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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2024/11/24 (Sun)
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★2010/10/17 (Sun)
ストーンズの紙ジャケ収集に明け暮れた夏が過ぎ、
ようやく一段落かと思いきや…、
『LADYS & GENTLEMEN』がやって来ました。(笑)
全盛期のストーンズの映像です。
どうも今年は、
ストーンズ漬けの1年になりそう…。

さて、
この映像を前にした私は、
とても正気を保っていられませんでした。

だってー、
中学生の頃に、
ミュージックライフとかで見た、
または数多くの写真集で見た、
グラビアのストーンズがそのまま、
動いているんですもの…。(笑)

オープニングは「Brown Sugar」か、
「♪茶色いお砂糖ーっ、キミはとってもおいしーっ♪」(by王様)
キースはサンバーストのストラト、
ミック・テイラーはサンバーストのレスポール、
ビルは…、
うーっ、アンペッグの透明ベースだ。(カッコいい!)
そういえば、
昔々、
アンペッグの透明ギターを買おうとしたっけ…。
グレコのコピーモデルが出たとき、
なんで買わなかったんだっけ?
そうだ、
プリプリのギターが使っていたからだ。
彼女のファンと思われるのがイヤでやめたんだった。
そーいえば、
最近では、
赤いムスタングが「あずにゃんぐ」とか言われていて、
やはり使うのが恥ずかしいギターになっているよなぁ…。
(アニメ「けいおん」のあずが使っているから)

あれっ?
「Brown Sugar」でキースがハモらない。
まだエンジンがかかっていないのかな?

2曲目「Bitch」では、
キースもサンバーストのレスポールに持ち替えるけど、
(両方ともレスポールというのはどうかと思いますが)
これ以降、
ブロンドのテレキャスも頻繁に顔を出しますなぁ…。
この、
ピカピカした白っぽいシャツにジーンズ、
首にインドシルクのスカーフを巻いて、
ブロンドのテレキャスを抱えたキースの姿。
これこそ、
私が少年時代に崇め奉ったキース様…。
クリアホルダに入っていた、
グラビア切り抜きのキースの写真そのままじゃありませんか。
スゴい、スゴい。それが…動いている。

ミックは、
白いジャンプスーツみたいなのと。
同じく黒いヤツが交互に出てきますが、
これもグラビアそのもの。
顔は化粧バッチリで、
なんかちょっとえっちな感じ。
「Midnight Rambler」の途中では、
例の、
床を鞭で叩く場面もあり、
もうフェロモン全開であります。

もう一人のミック、
ミック・テイラーはほとんど動かず、
ひたすらギターに埋没…。
鬼のようなフレーズを連発しております。
たしかに、
クラプトンに似てるわ…。
それも、
ブルース・ブレイカーズ時代のクラプトンに…。
こんな子供みたいな顔しているのに、
フレーズはマセているんだな。
この人は、
衣装がいつも白基調のせいか、
天使みたいに見えるんですね。

チャ−リーは、
意外と元気で明るいですね。
衣装もわりと派手めだし。
ドラム自体もかなりパワフル。

で…ビル。
じつは、
私はこの人、大好きなんですよ。
キースの次に好きなメンバー。
なんかちょっと陰影があって、
でもプレイは超個性的で、
なによりも立ち姿が絵になるんで、
大好きです。
カッコいいよなぁ…、
ガム噛んで、
無表情でフレーズを追っている横顔…、
ちょっと中村雅俊に似ていないこともないが、
(たれ目だし…)
いいですねーっ。

4曲目の「Dead Flowers」、
去年の忘年会ライブで誰だかが演奏していたけど、
いい曲だよなぁ…。
そして「Happy」。
キースの出番なのに、
ミックが全開でコーラスに参加するから、
キースがタジタジになるシーンが。(笑)

中盤からキースは、
ヘンな、
スカジャンみたいなのを着ているけど、
コンサートの盛り上がり方は尋常ではありません。

とどめに、
「Jumpin' Jack Flash」
「Street Fighting Man」というのは、
スゴい!
効き過ぎるほど、
効いてしまう。

このストーンズ、
この後来日していたら、
すっげー伝説になっていたんだろうなぁ…。

ボーナストラックの、
リハーサル映像もよろし。
ここでのキースは、
フロントハムに改造する前の、
オリジナル状態のテレキャスを抱えて、
珍しく(笑)、
一生懸命にギターを弾いております。
これはこれで貴重な映像。

こんなもん見せられたら、
冷静でいられるわけがありませんよねーっ。(笑)

ただ一点不満があるとすれば、
ミック・テイラーがSGを弾くシーンが、
まったくないこと。
んーっ、これ残念。
ストリート・スライダーズの片方のギター(土屋公平)が
SGだったのを見たとき、
感激したもんですよ。
それくらい、
この時期のストーンズには、
キースがテレキャス、
ミック・テイラーがSG、
というイメージがありますからねぇ…。

もう今回、
こんなのが出ちゃうと、
この後どうするんだ?と不安になってしまうほど、
「LADYS & GENTLEMEN」は強力だぞっ、
ということで、
ミーハー・リポートは終わりにしたいと思います。(笑)

やっぱ、
ストーンズはROCKのホームラン王です。

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★2010/10/10 (Sun)
私が中学生の頃、
発売禁止や放送禁止になった曲の歌詞を集めた本があって、
毎日のように本屋に行っては、
それを熱心に立ち読みしたものです。(←たいへん高価だったのです(笑)

どうして、
そこまで熱中したのかといえば、
「歌ってはいけない」と言われる曲の存在が、
“ロック=反体制”のイメージそのままだったからで、
まだ幼かった私は、
ワケもなく興奮したのでありました。

禁止された理由としては、
性的な内容、
政治的な内容、
差別的な表現、
などが挙げられていましたが、
その本に掲載されていた曲の多さでは
ダントツ1位だったのが、
PANTA、
とくに頭脳警察時代のPANTAの作品群でした。

ファースト・アルバムはリリース前に発売禁止。
セカンド・アルバムはリリース2週間後に発売禁止。
いずれも発売禁止の理由は、
“時勢に鑑みて、歌詞の内容が過激過ぎるから”…。

「世界革命戦争宣言」、「銃ととれ」…。
曲のタイトルだけでも十分過激なのに、
「♪銃をとって叫べ、誰に俺達が裁けるのかと…♪」
ですからね、
連合赤軍全盛の時代に、
さすがにこれはヤバかったのでしょう。

(↓頭脳警察ファーストとセカンド、ファーストはジャケ自体がヤバい)



中学生当時の私には、
頭脳警察という、
バンド名のインパクトもさることながら、
これらの歌詞がこの上なく刺激的で、
日本語で演るならこういう歌詞だよなぁ…っ、
と思うと同時に、
これ聴いてみたいなぁ…っと思うようになりました。

当時(1976年)のPANTAは、
頭脳警察を解散してソロになっており、
「PANTAX'S WORLD」(1975年)、「走れ熱いなら」(1976年)
という2枚のソロアルバムを発表したばかりでした。



で…当然のごとく探したのですが、
どこにも置いていなかったですね…これは。
あの頃は、
日本のロック自体が、
ほとんどレコード屋さんに置いてなかった時代で、
フラワー・トラヴェリン・バンドだの
サディスティック・ミカ・バンドだのといっても、
名前は知っていても、
実物のレコードにお目にかかったことはありませんでした。
まして、
発禁大王のPANTAのレコードなど…、
今から考えると、
置いてあるはずがありませんね。
(注:足立区竹の塚周辺では…(笑)

ところが、
中学3年のときに、
あるラジオ番組で、
PANTAのバンドのライブがあり、
それを録音することができました。
ここで私は、
とうとうPANTAの歌声と、
主要な曲に出会うことができたのです。

感想は…、
ひとこと、
カッコよかった…。
ん〜?
なにがと言えば、
声。声!
声がカッコよかった。
いまだに私は、
日本人でもっともカッコいい歌声は、
PANTAだと思っているほどですが、
それほど、
PANTAの声にはインパクトがあったのです。

基本的にはバラードが似合うような、
甘い声なのですが、
この声で、
吐き捨てるように過激な歌詞を歌うと、
この上なくカッコいいんですね…これが。

その後、
高校生になり、
行動範囲が広がった途端、
(新宿や渋谷に行くようになったんだよーっ(笑)
PANTAのソロアルバムにお目にかかることができ、
さらに、
1980年になると、
頭脳警察セカンドが再発されました。

おかげで、
彼の主要作品のほとんどを聴くことができるようになったのです。

PANTAは1979年発表の「マラッカ」以降、
メジャーになり、
それなりの認知度を獲得したわけですが、
私はいまだに、
それ以前の作品群の方が好きで、
どうも「マラッカ」以降はあまり好きなれません。
(「マラッカ」のみ、ギリおっけー)

ソロの最初の2枚、
「PANTAX'S WORLD」、「走れ熱いなら」は、
まだストリート・ミュージシャンの匂いがプンプンしていて、
これこそPANTAといえる雰囲気です。

とくに「走れ熱いなら」は、
「太陽にほえろ」の画面イメージのような、
新宿あたりのギラギラした夏の夕陽を浴びて、
シラケた雰囲気が主流の世の中で、
まだ終わっちゃいねぇよっ…と、
ひとりつぶやいてるような雰囲気が充満していて、
サイコーです。

ちなみに、
「PANTAX'S WORLD」の時点では、
まだ歌詞が過激で、
レコード会社から要請され、
ずいぶん修正を施したとか…、
そのおかげで、
「屋根の上の猫」や「マーラーズ・パーラー」は
かなり抽象的な歌詞になってしまい、
これ以降の彼の作品のひとつの特徴である、
「何を歌っているのかわからない(歌詞の意味が不明)」
が生まれているわけですが、
裏事情はそんなことだったようです。

それから、
「PANTAX'S WORLD」ではソロデビュー前のCHARが、
「走れ熱いなら」ではジョニー吉長が参加しており、
これも注目度大です。

CHARは「三文役者」のイントロで暴れまくっている他、
私が個人的に彼のベストプレイのひとつに挙げている、
「明日天気になれ」のメロウなギターなどで。
素晴らしいプレイを残しております。

さて、
そんなPANTAですが、
近年では、
頭脳警察を再結成したり、
また勢力的な活動を始めているのですが、
最近の若者は彼の叫びをどう思っているのだろうか?
というより、
彼のメッセージをどう思うのだろうか?

男はやっぱ肉食だろう?
草なんか食ってんじゃねーよっ(笑)

★2010/10/03 (Sun)
前回、
日本のロックの話題になったので、
少し続けようかなと思います。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

私が、
現在活動している日本のロックバンドの中で、
もっとも気に入っているのは、
「ゆらゆら帝国」です。

バンド名がユニークなだけでなく、
コンセプトや歌詞がユニークで、
そのブッ飛び具合がハンパではありません。

まずは、
論より証拠で、
歌詞と映像に注目の、
「グレープフルーツちょうだい」
をどうぞお試しください↓。



どうですか?
シュールですよね。(笑)
サウンド的にはサイケ、
そう、
サイケデリック・ロックの香りがプンプンします。
それも、
MC5とかブルーチアみたいな、
ハードなサイケ。
最近、
とっても売れてきた、
SUPERFLYもそうですが、
2000年以降の音楽界では、
どうやらサイケが最先端のようです。

このバンドはルックスというか、
メンバーもユニークで、
まず、
サウンドおよびコンセプトの中心人物が、
時代おくれのアフロヘアーのニイちゃんで、
コイツがギターと歌。
ギターはアーム付きのSGで、
もろにブルーチアからの影響を感じさせます。

ベースは黙々と、
リードギターのように、
いつもフレーズを弾きまくっているのですが、
髪型が、
灰野敬二か裸のラリーズかという感じで、
いつも黒ずくめのファッション。

ドラムは、
いちばんフツーっぽいのですが、
驚くほどパワフルで、
いい感じに叩いています。

リフがいかした、
「ラメのパンタロン」の映像で、
メンバーを確認してみてください↓。



ライブはかなり、
パワフルなようで、
フェスティバルの常連になっています。
「ズックにロック」↓。



「ゆらゆら帝国」は、
トリオの利点を生かして、
パワフルなドラムと手数の多いベースが
十分に威力を発揮できるように、
楽曲を組み立てています。
このあたりは、
じつによく作り込まれている感じですね。
「無い!!」↓。



歌詞に中途半端な英語が使われていない点は、
村八分などにも近く、
新しいのに懐かしい、
不思議な魅力にあふれています。

こんなバンドが出てくるなら、
まだまだ我が国のシーンも捨てたもんじゃないなぁ…、
などと思いますが、
いかがでしょう?

現代のキーワードは“サイケ”。
そういえば、
街を歩いているとそんな感じですね。
70年代の初期みたい。(笑)
★2010/09/26 (Sun)
1972年、
ローリング・ストーンズ全盛期の映像を収めたDVD、
『Ladies & Gentlemen』が10月に発売されます。
1972年といえば、
翌年の1973年に初来日が予定されていた時期であり、
今回の映像は、
“もしかしたら日本のファンが目の前で見られたかもしれなかった”
ストーンズの姿ということになります。
そう考えると、
感慨深いものがありますが、
今回の話題はストーンズではありません。

1973年ローリング・ストーンズ初来日に際して、
サポートバンドとして、
日本側から迎え撃つ予定であったのが、
フラワー・トラヴェリン・バンド(以下、FTBと略す)です。
彼らは、
ミック・ジャガーのドラッグによる逮捕歴が原因で、
ストーンズが入国拒否され、
その来日公演が中止になると、
気が抜けてしまったのか、
目標を失ってしまったのか、
あえなく解散。
その短いバンドの歴史に、
終止符を打ってしまいました。

ストーンズの影響で解散してしまったバンド、
それがFTBです。

FTBを聴いたことがない人は、
この機会に体験してほしいのですが↓、







ジョー山中のハイトーンヴォイスもさることながら、
上月ジュンと和田ジョージの重低音リズムセクションもさることながら、
やはり、
このバンドはギターの石間秀樹さんに尽きるでしょう。
(なぜか、“さん”付け(笑)
とくに、
「SATORI パート2」は強烈で、
一度聴いたら二度と忘れないというか、
こんなフレーズを弾く人は、
世界中探しても彼しか見当たらない、
そんな強力な個性の持ち主です。

冒頭の一音でケリをつけてしまう、
そんなギターを弾く、
石間さんのスゴいところは、
じつは、
思い切りのよさにありました。

FTB解散後は、
愛用のレスポール・ゴールドトップも売り払い、
ギターを弾くことすらやめてしまい、
運送会社に住み込んで働いていたとか…。
そんな生活で数年が過ぎたある日、
仕事帰りにパチンコをしようと歩いていたら、
あるミュージシャンとバッタリ出会い、
音楽の世界へ復帰するよう勧められ、
もう一度ギターを弾く決心をしたということです。

そして、
楽器店で運命的な出会いを感じたという、
ボロボロのテレキャスターを購入し、
普通に弾いてもおもしろくないとばかりに、
自分でミョーなチューニングを開発し、
コードフォームを一から作り上げて、
ショーケン(萩原健一)の
バックバンドのギタリストとして復帰しました。

その後は、
ギターに対する興味が失せたので、
シタールばかりを弾くようになり、
最近では自分で開発した、
エレクトリック・シタールを弾いて、
元気な姿を見せております。

(↓2008年のFTB再結成の映像で確認できます)



この“やめちゃう”ってのが、
スゴいところで、
まず、
ストーンズが来日しなくなったら、
バンドを解散させちゃう。
そして、
あれだけの有名バンドのギタリストが、
ギターをやめちゃう。

復帰したら今度は、
いわゆる普通のチューニングをやめちゃう。

さらに、
ギターをやめてシタールにいき、
自分でシタールまで開発してしまう。

この思い切りの良さには、
アタマが下がる思いですが、
石間さんの場合、
それを飄々とやっている感じがあって、
じつに自然体というか、
軽やかに振る舞っていて、
うーむ、
やはり才能のある人は違うなぁ…っと、
感心するばかりです。

とはいえ、
その思い切りのよさが、
英米ロック崇拝の中で、
まったく英米の匂いを感じさせない音を作り上げたのです。

そう考えると、
1972年当時、
世界のローリング・ストーンズを迎え撃つことができたのは、
やはりFTBしか見当たらず、
他に適任者は考えられません。

キースにあのギターを聴かせてやりたかったなぁ…
っと思うのは、
私だけではないはず。

今聴いても、
まったく褪せることのない、
石間さんのプレイのスゴさ。

このように硬派で個性的だった黎明期の日本のロックが、
まさか、
フォークの発展型であるニューミュージックとミョーな融合をして、
Jロックなどという、
歪んだ進化を遂げるとは…、
当時を知っている者の一人としては、
なんとも嘆かわしい状況としか思えなくて仕方ありません。

今あえて、
FTBの音を世に問うてみたい、
そんな思いでいっぱいです。
全盛期のストーンズに注目が集まる、
今がそのタイミングのような気がします。

FTBのカバーなんかやったらどうだろう?
ゴールドトップのレスポールを持って…。
(今度は、コイツがほしいのか?↓(笑)


★2010/09/19 (Sun)
先週は、
忙しさにかまけて、
新しい記事を書かずに、
サボってしまいました。

すいません、
少々夏の疲れが出たようで、
もうこれ以上、
暑い日が続いたら、
体力が続かないなどと言っていたら…、
とつぜん、
秋がやって来てしまいました。(笑)

このように、
とつぜん涼しくなられても、
心の準備ってヤツがねぇ…。(何の準備だ?)

秋と言えば、
食欲の秋、
芸術の秋、
そして私は、
例年この時期に人間ドックや、
眼科検診に行くので、
健康の秋でもあるわけですが、
さて、
今年はどうでしょう?

夏の猛暑のおかげで、
秋刀魚も不漁らしいし…、
バンド活動も、
今年はいろいろあって、
まだ数えるほどしか音を出しておらず…、
紙ジャケもネタ切れらしく、
話題にするほどのこともなし…、
新しいギターも、
迷うばかりでまだ購入していないし…、
しばらく他のことに没頭していようかしら?
などと思う、
今日この頃です。
(前回お話した、
鉄にハマるのも一興か…?)

ところで私は、
秋になると、
何かゴールが見えて、
急き立てられるように、
あれをしなくちゃ、
これもしなくちゃと、
アタフタし始めるのですが(笑)、
おかしいでしょうか…ねぇ?

ゴールというのは、
年が暮れることなのですが、
別に、
年が暮れて、
すべてが終わるわけでもないのに、
毎年この時期になると、
ミョーにそんな気分になってしまいます。

考えてみれば、
私の人生も、
“秋”まっただ中という感じで(笑)、
それこそ、
人生の終盤を前に、
いろいろと考えると、
落ち着いてなどいられない気分になってしまいます。

今年前半の、
NHKの朝の連続テレビ小説、
「ゲゲゲの女房」はたいへんおもしろくて…、
毎日見ることができない私は、
毎週土曜日にBSで放送される、
一週間の総集編をチェックしていたのですが…、
水木しげる先生は、
上手に生きるコツは、
「適当にサボる」ことです、
とおっしゃっておりました。

これ、
含蓄のある言葉ですね。

私は何をやっても、
追いつめられたように、
探求してしまうクセがあるので、
反省することしきりです。

そろそろ、
遮二無二がんばるのはやめて、
のんびりと、
適当にやろうかしらん〜。(←本気です)

そうそう、
「ゲゲゲの女房」にも出てきましたが、
実写版の「悪魔くん」、
これはおもしろかったけど…、
水死体の妖怪とか、
マネキン人形の首だけの妖怪とか、
もう、
夜中におしっこに行けないどころか、
ヒキツケ起こして気絶しそうなくらい、
コワかったですね。

子供心にも、
すごいインパクトがあったようで、
ドラマを見ていたら、
もう一度見たくなってしまいました。

この際、
DVDでも買うか、
と思ったら、
結構なお値段で完全版が出ていて、
他にも、
「仮面の忍者 赤影」とか、
「ジャイアントロボ」とか、
「マイティジャック」とか、
いろいろあって、
迷っているだけで、
何も購入していない状態が続いています。(笑)

そう考えると、
ギターもそうですが、
私の場合、
探求しているようで、
適当にサボっているようなので、
これ以上サボらなくてもいいのかな?(笑)

ちなみに「ゲゲゲの女房」は、
プロダクション設立のあたりが、
いちばんおもしろかったですね…。
大阪から出てきた、
元看板屋のアシスタントは、
「男組」で有名な、
池上遼一先生でしょう。
それと、
風来坊っぽいイケメンのアシスタントは、
つげ義春先生…。
松下奈緒さんは、
オデコに縦にしわが入ると、
般若顔になるのがタマに傷だよなぁ…、
ブツブツ…。
このドラマも、
もう1週間で終わりなんですよねーっ。
時が経つのが早いこと。
やっぱり、
のんびりなどしてられないかもーっ。(笑)

(↓これがドラマの「悪魔くん」だ)

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★ ILLUSTRATION BY nyao