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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2020/08/30 (Sun)
毎年、
8月の後半あたりになると、
なぜかプログレっぽいヤツが聴きたくなるのですが、
今年は春頃に紙ジャケ仕様で再発された、
プロコル・ハルムの『青い影(A whiter shade of pale)』
がお気に入りです。



この『青い影』というアルバムを
持っている方は多いと思いますが、
大ヒットした表題曲のみを聴いて、
他の曲を聴いたことがないという方が、
意外と多く…

また、
そのイメージから、
このバンドを、
クラシックをベースにした、
プログレバンドと思っている方が
たくさんいるようですが、

それは国家的な規模の損失です(笑)

まず、
このアルバム、
本国イギリスでは、
いろいろあって、
大ヒットした「青い影」は収録されず、
それでいて、
名作扱いされていることからわかるように、
全体的に楽曲の完成度が高いのです。

私個人的にも、
「Something following me」
「Cerdes」
「Kaleidoscope」
「Repent Walpurgis」(ヴァルプルギスの後悔)

シングルの「Homburg」など、
好きな曲がたくさんあります。

そして、
これらの楽曲の多くは、
クラシック調ではなく、
どちらかといえば、
R&B調でポップな感じです。

このR&Bというのは、
プロコル・ハルムの真骨頂で、
ジョー・コッカーの名作、
『With a little help from my friends』に、
メンバーが参加していることからわかるように、
実は、
あの雰囲気がバンドを支配しています。

地味変命のロビン・トロワーが、
このバンドに在籍していたのは、
そういうバンド事情によるものだったのでしょう。
(そういえば「青い影」は、
ジョー・コッカーもカバーして、
ヒットしましたね…)

ドラマーのBJウィルソンは、
ジミー・ペイジが、
レッド・ツェッペリンのメンバー候補に挙げていたり、
ミュージシャンとしての実力も高く、
イギリスの最先端のミュージシャンの間では、
評判のバンドだったようです。

アルバム全体のイメージは、
初期のスーパー・トランプや、
10ccみたいな感じもあり、
なかなか聴きごたえがあります。

「青い影」以外もちゃんと聴きましょうね(笑)

この際だから、
他のアルバムもCDで揃えておこうと思い、
いろいろ調べてみたら、
なんと、
2017年に再結成し、
アルバムまで発表していたんですね。

試聴してみたら、
結構よかったので、
これをしっかり聴いてみようかな…

やはり、
キーボードがいるバンドはよいのですが、
自身ではなかなか機会がなく…
いや、
心当たりのメンバーはいるのですが、
音を出す機会がなく…
それを埋め合わせるために、
どうやら、
キーボードみたいなギターを
弾いてしまうようです(笑)

プロコル・ハルムの影響は、
宅録に出るだろうか?
とりあえず、
ここまでのところ、
鍵盤は指一本分も収録されておりませんが…(笑)
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