「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
★ カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
★ フリーエリア
★ 最新コメント
[01/25 matsuZACK]
[01/23 shiba]
[01/02 matsuZACK ]
[01/02 ういん]
[12/27 shiba]
★ 最新トラックバック
★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
★ ブログ内検索
★ 最古記事
★ P R
★ カウンター
★2021/05/30 (Sun)
最近のマイ・ブームは、
2020年文庫書き下ろし
時代小説ベストテン第1位に輝いた、
井原忠政さんという方が書いた、
「三河雑兵心得シリーズ」という小説です。
今年に入って5冊目が出て、
以下のようなラインナップとなっています。
①「足軽仁義」
②「旗指足軽仁義」
③「足軽小頭仁義」
④「弓組寄騎仁義」
⑤「砦番仁義」
この作品は、
時は戦国時代、
架空の人物である、
植田茂兵衛という男が、
農民から士分へ取り立てられ、
出世していく姿が、
三河一向一揆、
姉川の戦い、
三方ヶ原の戦い、
長篠の戦い、
松平信康の切腹
という、
実際の出来事に合わせて描かれています。
足軽という、
戦においては最下層の兵であり、
もっとも重要な存在から、
史実を見ているところがおもしろく、
それを平易な言葉で表現しているせいか、
当時の一般人の生活や習俗が、
手にとるように感じられるので、
読み始めると止まらなくなってしまいます。
私は第1巻を、
ゴールデンウィーク初めの4/30に入手し、
就寝前の短い時間に読んでいるだけですが、
それでも、
一か月間で5冊を読破するに至りました。
これは異例のハイペースといえます。
戦国時代とはいえ、
現代と何ら変わりない人々が、
そこに存在していただけのことで、
そんな彼らが何を考え、
どう行動していたのか考えることは、
たいへん興味深いことです。
最近、歴史モノは、
ノンフィクションの、
研究書みたいなものばかり読んでいましたが、
それは、
リアリティを重要視していたからで、
本書のように、
それを感じることができるのであれば、
小説を敬遠することはなく、
むしろ、
読みやすさを考えれば、
歓迎すべきことだと思います。
そう考えると、
この作品の価値がわかるでしょう。
続編(6冊目)が出るのか、
今のところわかりませんが、
茂兵衛が生きているうちは、
続けてほしいところです。
2020年文庫書き下ろし
時代小説ベストテン第1位に輝いた、
井原忠政さんという方が書いた、
「三河雑兵心得シリーズ」という小説です。
今年に入って5冊目が出て、
以下のようなラインナップとなっています。
①「足軽仁義」
②「旗指足軽仁義」
③「足軽小頭仁義」
④「弓組寄騎仁義」
⑤「砦番仁義」
この作品は、
時は戦国時代、
架空の人物である、
植田茂兵衛という男が、
農民から士分へ取り立てられ、
出世していく姿が、
三河一向一揆、
姉川の戦い、
三方ヶ原の戦い、
長篠の戦い、
松平信康の切腹
という、
実際の出来事に合わせて描かれています。
足軽という、
戦においては最下層の兵であり、
もっとも重要な存在から、
史実を見ているところがおもしろく、
それを平易な言葉で表現しているせいか、
当時の一般人の生活や習俗が、
手にとるように感じられるので、
読み始めると止まらなくなってしまいます。
私は第1巻を、
ゴールデンウィーク初めの4/30に入手し、
就寝前の短い時間に読んでいるだけですが、
それでも、
一か月間で5冊を読破するに至りました。
これは異例のハイペースといえます。
戦国時代とはいえ、
現代と何ら変わりない人々が、
そこに存在していただけのことで、
そんな彼らが何を考え、
どう行動していたのか考えることは、
たいへん興味深いことです。
最近、歴史モノは、
ノンフィクションの、
研究書みたいなものばかり読んでいましたが、
それは、
リアリティを重要視していたからで、
本書のように、
それを感じることができるのであれば、
小説を敬遠することはなく、
むしろ、
読みやすさを考えれば、
歓迎すべきことだと思います。
そう考えると、
この作品の価値がわかるでしょう。
続編(6冊目)が出るのか、
今のところわかりませんが、
茂兵衛が生きているうちは、
続けてほしいところです。
PR
この記事にコメントする