「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
★ カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
★ フリーエリア
★ 最新コメント
[01/25 matsuZACK]
[01/23 shiba]
[01/02 matsuZACK ]
[01/02 ういん]
[12/27 shiba]
★ 最新トラックバック
★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
★ ブログ内検索
★ 最古記事
★ P R
★ カウンター
★2021/01/24 (Sun)
私は中学3年生でした。
前の年からロックに興味を持ち始め、
『ミュージック・ライフ』を購入し、
キッスの『地獄の軍団(Destoroyer)』を購入した、
記念すべき年です。
あれから45年が経過しようとしていますが、
「いいなぁ」と思う曲の発表年を調べると、
1975年から1978年あたりであることが多く、
最近になって、
その中でも、
とくに1976年に集中していることがわかり、
この年に何が起きていたのか、
アレコレと考えてみました。
1976年を代表するヒット曲といえば…
「Hotel California」(イーグルス)
「Lowdown」(ボズ・スキャッグス)
「Show me the way」「Baby, I love your way」
(ピーター・フランプトン)
「Dancing Queen」(アバ)
「Silly love songs」(ウイングス)
「Shout it out loud」(キッス)
「Fool to cry」(ローリング・ストーンズ)
今となっては問答無用の名曲揃い、
完成度の高い作品が並んでいるのがわかります。
この時期にロック、
というよりポップミュージックが、
一つのピークに到達していたことは間違いなく、
それは、
ソウルやファンクの要素も取り込みながら、
都会的で洗練された音作りに昇華されていったようです。
AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)
などという言葉が生まれたのもこの時期で、
ボズ・スキャッグスは、
その代表選手と呼ばれていましたね。
これが翌1977年になると、
少し様相が変わってきて、
セックス・ピストルズやストラングラーズ、
テレヴィジョンなど、
パンク勢の代表作が発表されたこともあり、
1976年よりも原点回帰というか、
よりシンプルな作品が目立ちつようになります。
「Go your own way」(フリートウッド・マック)
「I want you to want me」(チープ・トリック)などは、
その代表例と言えるでしょう。
その流れは、
時代の動きに敏感な、
ローリング・ストーンズの発表作が、
ファンクやクールなソウルが満載の名盤、
1976年の『ブラック&ブルー』から、
ライブを1枚はさんで、
ストーンズ流パンクと言ってもよい、
1978年の『サムガールズ』になることからもよくわかります。
音楽界は、
いったん成熟に至り、
その後それを破壊し原点回帰を目指した、
ということになるのでしょう。
したがって、
1976年の作品はどれも、
極めて濃厚で完成度が高く、
かつてのような、
AOR的な音に対するミョーな嫌悪感がなくなった今、
私はその音に対して、
素直に感動しているのだと思います。
かつては、
1970年代前半の音を
リアルタイムで体験している先輩たちに、
ジェラシーを覚えることが多かったのですが、
何のことはない、
我々の世代も、
ロック最良の時代をリアルタイムで体験してきた、
ということになるのではありませんか。
お洒落で洗練された音ってよいですね。
最近は、
粗野で荒っぽい音に対して、
ミョーな拒否反応が起きるので、
年齢と共に、
音楽性に微妙な変化が起こったのかもしれません。
最近は、
好きな曲を発表年ごとにまとめるのが、
マイブームだったりしています。
前の年からロックに興味を持ち始め、
『ミュージック・ライフ』を購入し、
キッスの『地獄の軍団(Destoroyer)』を購入した、
記念すべき年です。
あれから45年が経過しようとしていますが、
「いいなぁ」と思う曲の発表年を調べると、
1975年から1978年あたりであることが多く、
最近になって、
その中でも、
とくに1976年に集中していることがわかり、
この年に何が起きていたのか、
アレコレと考えてみました。
1976年を代表するヒット曲といえば…
「Hotel California」(イーグルス)
「Lowdown」(ボズ・スキャッグス)
「Show me the way」「Baby, I love your way」
(ピーター・フランプトン)
「Dancing Queen」(アバ)
「Silly love songs」(ウイングス)
「Shout it out loud」(キッス)
「Fool to cry」(ローリング・ストーンズ)
今となっては問答無用の名曲揃い、
完成度の高い作品が並んでいるのがわかります。
この時期にロック、
というよりポップミュージックが、
一つのピークに到達していたことは間違いなく、
それは、
ソウルやファンクの要素も取り込みながら、
都会的で洗練された音作りに昇華されていったようです。
AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)
などという言葉が生まれたのもこの時期で、
ボズ・スキャッグスは、
その代表選手と呼ばれていましたね。
これが翌1977年になると、
少し様相が変わってきて、
セックス・ピストルズやストラングラーズ、
テレヴィジョンなど、
パンク勢の代表作が発表されたこともあり、
1976年よりも原点回帰というか、
よりシンプルな作品が目立ちつようになります。
「Go your own way」(フリートウッド・マック)
「I want you to want me」(チープ・トリック)などは、
その代表例と言えるでしょう。
その流れは、
時代の動きに敏感な、
ローリング・ストーンズの発表作が、
ファンクやクールなソウルが満載の名盤、
1976年の『ブラック&ブルー』から、
ライブを1枚はさんで、
ストーンズ流パンクと言ってもよい、
1978年の『サムガールズ』になることからもよくわかります。
音楽界は、
いったん成熟に至り、
その後それを破壊し原点回帰を目指した、
ということになるのでしょう。
したがって、
1976年の作品はどれも、
極めて濃厚で完成度が高く、
かつてのような、
AOR的な音に対するミョーな嫌悪感がなくなった今、
私はその音に対して、
素直に感動しているのだと思います。
かつては、
1970年代前半の音を
リアルタイムで体験している先輩たちに、
ジェラシーを覚えることが多かったのですが、
何のことはない、
我々の世代も、
ロック最良の時代をリアルタイムで体験してきた、
ということになるのではありませんか。
お洒落で洗練された音ってよいですね。
最近は、
粗野で荒っぽい音に対して、
ミョーな拒否反応が起きるので、
年齢と共に、
音楽性に微妙な変化が起こったのかもしれません。
最近は、
好きな曲を発表年ごとにまとめるのが、
マイブームだったりしています。
PR
この記事にコメントする