「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2017/11/12 (Sun)
U2を聴いていたら、
なぜかユーロロックが聴きたくなり、
いろいろ漁っているうちに、
彼らのサウンドが、
カンの『タゴ・マゴ』に似ていることに気がつきました。
パンクにジャーマンロックの要素が加わり、
その後のイギリスのシーンが形成された、
とはよく言われることですが、
なるほどそうかもしれません。
しかし…
ユーロロックの世界では、
英米のように、
ギターが花形という方程式が当てはまらないバンドが、
たくさん存在しています。
フランスの大御所マグマは、
ギタリストはレギュラーではなく、
必要なときに顔を出す程度…
あくまでも、
アンサンブルの一部と位置付けられています。
なにしろ、
ベースとドラムだけで曲を成立させてしまうのですから…
ギターなどにたいした意味はありません。
同じフランスのエルドンは、
リシャール・ピナスというギタリストがリーダーですが、
この人はどちらかといえば、
シンセサイザーのプログラマーで、
ギターはひたすらノイズとフィードバック…
やはり、
音を作る素材としてギターを位置付けています。
イタリアのアレアは、
ギタリストがいますが、
ジャズの要素が強いので、
どちらかといえば、
鍵盤中心の音で、
なによりもヴォーカルが強烈な個性なので、
これですべて終わってしまいます。
私の大好きな、
スイスのアイランドに至っては、
ドラムにパーカッション、
鍵盤にクラリネットと…
もはやベースもいないバンド編成です。
そんなユーロロックの世界で、
名ギタリストを探すとなると、
イタリアはPFMのフランコ・ムッシーダか、
オランダはフォーカスのヤン・アッカーマン、
ということになるでしょう。
とはいえ、
フランコ・ムッシーダは、
クラシックに地中海民謡をブレンドしたようなスタイルで、
エレキギターを弾いても、
撫でるように弾くので、
あまり、
ロックっぽくはありません。
(ムード歌謡っぽいと言ったら怒られるかな?)
一方のヤン・アッカーマンは、
クリームの頃のクラプトンを、
もっとヒステリックにした感じで、
クラシックやジャズの影響が強いわりには、
ロック度の強いギターで、
たいへんカッチョイイのです。
(リッチー・ブラックモア好きへのアピール高し…)
紳士的な顔のわりには、
ゴツイ身体をしていて、
この外見に象徴されるような、
繊細さと狂暴さの共存がよいのです。
フォーカスは、
リズムセクションもパワフルで、
かなりハードな演奏をしますが、
とつぜんヨーデルで歌ったりして、
ジョークっぽいというか、
シニカルな面を持っているので、
ヤン・アッカーマンの二面性がよくマッチするのです。
ひさしぶりに、
いくつかのアルバムを聴いたら、
じつにすばらしい…
いまどき、
こんなモン聴いているヤツは、
そんなにいないだろうなぁ…(笑)
私のユーロロック好きは、
『web-magazine GYAN GYAN』で確認してください。
(ここをクリック)
未完のテーマなので、
いずれ加筆したいと思っています。
なぜかユーロロックが聴きたくなり、
いろいろ漁っているうちに、
彼らのサウンドが、
カンの『タゴ・マゴ』に似ていることに気がつきました。
パンクにジャーマンロックの要素が加わり、
その後のイギリスのシーンが形成された、
とはよく言われることですが、
なるほどそうかもしれません。
しかし…
ユーロロックの世界では、
英米のように、
ギターが花形という方程式が当てはまらないバンドが、
たくさん存在しています。
フランスの大御所マグマは、
ギタリストはレギュラーではなく、
必要なときに顔を出す程度…
あくまでも、
アンサンブルの一部と位置付けられています。
なにしろ、
ベースとドラムだけで曲を成立させてしまうのですから…
ギターなどにたいした意味はありません。
同じフランスのエルドンは、
リシャール・ピナスというギタリストがリーダーですが、
この人はどちらかといえば、
シンセサイザーのプログラマーで、
ギターはひたすらノイズとフィードバック…
やはり、
音を作る素材としてギターを位置付けています。
イタリアのアレアは、
ギタリストがいますが、
ジャズの要素が強いので、
どちらかといえば、
鍵盤中心の音で、
なによりもヴォーカルが強烈な個性なので、
これですべて終わってしまいます。
私の大好きな、
スイスのアイランドに至っては、
ドラムにパーカッション、
鍵盤にクラリネットと…
もはやベースもいないバンド編成です。
そんなユーロロックの世界で、
名ギタリストを探すとなると、
イタリアはPFMのフランコ・ムッシーダか、
オランダはフォーカスのヤン・アッカーマン、
ということになるでしょう。
とはいえ、
フランコ・ムッシーダは、
クラシックに地中海民謡をブレンドしたようなスタイルで、
エレキギターを弾いても、
撫でるように弾くので、
あまり、
ロックっぽくはありません。
(ムード歌謡っぽいと言ったら怒られるかな?)
一方のヤン・アッカーマンは、
クリームの頃のクラプトンを、
もっとヒステリックにした感じで、
クラシックやジャズの影響が強いわりには、
ロック度の強いギターで、
たいへんカッチョイイのです。
(リッチー・ブラックモア好きへのアピール高し…)
紳士的な顔のわりには、
ゴツイ身体をしていて、
この外見に象徴されるような、
繊細さと狂暴さの共存がよいのです。
フォーカスは、
リズムセクションもパワフルで、
かなりハードな演奏をしますが、
とつぜんヨーデルで歌ったりして、
ジョークっぽいというか、
シニカルな面を持っているので、
ヤン・アッカーマンの二面性がよくマッチするのです。
ひさしぶりに、
いくつかのアルバムを聴いたら、
じつにすばらしい…
いまどき、
こんなモン聴いているヤツは、
そんなにいないだろうなぁ…(笑)
私のユーロロック好きは、
『web-magazine GYAN GYAN』で確認してください。
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未完のテーマなので、
いずれ加筆したいと思っています。
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