「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2017/03/20 (Mon)
2017年3月18日、
チャック・ベリー逝去、
享年90歳。
ミュージシャンとしては、
かなりの長寿です。
その上、
38年ぶりに、
ニューアルバムを発表する予定だったとか…
最高齢の現役ミュージシャンだったわけです。
スゴイですね。
彼がいなかったら、
ジョン・レノンもローリング・ストーンズも、
世に出たかどうかわからず…
3コードで踊れる音楽を、
ここまで普及させた功績には計り知れないものがあります。
それにしても…
自然の摂理なので仕方ないことですが、
ポップミュージックの全盛期を支えたミュージシャンたちが、
次々と神のもとに召されていきます。
まさに…
歌は世につれ、
世は歌につれ…
「恋する歌謡曲。」
『Guitar magazine』今月号の特集じゃありませんか(笑)
『Guitar magazine』編集部に何が起きているのか?
私は今年に入ってから3号続けて購入していますが、
いずれも特集のテーマが興味深くて、
家でじっくり読みたくなってしまう内容でした。
今月のテーマは、
1970〜80年代の、
いわゆるJ-POP以前の、
歌謡曲全盛の時代を支えたギタリストたち…
当時は名前がクレジットされることもなかった、
スタジオミュージシャンにスポットを当てているのです。
これはスゴイ企画です。
かつて…
「レコード・コレクターズ」が2014年7月号で、
「1970-1979 日本の女性アイドル・ソング・ベスト100」という特集を組み、
私もここに、
「1970年代の日本の女性アイドル・ソング・ベスト10」
という記事を掲載したことがありましたが、
今回の特集はギタリストにスポットを当てている点がポイントで、
じつに読みごたえのある内容になっていました。
山口百恵さんに矢島賢さん、
キャンディーズに水谷公生さん、
沢田研二さんに井上尭之さん、
西城秀樹さんに芳野藤丸さん、
松田聖子さんに松原正樹さん&今剛さん、
ユーミンに鈴木茂さん、
という流れをメインに、
様々な角度からあの時代を検証しています。
(ちなみに矢島さんと松原さんもすでに逝去されています…合掌)
私は当時、
初期のキャンディーズのシングルで聴けるギターが、
かなり気になっていたのですが、
これはすべて水谷さんであったことが判明した上に、
長年の疑問の一つであった、
「サザエさん」の主題歌のギターが、
杉本喜代志さんだったということが判明…
そうです、
やはりあれは、
ジャズギタリストのプレイだったのです(笑)
さらに、
名曲「木綿のハンカチーフ」のイントロの
TAB譜が付いていることもあり、
あっという間にマイ・ブームが、
JAZZ FUNKから歌謡曲になってしまいました。
私の中学生当時(1974〜76年)は、
かじりたてのROCKと歌謡曲を、
当たり前のように、
同列で聴いていたものですが、
それを支えていたギタリストの多くが、
ROCK系の人たちであったから、
あまり違和感を覚えなかったのかもしれません。
それにしても、
譜面を初見で、
「せーの」で他のパートと一発録り、
1時間程度でミックスダウンまで仕上げてしまうというのは、
まさに「職人芸」といえます。
ミスしない、
音程狂わない、
リズムはずさない…
なんというレベルの高さでしょう。
私はつくづく考えが甘かったなぁ…
ローリング・ストーンズ物語など読んで、
自分もプロになれると信じていたけれど、
このレベルをクリアできなければ、
当時の日本ではプロ(=これで食っていける人)にはなれなかったんですね。
しかし、
芳野藤丸さんの証言にあるように、
自分がその日録音した曲を、
誰が歌ってどんな雰囲気になるかは、
まったく打ち合わせなどされなかったそうで、
譜面を渡されて録音を済ませれば、
「はいお疲れさま〜」で次の現場へ行く…
大ヒットした「木綿のハンカチーフ」も、
いつもの調子で録音を済ませた曲の一つで、
後にラジオから流れてきた完成版を聴いてはじめて、
「あっこれオレだよ」
「はぁ…こんな曲になったんだ〜」
と驚いたとか…
プロダクション側が、
歌い手の魅力を最大限に引き出すための戦略を練り、
編曲家が作品の全体像を描く、
作詞家は言葉の職人であり、
作曲家はメロディの職人、
スタジオミュージシャンはもとより、
歌手も職人であったのが、
当時の歌謡曲の実態とすれば、
日本だって、
モータウンや西海岸に負けてはいなかったと思えてきます。
つくづく、
1970~80年代の音楽シーンは、
全方位で密度が濃かったんだな〜。
あの時代をリアルタイムに体験したことは、
私たちにとって大きな財産なのです。
ところで、
冒頭の2014年夏頃に、
気になる曲はほとんど、
iTunesで入手したのですが、
(シングルを集める際にiTunesは便利です)
「木綿のハンカチーフ」とキャンディーズの曲は、
そこでは入手することができませんでした。
今回は、
CDで…つまりアルバムで、
これらも集めてしまおうか、
などとタクラむ、
今日この頃でありました。
チャック・ベリー逝去、
享年90歳。
ミュージシャンとしては、
かなりの長寿です。
その上、
38年ぶりに、
ニューアルバムを発表する予定だったとか…
最高齢の現役ミュージシャンだったわけです。
スゴイですね。
彼がいなかったら、
ジョン・レノンもローリング・ストーンズも、
世に出たかどうかわからず…
3コードで踊れる音楽を、
ここまで普及させた功績には計り知れないものがあります。
それにしても…
自然の摂理なので仕方ないことですが、
ポップミュージックの全盛期を支えたミュージシャンたちが、
次々と神のもとに召されていきます。
まさに…
歌は世につれ、
世は歌につれ…
「恋する歌謡曲。」
『Guitar magazine』今月号の特集じゃありませんか(笑)
『Guitar magazine』編集部に何が起きているのか?
私は今年に入ってから3号続けて購入していますが、
いずれも特集のテーマが興味深くて、
家でじっくり読みたくなってしまう内容でした。
今月のテーマは、
1970〜80年代の、
いわゆるJ-POP以前の、
歌謡曲全盛の時代を支えたギタリストたち…
当時は名前がクレジットされることもなかった、
スタジオミュージシャンにスポットを当てているのです。
これはスゴイ企画です。
かつて…
「レコード・コレクターズ」が2014年7月号で、
「1970-1979 日本の女性アイドル・ソング・ベスト100」という特集を組み、
私もここに、
「1970年代の日本の女性アイドル・ソング・ベスト10」
という記事を掲載したことがありましたが、
今回の特集はギタリストにスポットを当てている点がポイントで、
じつに読みごたえのある内容になっていました。
山口百恵さんに矢島賢さん、
キャンディーズに水谷公生さん、
沢田研二さんに井上尭之さん、
西城秀樹さんに芳野藤丸さん、
松田聖子さんに松原正樹さん&今剛さん、
ユーミンに鈴木茂さん、
という流れをメインに、
様々な角度からあの時代を検証しています。
(ちなみに矢島さんと松原さんもすでに逝去されています…合掌)
私は当時、
初期のキャンディーズのシングルで聴けるギターが、
かなり気になっていたのですが、
これはすべて水谷さんであったことが判明した上に、
長年の疑問の一つであった、
「サザエさん」の主題歌のギターが、
杉本喜代志さんだったということが判明…
そうです、
やはりあれは、
ジャズギタリストのプレイだったのです(笑)
さらに、
名曲「木綿のハンカチーフ」のイントロの
TAB譜が付いていることもあり、
あっという間にマイ・ブームが、
JAZZ FUNKから歌謡曲になってしまいました。
私の中学生当時(1974〜76年)は、
かじりたてのROCKと歌謡曲を、
当たり前のように、
同列で聴いていたものですが、
それを支えていたギタリストの多くが、
ROCK系の人たちであったから、
あまり違和感を覚えなかったのかもしれません。
それにしても、
譜面を初見で、
「せーの」で他のパートと一発録り、
1時間程度でミックスダウンまで仕上げてしまうというのは、
まさに「職人芸」といえます。
ミスしない、
音程狂わない、
リズムはずさない…
なんというレベルの高さでしょう。
私はつくづく考えが甘かったなぁ…
ローリング・ストーンズ物語など読んで、
自分もプロになれると信じていたけれど、
このレベルをクリアできなければ、
当時の日本ではプロ(=これで食っていける人)にはなれなかったんですね。
しかし、
芳野藤丸さんの証言にあるように、
自分がその日録音した曲を、
誰が歌ってどんな雰囲気になるかは、
まったく打ち合わせなどされなかったそうで、
譜面を渡されて録音を済ませれば、
「はいお疲れさま〜」で次の現場へ行く…
大ヒットした「木綿のハンカチーフ」も、
いつもの調子で録音を済ませた曲の一つで、
後にラジオから流れてきた完成版を聴いてはじめて、
「あっこれオレだよ」
「はぁ…こんな曲になったんだ〜」
と驚いたとか…
プロダクション側が、
歌い手の魅力を最大限に引き出すための戦略を練り、
編曲家が作品の全体像を描く、
作詞家は言葉の職人であり、
作曲家はメロディの職人、
スタジオミュージシャンはもとより、
歌手も職人であったのが、
当時の歌謡曲の実態とすれば、
日本だって、
モータウンや西海岸に負けてはいなかったと思えてきます。
つくづく、
1970~80年代の音楽シーンは、
全方位で密度が濃かったんだな〜。
あの時代をリアルタイムに体験したことは、
私たちにとって大きな財産なのです。
ところで、
冒頭の2014年夏頃に、
気になる曲はほとんど、
iTunesで入手したのですが、
(シングルを集める際にiTunesは便利です)
「木綿のハンカチーフ」とキャンディーズの曲は、
そこでは入手することができませんでした。
今回は、
CDで…つまりアルバムで、
これらも集めてしまおうか、
などとタクラむ、
今日この頃でありました。
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