「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2018/02/04 (Sun)
1月中旬以降、
毎週地方出張をすること、
3週間…
(1月3週に熊本から広島の福山へ、
1月4週は京都、そして2月1週は秋田)
最終の秋田が、
零下10℃の極寒の地であったせいでしょうか、
帰ってからすっかり体調を崩してしまい、
この週末はゴロゴロと過ごしました。
ちなみにこの感じは、
たぶんインフルではないと思うので、
医者に診せるのはやめました。
(身近に病院で感染した例が複数あるので…)
冬の出張はホテルの空調のせいで、
風邪のような症状になることが多いので、
私はいつも空調を止めて寝ることにしているのですが、
早朝の秋田の寒かったこと…
布団から露出している顔が痛いという、
ただならぬ事態で目が覚めたのでした(笑)
ということで、
今週はお休みです。
とくに出張先でフィーバーしていなかったのに、
I’ve got a feverでっす。
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毎週地方出張をすること、
3週間…
(1月3週に熊本から広島の福山へ、
1月4週は京都、そして2月1週は秋田)
最終の秋田が、
零下10℃の極寒の地であったせいでしょうか、
帰ってからすっかり体調を崩してしまい、
この週末はゴロゴロと過ごしました。
ちなみにこの感じは、
たぶんインフルではないと思うので、
医者に診せるのはやめました。
(身近に病院で感染した例が複数あるので…)
冬の出張はホテルの空調のせいで、
風邪のような症状になることが多いので、
私はいつも空調を止めて寝ることにしているのですが、
早朝の秋田の寒かったこと…
布団から露出している顔が痛いという、
ただならぬ事態で目が覚めたのでした(笑)
ということで、
今週はお休みです。
とくに出張先でフィーバーしていなかったのに、
I’ve got a feverでっす。
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★2018/01/28 (Sun)
日本の上空 3,000mと 1,500m付近に、
それぞれ 60年に一度、30年に一度という、
記録的な寒波がハモっていて(笑)
私の半世紀余りの人生でも、
かつて体験したことのないような、
寒い寒い日々を過ごしております。
先週は、
近畿方面へ出張があり、
東海道新幹線を利用しましたが、
名古屋〜京都間の豪雪エリアは、
例年よりも雪が深く、
吹雪であったことも重なり、
車窓が見事にホワイトアウトしていました。
そんな寒さのせいか、
週末に何か企画する気にならず、
ひたすら家にコモっていたおかげで、
年末に購入したフォーカスの13枚組BOXセット
『HOCUS POCUS BOX』を2/3程度まで、
聴き込んでしまいました。
ここまで、
フォーカスの活動を俯瞰して見ることは、
いまだかつてなかったことですが…
先に述べたように、
ユーロロックの最高峰と称賛されたグループが、
どのようにして現在に至ったのかよくわかり、
たいへん興味深いことは確かです。
ライヴアルバムをはさみ、
一般的に全盛期とされる、
5枚目の作品『HAMBURGER CONCERTO』までの彼らは、
文字通り、
クラシックをベースにした、
ユーロロックの王道とも言えるサウンドを奏でておりますが、
後で振り返って見ると、
3枚目『FOCUS 3』に少々、
不穏な気配を感じてしまいます。
それは、
ギタリストである、
ヤン・アッカーマンの曲を中心に、
ジャズの匂い…
というか当時の最先端である、
フュージョン(クロスオーバーとも言いましたね)
の雰囲気を漂わせていることです。
大ヒットした「Sylvia」はもちろん
「Answers? Questions! Questions? Answers!」とか、
ファーストに収録されていた「Anonymus」のロングヴァージョンが、
それに当たりますが、
これはそのまま、
ヤンのソロ作品に受け継がれていきます。
『FOCUS 3』の後の2枚の作品では、
いったんこれは感じられなくなるのですが、
6枚目に当たる『MOTHER FOCUS』は、
もはやフュージョン一色に染まっており、
これが「よいろろ、よいろろ、ろんぱっぱ〜」と歌ったバンドの、
その後の作品であることが信じられないサウンドになっております。
『MOTHER FOCUS』制作時は、
バンドの2枚看板である、
ヤンとタイ・ヴァン・レアが、
それぞれのソロ活動に夢中で、
アルバムに楽曲を提供できなかったことから、
ベーシストであるバート・ルイターが奮戦し、
なんとかアルバムに仕上げたと言われています。
このサウンドがソロの方向とよく合っていたらしく、
とにかくヤンのプレイが切れっ切れ!なのです。
発表当時は、
このようなサウンドの変貌についていけなかったファンから、
非常に酷評されたそうですが、
今になって聴いてみると、
たいへんカッコイイ。
すべての曲が3分台でまとまっているのもよい点ですが、
何しろタイトル曲は絶品でしょう。
(もっと言うと『SHIP OF MEMORIES』に収録されている、
同曲の別テイク「Glider」の方が絶品です)
ファンの思惑とは別に、
バンドもこの方向性に手応えを感じたのか、
続く『FOCUS CON PROVY』でも、
この延長上にあるサウンドを展開していますが、
ヤンは脱退し、
2人のギタリストとヴォーカリストを加え、
もはやフォーカスとは言えないバンドになっています。
(ただこの作品は、
『MOTHER FOCUS』ほど新鮮なサウンドではなく、
いわゆる、“よくありそうなフュージョンサウンド“ですが…)
やはり、
キーマンはヤン・アッカーマンだったといえるでしょう。
この方のギターはテクニックだけでなく、
センスも突出しているのです。
そんなヤンが、
経歴から考えると意外なことですが、
あくまでもロックギターのマナーに従っていることは、
特筆すべきことだと思います。
ハムバッキング系PUを中心に、
かなりヒステリックなトーンで、
派手にチョーキングをかます彼の運指は、
ペンタトニックスケールに慣れた私にも、
容易に理解できるものです。
クラプトンと比較されることを嫌がり、
ロックギターを下に見るような発言のあった彼ですが、
そのよさはわかっていたんでしょうね。
この事実に思い当たった私は、
ここ数年の、
ジャズギター・コンプレックスから解放されたような気分になりました。
たしかに、
ジャズ側からロックやファンクへアプローチするよりも、
ロック側からジャズへアプローチした方がカッコイイことは、
ジェフ・ベック師匠を見ればわかること…
まったく迷う理由などありませんでしたね。
そんなジェフ・ベック師匠の、
第1期ジェフ・ベック・グループ時代の、
BBCセッションの録音が月末に発売されるのです。
それまでに、
このボックスセットを聴き終えていなければ…(笑)
それぞれ 60年に一度、30年に一度という、
記録的な寒波がハモっていて(笑)
私の半世紀余りの人生でも、
かつて体験したことのないような、
寒い寒い日々を過ごしております。
先週は、
近畿方面へ出張があり、
東海道新幹線を利用しましたが、
名古屋〜京都間の豪雪エリアは、
例年よりも雪が深く、
吹雪であったことも重なり、
車窓が見事にホワイトアウトしていました。
そんな寒さのせいか、
週末に何か企画する気にならず、
ひたすら家にコモっていたおかげで、
年末に購入したフォーカスの13枚組BOXセット
『HOCUS POCUS BOX』を2/3程度まで、
聴き込んでしまいました。
ここまで、
フォーカスの活動を俯瞰して見ることは、
いまだかつてなかったことですが…
先に述べたように、
ユーロロックの最高峰と称賛されたグループが、
どのようにして現在に至ったのかよくわかり、
たいへん興味深いことは確かです。
ライヴアルバムをはさみ、
一般的に全盛期とされる、
5枚目の作品『HAMBURGER CONCERTO』までの彼らは、
文字通り、
クラシックをベースにした、
ユーロロックの王道とも言えるサウンドを奏でておりますが、
後で振り返って見ると、
3枚目『FOCUS 3』に少々、
不穏な気配を感じてしまいます。
それは、
ギタリストである、
ヤン・アッカーマンの曲を中心に、
ジャズの匂い…
というか当時の最先端である、
フュージョン(クロスオーバーとも言いましたね)
の雰囲気を漂わせていることです。
大ヒットした「Sylvia」はもちろん
「Answers? Questions! Questions? Answers!」とか、
ファーストに収録されていた「Anonymus」のロングヴァージョンが、
それに当たりますが、
これはそのまま、
ヤンのソロ作品に受け継がれていきます。
『FOCUS 3』の後の2枚の作品では、
いったんこれは感じられなくなるのですが、
6枚目に当たる『MOTHER FOCUS』は、
もはやフュージョン一色に染まっており、
これが「よいろろ、よいろろ、ろんぱっぱ〜」と歌ったバンドの、
その後の作品であることが信じられないサウンドになっております。
『MOTHER FOCUS』制作時は、
バンドの2枚看板である、
ヤンとタイ・ヴァン・レアが、
それぞれのソロ活動に夢中で、
アルバムに楽曲を提供できなかったことから、
ベーシストであるバート・ルイターが奮戦し、
なんとかアルバムに仕上げたと言われています。
このサウンドがソロの方向とよく合っていたらしく、
とにかくヤンのプレイが切れっ切れ!なのです。
発表当時は、
このようなサウンドの変貌についていけなかったファンから、
非常に酷評されたそうですが、
今になって聴いてみると、
たいへんカッコイイ。
すべての曲が3分台でまとまっているのもよい点ですが、
何しろタイトル曲は絶品でしょう。
(もっと言うと『SHIP OF MEMORIES』に収録されている、
同曲の別テイク「Glider」の方が絶品です)
ファンの思惑とは別に、
バンドもこの方向性に手応えを感じたのか、
続く『FOCUS CON PROVY』でも、
この延長上にあるサウンドを展開していますが、
ヤンは脱退し、
2人のギタリストとヴォーカリストを加え、
もはやフォーカスとは言えないバンドになっています。
(ただこの作品は、
『MOTHER FOCUS』ほど新鮮なサウンドではなく、
いわゆる、“よくありそうなフュージョンサウンド“ですが…)
やはり、
キーマンはヤン・アッカーマンだったといえるでしょう。
この方のギターはテクニックだけでなく、
センスも突出しているのです。
そんなヤンが、
経歴から考えると意外なことですが、
あくまでもロックギターのマナーに従っていることは、
特筆すべきことだと思います。
ハムバッキング系PUを中心に、
かなりヒステリックなトーンで、
派手にチョーキングをかます彼の運指は、
ペンタトニックスケールに慣れた私にも、
容易に理解できるものです。
クラプトンと比較されることを嫌がり、
ロックギターを下に見るような発言のあった彼ですが、
そのよさはわかっていたんでしょうね。
この事実に思い当たった私は、
ここ数年の、
ジャズギター・コンプレックスから解放されたような気分になりました。
たしかに、
ジャズ側からロックやファンクへアプローチするよりも、
ロック側からジャズへアプローチした方がカッコイイことは、
ジェフ・ベック師匠を見ればわかること…
まったく迷う理由などありませんでしたね。
そんなジェフ・ベック師匠の、
第1期ジェフ・ベック・グループ時代の、
BBCセッションの録音が月末に発売されるのです。
それまでに、
このボックスセットを聴き終えていなければ…(笑)
★2018/01/21 (Sun)
フェンダー・ジャパンがなくなり、
本体の現地法人という位置付けになっていたことを、
つい最近まで知らなかった私です。
(正確には「Guitar magazine」2018年1月号を読むまで…)
それも、
もう3年近く前の、
2015年のことらしい…
これにより、
日本製造のフェンダーは、
メキシコ製造のものと同じ扱いになり、
「ジャパン・エクスクルーシブ・シリーズ」となりました。
フェンダー社はこの動きに際して、
本家(USA)の技術者を日本に派遣し、
製造工程の見直しを実施、
効率のよくなかった個所に最新の機器を投入、
(ネックの製造工程を始めとする数カ所)
効率化と共に品質の安定化を図ったそうです。
これは素直に受け止めてよいのだろうか?
そもそも、
フェンダー・ジャパンを設立したのは、
日本製コピーモデルの質があまりにも高くなり、
本家の存在を脅かしたからであり、
それはその後も変わらず、
海外のユーザーの間でも、
フェンダー・ジャパンの評価は上がる一方であった、
というのが定説ですから…ね
USAの指導が入ったことで、
品質にどのような変化が生じたのか、
ちょっと興味をそそられるところです。
私は毎年、
年明けになると、
所有しているエレキギターのうち、
メイプル以外の指板にオレンジオイルを塗って、
1年間の汚れを落とすと同時に、
冬季に必要以上に乾燥することを防いでいるのですが、
該当する5本のギターに対し同時に作業をするので、
ネックの出来を比較することができます。
それによると…
芸術的と言えるほど、
素晴らしい仕上がりなのは、
日本製バッカスのストラト(1962年モデル)のコピーモデル…
2010年に限定生産されたクラシックシリーズのもので、
はっきり言ってこれは別格と言えます。
ついで、
1995年製のフェンダー・ジャパン、
1966年ムスタングのレプリカモデル…
現在のフジゲンが製造したものと思われますが、
これもかなりの完成度です。
それから、
カナダのゴダン、
そして、
ここからかなり下がって、
ギブソンSGジュニアと、
ギブソン(マスタービルダー!)フライングV、
となります。
ギブソンの2本は、
前述の3本に比べ、
木目の取り方や表面の仕上げが、
格段に劣っています。
信じられないことに、
販売価格が1ランク上のマスタービルダーでも、
同じことが言えるのです。
日本製の2本は、
日本人が扱うことを想定しているのか、
吸い付くような感触で、
群を抜いた操作性を誇っています。
ただ、
サウンドはどうかというと、
必ずしもこの順序にはならず、
トータルで見た場合には、
日本製の方が上とは言い難い部分もあるのですが、
ことネックに関しては、
日本製は素晴らしいと評価しています。
ここに、
あえて本家の技術指導は、
いらないのではないだろうかと思う私は、
右寄りなのでしょうか(笑)
最近読んだ、
昨年のベストセラー
「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」の中で、
著者であるケント・ギルバード氏は、
日本人はもっと自国の文化や歴史に自信を持つべきだ、
と主張しておりましたが、
ここには当然「技術力」も加わると思います。
匠、
ものづくりの国、
それがニッポンですから…
そんなことを考えながら、
35周年を迎えた、
日本製フェンダーの記事を読んでいたのですが、
ハイブリッドシリーズのストラトのネックはいい感じですね。
一度試奏してみようかな…
あ…これは、
メイプル・ワンピース・ネックだ(笑)
しばらくは、
日本製フェンダーから目が離せなくなりました。
本体の現地法人という位置付けになっていたことを、
つい最近まで知らなかった私です。
(正確には「Guitar magazine」2018年1月号を読むまで…)
それも、
もう3年近く前の、
2015年のことらしい…
これにより、
日本製造のフェンダーは、
メキシコ製造のものと同じ扱いになり、
「ジャパン・エクスクルーシブ・シリーズ」となりました。
フェンダー社はこの動きに際して、
本家(USA)の技術者を日本に派遣し、
製造工程の見直しを実施、
効率のよくなかった個所に最新の機器を投入、
(ネックの製造工程を始めとする数カ所)
効率化と共に品質の安定化を図ったそうです。
これは素直に受け止めてよいのだろうか?
そもそも、
フェンダー・ジャパンを設立したのは、
日本製コピーモデルの質があまりにも高くなり、
本家の存在を脅かしたからであり、
それはその後も変わらず、
海外のユーザーの間でも、
フェンダー・ジャパンの評価は上がる一方であった、
というのが定説ですから…ね
USAの指導が入ったことで、
品質にどのような変化が生じたのか、
ちょっと興味をそそられるところです。
私は毎年、
年明けになると、
所有しているエレキギターのうち、
メイプル以外の指板にオレンジオイルを塗って、
1年間の汚れを落とすと同時に、
冬季に必要以上に乾燥することを防いでいるのですが、
該当する5本のギターに対し同時に作業をするので、
ネックの出来を比較することができます。
それによると…
芸術的と言えるほど、
素晴らしい仕上がりなのは、
日本製バッカスのストラト(1962年モデル)のコピーモデル…
2010年に限定生産されたクラシックシリーズのもので、
はっきり言ってこれは別格と言えます。
ついで、
1995年製のフェンダー・ジャパン、
1966年ムスタングのレプリカモデル…
現在のフジゲンが製造したものと思われますが、
これもかなりの完成度です。
それから、
カナダのゴダン、
そして、
ここからかなり下がって、
ギブソンSGジュニアと、
ギブソン(マスタービルダー!)フライングV、
となります。
ギブソンの2本は、
前述の3本に比べ、
木目の取り方や表面の仕上げが、
格段に劣っています。
信じられないことに、
販売価格が1ランク上のマスタービルダーでも、
同じことが言えるのです。
日本製の2本は、
日本人が扱うことを想定しているのか、
吸い付くような感触で、
群を抜いた操作性を誇っています。
ただ、
サウンドはどうかというと、
必ずしもこの順序にはならず、
トータルで見た場合には、
日本製の方が上とは言い難い部分もあるのですが、
ことネックに関しては、
日本製は素晴らしいと評価しています。
ここに、
あえて本家の技術指導は、
いらないのではないだろうかと思う私は、
右寄りなのでしょうか(笑)
最近読んだ、
昨年のベストセラー
「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」の中で、
著者であるケント・ギルバード氏は、
日本人はもっと自国の文化や歴史に自信を持つべきだ、
と主張しておりましたが、
ここには当然「技術力」も加わると思います。
匠、
ものづくりの国、
それがニッポンですから…
そんなことを考えながら、
35周年を迎えた、
日本製フェンダーの記事を読んでいたのですが、
ハイブリッドシリーズのストラトのネックはいい感じですね。
一度試奏してみようかな…
あ…これは、
メイプル・ワンピース・ネックだ(笑)
しばらくは、
日本製フェンダーから目が離せなくなりました。
★2018/01/14 (Sun)
私は何かを購入する際に、
個別の商品よりも、
その商品の製造元や販売店を気に入って購入することが多く、
お気に入りのメーカー(ブランド)や行きつけの店が、
ほぼ決まっています。
したがって、
ショッピングは極めてシンプルに、
決まった店に行って、
決まったメーカーの商品をチェックするだけなので、
大概の場合、
短時間で用が済んでしまいます。
いわゆる「衝動買い」をほとんどしないタイプなのですが、
見方によっては「ブランド指向」と言えなくもありません。
(ミーハーと紙一重かも…(笑)
そんな私の自宅のパソコンは、
1990年代に初めて購入して以来、
ずっとMacです。
つまり、
iPhoneが普及する以前から、
Macを愛用しているのでした。
Macが気に入ったのは、
まずデザイン…(やはり、ミーハーかも…)
そして、
完成度の高い商品と、
そのクオリティを守るメーカーのプライド。
安易に妥協したり、
世間に迎合しないところがよいのです。
ところが…
昨年の後半以降、
iPhoneのバッテリー問題で黒い噂が流れ、
(具体的に書くと色々うるさいので内容は省略します)
それを裏付けるかのように、
自分のiPhoneの調子が悪くなり、
(もちろんバッテリーですな)
少々メーカーに対して不信感を抱き始めていました。
そんなことを言っていたら…
ここ数日、
バッテリーの消耗が笑えるぐらい早くなり、
ソフトウェアをアップデートしたら、
いきなりシャットダウンするトラブルは回避したものの、
日常生活の支障をきたすほどのレベルなので、
バッテリー交換を視野に入れ、
修理を予約することにしました。
エイトとかテンに機種変更することも検討したのですが、
望遠レンズ付きが欲しいものの、
センタースイッチはあってもよいから、
もう少し小さいサイズがあればいいなぁ…
もしかすると、
その仕様がナインになるのかな?
などと考え躊躇していたところへ、
前述のトラブルから、
バッテリー交換の価格を大幅に下げていることを知り、
今回は修理で行こうと決心したのです。
ところが…
純正パーツを扱っている、
直営または特約ショップは限られている上に、
事前予約の制度になっていて、
土日の二日間では用が足りませんでした。
純正パーツでないと、
後で何かと損をすることになるので、
これは守りたいところですが、
毎日使うものの修理に、
ここまで手間がかかるのもいかがなものかと思い、
クオリティを守るメーカーのプライドってヤツは、
場合によってはうっとおしいものになるなぁ…
などと、
私の「ブランド神話」が揺らいできました。
あ…そうそう、
ひとつだけ、
そういう買い方をしないで、
ほぼ「衝動買い」をしているものがありました。
それは、
ギターです(笑)
こちらはまだ、
100%信頼できるメーカーに出会っていないのかもしれませんね。
いや、
そんなことはどうでもよい。
明日の昼休みは、
Macへ行かねば…
個別の商品よりも、
その商品の製造元や販売店を気に入って購入することが多く、
お気に入りのメーカー(ブランド)や行きつけの店が、
ほぼ決まっています。
したがって、
ショッピングは極めてシンプルに、
決まった店に行って、
決まったメーカーの商品をチェックするだけなので、
大概の場合、
短時間で用が済んでしまいます。
いわゆる「衝動買い」をほとんどしないタイプなのですが、
見方によっては「ブランド指向」と言えなくもありません。
(ミーハーと紙一重かも…(笑)
そんな私の自宅のパソコンは、
1990年代に初めて購入して以来、
ずっとMacです。
つまり、
iPhoneが普及する以前から、
Macを愛用しているのでした。
Macが気に入ったのは、
まずデザイン…(やはり、ミーハーかも…)
そして、
完成度の高い商品と、
そのクオリティを守るメーカーのプライド。
安易に妥協したり、
世間に迎合しないところがよいのです。
ところが…
昨年の後半以降、
iPhoneのバッテリー問題で黒い噂が流れ、
(具体的に書くと色々うるさいので内容は省略します)
それを裏付けるかのように、
自分のiPhoneの調子が悪くなり、
(もちろんバッテリーですな)
少々メーカーに対して不信感を抱き始めていました。
そんなことを言っていたら…
ここ数日、
バッテリーの消耗が笑えるぐらい早くなり、
ソフトウェアをアップデートしたら、
いきなりシャットダウンするトラブルは回避したものの、
日常生活の支障をきたすほどのレベルなので、
バッテリー交換を視野に入れ、
修理を予約することにしました。
エイトとかテンに機種変更することも検討したのですが、
望遠レンズ付きが欲しいものの、
センタースイッチはあってもよいから、
もう少し小さいサイズがあればいいなぁ…
もしかすると、
その仕様がナインになるのかな?
などと考え躊躇していたところへ、
前述のトラブルから、
バッテリー交換の価格を大幅に下げていることを知り、
今回は修理で行こうと決心したのです。
ところが…
純正パーツを扱っている、
直営または特約ショップは限られている上に、
事前予約の制度になっていて、
土日の二日間では用が足りませんでした。
純正パーツでないと、
後で何かと損をすることになるので、
これは守りたいところですが、
毎日使うものの修理に、
ここまで手間がかかるのもいかがなものかと思い、
クオリティを守るメーカーのプライドってヤツは、
場合によってはうっとおしいものになるなぁ…
などと、
私の「ブランド神話」が揺らいできました。
あ…そうそう、
ひとつだけ、
そういう買い方をしないで、
ほぼ「衝動買い」をしているものがありました。
それは、
ギターです(笑)
こちらはまだ、
100%信頼できるメーカーに出会っていないのかもしれませんね。
いや、
そんなことはどうでもよい。
明日の昼休みは、
Macへ行かねば…
★2018/01/08 (Mon)
さて、
2018年最初の話題は、
2017年末に、
紙ジャケ・再発シリーズを9枚、
一気に揃えてしまった、
ピンク・フロイドについてです。
9枚というのはつまり、
デビューアルバム『夜明けの口笛吹き(The Piper At The Gates Of Dawn)』から、
『神秘(A Saucerful Of Secrets)』
『モア(More)』(サウンドトラック)
『ウマグマ(Ummagumma)』
『原子心母(Atom Heart Mother)』
『おせっかい(Meddle)』
『雲の影(Obscured By Clouds)』(サウンドトラック)
『狂気(The Dark Side Of The Moon)』
『炎(Wish You Were Here)』
のことで、
以前にも述べましたが、
私にとってのピンク・フロイドとは、
まさに、
ここまでの作品を指しています。
この後の『アニマルズ(Animals)』『ウォール(Wall)』は別のバンド…
とまで言ってしまうと言い過ぎでしょうか…
とりあえずは、
別のコンセプトに支えられている作品ととらえています。
そして、
そこにあまり魅力を感じておりませんでした。
したがって、
私にとってのピンク・フロイドとは、
アルバム『狂気』であり、
この作品に至る軌跡だったのです。
2017年11月26日の項で、
『ウマグマ』が『狂気』のサウンド作りの過程で、
重要な役割を果たしていると述べましたが、
今回あらためて、
前述の9枚を聴き込んでみると、
まだ他にも発見がありました。
まず、
『アニマルズ』以降のコンセプトが違うと述べましたが、
もう1枚、
デビューアルバム『夜明けの口笛吹き』も、
その後の8枚とコンセプトが違うようです。
当時のリーダーである、
シド・バレットは、
少々変わったセンスではあるものの、
ポップ(つまり大衆音楽然とした曲調)であることを基本としているせいか、
今になって聴いてみると、
このアルバムはサイケデリックというよりは、
グラムロックっぽく聴こえるのでした。
シドのセンスに、
不思議なキラキラ感があるから、
余計にそう感じるのかもしれません。
ここから、
初期のTレックスや
ロキシーミュージックに近いものを感じてしまうのです。
そして、
彼の弾くギターはイケています。
現代のポップシーンでも十分通用しそうな、
普遍性のある音のセンスが素晴らしい。
(テレキャス特有のゴリゴリしたトーンもよいですね)
『夜明けの口笛吹き』は、
シドが伝説の存在ではなく、
ミュージシャンとしての才能に溢れていたことを確認できる作品です。
このポップな感じですが、
じつは『ウォール』でもう一度前に出てきます。
そして、
もう1つ際立ったのが、
『おせっかい』の、
2つの代表曲(「吹けよ風、呼べよ嵐」と「エコーズ」)にはさまれた小曲…
2曲目の「ピロウ・オヴ・ウィンズ」から
「フィアレス」「サントロペ」における、
ギルモアさんのギター。
これは当時流行の先端だった、
ジャズやファンクに影響された、
クロスオーバー的なオシャレなギターですが、
ギルモアさんはソロアルバムで、
かなりそちら側へ寄ったギターを弾いておりまして…
じつは「おせっかい」でその片鱗が伺えるのです。
ちなみに、
当時の先進的なギタリストには、
この嗜好が見られ、
最近何かと話題にする、
フォーカスのヤン・アッカーマンも、
『フォーカス3』の後半でこのようなプレイを見せたと思ったら、
ソロアルバムでは全面的に採用し、
オシャレなサウンドを作り出していました。
さらに余談ですが…
プログレ系のギタリストは、
ジャズのプレイスタイルからロックへアプローチしたタイプと、
(フリップ尊師やスティーヴ・ハウ先生など)
その逆にロックのプレイスタイルからジャズへアプローチしたタイプ
(ギルモアさんやアッカーマン)
に分かれますが、
私としては後者の方が色気で優っている気がして、
そちらに惹かれるのですが、
みなさんはいかがでしょう?
話を戻しますが、
つまり『おせっかい』では、
ギルモアさんの存在感が増しており、
このセンスが
『狂気』という到達点を過ぎた際に、
大きな力になったことがよく理解できたのです。
『ウォール』のコンセプトは、
『狂気』や『炎』の歌詞の一部に表れているような、
大衆をコントロールすることが可能になるほどの
商業的成功をおさめたバンドのエゴとよく言われますが、
時代の流れを意識し、
原点回帰とばかりに、
デビューアルバムの頃のポップな曲調に戻り、
最先端のギターを前に出すことを手法として採用していたとすると、
発表当時とは違う聴き方ができるかもしれません。
なにかと世間では、
ロジャー・ウォーターズにスポットが当たることが多いようですが、
ピンク・フロイドの2人のギタリストについては、
時代の先端を行くセンスの持ち主であったと言えるのではないでしょうか。
『狂気』を頂点とする9枚をよく聴いてみたら、
『ウォール』が理解できるようになったという…
2018年最初の収穫と言えるでしょうか、
これは…(笑)
2018年最初の話題は、
2017年末に、
紙ジャケ・再発シリーズを9枚、
一気に揃えてしまった、
ピンク・フロイドについてです。
9枚というのはつまり、
デビューアルバム『夜明けの口笛吹き(The Piper At The Gates Of Dawn)』から、
『神秘(A Saucerful Of Secrets)』
『モア(More)』(サウンドトラック)
『ウマグマ(Ummagumma)』
『原子心母(Atom Heart Mother)』
『おせっかい(Meddle)』
『雲の影(Obscured By Clouds)』(サウンドトラック)
『狂気(The Dark Side Of The Moon)』
『炎(Wish You Were Here)』
のことで、
以前にも述べましたが、
私にとってのピンク・フロイドとは、
まさに、
ここまでの作品を指しています。
この後の『アニマルズ(Animals)』『ウォール(Wall)』は別のバンド…
とまで言ってしまうと言い過ぎでしょうか…
とりあえずは、
別のコンセプトに支えられている作品ととらえています。
そして、
そこにあまり魅力を感じておりませんでした。
したがって、
私にとってのピンク・フロイドとは、
アルバム『狂気』であり、
この作品に至る軌跡だったのです。
2017年11月26日の項で、
『ウマグマ』が『狂気』のサウンド作りの過程で、
重要な役割を果たしていると述べましたが、
今回あらためて、
前述の9枚を聴き込んでみると、
まだ他にも発見がありました。
まず、
『アニマルズ』以降のコンセプトが違うと述べましたが、
もう1枚、
デビューアルバム『夜明けの口笛吹き』も、
その後の8枚とコンセプトが違うようです。
当時のリーダーである、
シド・バレットは、
少々変わったセンスではあるものの、
ポップ(つまり大衆音楽然とした曲調)であることを基本としているせいか、
今になって聴いてみると、
このアルバムはサイケデリックというよりは、
グラムロックっぽく聴こえるのでした。
シドのセンスに、
不思議なキラキラ感があるから、
余計にそう感じるのかもしれません。
ここから、
初期のTレックスや
ロキシーミュージックに近いものを感じてしまうのです。
そして、
彼の弾くギターはイケています。
現代のポップシーンでも十分通用しそうな、
普遍性のある音のセンスが素晴らしい。
(テレキャス特有のゴリゴリしたトーンもよいですね)
『夜明けの口笛吹き』は、
シドが伝説の存在ではなく、
ミュージシャンとしての才能に溢れていたことを確認できる作品です。
このポップな感じですが、
じつは『ウォール』でもう一度前に出てきます。
そして、
もう1つ際立ったのが、
『おせっかい』の、
2つの代表曲(「吹けよ風、呼べよ嵐」と「エコーズ」)にはさまれた小曲…
2曲目の「ピロウ・オヴ・ウィンズ」から
「フィアレス」「サントロペ」における、
ギルモアさんのギター。
これは当時流行の先端だった、
ジャズやファンクに影響された、
クロスオーバー的なオシャレなギターですが、
ギルモアさんはソロアルバムで、
かなりそちら側へ寄ったギターを弾いておりまして…
じつは「おせっかい」でその片鱗が伺えるのです。
ちなみに、
当時の先進的なギタリストには、
この嗜好が見られ、
最近何かと話題にする、
フォーカスのヤン・アッカーマンも、
『フォーカス3』の後半でこのようなプレイを見せたと思ったら、
ソロアルバムでは全面的に採用し、
オシャレなサウンドを作り出していました。
さらに余談ですが…
プログレ系のギタリストは、
ジャズのプレイスタイルからロックへアプローチしたタイプと、
(フリップ尊師やスティーヴ・ハウ先生など)
その逆にロックのプレイスタイルからジャズへアプローチしたタイプ
(ギルモアさんやアッカーマン)
に分かれますが、
私としては後者の方が色気で優っている気がして、
そちらに惹かれるのですが、
みなさんはいかがでしょう?
話を戻しますが、
つまり『おせっかい』では、
ギルモアさんの存在感が増しており、
このセンスが
『狂気』という到達点を過ぎた際に、
大きな力になったことがよく理解できたのです。
『ウォール』のコンセプトは、
『狂気』や『炎』の歌詞の一部に表れているような、
大衆をコントロールすることが可能になるほどの
商業的成功をおさめたバンドのエゴとよく言われますが、
時代の流れを意識し、
原点回帰とばかりに、
デビューアルバムの頃のポップな曲調に戻り、
最先端のギターを前に出すことを手法として採用していたとすると、
発表当時とは違う聴き方ができるかもしれません。
なにかと世間では、
ロジャー・ウォーターズにスポットが当たることが多いようですが、
ピンク・フロイドの2人のギタリストについては、
時代の先端を行くセンスの持ち主であったと言えるのではないでしょうか。
『狂気』を頂点とする9枚をよく聴いてみたら、
『ウォール』が理解できるようになったという…
2018年最初の収穫と言えるでしょうか、
これは…(笑)