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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2024/11/24 (Sun)
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★2011/04/03 (Sun)
震災以来、
日本中が、
元気をなくしてしまいましたが、
みなさんはいかがお過ごしですか?

計画停電こそ一時中断されたものの、
ネオンサインの消えた街、
薄暗い地下鉄の駅を歩いていると、
なんとなく、
気持ちが落ち込んできますね。

自粛ムードのおかげで、
さまざまなイベントが中止になったので、
私はひたすら、
帰宅&自宅学習(?)の毎日ですが、
さすがに、
転んでもタダは起きない性格なので、
この時とばかりに、
ギターと音楽に向かっております。

例のジャズギターを身につけようと、
家族があきれるほど練習をしているわけですが、
はっきり言って、
こんなにギターの練習をするのは、
20歳頃以来のことです。

スッゲーうまくなっちゃうかも…(笑)

いままでの私にとっては、
かなり遠い存在だったジャズギターですが、
コツをつかめば、
モノになりそうな感じがしてきたので、
練習にも熱が入るようになってきた、
というところでしょうか。

まるで、
ギター初心者の頃に戻ったみたいです。

おまけに、
古いジャズのスタンダードでも、
初めて聴けば、
みんな新譜ですから…、
こちらも、
たくさんの新譜に囲まれている感じで、
ワクワクしっぱなしなだけでなく、
名盤揃いなので、
何を聴いても感動している毎日です。

そんな最近の私ですが、
お気に入りの女性シンガーを3人、
紹介しましょう。

まずは、
やさしい歌声が心地よい、
Corinne Bailey Rae(コリーヌ・ベイリー・レイ)。

以下、
CDジャーナルのデータベースから、

Corinne Bailey Rae(コリーヌ・ベイリー・レイ)
英国出身の女性シンガー。
10代の頃はレッド・ツェッペリンに夢中でバンド活動も行なったが、
大学在学中にジャズ・クラブで働くようになり、
ソウルやR&Bに目覚める。
2004年に英EMIと契約、
06年、
26歳の時に1stアルバム『コリーヌ・ベイリー・レイ』を発表した。
エリカ・バドゥやノラ・ジョーンズなどを想起させる、
ソウルフルで穏やかな作風が話題となり、
シングル「プット・ユア・レコーズ・オン」が
スマッシュ・ヒットを記録する。

では、
その「Put Your Records On」です。



つづいて、
アンニュイな雰囲気が心地よい、
Diana Krall(ダイアナ・クラール)。

1990年代以降、
もっとも成功したジャズシンガーと言われている、
ダイアナ・クラールは1964年11月16日、
カナダはブリティッシュ・コロンビア州、ナナイモに生まれた。
4歳でクラシックのピアノの練習をはじめ、
15歳のときにはじめてギグに参加、
バークリー音楽院を卒業後、
地元カナダのレコード会社からデビューしたが、
1995年ジャズ専門レーベル「GRP」から、
「オンリー・トラスト・ユア・ハート」をリリース、
ジャズ・フィールドにおける知名度を一気にアップしていった。
1996年、「オール・フォー・ユー」を発表。
ビルボ-ド・ジャズ・チャート70週にわたってチャートイン、
グラミー賞にもノミネイトされ、
これ以降、
ダイアナはジャズの世界のスターから、
ポピュラ-音楽界のビッグスターに駆け上っていった。



この方は、
あのエルビス・コステロの奥様だったんですね。
知らなかった…。

そして、
問答無用の、
Lady GaGaの
「Born This Way」
これカッコよいですね。
サビが「悪魔を憐れむ歌」みたい?

ビジュアルに惑わされてしまいますが、
意外と、
しっかり歌っているし、
いい声をしています。
なにより、
この方も日本を救済しようと動き始めています。
「Born This Way」を聴いて、
元気を出しましょうよ。



Lady GaGaはジャズなのか?って、
まぁ、
細かいことは気にしない、
気にしない…(笑)
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★2011/03/27 (Sun)
さて、
身内の無事が確認され、
少ない本数ながら通勤にも慣れてきたら、
日本経済全体の打撃に目が向くようになってきました。
想像以上の大打撃…。
今回の被害はハンパなものではありません。

私の会社でも、
東北方面の事業所、
約70カ所が存続できず、
この3月末で廃業することになり、
正社員以外は解雇の方向で、
話が進んでいます。

1月から2月にかけて、
ストレスを満タンにしながら作成した、
新年度予算は、
もはや単なる紙切れに過ぎず、
大幅な減額を見通した、
修正予算をもう一度策定しなければならない状態。

車は作りたいが部品がない、
ミネラルウォーターはできるがキャップがない、
主要製造業がどうにもならない状態で、
追い打ちをかけるように原発騒ぎ。

修正予算どころか、
企業の存続どころか、
日本全体が、
10年以上、
回復不可能な危機的状況…。

我々はもう一度、
我が国の経済を、
発達を究めた文明を、
見直さなければならないことになりそうです。

そんな中、
今回の地震のメカニズムが解明されましたが、
岩手沖から茨城沖にかけて、
わずか数分のうちに発生した、
地殻破壊の連鎖が、
もし、
別のプレートにはばまれず、
房総沖まで達していたら、
と想像すると、
背筋が凍る思いがしました。

その場合、
房総半島の東側が、
三陸海岸と同じ状態になったのは言うまでもありませんが、
東京湾も無事で済んだかどうか…。
東京都の沿岸地域が水没していたら、
もう1ケタ、
いや2ケタ…、
犠牲者や行方不明者が出たかもしれません。

私は思わず、
少年時代に読んだコミック、
「バイレンスジャック」を思い出してしまいました。

「バイレンスジャック」は、
永井豪さんの原作で、
1974年から少年マガジンに掲載されましたが、
あまりにも過激な暴力シーンの連続のため、
何回も連載が中止されたり、
単行本の刊行が遅れたりした、
いわくつきの作品です。

この作品の設定は、
197X年に、
東京直下で、
マグニチュード8.9の地震が起こったということだったのですが、
房総半島は周辺が水没して島になり、
関東平野は、
北が水没、
南は丹沢の噴火により、
完全に孤立してしまうという、
オソロシイものでしたが、
もし、
房総沖までの地殻が破壊されていたら、
コミックの世界が現実になっていたかもしれません。

あの時代、
「日本沈没」を始め、
巨大地震をテーマにした作品が多く発表されましたが、
今になってみると、
そのリサーチの正確さに驚かされます。

我々も地震に関する知識を学び、
緊急対応に備えたものです。

しかし、
月日が過ぎるにつれ、
なかなか大きな地震が来なかったこともあり、
みんなが、
あの危機感を、
いつのまにか忘れていたんですね。

形は違ったものの、
これらの作品の世界は、
今や現実のものとなってしまいました。

本当に、
3月11日の14時30分を境に、
ほんの一瞬で、
すべてが変わってしまったのです。

これからの日本が、
コミックや小説に描かれているような、
廃墟や無秩序な社会になってはいけません。
すべては、
我々にかかっているのです。

お互い、
問題意識を共有して、
がんばりましょう。

こうなると、
音楽との付き合い方も変わってしまうかもしれませんね。

エレキは…もうダメかな?
★2011/03/20 (Sun)
あわや、
首都圏壊滅かとなり、
必死で脱出を図った、
あの日から、
早いもので、
もう一週間が経ちました。

みなさんはいかがお過ごしですか?

岩手県宮古市にある、
私の妻の実家は、
幸いなことに、
1階部分こそ浸水したものの、
流失することなく、
倒壊もまぬがれたということです。

とはいえ、
住める状態ではないようですが…。

親類縁者もみな無事で、
避難所にも入らず、
津波の被害の少なかった地域にある家に、
分散して身を寄せているということが、
ようやく電話で確認でき、
ひとまずホッとしたところです。

一方、
私はといえば、
毎日の通勤に苦しめられております。

千葉から先のJRは、
大半が、
東京電力に依存しており、
自社発電等の施設を持っていないとかで、
計画停電の影響を受け、
電車は長時間の運休を余儀なくされております。

先週は、
4日間東京まで往復したわけですが、
通勤時間に電車が動いていたのは、
わずかに1往復半で、
あとは仕方なく、
バスを使ったという状況。

私の最寄り駅から千葉へ出るバスは、
わずかに1系統しかなく、
楽勝で1時間待ち、
乗っても渋滞で、
通常電車であれば20分の距離を、
1時間かけて移動することになります。

バスの本数が多くなる、
隣の駅まで歩くと、
これまた40分程かかり、
歩くか、
ひたすら待つか、
究極の選択を迫られるわけですが、
性格でしょうね…(笑)
私の場合、
迷わずに、
歩くことを選ぶ方が多いのでありました。

車を使えば簡単に済むことではありますが、
ガソリンが手に入りにくい現状では、
本当の緊急時以外に、
やたら車を使うわけには行きません。

こうなると、
頼れるのは、
おのれの脚だけ、
とばかりに…、
歩くこと歩くこと。
おかげで、
どんどん、
体が鍛えられているようです。

被災地のことを考えれば、
文句を言うわけにはいきませんしね。
たかが通勤、たかが徒歩…、
江戸時代に戻ったと思えば、
なんのこれしき。

ところで、
こんな状況だから、
音楽なんかどこかへ忘れてしまったかと思いきや…、
そうではないんですね(笑)
外出が不自由になったおかげで、
余計なことに労力を使わなくなったせいか、
有り余る時間すべてを、
ギターの練習に当てているという…(笑)
そう、
熱心にジャズ・ギターのレッスンに明け暮れる、
今日この頃でありました。

こういう時こそ、
何かに打ち込んでいないと、
気分が落ち込んでしまうのではないでしょうか?
おかげで、
ひたすら、
ただひたすら、
ギターを練習しているのです。

元の生活に戻った頃には、
もうひと回りスリムな体になり、
そして、
もう、
一段ギターがうまくなっているかもしれませんね(笑)

こんなことを言うと、
不謹慎と思われるかもしれませんが、
どういう状況であれ、
毎日の生活があるわけで、
生活があれば、
楽しみがなければストレスがたまるわけで、
まず食べることが保証されれば、
次の楽しみということになるのは、
人間の性であり、
仕方ないことでしょう。

こんな状況で出てくる音は、
どんな音なんだろうか?
なぜかマイブームは、
シブ~いジャズと、
レディ・ガガなんだけど…。(笑)
★2011/03/13 (Sun)
私は無事でしたが、
11日は帰宅できず、
会社に泊まりました。
そして、
昨日、
これまた帰宅できずに、
友人宅にいた長女を途中で確保して、
電車に乗れれば乗り(本数が少ない上に超混雑)、
乗れなければ歩き、
やっとの思いで帰宅しました。

妻の実家がある、
岩手県宮古市はかなりヒドい状態で、
なかなか連絡が取れなかったのですが、
本日になって、
縁者の無事は確認できました。
ひとまずよかった…。
しかし、
家は、
津波でアウトのようです。

気仙沼・大船渡・釜石は言うに及ばす、
大槌など見覚えのある風景の、
悲惨な現状を見て愕然としております。
本当に沿岸の小都市は壊滅状態のようですが、
平常でも交通の便が悪い地域ゆえに、
まだまだわからないことが多く、
被害の全貌を把握することができません。

kisatoさんやふみーさんは、
仙台近郊なので、
とても心配です。

それにしても、
役に立たない携帯電話、
そして、
やっぱり怖かった原子力発電…。
発達した文化は、
非常事態で意味をなさず、
もっとも信頼できるのは、
おのれの五感と脚であるとは…、
なんとも皮肉な話です。

しばらくの間、
ここのブログを、
震災の情報交換の場として、
活用してください。
ここで私にできることは、
せいぜいその程度です。
★2011/03/06 (Sun)
ひねもすのたりのたりかな…。

ようやく、
春らしい陽気になってきて、
なんとなく、
気持ちがゆるんできたと思ったら…、
なんじゃーっ、
この花粉の量は!(笑)

窓を開け、
くしゃみを4〜5回連発することで、
一日が始まり。
見上げれば、
ミョーに黄色く、
靄がかかったような空があり、
粉っぽく重量感のある大気が、
全身にまとわりついてくる。

これでは花粉症じゃない私だって、
少々おかしくなってしまいます。
(巷では花粉症ではないかと言われているが、
本人は固く否定し続けている(笑)

今年の花粉は、
過去最大の量と言われているんですから、
仕方ありませんね。
しばらくして、
季節が移ろうのを待ちますか?

さて…、

おそらく、
一過性だと思われた、
マイブーム「ジャズギター」…。
最近では、
CD付き教則本まで手に入れ、
それはそれは熱心に取り組み始めております。

教則本を読んでいると、
かつて勉強した、
ポピュラーミュージックの音楽理論が、
よくわかること…。
通常のロックでは、
実践の場がなかったこれらの理論が、
ジャズの世界だと、
「あーっ、こーやって使うのか」
と感心させられる場面ばかり…。

さらに、
先輩諸氏から薦められた、
JOE PASSの『For Django』を、
なんと999円という、
スーパーの特売のような価格で入手し、
毎日聴きこんでおります。

「よいなーっ、こんなの弾けるようになりたい」

私が所有しているギターの中で、
唯一ジャズに似合うと思われる、
バッカスのDuke(レスポールのコピー)を手に、
気分だけでも満喫しようとしている、
今日この頃です。

ハムバッカーのフロントPUで出すクリアな音も、
いいもんですね。
フェンダーのクリアトーンとは、
また違った良さがあるようです。

こうなるとまた、
悪いクセで、
箱のギターが欲しくなるかもしれませんが、
まぁ…そうは言ってもね、
ジャズそのものを演奏したいわけではないので、
どうなるでしょう?

ジャズに興味を持って、
それに取り組んだところで、
結局は、
自分のフィルターを通して、
オリジナル曲などに出てくるわけですから、
それがどのような形になるかは、
まだ予想すらできません。

そのへんは、
素直じゃないですからねぇ…(笑)

まだ、
誰の作品を聴いても、
同じトーンに聴こえる状態ですが(笑)、
この違いがわかるようになる頃、
自分のギタースタイルがどう変化するのか、
ちょっと楽しみではあります。

それにしても…、
この花粉。

どうにかならないかなーっ。
病気になりそう。
(世間ではそれを“花粉症”という(笑)


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★ ILLUSTRATION BY nyao