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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2019/04/14 (Sun)
では、
私の相棒を一本(?)
紹介しましょう。



コイツは、
Made in カナダの
ゴダン・モントリオールで、
2012年8月26日に入手しました。

当時の私は、
2011年頃から取り組み始めた、
ジャズ・ギターに夢中で、
ジャズ向きのセミアコ、
またはフルアコを探しておりました。

そんな時期に、
このギターの存在を知ったのですが、
最大の特徴は、
ブリッジ近くにピエゾPUが搭載されていて、
エレアコとして使うことができる、
という点です。

(↓エレアコのコントロール類)



このため、
アウトプット・ジャックが2系統あり、
エレアコだけ、
エレキだけ、
そして両方を2つのアンプから、
ステレオで出力することができます。



また、
モノラルで使いたい場合は、
バランサーを使うことで、
エレアコだけ、
エレキだけ、
そして両方をミックスするポジションを選ぶことができます。

(↓青い星マークがモノラルで使うバランサー)



これだけでも、
サウンド・バリエーションが豊富なのに、
加えて、
2つのPUをコイル・タップして、
シングルコイルPUとして使うことができます。

これはトグルスイッチを、
ハーフトーンの位置にすることで、
そうすることができるのですが、
トグルスイッチは上から、

①フロント(ハムバッカー)
②フロント(コイルタップでシングルに)
③ミックス(ハムバッカーでフロント+リア)
④リア(コイルタップでシングルに)
⑤リア(ハムバッカー)

となっています。
フロントとリアを、
シングルの状態でミックスすることだけはできない、
ということになります。

このPUは、
コイルタップして、
シングルにした際のトーンが美しく、
私はその音ばかり使っておりました。

したがって、
私がこのギターを使っているのを目撃した方は、
「おっ…珍しくハムバッカー使ってる」
と思ったかもしれませんが、
実はシングルコイルとして使っていたのでした。

さて、
このギターは私にとって、
大きなターニング・ポイントになったのですが、
それがいわゆる、
ストラト一辺倒からギブソン系を使えるようになる、
きっかけを与えてくれたことです。

モントリオールは、
レスポールをつぶしたような形をしていますが、
前述のPUだけでなく、
ネックのジョイント方法や、



弦をボディ裏から通すこと、



そしてボディにコンタード加工が施されている
こと(前述のネックのジョイント付近の画像を参照)など、
ストラトを意識した部分がたくさんあります。

このため、
ストラト一辺倒だった私が、
何の抵抗もなく馴染むことができたのです。

そして何よりも、
ギターそのものの作りがよく、
セミアコ特有のフワッとしたトーンに、
豊かな弦の響きが加わり、
極上のトーンを奏でてくれます。

おかげで、
購入した年の忘年会ライブから、
数回にわたり、
人前で披露する機会があり、
一時期はメイン・ギターとして、
ストラトの存在を脅かすほどになりました。

最近は、
あまり外へ持ち出すことをしなくなりましたが、
家で手にする回数は、
他のギターに比べて、
圧倒的に多いことはたしかです。

この数年後、
このギターとルックスが良く似ていた、
バッカスのデューク(↓)を手放し、



それ以降「レスポールほしい病」も封印されたので、
どれだけモントリオールと相性がよかったのか、
よくわかると思います。

あとは、
コイツと“俺流ジャズ”を演奏するだけですが、
こちらの方はなかなか実現しそうにありません。

現在、
モントリオールはモデル・チェンジしてしまい、
この型を入手することはできなくなりましたが、
多くの方に素晴らしさを知ってもらいたい、
そんなギターであることは間違いありません。
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★2019/04/07 (Sun)
暖かくなったと思ったら、
急に真冬の寒さへ逆戻りしたおかげで、
満開の時期が冷蔵保存されてしまい(?)
例年より長く楽しめたのが、
今年の桜です。

まずは、
私の勤務先近く、
溜池山王あたりの桜を紹介します。









このあたりは、
ビルの間に桜並木が多く、
満開ともなると、
桜のトンネルを歩いているような気分になります。

私には、
無機質なビルと桜のコントラストの妙が面白く、
毎年ほぼ同じ場所で撮影しています。





一方こちらは、
桜並木を走るローカル線ではなく…

幼稚園の敷地に展示されている車両と
桜のコントラストです。

ここは、
週末に食料品を仕入れに行く
スーパーの裏手ですが、
何気に眺めていたら車両があることに気づき、
さらに、
その横に桜並木があることに気がつきました。

マニアなら、
すぐにわかると思いますが…

この車両の独特のカラーリング、
そして車体側面の戸袋の丸い窓は、
長野県の上田交通のもので、
車両自体は、
東急電鉄から譲渡された7200系…
東急時代は大井町線をはじめ、
目蒲線や池上線を走っていた車両です。

車体はアルミ合金で、
もともとの車体の色はシルバー。
前面貫通扉の両側がくの字に出ている、
特徴のあるマスクが印象的です。

この車番7255は、
資料によると、
大井町線を走っていた編成で、
巡り巡って、
こんなところで出会うとは、
感慨深いものがあります。



この角度から捉えると、
まるで走っているようですね。

まだ、
それほどサビが出ていないので、
ここに置かれてから、
それほど時間が経っていないと思われます。

美しい自然の中の桜も綺麗ですが、
無機質で人工的なものとの対比にも、
また格別のものがあります。

最後に紹介するのは、
桜ではなく、
我が家の庭に咲きほこる、
ハナカイドウです。
(漢字は難しいので…カナにしました)



この花が咲き、
ウグイスが鳴き始めると、
「ああ…春が来たなぁ」となるのです。

こうなると妙に気分が高揚してきて、
生来アウトドアはあまり好きではありませんが…
家の外で一日を過ごしたくなります。

今年の桜が咲きましたよ。
★2019/03/31 (Sun)
ユーヤさんに続いて
ショーケンまで亡くなってしまい、
あの時代を築いたミュージシャンが、
だんだん少なくなってきました。

寂しい限りです…

自分を振り返ってみても、

最初の頃は、
思春期のパワーのはけ口、
という程度に考えていたロックを、
ここまで続けることになるとは夢にも思わず…

いつのまにか半世紀近くが過ぎている事実に、
青ざめてしまうことがしばしばあります。

そして、
年齢と共に増える一方の、
ロックの相棒…
そう、
ギターたちは、
もうすぐ10本に到達しようとしています。
(2019年3月末現在:9本)

そろそろ、
「ギターほしー病」も完治する頃かと思われましたが、
先月のように、
衝動的にアコベを買ってしまうことがあり、
まだ再発の恐れあり、
という感じですが、
並べてみると、
なかなかの顔ぶれになりました。

以下、購入順です。

①フェンダー(USA)ストラトキャスター:1979年モデル
②フェンダー(USA)ストラトキャスター:1957年モデルのレプリカ
③フェンダー(JAPAN)ムスタング:1966年モデルのレプリカ
④バッカス・ストラトキャスター:1962年モデルの完全コピー
⑤ゴダン・モントリオール(セミアコ)
⑥ギブソン・フライングV:1967年モデルのレプリカ
⑦ギブソン・SGジュニア
⑧ショップオリジナルのストラトキャスター(セミアコ12弦仕様)
⑨ショップオリジナルのアコースティックベース(フレットレス)

長いこと、
フェンダーのシングルコイル派で、
しかもメイプル指板しか手にしなかったのに、
バッカスとゴダンあたりから指向が変わり、
今ではどちらかというと、
ギブソンを指向するようになってきました。

これは寄る年波のせいで、
ストラトのロングスケールがキツくなり、
苦労せずに歪んでくれるPUが楽になってきたから、
だと思っています。

(そう考えると、
ずっとメイプルのストラト一本で通している、
クラプトンはスゴイと思います…)

リッチーによる、
ストラト呪縛は、
かなり強力だったのですが、
1970年代が遥か昔になり、
徐々にそこから解放されたのかもしれません。

ところで、
先の9本ですが、
①のストラトを除き、
全て弦を張り、
いつでも弾けるようにしてあり、
週末ともなると、
一本ずつ引っ張りだしては、
短い時間でも音を出すようにしているので、
結構な負荷になっています。
(とはいえ、楽器は音を出していないと…ね)

そういうことも考えると、
これ以上は増やさない方がいいかな…
などと思いつつ、
ここにレスポールが加われば最強だな、
と思うことしばしなので、
そのうち腹をくくるかもしれません(笑)

弾きやすいアコギも、
一本キープしておきたいのですが、
そんなことを言っていると、
際限なく増えてしまいそうで、
ちょっとコワイです。
★2019/03/24 (Sun)
先週は多忙につき、
投稿をサボってしまいました。

さて、
年始から続いていた、
クイーン研究ですが、
ファーストアルバムから、
6枚目の『世界に捧ぐ』までを、
すべて紙ジャケット仕様で揃えるという快挙を成し遂げ、
満足感でいっぱいです…(笑)

その中で、
すでに愛聴していた『オペラ座の夜』は別として、
もっとも気に入ったのは、
ファーストアルバムの前半(LP時代のA面ですね)
セカンドアルバムの後半(LP時代のブラックサイド)、
そして、
『華麗なるレース』が予想外によかった…
そんな感じです。

どうやら、
私はこのバンドに、
ヨーロッパ的な美意識を求めた、
ということになるようです。

ファーストアルバムとセカンドアルバムには、
どのバンドもそうですが…
バンドのコンセプトが、
これでもかとばかりに詰まっています。

それはたいていの場合、
アルバム1枚では収まり切らず、
セカンドアルバムにまで及びます。
古くはZEP、
同時代のキッスやエアロスミスも同じ傾向といえます。
そして、
セカンドアルバムはスタジオ録音に慣れるせいか、
ファーストアルバムより重い音に仕上がります。

クイーンの最初の2枚も、
まさにその通りですが、
コンセプトがあまりにもヨーロッパ的で、
ブッとんでいるので、
ブライアン・メイのハードなギターがなかったら、
そちらの世界に行ってしまったかもしれませんね。

私の感覚では、
ジェネシスやジェントル・ジャイアント、
さらには、
初期のヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター
と同じ範疇に入りそうな…
そんな印象の音です。

ところが、
そうはならなかったのは、
初期のクイーンがあくまでも、
ハードロックを基盤としていたこと、
そして独自の美意識を主張して、
何の迷いもないフレディ・マーキュリーの
存在があったからだと思います。

そんなクイーンの転機は、
3枚目の『シアー・ハート・アタック』ですが、
ここで彼らは隠し技であった、
ポップな感覚を前に出したのです。

フレディの引き出しの豊富さと、
それを自分たちの音に仕上げてしまう、
メンバーの発想の柔軟さには脱帽モノです。

この流れはキッスも同じで、
彼らも3枚目の『地獄への接吻』を
ポップに仕上げたのでした。

3枚目のアルバムというのは、
非常に重要な位置を占めることが多く、
前述のZEPは、
大々的にアコースティック・ギターを取り入れ、
ファンの間で物議を醸しましたが、
それを経由して音楽性が広がり、
4枚目で実を結ぶことになるのです。

『シアー・ハート・アタック』は、
『オペラ座の夜』を聴いた後では、
少々物足りなく感じますが、
「キラー・クイーン」のヒットを始め、
数々のチャレンジが、
『オペラ座の夜』につながっています。

キッスも、
ライヴをはさんだ、
4枚目のスタジオ・アルバムが『地獄の軍団』で、
エアロスミスも、
4枚目は『ロックス』ということで、
いずれも初期の代表作となっているのです。

そしてなぜか、
どのバンドも、
完成度の高かった4枚目の後に、
原点回帰のような作品を作ります。

キッスもエアロスミスも同様ですが、
クイーンの場合それが『華麗なるレース』
ということになるわけです。

このアルバムは、
大ヒットも経験し、
円熟期に入ったバンドが、
あらためて初期のコンセプトに向き合ったので、
マニアックさに磨きがかけられ、
驚くべき完成度を誇っているのです。

したがって、
私が初期2作の次に気に入ったというのも、
「なるほど」ということになりますね。

その後のクイーンは、
「ウィー・ウィル・ロック・ユー」と
「伝説のチャンピオン」のヒットを気に、
世界的なポップバンドになってしまい、
初期のアングラっぽい、
ヨーロッパの香りは消えてしまいます。

クイーンと似ている例に挙げた、
ジェネシスも、
ヴォーカリストの交代を機に、
世界的なポップバンドになるわけですが、
やはり私が気になるのは、
初期のアングラっぽい音の方です。
(フィルになってからの2枚目あたりまではイケます…)

リアルタイムには、
アイドルっぽい印象のおかげで、
真っ当に評価することができなかったクイーンですが、
思わぬきっかけで、
半世紀近く経った今、
私の中に入ってきました。

これが、
今後の音楽人生に、
どのような影響を与えるのかは、
興味深いテーマです。


↓アルバムジャケットあるある…

テンペストと『華麗なるレース』
(そうそうテンペストもクイーンっぽいです)





ユーライア・ヒープと『クイーン2』
(ジョンはインタビューで「ヒープ大好き」と言っていました)



★2019/03/10 (Sun)
昨年の12月30日に、

「さて、
来年は何をやるのだろうか、
『西郷どん』の後はキツイぞ、
と思っていたら…

マラソンの話ですか?

いくら2020直前とはいえ、
これはねぇ…
雰囲気がなんとなく、
大河というよりは朝ドラっぽいという…
『まんぷく』の後の方が似合うのでは?(笑)

2019年の日曜8時は、
ウッチャンの出番ですかねぇ…」

などと言っていたのですが、

結局、
毎週『いだてん』を見ている私です(笑)

見始めたら、
やめられなくなった、
というか、
さすがにクドカン、
話のテンポがリズミカルで、
見る側を飽きさせないのです。

その一方で、
15分という短い時間だった、
『あまちゃん』とは違う演出が、
色々と仕掛けられていることに気づきました。

例えば…

主人公が、
輿入れする幼馴染への想いを断ち切り、
ストックホルムへ向かうシーンなどは、
映画のワンシーンのように美しくて、
冷水浴の後の「よしっ」というセリフに、
思わず泣けてしまいました。
(最近、歳のせいか涙もろい(笑)

ほとんど…
というか、
まったく予備知識のない話なので、
かえって感情移入することができるのでしょうね。

大河らしくない、
と批判する方が多いようですが、
まぁ…日曜夜8時の、
1時間枠のドラマ、
と捉えれば、
何の抵抗もなく楽しめるのではないでしょうか?

年末にもう一度、
コメントするかなぁ…

ところで…

役所広司がイイ味出しています。
えー格好しいで、
パワハラっぽい情熱家…

最近めっきり見かけなくなった、
管理職の姿です。
こういう人がいなくなるのは、
ちょっと寂しくありませんか?
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★ ILLUSTRATION BY nyao