忍者ブログ
「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
  ★ カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
  ★ フリーエリア
  ★ 最新コメント
[01/25 matsuZACK]
[01/23 shiba]
[01/02 matsuZACK ]
[01/02 ういん]
[12/27 shiba]
  ★ 最新記事
(02/16)
(02/15)
(02/13)
(02/06)
(01/30)
  ★ 最新トラックバック
  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
  ★ バーコード
  ★ ブログ内検索
  ★ P R
  ★ カウンター
  ★ お天気情報
[95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105]
★2024/11/24 (Sun)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

★2012/04/15 (Sun)
最近、
めっきり話題にならなくなったものに、
「紙ジャケ」…、
つまり「紙ジャケットによる復刻盤CD」がありますが、
そういえば、
CDそのものも、
以前に比べ、
格段に購入する機会が減っております。

それは、
アルバム単位で音楽を聴く時間がとれないこと…、
最近の新譜は、
アタマの1~2曲だけが聴きモノで、
あとはそうでもない、
というか…、
はっきり言って、
時間稼ぎ?みたいな構成になっていることが多いこと…、

いや、
それにも増して、
i-Phoneならびに、
i-Tunesの普及により、
聴きたい時に聴きたい音楽を単曲で聴く習慣がついてしまったことによること、
が最大の要因と思われます。

実際、
1曲単位で購入できるシステムはたいへん便利だし、
i-Tunesには信じられないほどのラインアップが揃っているので、
ある曲を目当てにCDアルバムを1枚購入する必要は、
もはやなくなったといえます。

私は、
増える一方のCDを、
年に1回程度、
下取りに出して整理していますが、
その際、
残しておきたい曲を1曲ぐらいずつ、
i-Tunesにダウンロードして保存しているのですが、
今後はこのやり方で、
CDの枚数を減らしていこう、
などと考えております。
(そろそろ、物欲から解脱か?…(笑)

こうなってみると、
私はi-Phoneで、
好きな音楽を系統ごとにまとめ、
選曲や曲順を考えてタイトルをつける、
ということをやっているのですが、
これって、
かつて、
カセットテープ全盛の時代にやっていたことと、
よく似ています(笑)

かつてはレコードを購入するお金がなかったため、
ラジオや友人から借りたレコードを録音し、
お気に入りの曲が並ぶマイカセットを作っていたわけですが、
機材は進歩したものの、
また、
そこへ戻ってきたというのは、
おかしな話です。

結局、
私の音楽の聴き方は、
一部の作品をアルバム単位で聴く以外は、
単曲で聴くことが多いということがわかり、
そうなってみると、
なかなかCDを購入する気にならないというのが、
本当のところのようです。

私のi-Phoneのプレイリストには、
ファンクやソウル、
そして1960年代を示すタイトルが多く並び、
それと同じぐらいの数、
最近の新譜を表すタイトルが並んでいますが、
なぜか1970年代のものはほとんどありません。

これは、
1970年代の作品の多くが、
アルバム単位で聴くように作られている、
ということでしょうか?

CDを買わなくなった分を月々のローンにまわし、
ギターなんか、
手に入れちゃおうかしらん。
CDが増えなくなった分、
ギターが増えたりして…。
(まったく、物欲から解脱などしておらん…(笑)

↓しっかし、You Tubeもスゴいですなぁ…なんで、こんなもんまであるんだよーっ

PR
★2012/04/08 (Sun)
信じられない本が出ています。

「ザ・ギターマン 
特集 炎のギタリスト/YOUNG GUITAR special issue」
(シンコー・ミュージックMOOK:2012/02/29発売)



なんと…、
一冊丸ごと、
トミー・ボーリン、
という企画です(!)

内容は、
トミーの使用機材の解説に始まり、
参加全アルバムのレビュー、
そして貴重な、
本人のインタビュー記録、
そして関係者の証言、
(中でも、
1976年の来日をサポートした、
元四人囃子の森園さんの話が圧巻…)
となっており、
これを1冊の本に仕上げた、
スタッフの熱意に感心させられます。

使用機材の解説の部分が、
少々マニアックなのと、
筆者が断言を避ける曖昧な表現を多用するため、
退屈する個所があるものの、
全体としては満足できる内容になっています。

こんな企画があるなら、
私も参加したかったなぁ…。
なにしろ、
今から10年以上も前に、
彼にスポットライトを当てた企画を書いていたのだから…。
ここをクリック

しかし当時は、
シンコーミュージックのスタッフも、
山川健一さんも、
この企画には興味を示さず、
仕方ないので、
私は自分のサイトに掲載することにしたのでした。

今回の出版物における、
トミーについての見解は、
おおむね私と同じなので、
さきほどクリックした記事を読んでいただければ、
ほとんど理解していただけると思いますが…、
気になったのは、
表紙のコピー…、
“ジェフ・ベック以上”はないでしょう…、
シンコーミュージックさん(笑)

私は、
トミーはまだ、
人格的に成熟していなかった、
と思っています。

トミーについて、
私が強く感じることは、
物事を深く考えていなかった、
ということと、
なにしろスターになって金がほしかった、
ということです。

彼の作品には、
大器の片鱗がうかがえる個所が多数あり、
そこを評価して、
“ジェフ・ベック以上”と言っていると思いますが、
それは単に、
『スペクトラム』が『ワイアード』の数年前に発表されているから、
という事実を指しているだけで、
当のトミーは、
テキトーに弾いたらこうなっちゃったー、
ぐらいの感覚だったと思います。

その証拠は、
その後の彼の動きで…、
『スペクトラム』のスタイルを追求せずに、
ディープ・パープルに参加し、
ソロアルバム『ティーザー』を発表するわけですから…。
『スペクトラム』につながるのは、
『ティーザー』収録の数曲にとどまっています。

つまり、
まずは音楽家として追求するのではなく、
スターになって金がほしかった、
と言えるわけです。

『スペクトラム』の価値を、
わかっていなかったのかもしれませんね…。
それをよくわかっていたのは、
ヤン・ハマーで、
私は、
彼がジェフ・ベックという才能に、
このコンセプトを結びつけたと、
思っています。

ですから、
もう少し時間が経って、
彼自身が自分の方向性を見定めてからでなければ、
評価を下すことができなかったと思うのですが、
残念ながら、
本人はその前に亡くなってしまった、
ということになります。

私はトミーが、
志半ばで亡くなってしまったことと、
追悼盤として発表されたパープルのライブが、
日本で評価を下げるきっかけになっていたので、
そこを不憫に思い、
あの文章を書きましたが、
当然のごとく、
“ジェフ・ベック以上”とは思っていません。

その日本公演時にギターが弾けなかった理由も、
死因も、
ヘロインによるものだったわけで…、
25歳という年齢を考えると、
まだまだ人格的に未成熟だったのでしょうね。

あんまりいろいろ考えず、
“出たとこ勝負”、
って感じだったのではないでしょうか。

ゆえに…、
もし、
今生きていたら、
60歳を超えているわけですが…、
その後どうなったであろうか、
まったく予測が立ちません。

しかし、
人生に“もし”はないわけで、
トミーについては、
過大評価も過小評価もしてほしくなく、
ありのままに捉えて、
それぞれがその音楽を感じてほしい、
と思うだけです。

そういう意味では、
このような資料性の高い出版物が出版されるのは、
たいへん素晴らしいことで、
“ジェフ・ベック以上”という表現は無視してもらって(笑)…
みなさんも、
ぜひ読んでみてください。

考えてみれば、
歴史に埋もれたミュージシャンって、
まだまだいるでしょうね。
このレベルになると、
たいていの場合は、
口コミで、
その素晴らしさを伝えるしかないですからねぇ…。
私の拙いブログなども、
少しは役に立っているのかな?(笑)

それにしても、
トミーのプレイ、
および雰囲気は、
竹中先輩(Char)に似てますなぁ…。


↓じつは、その悪夢のパープル日本公演の映像があるのです。



曲はカッコいいけど、トミーの存在感はないなぁ〜(笑)

↓こっちは切ないなぁ…でも制作者の愛情を感じます

★2012/04/01 (Sun)
今日から、
2012年の新年度ですね。

ようやく暖かくなって来て、
都心の桜も咲き始めたようですが、
いよいよ、
“春本番”といったところでしょうか。

この時期は、
やれ卒業式だの入学式だの、
離任だの着任だのと、
別れや出会いの多い季節ですが、
私は生来、
淡白というか、
冷たいというか、
そういうものに無感動なことが多く、
あまり思い出がありません。

ところが今年は、
50歳という大台に乗ったせいか、
社内で定年を迎える人たちを見て、
ミョーに心迫るものがありました。

たった10歳しか離れていないじゃん…。
俺もあと10年ということ?

65歳定年が叫ばれているものの、
多くの企業は60歳が定年です。
そう考えると、
何やらカウントダウンが始まったようで、
さすがにいい気持ちはしません。

ただ…、
昨年の後半あたりから、
つくづく企業というものがイヤになった、
というか…、
企業に雇われていることがイヤになっていたので、
次の展開を考えるいい機会かもしれません。

思い起こせば、
ある事情から、
最初に勤めていた企業を飛び出し、
早9年…。
あのとき始めて、
企業から離れて自活することを考えたものの、
まだ自分の実力が十分ではなく…、
そのあと2社を渡り歩き、
今に至るわけですが…、
そろそろ、
自活を考えてもいい時期なのかもしれません。

たぶん、
当時と比較すれば、
今の自分ははるかに実力を蓄えているはずだし、
だまって過ごしても、
あと10年…。
第二の人生への準備期間と考え、
定年前に自活することへ踏み切れば、
これからの10年は、
有意義な期間になるのではないでしょうか?

などと…、
珍しく(笑)、
マジメに人生を考えたりしている、
今日この頃です。

エイプリルフールのジョーク、
ということは、
ありませんよ。(笑)

↓迷ったときはコレですなぁ…

★2012/03/25 (Sun)
前回紹介したウォッカ・コリンズですが、
中心人物であるアランと大口は、
元スパイダーズ、
かまやつひろしのバックバンドにいました。

かまやつさんは、
このバンドをたいへん気に入っていたようで、
よくステージに乱入していたばかりか、
再結成後は正式なメンバーになっていました。

かまやつさんは、
音楽を軽やかに、
そしてオシャレにキメることにかけては、
天下一品ですが、
ウォッカ・コリンズは、
そんな彼の琴線に触れるバンドだったんでしょうね。

じつは最近、
私が目標にしているのは、
このかまやつひろしさんです。
いくつになっても、
軽やかに、
そしてオシャレに…、
飄々とした雰囲気は、
まさしく私の目指す、
これからの10年以降のあるべき姿です。

かまやつさんの信念は、
名曲「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」
の歌詞に表現し尽くされているので、
以下、
歌詞全文を掲載してみます。
とくに、
3番と4番が要注意です。

---------------------------------------------------------------------

ゴロワーズというタバコを吸ったことがあるかい
ほらジャン・ギャバンがシネマの中で吸ってるやつさ
よれよれのレインコートの襟を立てて
短くなるまでヤツは吸うのさ
そうさ短くなるまで吸わなけりゃダメだ
短くなるまで吸えば吸うほど
君はサンジェルマン通りの近くを
歩いているだろう

ゴロワーズというタバコを吸ったことがあるかい
一口吸えば君はパリにひとっ飛び
シャンゼリーゼでマドモアゼルに飛び乗って
そうだよエッフェル塔と背比べ
ちょっとエトワールの方を向いてごらん
ナポレオンが手を振っているぜ
マリー・アントワネットも
シトロエンの馬車の上に立ち上がって
「ワインはいかが?」と招いている

君はたとえそれがどんなに小さなことでも
何かに凝ったり狂ったりした事があるかい
たとえばそれがミック・ジャガーでも
アンティックの時計でも
どこかの安いバーボンのウィスキーでも
そうさ何かに凝らなくてはダメだ
狂ったように凝れば凝るほど
君は一人の人間として
幸せな道を歩いているだろう

君はある時何を観ても何をやっても
何事にも感激しなくなった自分に
気がつくだろう
そうさ君はムダに歳をとり過ぎたのさ
できる事なら一生
赤ん坊でいたかったと思うだろう
そうさすべてのものが珍しく
何を見ても何をやってもうれしいのさ
そんな風な赤ん坊を
君はうらやましく思うだろう

---------------------------------------------------------------------

かまやつさんは1990年代以降、
ヒップホップに興味を持ったようで、
この曲をそれ風にアレンジして、
その系統の海外のミュージシャンを招き、
『Gauloise』というアルバムを発表しました。

これが素晴らしい。(↓当時の映像です…バックバンドは日本人ですが)



かまやつさんは1939年生まれですから、
1990年代には、
もう50歳を超えていたわけですが、
当時流行の音楽に刺激され、
それを取り入れるとは…、
何という柔軟なアタマなんでしょう。

これこそ見習うべき…。

最近もCHARの番組に出演して、
このような、
高校生のような会話をしており、
ますます音楽に対する好奇心盛ん、
といったところです…、
って…、
もう70歳を超えているわけですか?
(↓Charが、そのコード何?と聞いています)



スゴいですね〜。
カツラを使おうが何しようが(笑)
外見を維持して、
気持ちも維持する…、
「こういう人に私はなりたい」
と思う今日この頃です。
★2012/03/20 (Tue)
近くの梅園に行きました。

例年より開花が遅いようですが、
確実に春の訪れを感じました。

紅梅白梅の美しさをご覧ください。















忍者ブログ★ [PR]

★ ILLUSTRATION BY nyao