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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2018/08/20 (Mon)
今年も旧盆の後、
8月16日から本日まで、
夏休みをいただきました。

で…
これまた、
ここ数年の恒例になっている、
夏の後半に温泉に行くという企画を、
今回も実施したのでありました。
(ちなみに、昨年は長野県の野沢温泉でした)

今年はどこへ行ったかといえば…

カミさんの実家に帰省したついでに寄れる場所、
という設定で、
宮城県は鳴子温泉に白羽の矢が立ったのです。

鳴子温泉は、
東北新幹線の古川(盛岡方向で仙台の次)から、
山形県の新庄に抜ける、
陸羽東線(ヘヴィな名前が郷愁を誘いますなぁ)に乗り換え、
1時間弱のところにある温泉で、
東北3大名湯の一つに数えられています。

また、
ここは「こけし」の発祥地としても有名で、
今でも多くの名工が腕を競っているのです。
(ギターといい、こけしといい、
どうも最近は職人に縁があるようですね)

ところで、
この鳴子温泉ですが、
私は中学1年の夏休みに、
一学期の終業式の日を休んで、
(つまり7月20日から)
4泊5日で訪れたことがありました。

母方の伯父が、
鳴子温泉に新しくできたホテルの支配人だったので、
遊びに行ったのです。

当時は、
新幹線は開通しておらず、
東北本線の特急で、
上野から小牛田まで行き、
そこで陸羽東線に乗り換えました。
(確か小牛田まで、4時間30分ぐらいかかりました)

今回、
乗り換えで使った古川は、
その頃は陸前古川といい、
路線の一駅でしかありませんでした。

また、
当時は東鳴子、鳴子と呼んだ駅が、
今では、
鳴子御殿湯、鳴子温泉という名前に、
変わっていました。

何しろ、
私が中学1年の夏休みといえば、
1974年です。
今から44年も前…
およそ半世紀も昔のことになります。

自分で計算して、
自分で驚きました(笑)

とはいえ…

陸羽東線の車両が新型の気動車に変わった以外、
沿線の風景がほとんど変わっておらず、
前述の、
鳴子御殿湯と鳴子温泉の駅の雰囲気も、
私の記憶に残る当時の姿のままで、
こちらにも驚いてしまいました。

半世紀変わらない風景と、
おそらく、
半世紀ほとんど変わっていない、
温泉とこけしの町…

まるで、
タイムスリップしたような気分になりました。

最近、
どこの観光地に行ってもお目にかかる、
海外の方の姿もほとんどなく、
ここには、
古き良き日本が残っていたのです。

いや、
久しぶりで、
風景に癒されました。

そして…

中学時代から半世紀近く経つのに、
まったく自覚がないというか…
おそらく、
当時とほとんど思考回路や価値観が変わっていない、
自分に笑ってしまいました。

うーん、
また行きたいなぁ。

みなさんにもオススメしておきましょう。

↓新庄方向から鳴子温泉駅へ入線する「リゾートみのり」



↓鳴子温泉駅には川と山が寄り添う

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★ ILLUSTRATION BY nyao