「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2017/02/26 (Sun)
『Guitar magazine』3月号の特集、
「進撃のジャズファンク」に刺激されて購入した、
2枚のアルバムがあまりに素晴らしく、
すっかりハマっている今日この頃です。
今回はその1枚、
メルヴィン・スパークスの『テキサス・ツイスター』を紹介します。
1973年発表のこの作品、
ラッキーなことに、
紙ジャケ仕様で発売された
リマスター盤を手に入れることができました。
LP時代はA面3曲、B面4曲で
全7曲。
リマスターに際して、
余計なボーナストラックは追加せず、
オリジナルのまま、
トータル40分弱の演奏。
潔いですねーっ。
というか、
CDが普及してから収録時間が長くなり、
15曲以上で60分を超える作品が当たり前の世の中ですが、
このぐらいのヴォリュームがちょうどよいのです。
呑み切りサイズのボトルみたいですな…(笑)
オープニングは、
気合の入ったファンクナンバー「Whip! Whop!」
疾走チューンですが、
ホーンセクションがパッパッ!とリフを切り込むパターンは、
典型的なJBスタイルといえるでしょう。
メルヴィンのギターは、
曲調に合わせて、
それなりに弾きまくっていますが、
ブチ切れている感じではなく、
キレイにバンドの枠におさまっています。
これは、
この作品の特徴ですが、
ギタリストの作品でありながら、
ギターが突出することがなく、
バンドとしてのバランスを重視しています。
これが結果として、
うねるような大きなグルーヴを生んでいるのです。
これもJBスタイルの特徴かもしれませんね。
相棒のオルガン奏者(シーザー・フレイジャー)が活躍する、
2曲目「Gathering Together」は、
ラテンっぽいナンバーですが、
このラテンのフレイバーは、
ジャズファンクを構成する重要な要素です。
冒頭の2曲は、
ジャズファンクを知るには格好のナンバーと言えるでしょう。
3曲目「Judy’s Groove」は落ち着いたテンポのファンク。
そして、
アルバムタイトルになっている4曲目、
「Texas Twister」は、
タイトでイカしたリフが印象的なファンク。
5曲目「Ain’t No Woman」はフォー・トップスのヒット曲。
6曲目「I Want Talk About You」はコルトレーンのカヴァー。
シットリした曲が並ぶこのあたりが、
このアルバムのハイライトです。
最後は、
疾走するジャズナンバー「Star In The Crescent」で幕を閉じます。
4曲目からラストにかけて…
LP時代のB面の流れが素晴らしく、
ついつい、
ここから聴いてしまいます。
1曲1曲の完成度が高い上に、
丁寧に作った制作サイドの意図が伝わってくる、
そんなアルバムです。
メルヴィン・スパークスは、
ジャズファンクが再評価された、
アシッドジャズ・ブーム真っ只中の1993年に、
バーナード・パーディのバンドの一員として来日し、
その実力を見せつけてくれました。
2011年に65歳で逝去したメルヴィンですが、
どのアルバムジャケットを見ても、
人の良さそうな笑顔が印象的です。
これもジャズファンクの成せる技でしょうか。
みんなで盛り上がって楽しくやろうぜーってね。
「進撃のジャズファンク」に刺激されて購入した、
2枚のアルバムがあまりに素晴らしく、
すっかりハマっている今日この頃です。
今回はその1枚、
メルヴィン・スパークスの『テキサス・ツイスター』を紹介します。
1973年発表のこの作品、
ラッキーなことに、
紙ジャケ仕様で発売された
リマスター盤を手に入れることができました。
LP時代はA面3曲、B面4曲で
全7曲。
リマスターに際して、
余計なボーナストラックは追加せず、
オリジナルのまま、
トータル40分弱の演奏。
潔いですねーっ。
というか、
CDが普及してから収録時間が長くなり、
15曲以上で60分を超える作品が当たり前の世の中ですが、
このぐらいのヴォリュームがちょうどよいのです。
呑み切りサイズのボトルみたいですな…(笑)
オープニングは、
気合の入ったファンクナンバー「Whip! Whop!」
疾走チューンですが、
ホーンセクションがパッパッ!とリフを切り込むパターンは、
典型的なJBスタイルといえるでしょう。
メルヴィンのギターは、
曲調に合わせて、
それなりに弾きまくっていますが、
ブチ切れている感じではなく、
キレイにバンドの枠におさまっています。
これは、
この作品の特徴ですが、
ギタリストの作品でありながら、
ギターが突出することがなく、
バンドとしてのバランスを重視しています。
これが結果として、
うねるような大きなグルーヴを生んでいるのです。
これもJBスタイルの特徴かもしれませんね。
相棒のオルガン奏者(シーザー・フレイジャー)が活躍する、
2曲目「Gathering Together」は、
ラテンっぽいナンバーですが、
このラテンのフレイバーは、
ジャズファンクを構成する重要な要素です。
冒頭の2曲は、
ジャズファンクを知るには格好のナンバーと言えるでしょう。
3曲目「Judy’s Groove」は落ち着いたテンポのファンク。
そして、
アルバムタイトルになっている4曲目、
「Texas Twister」は、
タイトでイカしたリフが印象的なファンク。
5曲目「Ain’t No Woman」はフォー・トップスのヒット曲。
6曲目「I Want Talk About You」はコルトレーンのカヴァー。
シットリした曲が並ぶこのあたりが、
このアルバムのハイライトです。
最後は、
疾走するジャズナンバー「Star In The Crescent」で幕を閉じます。
4曲目からラストにかけて…
LP時代のB面の流れが素晴らしく、
ついつい、
ここから聴いてしまいます。
1曲1曲の完成度が高い上に、
丁寧に作った制作サイドの意図が伝わってくる、
そんなアルバムです。
メルヴィン・スパークスは、
ジャズファンクが再評価された、
アシッドジャズ・ブーム真っ只中の1993年に、
バーナード・パーディのバンドの一員として来日し、
その実力を見せつけてくれました。
2011年に65歳で逝去したメルヴィンですが、
どのアルバムジャケットを見ても、
人の良さそうな笑顔が印象的です。
これもジャズファンクの成せる技でしょうか。
みんなで盛り上がって楽しくやろうぜーってね。
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