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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2009/04/12 (Sun)
さて、
『web-magazine GYAN GYAN』復刊から1週間が経ちましたが、
いかがなものでしょう?
古くからの読者のみなさんには、
新しい発見などありましたか?

ブログのバックナンバーをまとめて記事にしようと思うのですが、
ブログは意識的に口語体の短い文章を多く使ったおかげで、
思ったより作業が難航しております。
目的に応じて文体は変化するものであることを、
あらためて認識した次第です。
文章は難しい…。

ところで、
春もいよいよ本番になり、
景色が花や緑でいっぱいになると、
「ああ…また1年間生き延びたか…」
と思うようになっている私です。(←なんかヘン?笑)
最近、
親しい人の不幸が続いているせいか、
そんなことを考えることが多くなりました。

ついでに、
気が遠くなるような将来、
このような春がめぐってくるのだろうか、
などと余計なことまで考えてしまいます。
火星にもこんな時代があったのだろうか?
地球は将来どうなるのか?…
まぁ…、
そう考えると、
ロックだ春だと言っていられる今が、
シアワセなのかもしれませんね。(笑)
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★2009/04/05 (Sun)
最近、
音楽の話題が減っていたので、
「もしかして?」と感じていた人もいたかもしれませんが…。
そうです、
本日「web-magazine GYAN GYAN」が復刊しました。

URLは以下の通り↓
http://matsuzack.jougennotuki.com/

ブログ左下に表示してある部分をクリックしても、
トップ画面にリンクします。
(プロフィールのHPの部分)

以下、復刊にあたってのコメントです。
(サイトにも掲載されています。)

 「web-magazine GYAN GYAN」は、当時私が寄稿していた音楽雑誌、「ニュー・ルーディーズ・クラブ」(シンコーミュージックMOOK)の廃刊にともない、未発表原稿を発表する目的で、2001年5月4日に創刊されました。
 その後、ニュー・ルーディーズ・クラブの編集長だった、作家・山川健一氏が主催する「文学メルマ」への寄稿と並行する形で順調に更新を重ね、コンテンツを増やしていきました。

 ところが2008年2月に、私が愛用していた旧型のi-Bookが壊れ、新しい機種へ買い替えたところ、旧OSに対応していたホームページ・ビルダー(ADOBE GoLive 5.0)とプロバイダーへのアップロード・システムが使えなくなり、サイトのメンテナンスができない状態になってしまいました。このため、「web-magazine GYAN GYAN」は、2008年2月29日をもって、やむなく終刊することになりました。

 さらに、サイトのプロバイダーであったAOLが、2008年9月30日をもってAOL HOMETOWNを閉鎖したおかげで、閲覧することもできなくなり、「web-magazine GYAN GYAN」は完全に消滅してしまいました。

 一方、「web-magazine GYAN GYAN」終刊を受けて、新たに2008年4月1日に開設したブログ「ROCKのある風景」も、AOLが2009年1月31日をもってブログサービスを終了することになったため、継続するなら移転を検討せざるを得ない状況になりました。

 結局、ブログ「ROCKのある風景」は、親しい友人のすすめにより「忍者ホームページ」というサービスを利用することが決まり、2009年2月1日に移転を完了させ現在に至っております。その際、このサービスがホームページもサポートしており、汎用性の高いホームページ・ビルダーとアップロード・システムを無償で使えることがわかりました。そこで私は、「web-magazine GYAN GYAN」の復刊を決心したのです。

 以来3ヶ月にわたりコンテンツの復元に取り組み、ようやくこのたび閲覧可能な状態になったため、復刊を宣言することに至りました。

 今回復刊するのは、AOL時代の「web-magazine GYAN GYAN」すべてのコンテンツと、「たたかふ、ちうねんろっかぁ」の2回分の更新記事です。

 初めて閲覧する方のために、簡単に内容を紹介しましょう。

 「web-magazine GYAN GYAN」の基本コンセプトは、“わかりやすく、気軽に楽しめること”です。したがって各コンテンツは、ROCK初心者でも十分に取り組めるよう、配慮してあります。

 メインになる「特集記事」は、「ニュー・ルーディーズ・クラブ」や「文学メルマ」へ発表した原稿を中心に、ROCKシーンに対する私の主張が満載されているコーナー。長文の記事が多く、すべてを読破するには少々時間がかかるかもしれません。

 「だまって、コイツを聴いてくれ!」は、私の独断による名盤紹介で、ROCK初心者の方にガイドブックとしていただきたいコーナー。

 「コレクターにならずに、ユーロ・ロックを聴く方法」は、少しマニアックなヨーロッパのプログレッシヴ・ロック・シーンの名盤を紹介するコーナーですが、これもユーロ・ロック初心者の方にガイドブックとしていただきたいコーナーになっています。

 「神格化しない、ブラック・ミュージック」は、これまたマニアックなファンの多いブラック・ミュージック・シーンにあって、比較的取り組みやすいミュージシャンを紹介するコーナー。これもブラック・ミュージック初心者の方にガイドブックとしていただきたいコーナーになっています。

 「カバーアートは、ゲージュツだ!」は、ROCKアルバムのカバーアートを取り上げたコーナーで、これはまったく音楽に興味のない方でも楽しめる内容になっています。

 「たたかふ、ちうねんろっかぁ!」は、私の音楽活動に関するコーナーで、現在在籍しているLOOSE CONNECTIONの情報が掲載されています。

 掲載されている画像については、可能な限り撮影者の許可を取り付けております。(もちろん海外の方も)中には著名なカメラマンもおり、画像だけでも楽しめるようになっています。

 さて、
 今回新たに、「私の人生を変えたアルバム」というコーナーを設置しましたが、ここにはブログ「ROCKのある風景」で発表した記事をまとめるつもりです。(現在、工事中)

 今後は、ブログ「ROCKのある風景」で発表する音楽の話題をまとめ、「web-magazine GYAN GYAN」へ掲載していく予定です。

 また、「web-magazine GYAN GYAN」復刊と同時に掲示板も復活させますので、来訪者のみなさんの情報交換の場としてご利用ください。

 最後に、「忍者ホームページ」を紹介してくださったkisatoさんへ。
 あなたのおかげで今日を迎えることができました。感謝しています!
★2009/03/29 (Sun)
私が日本の女優でもっとも好きな人は、
深キョンこと深田恭子さんです。

それは、
テレビであれ映画であれ、
出演者にその名前を見つけると、
必ずチェックするほどなのですが、
彼女が出演していれば何でもいいのかと言われるとそうでもなく、
やはりそれは私のことですから、
コダワリのお気に入りパターンがあります。

深キョンの場合、
あまりシリアスな役は似合わず、
どちらかと言えば、
普通ではない、“ありえない”役が似合います。

そのため出演作も、
マジメな作品ではなく、
どちらかといえばコミカルな、
笑える作品の方が合っているようです。

引きこもりの名刑事と組むことになった新米刑事を演じた、
「リモート」、
「壁おんな山おんな」の巨大バストのデパガ役、
満腹になると人の未来が見えてしまう塾講師を演じた、
「未来講師めぐる」、
大富豪の一人娘が事件を解決する「富豪刑事」、
ゴスロリ娘とヤンキーの友情を描いた「下妻物語」…などなど。

どの役も、
天然ボケが入っているところが共通点ですが、
このおかげで、
近寄り難さを解消しているというか、
親しみやすさが増します。
(「か〜わいいっ」って感じ?)

とにかく、
他の女優では演じられないようなおバカな役を、
圧倒的な美しさと、
エレガンスなオーラをまとって演じてしまう…。
まぁ…、
オンリーワンの存在でしょう。

ところが、
インタビューなどに答える、
実物の深キョンは、
少々“不思議ちゃん”的な発言はあるものの、
ぜんぜんおバカではなく、
テキパキした受け答えと、
ウィットの効いた発言から、
むしろ知性を感じさせてくれます。
どうやら彼女には、
独自の美意識と価値観があるようで、
それに徹している姿勢からは、
高いプロ意識を感じます。
(ますます惚れますなぁ…。)

ちなみに、
私はどちらかというと、
生活感あふれる芸能人というのが好きでなく、
思いっきり浮世離れしている人が好きです。
(芸能人なんだから、己の芸を極めればいい…。)
沢尻エリカさんにも当初、
そのような期待を寄せていたのですが、
あのような顛末になってしまい失望感でいっぱいです。
(女王様キャラを極めればよかったのに…。)

さて、
そんな深キョンが、
映画「実写版 ヤッターマン」で、
あの「ドロンジョ様」を演じることになり、
大騒ぎになったのですが、
主役や準主役をさておき、
彼女ばかりが話題になっていたことが印象的でした。
(まぁ…、
アニメでも悩ましい、
あのコスチュームですからね、無理ないか…。)



で、
実際に公開されたら、
これまた記録的な興行成績ということで、
また大騒ぎになっているのですが、
深キョン本人はどこ吹く風という感じで、
涼しい顔をしており、
ファンとすれば「さすが」というところです。

ところで、
私はまだ「ヤッターマン」を見ていないので、
たいへんもどかしいのですが、
さすがに一族郎党と行くのは恥ずかしくて…、
誰か付き合ってくれませんか…、ねぇ?

★2009/03/22 (Sun)
私が仕事で愛用しているボールペンは、
Uni-Ball「SIGNO」という、
何の変哲もない、
日本全国どこでも売っている、
一本百○円の“水性ボールペン”で、
青いインクのものを、
「細字 0.5」「極細 0.38」の2種類、
常備しています。

およそ15年前に市販化された、
この“水性ボールペン”というヤツは、
たいへんすぐれたシロモノで、
ボールペン特有のインクのムラやかすれがなく、
いつも安定した書き味を保証してくれます。

私は幼少の頃から、
やたら筆圧が高く、
H以上の、
細くて固い芯の鉛筆では、
紙に強く跡が残ってしまい、
あまり気持ちよく字を書くことができません。

B以上の柔らかい芯の鉛筆を、
あまり鋭くとがらせない状態が、
右手にストレスがたまらないようで、
もっとも書きやすく、
文字も美しく並びます。

“水性ボールペン”は、
そんなB以上の、
あまりとがっていない鉛筆の感触によく似ているので、
手にした瞬間に気に入ってしまい、
それ以来、
愛用していた、
モンブランのボールペンや、
パーカーの万年筆をさしおいて、
私の愛用の一品になりました。

ただ、
手帳などの小さい紙面に書き込む場合、
インクが強く出るために文字がつぶれてしまい、
後で判別できなくなるという弱点がありましたが、
最近になってそれに対応するためか、
非常に細いペン先のタイプが市販化され、
私も「極細 0.38」を常備し、
用途に応じて使い分けをするようになりました。

さて私は、
いつも青いインクを使っており、
よく人に「なぜ青なのか?」と尋ねられるのですが、
その答えは、
“自分が書き込んだ部分をすぐに判別できて便利だから”です。

印刷物やコピー等、
我々が使う書類は通常、
黒いインクで印刷されています。
ですから、
そこへ黒いインクで書き込みをすると、
一寸見には印刷か書き込みか判別できず、
後で自分が書き込んだ部分を探すのに苦労することがあります。
しかし、
青インクだと一目瞭然、
自分が書き込んだ部分がすぐに判別ができるので、
たいへん便利なのです。

この考え方は、
パソコンで書類を作る際にも応用でき、
後から追加した部分や、
質問に対する回答などを青で表示すると、
たいへん見やすい書類になります。

私は、
人から「字が綺麗ですね」と言われることが多いのですが、
それはいわゆる正統派の書道家的な文体ではなく、
女性の丸文字をもう少し角張らせたような独特の文体です。
それが、
書類の上に、
青いインクで整然と並んでいるのを見ると、
自分でも「美しいなぁ…」と感動することがあります。

機能重視で選んだ青インクですが、
白い紙面に黒と青のコントラストはたいへん美しく、
無機質な書類にお色気を与えてくれます。
黒と青…、
black and blue…、
ストーンズ?、
いやいや、
今回は音楽の話題ではありませんよ。
★2009/03/15 (Sun)
近況報告をします。

スティーヴィー・ワンダーばかり聴いています…。

これでは、1行で終わってしまいますね。(笑)
SHM-CD仕様の紙ジャケシリーズを集めているのですが、
とりあえず、
『インナーヴィジョンズ』と『キー・オブ・ライフ』を、
毎日聴いています。
いわゆる、1970年代のスティーヴィー・ワンダー。





最近になってようやく、
歳のせいか、
やわらかい音というか、
ゆるい音…、
いや、癒される音か、
を求めるようになりまして、
8ビートのジャカジャカした音を、
なんとなく遠ざけるようになっています。

私の場合やはり、
ブルースではなく、
ソウル、
それも…、
1970年代前半の、
いわゆるニュー・ソウル系が、
いちばん相性がいいようで、
どうやらここに、
私の“安息の地”があるようです。

ジャカジャカした音でも、
16ビート系だと、
あまりうるさく感じないから不思議です。

『キー・オブ・ライフ』はたいへん完成度が高く、
また2枚組で作品もギッシリ詰まっているのですが、
通しで聴くことにたいして労力を感じないのは、
スティーヴィー・ワンダーのマジックというか、
非凡なセンスに感心させられる部分です。

このアルバムの音に近いのは、
トッド・ラングレンとかキャロル・キング、
それからロバータ・フラックあたりで、
いわゆる、
純粋なブラックのカテゴリーには入らない音です。
“ホワイトっぽいブラック”、とでも言いましょうか。
しかし、
私には限りなく心地よい音なのです。

また今の私が、
スティーヴィー・ワンダーと並んで、
“大人買い”を企んでいるのは、
ロッド・ステュワートですが、
彼のソロ・アルバムも、
フェイセズほど単純なロックンロールばかりではなく、
ソウル系のカバーが多いので、
とってもいい雰囲気に仕上がっています。
こちらは、
“ソウルっぽいロックンロール”とでも言いましょうか。

それから、
4月の中旬頃になると、
以前紹介した、
『JAZZ SUPREME : Fender Rhodes Prayer』に
収録されていて、
たいへん気に入った、
KARIN KROGという、
女性ジャズシンガーの1974年の作品、
『WE COULD BE FLYING』がイギリスから届く予定で、
これもたいへん楽しみです。

このアルバムは、
日本国内では入手困難な上に、
中古盤が信じられないくらい高額なため、
直輸入で手配するという方法で、
入手することにしました。

KARIN KROGという人は、
たいへん色っぽい声の正統派シンガーですが、
バックの演奏がブッ飛んでいて、
そのアンバランスさのおかげか、
作品がミステリアスな雰囲気に仕上がっています。
ベース弾きまくり、
ドラム叩きまくりで、
ピアノはガン、ガンっとコードを置くだけ、
という音をバックに、
歌というより、
楽器のひとつみたいな歌い方をする…。
機会があったら、
ぜひみなさんにも聴かせてあげたい、
そんなシンガーです。
そんな音の感触を一言で表すと、
“ソウルっぽいジャズ”…。

しばらくはこのへんにとどまるかな?
いや…、
今回は、
このままとどまりそうな予感がします。
だって私はようやく、
“安息の地”を見つけたのですから。
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★ ILLUSTRATION BY nyao