忍者ブログ
「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
  ★ カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
  ★ フリーエリア
  ★ 最新コメント
[01/25 matsuZACK]
[01/23 shiba]
[01/02 matsuZACK ]
[01/02 ういん]
[12/27 shiba]
  ★ 最新記事
(02/16)
(02/15)
(02/13)
(02/06)
(01/30)
  ★ 最新トラックバック
  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
  ★ バーコード
  ★ ブログ内検索
  ★ P R
  ★ カウンター
  ★ お天気情報
[565] [564] [563] [562] [561] [560] [559] [558] [557] [556] [555]
★2024/11/22 (Fri)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

★2018/10/28 (Sun)
ギターのコピーに埋没する日々から、
ちょっと解放された感のある最近ですが、
このタイミングで、
数年ぶりにフルスペックの人間ドックなどをやり、
余計に気が抜けた状態になっています。
(消化管内に何もない貴重な一日を過ごしました…)

息抜きに何を聴こうかと思い、
なぜかハマってしまったのが、
最近になって、
中古ショップで紙ジャケ仕様を見つけた、
サンタナの『ムーン・フラワー』(1977年)でした。

私にとって、
ラテン系のリズムはたいへん心地よく、
ノリがピッタリ合うのですが、
レゲエはここまでではなく、
伝統的なリズムの方がよろしいようです。

サンタナは、
怒涛のパーカッション軍団を擁し、
打楽器テンコ盛り状態ですが、
基本はタメの効いたアフタービートなので、
これと相性が良いのだと思います。

その上、
『ムーン・フラワー』の頃は、
フュージョン全盛で、
いわゆるAORなる分野が確立され始めた時期でもあり、
耳障りのよい鍵盤のアレンジが目立ちます。

リズムのノリがよく、
エレピのオシャレなアレンジでリラックスできる…
この作品を選んだ理由がわかるような気がします。

とはいえ、
サンタナのギターは相変わらず、
凶暴の一言に尽きる音で、
ワウなどかましながら、
縦横無尽に弾きまくっています。

このへんがサンタナの面白いところです。

一般的には、
1970年代前半の方が評価が高いのですが、
私は動と静、
野生と都会的なサウンドのバランスが絶妙で、
完成度の高い、
1970年代後半の作品が好きです。

『ムーン・フラワー』は、
ライヴとスタジオが混在していて、
短めの曲が次々と並ぶ、
パッチワークのような構成ながら、

大きな全体の流れ…というか、
ウネリのようなものを生み出していて、
マイルス・デイヴィスの『アガルタ』のような、
ダークなエナジーを放出する作品に仕上がっています。

高校時代に、
TVで放送された『カリフォルニア・ジャム2』
の映像で見た、
「喝采」という曲が、
このアルバムを知るきっかけでした。

今はコイツに身を任せていると、
たいへん心地よいのです。

多忙な年末に向けて、
ちょっとひと休み、
というところでしょうか。

↓ジャケも美しい

PR
この記事にコメントする
name★
title★
color★
mail★
URL★
comment★
password★ Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
忍者ブログ★ [PR]

★ ILLUSTRATION BY nyao