忍者ブログ
「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
  ★ カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
  ★ フリーエリア
  ★ 最新コメント
[01/25 matsuZACK]
[01/23 shiba]
[01/02 matsuZACK ]
[01/02 ういん]
[12/27 shiba]
  ★ 最新記事
(02/16)
(02/15)
(02/13)
(02/06)
(01/30)
  ★ 最新トラックバック
  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
  ★ バーコード
  ★ ブログ内検索
  ★ P R
  ★ カウンター
  ★ お天気情報
[396] [395] [394] [393] [392] [391] [390] [389] [388] [387] [386]
★2024/11/23 (Sat)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

★2015/08/02 (Sun)
平凡な毎日が当たり前のように繰り返されると、
永遠にこんな日々が続くような錯覚を覚えてしまうものです。

ところが、
自分が病気になって入院したり、
家族が同じような状況になって、
はじめて気がつくのです。

諸行無常であることに…


2015年 7月23日、父が他界しました。
享年 84歳。

父は、
定年を迎えた60歳の頃、
胃ガンが見つかり、
これを内視鏡で切除。

以来、
25年近く再発なく過ごしてきましたが、
昨年の5月に再発が見られ、
これも内視鏡で切除。

その後、
10月になって、
切除した場所とは別に、
主治医いわく「あまりいい面つきではない」ガンを認め、
胃の摘出(2/3)をすすめられたものの、
これを拒否。
またもや内視鏡による切除を受けました。

幸いなことに、
これは成功し、
今年の1月の段階では、
ガンの再発もなく、
組織検査の結果、
進行性のものでないことも判明し、
次の定期検診は10月でいい、
と言われたほどでした。

ところが、
1月の終わり頃になって、
血尿と黄疸の症状が現れ、
精密検査をしたところ、
今度は、
肝臓の中央、
胆管のあたりにガンが見つかり、
何もしなければ、
余命は半年から1年と宣告されたのです。

場所が悪くて、
外科的な処置が施せないとのこと。
できることは、
抗ガン剤と放射線治療…

父は当初、
すべての処置を拒否していましたが、
放射線治療だけは受けると言い、
1ヶ月にわたる照射を受けました。

今度も、
放射線治療が功を奏し、
ガンの進行を止めることはできましたが、
胆管を通すために挿入したステントが詰まること数回、
黄疸と発熱を繰り返したおかげで、
肝臓の機能が衰え、
膿みがたまり…
いわゆる肝硬変のような状態になった結果、
食が細り、
木が枯れるように弱り、
死に至ったのでした。


この半年近く、
私の筆が鈍っていたのは、
自身が病み上がりであったことに加え、
このような状況に直面していたからです。

退院しては発熱し、
また入院する…
これを繰り返していたおかげで、
何かに集中することができませんでした。


今回、
いろいろと思うこともあり…
また珍しく、
超常的な現象なども体験したのですが、
そのへんは折に触れて語るとして、
ひとまず報告にとどめ、
区切りをつけておこうと思います。

父に対しては、
53年の長きにわたりありがとう、
としか言いようがないですね。

こちらは少しずつ、
元の生活に戻っていますよ。
PR
忍者ブログ★ [PR]

★ ILLUSTRATION BY nyao