「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2017/06/11 (Sun)
遺作となってしまった、
チャック・ベリーの新作『CHUCK』が、
6月9日(ろっくの日らしい…)に発売されました。
スタジオ録音の新作としては、
1979年の『Rock It!』以来、
じつに38年ぶりになります。
新作といっても、
1980年代の音源も含まれているそうで、
純粋に最近の録音だけではないようですが…
2015年にチャックが体調を崩すまで
作業が続いていたことと、
晩年の彼が唯一ライヴをやっていた、
セントルイスのクラブでのサポートバンドが
バッキングをつとめていることから、
これがチャックの最新形であることには、
まったく異論のないところです。
さて、
その内容は…
まず、
全10曲、
トータルで35分は、
時間に余裕がない&年々根気がなくなってきた、
最近の私にはありがたいことです。
このように、
スパっと聴けるアルバムは、
最近の新作では珍しくなりましたね。
曲調は、
悪くいえばワンパターン、
良くいえば「これぞチャックの芸!」(笑)
歌詞が差し替えてあるだけで、
往年のヒット曲と同じ?
と思われるものもあるのですが、
いやいや、
これでよいのでしょう。
これこそ、チャック・ベリー。
そして…
ここはもしかすると、
御大がコダワった部分かもしれませんが、
ドラムの音、
とくにスネアの音が素晴らしく、
タイトでシャープなリズムと共に、
これが耳に残ります。
このドラムのおかげで、
作品の新作感が強調されているように思えます。
曲は名人芸でありながら、
リズムはフレッシュなのです。
さらに、
アタマの2曲…
「Wonderful Woman」と「Big Boys」
がキャッチーで、
じつに素晴らしい。
思わず、
体を揺らしたくなるノリのよさと、
口ずさみたくなるコーラス部分のメロディライン…
このどちらかをカヴァーしたら、粋ですね。
息子と孫がギターで、
そして娘がヴォーカルで参加している曲があり、
これも聴きモノです。
全体的にリラックスしているのですが、
キメるところはキメている感があり、
遺作で片付けるにはもったいない、
充実した作品です。
さすがにチャック・ベリー。
生涯現役だったんですね。
ところで、
この新作を聴いていたら、
ミョーな話で、
私は、
1970年代後半のストーンズの諸作を思い出してしまいました。
チャックも少しは意識していたのかな?
いやいや…
それほどストーンズの身体に、
チャックが染み渡っていたことの証でしょう。
この方がいらっしゃらなかったら、
ストーンズは存在したのであろうか?
マジでそう思えてしまう、
チャックの新作でありました。
↓ジャケのイラストもよろし
(内田裕也氏のコメントがシールで貼ってあった…)
チャック・ベリーの新作『CHUCK』が、
6月9日(ろっくの日らしい…)に発売されました。
スタジオ録音の新作としては、
1979年の『Rock It!』以来、
じつに38年ぶりになります。
新作といっても、
1980年代の音源も含まれているそうで、
純粋に最近の録音だけではないようですが…
2015年にチャックが体調を崩すまで
作業が続いていたことと、
晩年の彼が唯一ライヴをやっていた、
セントルイスのクラブでのサポートバンドが
バッキングをつとめていることから、
これがチャックの最新形であることには、
まったく異論のないところです。
さて、
その内容は…
まず、
全10曲、
トータルで35分は、
時間に余裕がない&年々根気がなくなってきた、
最近の私にはありがたいことです。
このように、
スパっと聴けるアルバムは、
最近の新作では珍しくなりましたね。
曲調は、
悪くいえばワンパターン、
良くいえば「これぞチャックの芸!」(笑)
歌詞が差し替えてあるだけで、
往年のヒット曲と同じ?
と思われるものもあるのですが、
いやいや、
これでよいのでしょう。
これこそ、チャック・ベリー。
そして…
ここはもしかすると、
御大がコダワった部分かもしれませんが、
ドラムの音、
とくにスネアの音が素晴らしく、
タイトでシャープなリズムと共に、
これが耳に残ります。
このドラムのおかげで、
作品の新作感が強調されているように思えます。
曲は名人芸でありながら、
リズムはフレッシュなのです。
さらに、
アタマの2曲…
「Wonderful Woman」と「Big Boys」
がキャッチーで、
じつに素晴らしい。
思わず、
体を揺らしたくなるノリのよさと、
口ずさみたくなるコーラス部分のメロディライン…
このどちらかをカヴァーしたら、粋ですね。
息子と孫がギターで、
そして娘がヴォーカルで参加している曲があり、
これも聴きモノです。
全体的にリラックスしているのですが、
キメるところはキメている感があり、
遺作で片付けるにはもったいない、
充実した作品です。
さすがにチャック・ベリー。
生涯現役だったんですね。
ところで、
この新作を聴いていたら、
ミョーな話で、
私は、
1970年代後半のストーンズの諸作を思い出してしまいました。
チャックも少しは意識していたのかな?
いやいや…
それほどストーンズの身体に、
チャックが染み渡っていたことの証でしょう。
この方がいらっしゃらなかったら、
ストーンズは存在したのであろうか?
マジでそう思えてしまう、
チャックの新作でありました。
↓ジャケのイラストもよろし
(内田裕也氏のコメントがシールで貼ってあった…)
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