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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2019/02/03 (Sun)
年末に『ボヘミアン・ラプソディ』を観て
感動した私は、
早速サントラ盤を購入しようとしましたが…

そういえば、
クイーンは『オペラ座の夜』と
シングル盤数枚しか持っていないことに気づき…

いい機会だから、
一気に揃えてしまえと…

紙ジャケ仕様SHM-CDを
大人買いしてしまったのでありました(笑)

そして、
ファースト・アルバムから順に聴くことにして数週間、
いまだにそこから先には進んでおりません。

なぜって?

それほど、
このファーストアルバム『戦慄の女王』が素晴らしいのです。
そのおかげでいまだに、
セカンド・アルバムに手が出ません。

これはよいですね。

何がいいと言って、
ブライアン・メイのギター…
センスよし、
音よしで何も言うことがありません。

ブライアン・メイは、
DVD『THE RITCHIE BLACKMORE STORY』の
インタビューでも明らかなように、
大のリッチー・ファン。
そのクラシックミュージックの影響の強い、
プレイの随所から、
それが伺えます。

クラシックの弦楽器のパートのように、
単音を重ねて和音を構成するのは、
彼特有の手法ですが、
これは新鮮です。
シンプルな4人編成でこれを試みるとは…
スタジオで音を作り込む前提だったのでしょうね。

同時期に騒がれた、
キッスやエアロスミスのファースト・アルバムと比較すると、
完成度の高さと綿密な構成は群を抜いています。

リアルタイムでこれが響かなかったのは…
やはり人間、
初対面の印象というのは重要だと、
つくづく思うわけです。
(もし彼らがエアロスミス見たいなルックスだったら、
最初から飛びついたのでしょうか?)

それにしても、
これはイギリス…
紛れもなく大英帝国の音です。

様々なタイプの音…
ユーロ・ロックまで経験した、
今の私には、
それがよくわかります。

だから、
今になって、
この音が響くのかもしれませんね。
(ちなみに私は、
ジェネシスやブラック・サバス、
シン・リジイ、ザ・フーなどにも同じことを感じます)

『戦慄の女王』は、
オープニングの「Keep yourself alive」から
「Liar」に至る、
いわゆる旧LPのA面の流れが素晴らしくて…

個人的にもっともお気に入りの
「Doing all right」
そして、
レインボーのアルバムに入れてもおかしくない、
「Great king rat」
ユーライア・ヒープのアルバムに入れてもおかしくない
「My fairy king」あたりがピークで、
毎日飽きずに聴いております(笑)

音の感触は、
レインボーのセカンド・アルバム『虹をかける覇者』や、
ジェネシスの『月影の騎士』に近いと思うのですが、
ZEPと同じ編成(キーボードがレギュラーでない)のため、
やや違うニュアンスが出ているあたりが面白いところでしょう。
(「Sun and daughter」はモロZEPですね)

フレディの声っていいなぁ…
ジョンのプレシジョン・ベースの音もいい、
唯一、
ロジャーの重たいドラムの音だけは、
当時から好きになれなかったのですが、
これは使用したスタジオ特有のもので、
彼自身もこの音をあまり好きでなかったことを知り、
認識を新たにした次第です。

それにしても、
このギター・サウンドは抜群です。
繊細なのに、
それなりに歪む感じは、
まさに理想的なシングルコイルの音…

この際、
調子に乗って、
Brian May Guitarまで購入しようかと思ったのですが、
すでに3月入荷分まで予約いっぱいで、
次回の8月入荷分まで待たねばならない上に、
このタイミングで3万円ほど値上げ…
(これを便乗値上げと言う?)
それなら、
手持ちのストラトの一本を、
彼と同じワイアリングにしてもらおうか、
などと考えている今日この頃です。

クイーン祭りは当分の間、
続きそうです…
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