「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2020/06/14 (Sun)
この年齢になって初めて、
RAINBOWの、
『Difficult to cure(邦題:アイ・サレンダー)』
アルバムを聴きました。
発表された当時(1981年)は、
邦題になっているシングル「I surrender」を聴いて、
もうRAINBOWはオシマイだ、
などと発言し、
まったく聴く耳を持たなかった私でしたが、
今になってみると…
これはよい…(笑)
『Down to earth』よりよいと思いました。
音楽性は、
前作『Down to earth』の延長にある、
と言って過言ではありませんが、
まず、
ヴォーカルが変わったことで、
かなり印象が違っています。
グラハム・ボネットは、
ハイトーンが強力ではありますが、
私にはどうも、
あの絞り出すようなというか…
悪く言うと、
ニワトリが絞め殺されるような(笑)
独特の歌い方が苦手で、
長く聴いていられないのですが、
後任のジョー・リン・ターナーは、
ソフトな歌い方で、
まったく耳障りなところがありません。
これが、
ポップな曲調にマッチしているのです。
そして、
バンド内に対立候補がいなくなったせいか、
リッチーがじつに、
のびのびとギターを弾いています。
対立候補がいることで生じる緊張感は、
作品にも適度な刺激を与えるので、
悪いことではないのですが、
リッチーにはこちらの方が合っていたようです。
ようやく、
自分のバンドを、
好きなように操縦することができた…
そんな感じです。
そのせいか、
『Difficult to cure』は、
過去のRAINBOWのどのアルバムよりも、
ギターが前に出ています。
そして、
ギターの音色が素晴らしい。
なんでも、
録音方法というか…
マイクの立て方や、
ミックスのやり方を変えたということですが、
ライブに近い、
極上のトーンを体験することができます。
以前に、
『THE RITCHIE BLACKMORE STORY』DVD
を購入した際にカップリングされていた、
1984年の日本公演のライブは、
この路線の集大成で、
じつに素晴らしいパフォーマンスを披露していますが、
そこに至るスタートが、
このアルバムだったのです。
あのライブでは、
オーケストラを導入した、
「Difficult to cure」(ベートーベンの第9だよ)
が素晴らしく、
オーケストラとの掛け合いや、
ドラマー(チャック・バーギ)とのやり取りが、
スタジオバージョン以上の成果をもたらしています。
さてようやく、
リッチーの真意がわかるようになってきた私ですが、
どうやらリッチー中毒も、
difficult to cureなようです(笑)
新型コロナウイルスの後遺症が、
リッチー中毒とは…
思いっきり笑えますね。
RAINBOWの、
『Difficult to cure(邦題:アイ・サレンダー)』
アルバムを聴きました。
発表された当時(1981年)は、
邦題になっているシングル「I surrender」を聴いて、
もうRAINBOWはオシマイだ、
などと発言し、
まったく聴く耳を持たなかった私でしたが、
今になってみると…
これはよい…(笑)
『Down to earth』よりよいと思いました。
音楽性は、
前作『Down to earth』の延長にある、
と言って過言ではありませんが、
まず、
ヴォーカルが変わったことで、
かなり印象が違っています。
グラハム・ボネットは、
ハイトーンが強力ではありますが、
私にはどうも、
あの絞り出すようなというか…
悪く言うと、
ニワトリが絞め殺されるような(笑)
独特の歌い方が苦手で、
長く聴いていられないのですが、
後任のジョー・リン・ターナーは、
ソフトな歌い方で、
まったく耳障りなところがありません。
これが、
ポップな曲調にマッチしているのです。
そして、
バンド内に対立候補がいなくなったせいか、
リッチーがじつに、
のびのびとギターを弾いています。
対立候補がいることで生じる緊張感は、
作品にも適度な刺激を与えるので、
悪いことではないのですが、
リッチーにはこちらの方が合っていたようです。
ようやく、
自分のバンドを、
好きなように操縦することができた…
そんな感じです。
そのせいか、
『Difficult to cure』は、
過去のRAINBOWのどのアルバムよりも、
ギターが前に出ています。
そして、
ギターの音色が素晴らしい。
なんでも、
録音方法というか…
マイクの立て方や、
ミックスのやり方を変えたということですが、
ライブに近い、
極上のトーンを体験することができます。
以前に、
『THE RITCHIE BLACKMORE STORY』DVD
を購入した際にカップリングされていた、
1984年の日本公演のライブは、
この路線の集大成で、
じつに素晴らしいパフォーマンスを披露していますが、
そこに至るスタートが、
このアルバムだったのです。
あのライブでは、
オーケストラを導入した、
「Difficult to cure」(ベートーベンの第9だよ)
が素晴らしく、
オーケストラとの掛け合いや、
ドラマー(チャック・バーギ)とのやり取りが、
スタジオバージョン以上の成果をもたらしています。
さてようやく、
リッチーの真意がわかるようになってきた私ですが、
どうやらリッチー中毒も、
difficult to cureなようです(笑)
新型コロナウイルスの後遺症が、
リッチー中毒とは…
思いっきり笑えますね。
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