォルムであります。
PR
★2016/11/13 (Sun)
昨年もそうでしたが…
今年もこの時期に休暇を取り、
年末の繁忙期に向けて気分をリフレッシュしてきました。
どこへ行ってきたかといえば、
USJをメインに(ミーハーですな)
大阪と京都をブラブラと…
外国人観光客に紛れて散策してきたのです。
今回は例によって、
iPhoneで撮影した画像で、
秋の風景を紹介することにしましょう。
USJはさすがにベタなので割愛しますが、
夜のイベント「天使のくれた奇跡」で、
天使に扮したダンサーが、
建物の屋上から宙を舞ったのは驚きでした。
終盤を迎えた「真田丸」で盛り上がる大阪城。
さすがに威容ですね。
こちらも、
下から見上げるとスゴイ迫力の
清水の舞台。
舞台の目の前には紅葉が…
いつ見てもシブい銀閣寺。
ここでお抹茶でもいただきながら、
一日過してみたいですね。
そして、
古都の秋…
日本の秋は美しいですね…
なにげに撮ったどのカットも、
絵葉書になりそうです。
さて、
これからは忙しくなります。
まずは、
12/3(土)恒例の忘年会LIVEから、
でっす。
「俺の車だ」と言っている54歳(笑)
今年もこの時期に休暇を取り、
年末の繁忙期に向けて気分をリフレッシュしてきました。
どこへ行ってきたかといえば、
USJをメインに(ミーハーですな)
大阪と京都をブラブラと…
外国人観光客に紛れて散策してきたのです。
今回は例によって、
iPhoneで撮影した画像で、
秋の風景を紹介することにしましょう。
USJはさすがにベタなので割愛しますが、
夜のイベント「天使のくれた奇跡」で、
天使に扮したダンサーが、
建物の屋上から宙を舞ったのは驚きでした。
終盤を迎えた「真田丸」で盛り上がる大阪城。
さすがに威容ですね。
こちらも、
下から見上げるとスゴイ迫力の
清水の舞台。
舞台の目の前には紅葉が…
いつ見てもシブい銀閣寺。
ここでお抹茶でもいただきながら、
一日過してみたいですね。
そして、
古都の秋…
日本の秋は美しいですね…
なにげに撮ったどのカットも、
絵葉書になりそうです。
さて、
これからは忙しくなります。
まずは、
12/3(土)恒例の忘年会LIVEから、
でっす。
「俺の車だ」と言っている54歳(笑)
★2016/11/06 (Sun)
芥川賞の次はコミックなのだ…
シオリ・エクスペリエンス
ジミなわたしとヘンなおじさん…(笑)
最近の私のお気に入りです。
“ジミ”な高校英語教師の本田紫織に、
“ヘン”な世界一のギタリスト幽霊が取り憑いた?
しかも身に覚えのない“契約”のせいで、
「27歳が終わるまでに音楽で伝説を残さなければ死ぬ」ことに。
現在、27歳の誕生日を迎えたばかりのアラサー女子、
その運命やいかに⁉︎
(コミック第1巻の背表紙より)
ざっと、
こんな内容ですが…
つまり、
ジミ・ヘンドリックスの霊に取り憑かれてしまった女性の話です。
ストーリーは、
映画やドラマによくありそうな…
イケてない女子が何かのきっかけで
自分を見つめ直し、
それまでの生き方と決別するというもので、
綾瀬はるかさんあたりが演じると似合いそうな雰囲気です。
紫織の首の後ろに、
ジャックの穴が空いていて、
ここにジミがシールドを差し込むと、
霊と一体になって凄まじいギタープレイをするのでした。
(この手順は少々エッチな感じですね…(笑)
おもしろいのは、
もしジミが隣にいたら、
という設定の会話の数々と、
ところどころにはさまる小ネタの数々…
作者は実によく研究しているので、
ロックファンなら思わず顔がほころんでしまいます。
少々表現がカタイというか、
格好良過ぎる感じはするものの、
まぁ…こんなもんだったのでは?
と思うことしばし…
ジミ・ヘンドリックスに関しては、
中学の頃(1976年頃)に観た、
モンタレーとウッドストックの映像にショックを受け、
高校の頃にヌード満載のジャケットで再発された、
『Electric Ladyland』の繊細な作風に驚き、
その生涯をまとめた映画を観て感動のあまり涙を流した、
というのが原体験ですが、
その後も何度となく、
その時々に興味のある音楽を聴いているうちに、
なぜかまた聴きたくなり、
聴くたびに印象が変わるという…
私にとっても、
他に例のない、
不思議な存在になっているのでした。
そしていつも、
ジミが何を考えていたのか?
何をやろうとしていたのか?
永遠に答えの出ない問いを思い描くのです。
どうしても全体像が掴みきれないんですね…
シオリ・エクスペリエンスを読んだら、
少しリアル・ジミのイメージが湧いてきたので、
もう一度聴きこんでみたりしています。
つまり…
あまり考えずに、
音に身を任せればよろし…
ということかもしれません。
ただ単に、
ギターが大好きな青年だったのかもしれませんね…
それにしても、
かつて『Electric Ladyland』と並んで、
私の愛聴盤だった『Cry of Love』(LP)は、
(死の直前に編集していたとされる幻の5作目)
その後の著作権の移行に伴い、
今やかつてと違う2枚組の作品になっていることが、
残念ではあります。
私は、
ライブで破壊的なパフォーマンスを繰り広げる姿より、
スタジオでの繊細なプレイの方が好きなんですよ。
↓装丁もサイケでよろし

シオリ・エクスペリエンス
ジミなわたしとヘンなおじさん…(笑)
最近の私のお気に入りです。
“ジミ”な高校英語教師の本田紫織に、
“ヘン”な世界一のギタリスト幽霊が取り憑いた?
しかも身に覚えのない“契約”のせいで、
「27歳が終わるまでに音楽で伝説を残さなければ死ぬ」ことに。
現在、27歳の誕生日を迎えたばかりのアラサー女子、
その運命やいかに⁉︎
(コミック第1巻の背表紙より)
ざっと、
こんな内容ですが…
つまり、
ジミ・ヘンドリックスの霊に取り憑かれてしまった女性の話です。
ストーリーは、
映画やドラマによくありそうな…
イケてない女子が何かのきっかけで
自分を見つめ直し、
それまでの生き方と決別するというもので、
綾瀬はるかさんあたりが演じると似合いそうな雰囲気です。
紫織の首の後ろに、
ジャックの穴が空いていて、
ここにジミがシールドを差し込むと、
霊と一体になって凄まじいギタープレイをするのでした。
(この手順は少々エッチな感じですね…(笑)
おもしろいのは、
もしジミが隣にいたら、
という設定の会話の数々と、
ところどころにはさまる小ネタの数々…
作者は実によく研究しているので、
ロックファンなら思わず顔がほころんでしまいます。
少々表現がカタイというか、
格好良過ぎる感じはするものの、
まぁ…こんなもんだったのでは?
と思うことしばし…
ジミ・ヘンドリックスに関しては、
中学の頃(1976年頃)に観た、
モンタレーとウッドストックの映像にショックを受け、
高校の頃にヌード満載のジャケットで再発された、
『Electric Ladyland』の繊細な作風に驚き、
その生涯をまとめた映画を観て感動のあまり涙を流した、
というのが原体験ですが、
その後も何度となく、
その時々に興味のある音楽を聴いているうちに、
なぜかまた聴きたくなり、
聴くたびに印象が変わるという…
私にとっても、
他に例のない、
不思議な存在になっているのでした。
そしていつも、
ジミが何を考えていたのか?
何をやろうとしていたのか?
永遠に答えの出ない問いを思い描くのです。
どうしても全体像が掴みきれないんですね…
シオリ・エクスペリエンスを読んだら、
少しリアル・ジミのイメージが湧いてきたので、
もう一度聴きこんでみたりしています。
つまり…
あまり考えずに、
音に身を任せればよろし…
ということかもしれません。
ただ単に、
ギターが大好きな青年だったのかもしれませんね…
それにしても、
かつて『Electric Ladyland』と並んで、
私の愛聴盤だった『Cry of Love』(LP)は、
(死の直前に編集していたとされる幻の5作目)
その後の著作権の移行に伴い、
今やかつてと違う2枚組の作品になっていることが、
残念ではあります。
私は、
ライブで破壊的なパフォーマンスを繰り広げる姿より、
スタジオでの繊細なプレイの方が好きなんですよ。
↓装丁もサイケでよろし

★2016/10/30 (Sun)
私が大学に入学した頃…
1980年前後のことです。
フランシス・F・コッポラ監督の「地獄の黙示録」に続き、
我が国では「野獣死すべし」が発表され、
その強烈な世界観が世間を騒がせていました。
生意気盛りだった私は、
平常の倫理が逆転することがあるのだから、
この世に絶対的な価値観など存在しない、
などとノタマヒ、
その後、
バタイユやユイスマンスといった、
フランス文学に傾倒していったのです。
(いちおう文学部なもので…)
あれから36年…
私に当時のことを思い出させる、
トンデモナイ個性が現れました。
仲間内では、
Crazy 沙耶香と呼ばれているらしい、
村田沙耶香さん。
そう、
今年の芥川賞を受賞した方です。
芥川賞受賞の「コンビニ人間」では、
コンビニという、
現代を象徴する機能に同化することでしか
社会と接点を持つことができない主人公を通して、
現代社会を鋭く観察しています。
あまりにも突拍子のない発想が、
次から次へと飛び出してくるので、
ページをめくるたびに、
ゲラゲラと笑いころげてしまいます。
しかし、
ひとしきり笑った後で、
背筋がゾッとしてきます。
こういう考えの人、
隣にいるかも…
そして、
「コンビニ人間」より先に発表されていた「消滅世界」では、
もっと凄まじい世界が描かれています。
こちらは、
戦争に徴兵された男性たちが、
子孫を残すために精子を保存し、
その後、
人工授精が当たり前になってしまったという…
村上龍さんの「五分後の世界」のような…
こちらは、
日本軍が本土決戦を選び徹底抗戦をしていたら、
というテーマでしたが…
バーチャルな現代が舞台になっています。
そんな社会に生きる、
普通の女性の日常を通じて…
価値観が変わってしまったら
当たり前になる会話を中心に、
家族や愛情について描かれています。
これは凄い…
こちらは、
あまりにヘヴィなテーマのため、
「コンビニ人間」のように、
軽やかに読み進めることは難しいと思いますが…
私は、
かつて倉橋由美子さんの「ポポイ」
を読んだときの感覚を思い出しました。
(こちらは、
処刑されて首だけになって生きている少年を飼う、
という話でした…)
女性が、
極端にブッとんだ発想をしたときは、
本当にとんでもないことを考えるものです。
おそろしや、おそろしや…
この2作を読んで、
この方が “Crazy” と呼ばれている理由がよくわかりました。
ブッとんでいるんです…
それもハンパなく。
ハンパなくブッとんでいるんです。
ただ、
精緻な文体で、
水彩画のように淡々と描かれているので、
まったくイヤな感じにはなりませんが、
ポップスに毒を埋めこんだ、
そう、
トッド・ラングレンみたいな作風なのです。
この世に絶対的な価値観など存在しないよ…
この年齢になって、
ふたたびそのようなことを言うことになるとは、
まったく予想していなかったことです。
村田沙耶香さんは、
半世紀に一度出るか出ないかという、
異彩だと思います。
さてこの後、
どのような妖しい花を咲かせるか、
たいへん興味深いところであります。
1980年前後のことです。
フランシス・F・コッポラ監督の「地獄の黙示録」に続き、
我が国では「野獣死すべし」が発表され、
その強烈な世界観が世間を騒がせていました。
生意気盛りだった私は、
平常の倫理が逆転することがあるのだから、
この世に絶対的な価値観など存在しない、
などとノタマヒ、
その後、
バタイユやユイスマンスといった、
フランス文学に傾倒していったのです。
(いちおう文学部なもので…)
あれから36年…
私に当時のことを思い出させる、
トンデモナイ個性が現れました。
仲間内では、
Crazy 沙耶香と呼ばれているらしい、
村田沙耶香さん。
そう、
今年の芥川賞を受賞した方です。
芥川賞受賞の「コンビニ人間」では、
コンビニという、
現代を象徴する機能に同化することでしか
社会と接点を持つことができない主人公を通して、
現代社会を鋭く観察しています。
あまりにも突拍子のない発想が、
次から次へと飛び出してくるので、
ページをめくるたびに、
ゲラゲラと笑いころげてしまいます。
しかし、
ひとしきり笑った後で、
背筋がゾッとしてきます。
こういう考えの人、
隣にいるかも…
そして、
「コンビニ人間」より先に発表されていた「消滅世界」では、
もっと凄まじい世界が描かれています。
こちらは、
戦争に徴兵された男性たちが、
子孫を残すために精子を保存し、
その後、
人工授精が当たり前になってしまったという…
村上龍さんの「五分後の世界」のような…
こちらは、
日本軍が本土決戦を選び徹底抗戦をしていたら、
というテーマでしたが…
バーチャルな現代が舞台になっています。
そんな社会に生きる、
普通の女性の日常を通じて…
価値観が変わってしまったら
当たり前になる会話を中心に、
家族や愛情について描かれています。
これは凄い…
こちらは、
あまりにヘヴィなテーマのため、
「コンビニ人間」のように、
軽やかに読み進めることは難しいと思いますが…
私は、
かつて倉橋由美子さんの「ポポイ」
を読んだときの感覚を思い出しました。
(こちらは、
処刑されて首だけになって生きている少年を飼う、
という話でした…)
女性が、
極端にブッとんだ発想をしたときは、
本当にとんでもないことを考えるものです。
おそろしや、おそろしや…
この2作を読んで、
この方が “Crazy” と呼ばれている理由がよくわかりました。
ブッとんでいるんです…
それもハンパなく。
ハンパなくブッとんでいるんです。
ただ、
精緻な文体で、
水彩画のように淡々と描かれているので、
まったくイヤな感じにはなりませんが、
ポップスに毒を埋めこんだ、
そう、
トッド・ラングレンみたいな作風なのです。
この世に絶対的な価値観など存在しないよ…
この年齢になって、
ふたたびそのようなことを言うことになるとは、
まったく予想していなかったことです。
村田沙耶香さんは、
半世紀に一度出るか出ないかという、
異彩だと思います。
さてこの後、
どのような妖しい花を咲かせるか、
たいへん興味深いところであります。
★2016/10/23 (Sun)
ロックンロール…
つまり、
3コードによるシンプルな構成を、
ノリのいいブギーに乗せる。
リズムギターは、
6弦と5弦、
または5弦と4弦の低音弦を中心に、
ルート音と5度上の音に、
小指で6度の音を加え、
ジャガジャガジャガジャガ…とかき鳴らす。
あまり強く歪ませず、
ほどよくキタナい音がよろし…
ということで、
ロックと関わって以来、
私の大好物であります。
したがって、
かなりコダワリがあるカテゴリーです。
このカテゴリーでは長いこと、
「Rock and roll queen」(MOTT THE HOOPLE)
「Rock and roll, hoochie koo」(RICK DERRINGER)
「C’mon everybody」(HUMBLE PIE)
「Fool for the city」(FOGHAT)
の4曲が四天王で、
次点で
「Walk away」(JAMES GANG)
というのが私の定番になっています。
ここに、
グラムROCK勢が続くのですが、
私はグラムを、
1950年代のポピュラーミュージックへ回帰し、
人工的で派手なファッションで演出したムーブメント、
と解釈しているので、
いわゆる“ロケンロール度”が高いのです。
前回話題にした、
サイケデリックROCKは、
ドラッグの力は借りているものの、
自然に感じる世界を描いているので、
グラムとは真逆の位置になります。
三島由紀夫をグラムとするなら、
太宰治はサイケデリックになるのです。
グラム勢でここに入れるべきは、
「Mambo sun」(T.REX)
「Do the strand」(ROXY MUSIC)
「Mama wear all crazee now」(SLADE)
そして、
「Action」(SWEET)
T.REXは、
このカテゴリーに入れるべき名曲の宝庫ですが、
あえてこの曲を選んでいます。
独特の気の抜けた感じが、
このバンドならではの個性でいいのです。
「The slider」なんかも同じ系統ですね。
ROXY MUSICは歪んだロケンロールの代表ですが、
もっともヘヴィでベースがブリブリいってる、
セカンドアルバムがサイコーです。
SLADEとSWEETは、
兄弟バンドみたいな感じですが、
ポップでちょっとヘヴィなロケンロールをやらせたら、
これまたサイコーです。
やっぱグラムはよいですな。
続いて、
この系統を受け継いだのは、
パンクROCKだと思うのですが、
やはりSEX PISTOLSはハズせません。
「God save the queen」のぶっちぎりのカッコよさときたら、
こりゃたまらんらん…なのです。
初めて聴いた時には、
パンクがなんであるかなど、
ぜんぜんピンときていなかったので、
単にイカしたハードロケンロールと思ったものです。
そして、
ジョニー・ロットンのスゴイところは、
この後にPILをやったこと。
PILは前述のROXY MUSICと並ぶ、
歪んだロケンロールの双璧です。
「God save the queen」を聴いたら、
「Albatros」を聴かないと、
片手落ちになってしまいます。
パンク以外で、
1970年代中期となると、
初期AC/DCとDR.FEELGOODを忘れてはいけません。
どちらもギターの音が素晴らしい。
ギブソンSGとグレッチが絶妙に重なる、
ザクザクした「Whole lotta Rosie」(「Problem child」もイケてます)
フェンダーテレキャスターをひっぱたく、
“ガリココギター”全開の「She does it right」は問答無用の2曲。
そして、
このカテゴリーを締めくくるのは、
JOHNNY THUNDERSがひとり、
ギター片手にシド・ヴィシャス語りかける「Sad vacation」…
まぁ、
こんな感じが「my ロケンロール」なのです。
(なぜか途中から、ロケンロールになってしまった…)
つまり…
頑固で不器用な生き方が感じられると、
ピピっとくるのです。
↓マーク・ボランさん、ワシも同じギター持っとるで
つまり、
3コードによるシンプルな構成を、
ノリのいいブギーに乗せる。
リズムギターは、
6弦と5弦、
または5弦と4弦の低音弦を中心に、
ルート音と5度上の音に、
小指で6度の音を加え、
ジャガジャガジャガジャガ…とかき鳴らす。
あまり強く歪ませず、
ほどよくキタナい音がよろし…
ということで、
ロックと関わって以来、
私の大好物であります。
したがって、
かなりコダワリがあるカテゴリーです。
このカテゴリーでは長いこと、
「Rock and roll queen」(MOTT THE HOOPLE)
「Rock and roll, hoochie koo」(RICK DERRINGER)
「C’mon everybody」(HUMBLE PIE)
「Fool for the city」(FOGHAT)
の4曲が四天王で、
次点で
「Walk away」(JAMES GANG)
というのが私の定番になっています。
ここに、
グラムROCK勢が続くのですが、
私はグラムを、
1950年代のポピュラーミュージックへ回帰し、
人工的で派手なファッションで演出したムーブメント、
と解釈しているので、
いわゆる“ロケンロール度”が高いのです。
前回話題にした、
サイケデリックROCKは、
ドラッグの力は借りているものの、
自然に感じる世界を描いているので、
グラムとは真逆の位置になります。
三島由紀夫をグラムとするなら、
太宰治はサイケデリックになるのです。
グラム勢でここに入れるべきは、
「Mambo sun」(T.REX)
「Do the strand」(ROXY MUSIC)
「Mama wear all crazee now」(SLADE)
そして、
「Action」(SWEET)
T.REXは、
このカテゴリーに入れるべき名曲の宝庫ですが、
あえてこの曲を選んでいます。
独特の気の抜けた感じが、
このバンドならではの個性でいいのです。
「The slider」なんかも同じ系統ですね。
ROXY MUSICは歪んだロケンロールの代表ですが、
もっともヘヴィでベースがブリブリいってる、
セカンドアルバムがサイコーです。
SLADEとSWEETは、
兄弟バンドみたいな感じですが、
ポップでちょっとヘヴィなロケンロールをやらせたら、
これまたサイコーです。
やっぱグラムはよいですな。
続いて、
この系統を受け継いだのは、
パンクROCKだと思うのですが、
やはりSEX PISTOLSはハズせません。
「God save the queen」のぶっちぎりのカッコよさときたら、
こりゃたまらんらん…なのです。
初めて聴いた時には、
パンクがなんであるかなど、
ぜんぜんピンときていなかったので、
単にイカしたハードロケンロールと思ったものです。
そして、
ジョニー・ロットンのスゴイところは、
この後にPILをやったこと。
PILは前述のROXY MUSICと並ぶ、
歪んだロケンロールの双璧です。
「God save the queen」を聴いたら、
「Albatros」を聴かないと、
片手落ちになってしまいます。
パンク以外で、
1970年代中期となると、
初期AC/DCとDR.FEELGOODを忘れてはいけません。
どちらもギターの音が素晴らしい。
ギブソンSGとグレッチが絶妙に重なる、
ザクザクした「Whole lotta Rosie」(「Problem child」もイケてます)
フェンダーテレキャスターをひっぱたく、
“ガリココギター”全開の「She does it right」は問答無用の2曲。
そして、
このカテゴリーを締めくくるのは、
JOHNNY THUNDERSがひとり、
ギター片手にシド・ヴィシャス語りかける「Sad vacation」…
まぁ、
こんな感じが「my ロケンロール」なのです。
(なぜか途中から、ロケンロールになってしまった…)
つまり…
頑固で不器用な生き方が感じられると、
ピピっとくるのです。
↓マーク・ボランさん、ワシも同じギター持っとるで