忍者ブログ
「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
  ★ カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
  ★ フリーエリア
  ★ 最新コメント
[01/25 matsuZACK]
[01/23 shiba]
[01/02 matsuZACK ]
[01/02 ういん]
[12/27 shiba]
  ★ 最新記事
(02/16)
(02/15)
(02/13)
(02/06)
(01/30)
  ★ 最新トラックバック
  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
  ★ バーコード
  ★ ブログ内検索
  ★ P R
  ★ カウンター
  ★ お天気情報
[574] [573] [572] [571] [569] [568] [567] [566] [565] [564] [563]
★2024/11/22 (Fri)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

★2018/12/30 (Sun)
2018年の最後に、
何を語るか考え、
ここは、
大河ドラマの『西郷どん』だな、
ということになりました。

今年の大河ドラマの主人公が、
西郷隆盛と聞いた時には、

また幕末〜明治維新モノか…
新選組、坂本龍馬、会津藩、吉田松陰ときて、
今度は薩摩ねぇ…
NHKも芸がないなぁ、
などと思い、

日曜の夜8時は、
ウッチャンが司会の裏番組を見るか、
と思っていたものです。

それが、
物は試しとばかりに、
最初の放送を見て以来、
引き込まれるように、
最後まで見てしまったのですから、
世の中わかりません。

その上、
ある種の感動まで覚えてしまったのですから、
『西郷どん』は大したもの、
と言わざるを得ませんね(笑)

その理由のひとつは、

西郷隆盛は知っていますが、
明治維新後の動向がよくわからず、

歴史の教科書にある、
「征韓論に敗れて下野し、
西南戦争を起こした」
というくだりが理解できず、

この際、
しっかり把握しておこう、
と思ったことによります。

『西郷どん』はこのあたりの話が丁寧で、
しかも心理描写に無理がなく、
おかげで、
よく理解することができました。

とくに西南戦争は、
意図的に始まったものではなく、
偶発的なものであり、
なおかつ、
反乱に向かって誘導された形跡があることが、
上手く表現されていました。

ここは、
このドラマのポイントといえます。

主演の鈴木亮平と瑛太が、
「明治維新以降を見てほしい」
と言っていた意味がよくわかりますね。

そして、

初期の頃の、
どこから見ても、
好感度の高いイナカの青年が、
どのようにして、
倒幕の巨魁に変身していくのか、
ここにも興味をそそられたのでした。

このへんは、
主演の鈴木亮平が巧かったですね。

(ちなみに、
終盤になったら、
もうどこから見ても西郷隆盛になっていた彼ですが、
収録を終えてしばらくしたら、
見事に元のスリムな体型に戻っていました…さすがプロです)

それにしても『西郷どん』

人望があり、
仕事ができる人間が、
必ずしも評価されるとは限らず、
むしろ、
イヤなものを全て背負い、
それと心中してしまうことになることが多い、
ということがテーマであり、

さらに、

明治維新というのは、
そのような一級の人材ほど、
早くに消えてしまい、
それほどでもない人材が幅を利かせ、

なおかつ、
このときの幻想を引きずったまま、
太平洋戦争に至る、
という最近の歴史観が、
しっかり描かれていた点が評価できると思います。

私は自分で言うのも何ですが…

少しばかり、
『西郷どん』と似たような資質を持っているので、
とくに理解できるシーンが多く、
これもポイントであったと思います。

さて、
来年は何をやるのだろうか、
『西郷どん』の後はキツイぞ、
と思っていたら…

マラソンの話ですか?

いくら2020直前とはいえ、
これはねぇ…
雰囲気がなんとなく、
大河というよりは朝ドラっぽいという…
『まんぷく』の後の方が似合うのでは?(笑)

2019年の日曜8時は、
ウッチャンの出番ですかねぇ…
PR
この記事にコメントする
name★
title★
color★
mail★
URL★
comment★
password★ Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
忍者ブログ★ [PR]

★ ILLUSTRATION BY nyao