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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2020/09/06 (Sun)
過去最強と言われている、
台風10号が九州に近づいています。

思い起こせば、
昨年のこの時期…
曜日もまったく同じ、
9月初めの、
日曜の深夜から、
翌月曜の早朝にかけて、
房総半島から東京湾を抜けた、
台風15号の悪夢を思い出します。

我が家のある、
千葉市で最大瞬間風速60m近くを記録し、
以降4日間にわたる停電…
ハワイから帰ってきた翌日でもあり、
まさに“天国から地獄”を経験した、
あの時より、
さらに強力な台風と聞いては、
鳥肌が立ってしまいます。

しかも、
北上するルートが、
陸上ではなく、
海上を進み、
もっとも暴風が吹く、
台風の中心から東側が、
九州の陸地にあたるという、
まるで、
昨年の再現ビデオのような進路なので、
悪夢まで再現しないことを、
ひたすら祈るばかりです。

九州には、
北から南まで、
何人も知人がいるので、
気がかりで仕方ないのですが、
とにかく、
頑丈な建物に避難することしかありません。

50mぐらいの暴風下では、
戸建ての家の中では、
家鳴りが絶えず、
恐ろしいことこの上もなく、
また万が一、
倒壊でもしたら、
大惨事になってしまいます。

昨年の台風では、
どうにか我が家は耐えてくれましたが、
もうこれからは、
このような事態では、
迷わず避難することを選ぶと思います。

それほど、
恐ろしかった…

それにしても、
毎年こんなのに襲われたら、
たまりませんね…
マジメな話、
地球温暖化は、
かなり深刻な状況のようです。

今回の台風ですが、
物理的な被害は止むを得ないとしても、
人的被害が出ないことを祈っております。
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★2020/08/30 (Sun)
毎年、
8月の後半あたりになると、
なぜかプログレっぽいヤツが聴きたくなるのですが、
今年は春頃に紙ジャケ仕様で再発された、
プロコル・ハルムの『青い影(A whiter shade of pale)』
がお気に入りです。



この『青い影』というアルバムを
持っている方は多いと思いますが、
大ヒットした表題曲のみを聴いて、
他の曲を聴いたことがないという方が、
意外と多く…

また、
そのイメージから、
このバンドを、
クラシックをベースにした、
プログレバンドと思っている方が
たくさんいるようですが、

それは国家的な規模の損失です(笑)

まず、
このアルバム、
本国イギリスでは、
いろいろあって、
大ヒットした「青い影」は収録されず、
それでいて、
名作扱いされていることからわかるように、
全体的に楽曲の完成度が高いのです。

私個人的にも、
「Something following me」
「Cerdes」
「Kaleidoscope」
「Repent Walpurgis」(ヴァルプルギスの後悔)

シングルの「Homburg」など、
好きな曲がたくさんあります。

そして、
これらの楽曲の多くは、
クラシック調ではなく、
どちらかといえば、
R&B調でポップな感じです。

このR&Bというのは、
プロコル・ハルムの真骨頂で、
ジョー・コッカーの名作、
『With a little help from my friends』に、
メンバーが参加していることからわかるように、
実は、
あの雰囲気がバンドを支配しています。

地味変命のロビン・トロワーが、
このバンドに在籍していたのは、
そういうバンド事情によるものだったのでしょう。
(そういえば「青い影」は、
ジョー・コッカーもカバーして、
ヒットしましたね…)

ドラマーのBJウィルソンは、
ジミー・ペイジが、
レッド・ツェッペリンのメンバー候補に挙げていたり、
ミュージシャンとしての実力も高く、
イギリスの最先端のミュージシャンの間では、
評判のバンドだったようです。

アルバム全体のイメージは、
初期のスーパー・トランプや、
10ccみたいな感じもあり、
なかなか聴きごたえがあります。

「青い影」以外もちゃんと聴きましょうね(笑)

この際だから、
他のアルバムもCDで揃えておこうと思い、
いろいろ調べてみたら、
なんと、
2017年に再結成し、
アルバムまで発表していたんですね。

試聴してみたら、
結構よかったので、
これをしっかり聴いてみようかな…

やはり、
キーボードがいるバンドはよいのですが、
自身ではなかなか機会がなく…
いや、
心当たりのメンバーはいるのですが、
音を出す機会がなく…
それを埋め合わせるために、
どうやら、
キーボードみたいなギターを
弾いてしまうようです(笑)

プロコル・ハルムの影響は、
宅録に出るだろうか?
とりあえず、
ここまでのところ、
鍵盤は指一本分も収録されておりませんが…(笑)
★2020/08/23 (Sun)
さて、
宅録を始めて1ヶ月が過ぎ、
4曲ほど、
演奏の録音を終え、
ヴォリュームやパン(音の定位)の設定をする、
いわゆるミックスまで完了し、
サウンドファイルとして、
書き出すところまで到達しました。

さすがに、
30年近く経過したとはいえ、
一度は打ち込んだことがある世界なので、
作業を始めれば早いもの…
Stay Homeのおかげもあり、
かなりのスピードで進んでいます。

が…

ここからは、
ペースダウンせざるを得ない、
と予測しています。

それは、
最後の難関…
Vocaloidに取り組み始めたからです。

これは想像以上に難しい…

例の初音ミクは、
英語がイマイチな上に、
よく聞くとPerfumeみたいな歌い方なので、
早々に却下となり、
今回採用したのは、
英語もバッチリいける、
megpoidというキャラでした。

いや…
それはこの際、
どうでもいいことです(笑)

Vocaloidは、
YAMAHAのソフトなので、
入力は、
以前持っていたMIDIシンセと同じく、
譜面を入力するやり方ですが、
音階だけでなく、
歌詞が伝わるかも気にしなければならず、
数小節完成させるのに、
それなりの時間を要します。

これは、
もう数式の世界というか、
単純な数字合わせの連続で、
小節をいくつに分割して、
そこへどう音を展開するか、
ということになるので、
およそ音楽をやっている気分ではなくなります。

そして、
単純に計算だけで成立すれば、
それはそれでラクなのですが、
数学のように割り切れないのが、
音楽の世界…
ここはちょっと前の小節に食い気味に入ってとか、
意識的にリズムから遅れさせてみたり、
いろいろ細かい芸を入れないと、
全体の収まりが悪くなるので、
余計に作業を複雑にします。

そして、
音階と歌詞を入力したら、
ビブラートを付けたり、
強弱のアクセントを付けたりと、
山のような調整作業があって、
今からウンザリしているところです。

自分で歌えれば、
およそ1日あれば、
完成してしまうであろうトラックに、
これから何週間もかけるのかと思うと、
少々ヤル気が下がってきました(笑)

まぁ…
そもそも、
還暦記念の作品集を作ることが目的なので、
まだまだ時間はあるし、
4曲ということは、
大半のベーストラックは完成しているので、
ノンビリやればいいだけのことですが、
さてどうなることやら…

とりあえず、
Vocaloidを制覇することが、
本年最大の目標になってしまいました。

コロナのおかげで…(笑)
★2020/08/16 (Sun)
長雨から解放されたと思ったら、
今度は連日この暑さで、
コロナ対応だけでなく、
外へ出たら死んでしまいそうなので、
Stay Homeを決め込んでいます…

そのおかげで、
宅録復活宣言から1ヶ月にして、
3曲ほど、
ミックスまで済ませた、
カラオケを完成させることができました。

これをMP3形式で書き出せば、
このブログにUPすることができるのですが、
さてどうしましょう?

ここから、
初志貫徹で、
ヴォーカロイドを乗せる予定ですが、
初音ミクが歌ってしまうと、
marcさんがやりにくくなると思い、
カラオケの段階で、
一度仕上げておいたワケです(笑)

今回は、
歌詞も用意していますが、
なかなかおもしろいものが書けたと、
自画自賛しております。
すっかり忘れておりましたが、
私は文学部出身の、
自称、文学青年でした。

こうして、
曲を録音して、
CD一枚分程度貯め込み、
還暦を迎える2022年に、
30年ぶりのソロ作品集を発表しよう、
などと考えております。

誰にバラまくのか?
それは身内以外には考えられず、
身内にしか受けない音楽家は、
ミウチシャンなどと…
なつかしいギャグを思い出したりして、
なんだかヒソカに盛り上がっています。

コロナも暑さもクソくらえだ。

じいじロッカーは無敵なのだ。
★2020/08/09 (Sun)
宅録を始めて、
すっかりベースにハマっています…(笑)

「Garage Band」は、
本格的な音楽制作ソフトではないので、
シーケンス・パターン…
つまり、
譜面を入力するようなやり方…
には対応できないので、
ドラムス以外は、
実際に演奏して録音することになります。

ドラムスは、
ソフト上の仮想ドラマーが叩いている、
という前提で、
パターンが収録されているのですが、
意外と切り貼りなどの編集は楽で、
少し前に購入したKORGのリズムマシーンより、
ずっと汎用性は高いと思います。
(というか…
KORGに変拍子の編集の方法を質問したら、
いまだに回答がないので、
当面使うのをやめました…)

さて…

ギターのリフによる、
変拍子で構成される曲以外は、
ドラムスのリズムパターンを組んだ後に、
ベースを収録するのが私のやり方です。

側で観察している人がいたら、

まずは、
何やらブツブツ言って、
リズムパターンを組み、
そこに、
何だかわからないベースラインを乗っけて、
これでどんな曲になるのだろう?
と心配するかもしれませんが、

このやり方で、
上からギターをハメて、
ぴったりハマらなかったことは、
かつてなく、
そして、
ここで初めて曲の輪郭が見えるので、
驚愕するのではないでしょうか。

地味変ではありませんが、
とりあえず、
頭の中にいる悪魔を追い出している感じです(笑)

最初に録音するベースラインはとても重要で、
上に乗っかる和音の基本にもなるので、
いろいろ神経を使います…
と言いたいところですが、
大抵の場合、
ちょっと確認した程度で、
いきなりガシガシと録音してしまいます。

私の好きなベーシストといえば、
ジョン・エントウィッスル(THE WHO)、
クリス・スクワイア(YES)、
ゲディ・リー(RUSH)…
ガリガリと弾きまくるタイプが好きで、
リッケンバッカーに憧れた時期がありました。
(かつて…
高校時代の友人に、
グレコのコピーモデルを買わせてみたものの、
あまりの弾きにくさに卒倒しそうになった記憶があります(笑)

その他、
しなやかなタイプでは、
やはりジョン・ポール・ジョーンズ(ZEP)がよろしく、

基本はピックで弾きますが、
いずれは指弾きでこなせるようになりたいですね。

その他となると、
ジャコ・パストリアス、
パーシー・ジョーンズ(BRAND-X)、
ミック・カーン(JAPAN)
というフレットレス派が大好きなだったりします。

今回は、
昨年2月に購入した、
エレアコのフレットレスを使っているのですが、
フルスケールの上に、
ボディが厚いので、
弾きにくいことこの上もありません。

四苦八苦して録音している姿は、
およそカッコイイものではないでしょう(笑)

とはいえ、
このネックとボディのなせる技か…
プレイバックを聴いて、
あまりにも重い音にビックリしています。

1990年代に宅録をやった際には、
弾きやすさを考慮して、
ミディアムスケールのベースを使用したのですが、
音の違いは歴然としており、
やはりベースはフルスケールだな、
とミョーに納得してしまいました。

こうなると、
もっとちゃんとしたベース(価格のことか?)が、
一本欲しーなぁっと、
また悪いクセが出そうですが、
このベース、
3万円を切った低価格ながら、
なかなかの重低音であります。



録音だけ聴いたら、
誰がエレアコだと思うだろうか(笑)

そして、
意外にも、
フレットレスをこなしている私…
ベーシスト開眼でしょうか?(笑)

というか、
身近なITOちゃんの影響が感じられ、
笑いが止まりません。
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★ ILLUSTRATION BY nyao