「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
★ カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
★ フリーエリア
★ 最新コメント
[01/25 matsuZACK]
[01/23 shiba]
[01/02 matsuZACK ]
[01/02 ういん]
[12/27 shiba]
★ 最新トラックバック
★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
★ ブログ内検索
★ 最古記事
★ P R
★ カウンター
★2018/03/25 (Sun)
このテレキャスは何?
戦車と同じサイズなの?
デカっ!
いや…そうではなくて。
これは、
私の1/35スケールのプラモデルを
ディスプレイしてある棚に並べただけのことで…
実物はこの通り、
CDの紙ジャケよりも小さいのです。
これは何かと言えば、
ジェフ・ベック師匠の愛機を、
1/12スケールにした模型です。
金属パーツを金属で再現してあるだけでなく、
弦までちゃんと張ってあるスグレモノ…
いやいやコイツの自慢をするつもりではなく、
コイツはブルーレイディスクの初回限定盤についていた、
オマケなのでありました。
何のディスクかといえば、
それは、
『STILL ON THE RUN THE JEFF BECK STORY』
師匠の半世紀にわたるキャリアを映像化した作品なのでした。
この作品では、
幼馴染だったジミー・ペイジ、
そしてヤードバーズの前任ギタリストだった、
エリック・クラプトン、
(そういえば、
この3人を3大ギタリストと呼んでいた時代がありましたなぁ…)
デイヴ・ギルモア、
ジョー・ペリー、
スラッシュ…
そして、
現在に至るまでの各時代に、
バンドのメンバーとして関わったミュージシャンのインタビューを中心に、
貴重な映像を交えながら、
ジェフ・ベックの活動を振り返るものです。
それも、
キーとなる曲に焦点を当てながら、
それぞれの活動の転換となるきっかけが語られるという、
優れた構成になっています。
映像のツナギに使われるのが、
自宅ガレージで車を組み立てている師匠の姿というのも、
なかなか粋な演出であります。
(車を運転しているシーンも頻繁に登場します)
個人的には、
ジェフ・ベック・グループから、
BB&Aを経て、
『ブロウ・バイ・ブロウ』『ワイアード』に至るあたりに、
ものすごくコーフンしてしまいました。
ロッドがレスポールを抱えた師匠と渡り合う映像は、
まさにレッド・ツェッペリン!
ここは狙っていたんだろうなぁ…
それにしてもロッドって歌うまいなぁ…
この人に逃げられたのは相当ショックだったんだよねーっ
などと感慨深い思いに浸っていると、
コージー・パウエル登場!
「ディフィニットリー・メイビ」にスポットが当たり、
今度はスティーヴィー・ワンダーの「迷信」誕生秘話が語られ、
「この曲はカヴァーが難しいね」というコメントの後に、
カーマイン・アピスの重戦車のようなパワーで、
まるで別の曲のようになった「迷信」が登場、
(しかも貴重なライヴ映像!)
そして、
ステーヴィー・ワンダーつながりで、
「悲しみの恋人たち」が登場し、
ジャズの匂いをまとったインスト路線に突入、
ここではジミー・ペイジから絶賛の言葉をいただきます。
多くのヒストリーものは、
このあたりでピークを迎え、
(1970年代後半から1980年代前半あたりですか)
その後は余生のような印象になるのですが、
師匠のオソロシイのは、
そうはならず、
1990年代以降の演奏が、
さらに高みを目指す一方で、
ぜんぜん衰えないところです。
「ホエア・ワー・ユー」や「ナジャ」などは、
鳥肌モノで、
ディスク2に収録されている、
モントルー・ジャズ・フェスティバルにおける演奏(2007年)も、
それはそれは素晴らしく、
師匠が前人未到の領域に到達しつつあることがわかります。
さらに、
2009年にロックの殿堂入りをした際に、
プレゼンターであるジミー・ペイジとのセッションで、
打ち合わせになかった「移民の歌」を披露し、
(本来は「ベックス・ボレロ」のみの予定)
ロバート・プラントのヴォーカルパートを、
モノノミゴトに再現したりします。
私も師匠が来日するたびに、
そのお姿を拝見していますが、
年々ギターの腕が上がっているように思えて仕方ありません。
そんなギタリストって他にいますか?
「STILL ON THE RUN」という、
タイトルが全てを語っていますが、
まさに言葉通りの師匠の姿には、
ただただ敬服するしかないというところです。
最初は、
冒頭で紹介した模型ほしさに購入した私ですが、
すっかり圧倒されてしまい、
師匠のスゴさにあらためて襟を正した、
という次第です。
亡くなって伝説になるより、
ずっと活動を続けて
道を究めることの方がスゴイことでしょう。
全ギタリストは、
ジェフ・ベックの前にひれ伏すべし、
でっす…
このテレキャスは何?
戦車と同じサイズなの?
デカっ!
いや…そうではなくて。
これは、
私の1/35スケールのプラモデルを
ディスプレイしてある棚に並べただけのことで…
実物はこの通り、
CDの紙ジャケよりも小さいのです。
これは何かと言えば、
ジェフ・ベック師匠の愛機を、
1/12スケールにした模型です。
金属パーツを金属で再現してあるだけでなく、
弦までちゃんと張ってあるスグレモノ…
いやいやコイツの自慢をするつもりではなく、
コイツはブルーレイディスクの初回限定盤についていた、
オマケなのでありました。
何のディスクかといえば、
それは、
『STILL ON THE RUN THE JEFF BECK STORY』
師匠の半世紀にわたるキャリアを映像化した作品なのでした。
この作品では、
幼馴染だったジミー・ペイジ、
そしてヤードバーズの前任ギタリストだった、
エリック・クラプトン、
(そういえば、
この3人を3大ギタリストと呼んでいた時代がありましたなぁ…)
デイヴ・ギルモア、
ジョー・ペリー、
スラッシュ…
そして、
現在に至るまでの各時代に、
バンドのメンバーとして関わったミュージシャンのインタビューを中心に、
貴重な映像を交えながら、
ジェフ・ベックの活動を振り返るものです。
それも、
キーとなる曲に焦点を当てながら、
それぞれの活動の転換となるきっかけが語られるという、
優れた構成になっています。
映像のツナギに使われるのが、
自宅ガレージで車を組み立てている師匠の姿というのも、
なかなか粋な演出であります。
(車を運転しているシーンも頻繁に登場します)
個人的には、
ジェフ・ベック・グループから、
BB&Aを経て、
『ブロウ・バイ・ブロウ』『ワイアード』に至るあたりに、
ものすごくコーフンしてしまいました。
ロッドがレスポールを抱えた師匠と渡り合う映像は、
まさにレッド・ツェッペリン!
ここは狙っていたんだろうなぁ…
それにしてもロッドって歌うまいなぁ…
この人に逃げられたのは相当ショックだったんだよねーっ
などと感慨深い思いに浸っていると、
コージー・パウエル登場!
「ディフィニットリー・メイビ」にスポットが当たり、
今度はスティーヴィー・ワンダーの「迷信」誕生秘話が語られ、
「この曲はカヴァーが難しいね」というコメントの後に、
カーマイン・アピスの重戦車のようなパワーで、
まるで別の曲のようになった「迷信」が登場、
(しかも貴重なライヴ映像!)
そして、
ステーヴィー・ワンダーつながりで、
「悲しみの恋人たち」が登場し、
ジャズの匂いをまとったインスト路線に突入、
ここではジミー・ペイジから絶賛の言葉をいただきます。
多くのヒストリーものは、
このあたりでピークを迎え、
(1970年代後半から1980年代前半あたりですか)
その後は余生のような印象になるのですが、
師匠のオソロシイのは、
そうはならず、
1990年代以降の演奏が、
さらに高みを目指す一方で、
ぜんぜん衰えないところです。
「ホエア・ワー・ユー」や「ナジャ」などは、
鳥肌モノで、
ディスク2に収録されている、
モントルー・ジャズ・フェスティバルにおける演奏(2007年)も、
それはそれは素晴らしく、
師匠が前人未到の領域に到達しつつあることがわかります。
さらに、
2009年にロックの殿堂入りをした際に、
プレゼンターであるジミー・ペイジとのセッションで、
打ち合わせになかった「移民の歌」を披露し、
(本来は「ベックス・ボレロ」のみの予定)
ロバート・プラントのヴォーカルパートを、
モノノミゴトに再現したりします。
私も師匠が来日するたびに、
そのお姿を拝見していますが、
年々ギターの腕が上がっているように思えて仕方ありません。
そんなギタリストって他にいますか?
「STILL ON THE RUN」という、
タイトルが全てを語っていますが、
まさに言葉通りの師匠の姿には、
ただただ敬服するしかないというところです。
最初は、
冒頭で紹介した模型ほしさに購入した私ですが、
すっかり圧倒されてしまい、
師匠のスゴさにあらためて襟を正した、
という次第です。
亡くなって伝説になるより、
ずっと活動を続けて
道を究めることの方がスゴイことでしょう。
全ギタリストは、
ジェフ・ベックの前にひれ伏すべし、
でっす…
PR